オキナワの中年

オキナワの中年



以下は、上原輝男先生の教え子の方のHPからの
無断転載です。

ウルトラマンとサンタクロース(H10,12月24日記)

ウルトラマンの生みの親と言われている金城哲夫氏が上原先生の弟子であることは先にも書きました。上原先生の話とウルトラマンがどうつながっているかをご紹介します。

*(大学時代の講義より)あのウルトラマンってあるだろ。あれ作った金城哲夫っていうのは私の教え子だよ。

(中略)「まれびと」って言って、日本人は神様がよそからやって来る、そうして土地の悪い精霊をやっつけてくれる、っていう信仰を昔からもっていたんだ。よく田舎の人がお客さんを大切にもてなすというのも、人情が厚いとかそういうことだけじゃないんですよ。神様がお客さんの姿をして来てくれた、というイメージが背景にはあるんですよ。

ウルトラマンの発想はここから来ているんですよ。どこだっけ、光の国?ようするに神の国からやってきて地球で暴れる怪獣をやっつけて帰っていくんだろ。同じなんですよ。

また、この「帰る」というところが日本人なんですよ。長居はしてはいけないんですよ。面白いよね。お正月がそうだろ。折角お正月に神様に来て頂いたのなら、ずっといてもらえばいいのに、何日かいてもらったらわざわざ帰すわけだろ。それもウルトラマンと同じだよ。3分たったら帰るんですよ。

たしかに金城哲夫氏の脚本の中に「バラージの青い石」というのがありますが、ウルトラマンがかつて「ノアの神」として怪獣をやっつけに来てくれていた、という話があります。

ここから先は上原先生が直接語ったことは私は聞いたことがありませんが、日本でクリスマス、特にサンタクロースにこれだけ夢をかきたてられるのは、この「まれびと」のイメージとピッタリだからとも思えます。どこかからやってきて「プレゼント」という福をもたらし、靴下に入れ終わったらすぐに去っていって… (1月30日20時41分)
返事を書く



??? 誰やねんっ20号さん(****.ne.jp)

せんせーどしたの? (1月30日20時26分)
返事を書く



目的・・ 紫藻さん(****.net)

「こびとぼしポポス」の少年サブにしても、ウルトラマン、ウルトラセブンにしても、あるいはWOOにしても、目的があって地球やポポス星に来たのではなく、たまたま、偶然ですね。
一方、沖縄の伝説ニライカナイから来る神は、豊穣をもたらすという“目的”があって来るのでは・・・?
よく調べないと・・どうなんだろう。
(1月30日2時29分)
返事を書く



ポポス さいさん(****.ne.jp)

童話なので、シノプシスっぽい
感じもありますよね。
(1月29日8時24分)
返事を書く



追加・・ 紫藻さん(****.net)

追加です。
金城さんの「疎外感」は、本土での行動からそれほどでもと思っていましたが、意外と強いものがあるという感じがしました。そういえば、円谷一さんがなくなられて、「これで本土とも切れたなあ」とおっしゃっていたということが、何かわかるような気がします。厳しく言えば、金城さんは、一さんしか本土との心を繋ぎとめるものがなかったのかも・・。
また、(食べ物をもらう)巨人と(やさしい)小人という関係から、「五郎とゴロー」を連想します。小生が疎外感を感じたのは、五郎のほうでしたが、どうもゴローこそ金城さんではないかと思うようになりました。(しかもシナリオ上はゴローは鎖につながれている)「小説ウルトラマン」にもハヤタの疎外感が強烈に描かれているところがあり、意外と大事に思えてきました。 (1月29日0時52分)
返事を書く



裏ウルトラマン 紫藻さん(****.net)

こびとぼしポポス、これはいろいろな意味で考えさせられますし、本当に重要なキー(鍵)になる物語ですね。これはまさに「裏ウルトラマン」ですね~
さいさんがおっしゃるように、
ウルトラマンの内面が描かれている。
疎外感が描かれている。
やさしさが描かれている。
献身的な(犠牲的でもある)勇気が描かれている。
これらは、本土での金城さんの心情、本土との架け橋にならんとした心情、帰郷後の心情が象徴的に現れている「キー作品」であると思います。
役者が怪獣から顔を見せてはならないという円谷英二監督の掟があったということですが、金城さんは、まさに天才的な発想で、こういう形でウルトラマンからご自分の顔を見せられた・・。
ウルトラシリーズ番外編で、どなたか作ってくれないかなあ~。 (1月29日0時19分)
返事を書く



こびとぼしポポス さいさん(****.ne.jp)

この掲示板で知り合った、とある方のご親切に
より、読むことができました。ありがとう
ございます。(ここでは一応お名前を伏せさせて
いただきますが…)

一読しての感想ですが…
「これは! 裏ウルトラマンではないか!!」
ウルトラマンの内面をあまり描かずに
異星人と人類の交流を描いたのが
「ウルトラマン」とするなら、こちらは
期せずしてウルトラマンになってしまった
少年の側から描かれた物語です。

同時に、非常にビジュアル的な物語だと
思います。金城氏の映像SF作家としての資質が
発揮された作品だと思います。
むろん、金城氏らしい、「疎外された者」テイスト
もフンダンに溢れています。
これは金城氏研究に欠かせない作品と言えるで
しょう。
ところで、金城裕子さんは、この作品の存在を
ご存知なのかしら? もしご存知でなければ、
本当に金城さんらしいと思えるこの作品を
読ませてさしあげたい、などと、おせっかいなこと
まで考えてしまいました。
まだまだ論じられるべき部分の多い作品と思います。
(1月28日19時20分)
返事を書く



金城氏の創作ノート さいさん(****.ne.jp)

シナリオ集「ノンマルトの使者」の後書きで
触れられていますが、金城氏の円谷プロ時代の
「創作ノート」というのがあり、竹内博氏が
所蔵しているようです。
「恐怖のルート87」のハコガキが
シナリオ集「宇宙からの贈りもの」のラストに、
「湖のひみつ」のハコガキが、
レコード「ウルトラセブンBGMⅡ」の
解説書に掲載されていますが、とても興味深い
内容で、その他の作品に関する部分も是非見てみたい
ものです。金城氏の作品づくりのメイキング
と呼べる資料となるでしょう。竹内氏が
複写本を 自費出版してくれないかしら。 (1月22日5時51分)
返事を書く



快獣ブースカ 紫藻さん(****.net)

快獣ブースカも詳しく知ってみたいですね。最終回のビデオを以前レンタルで見たことがありましたが・・・
ホームページでは、
http://www.dice-net.com/booska/hyosi.html
(ブースカの声も聞けるコーナーもあって、本当に充実していますね)
http://www3.justnet.ne.jp/~a_matsu/booska.HTM
がありますが、
http://www.dice-net.com/booska/Pages/zasino_page/shogakumain.html には、金城さん、かなり書いておられるので、注目しています。この作品も小説ウルトラマン末尾の目録にはないようですね。取り寄せてみたいです。
その他、設定について、 http://www.dice-net.com/booska/Pages/story1/storyA1.html の下の方に、山田正弘さんのことが出ていますが、金城さん的な発想だなあと… (1月17日2時28分)


はじめまして リトルキヨシさん(****.or.jp)

どーも、東京の寒空の下、
光化学スモッグに冒される毎日を過ごしております。
ネットサーフィンしてたらここに辿り着いちゃった。
まだまだ知名度は低いけど、心意気だけは一端なのさ。
春にCD出すんだぜ。
そいつで一発逆転狙ってます。
ジャケは勿論アキモト画伯。
そこんとこよろしく! (1月16日19時51分)
返事を書く



孝行の巻 gvsgさん(****.ne.jp)

紫藻様。
例の『屋良ムルチ』の大蛇伝説を題材にした『孝行の巻』も組踊りの演目です。
国立劇場は、会社の近くにありますが、
行幸もあるので、警備がびんびんです。 (1月16日19時21分)


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: