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2008年12月07日
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カテゴリ: ドラマ系の感想


 手記が語る戦犯の素顔と苦悩』


内容
終戦直前の8月10日
上官・加藤清晴大佐(石橋凌)により、アメリカ兵捕虜8名の処刑が命じられた。
志願者が少なかったため、三園達雄少佐(鶴見辰吾)が選び出した。
その中に、、吉村修(ARATA)もいた。
気の進まないまま、見習士官の修は、命令を実行する。

だが、戦争は終わるとともに、その行為は戦争犯罪とされ

加藤の指示により、名を変え家族にも行き先を伝えずに修は逃げた。
そして、岐阜多治見の陶器工場で働き始める。
1年もたつと、そのマジメさから、
先輩職人の高田仙造(村田雄浩)や、岡田吉雄社長(中尾彬)から認められ始め、
2年もすれば、陶器工場を実質的に切り盛りするようになっていた。
その一方で、修の手に残る『感触』が消えることなどなく、
心の奥底で苦しみ抜く生活が続いていた。

その苦しみの生活を送っていたのは修だけではなかった。
修を送り出した家族たちをも苦しめていた。
母・浪江(倍賞美津子)姉・静子(原沙知絵)妹・安子(前田亜季)
3人は、、戦犯の家族として苦しい生活を強いられ、

それをきっかけに、姉・静子が死ぬという悲劇まで生んでしまっていた。

そんななか加藤および、同じ見習士官だった篠崎将一(新井浩文)らの逮捕、
および死刑判決のニュースを耳にする。
それは、逃げている修への判決でもあった。

そして、、、苦しみながらの逃走劇も3年半を超えたある日のこと。




敬称略


公式HP
http://www.nhk.or.jp/nagoya/senpan/




実在した最後の戦犯として裁かれた男性の
手記などを元に作られたドラマと言う事です。





ただ、命令を受け、実行しただけなのに。。。。

だが人を殺したことに変わりはない。
いつまでも残る『感触』

それは、罪の意識がいつまでも消えないことを意味した。
苦しみながら生きる。。。

そんなとき、終わりの日がやってくる。

罪を認め、苦しみから解放されようとしたが、、、
結局下った判決は、、重労働5年

それは、永遠に消えることのない『罪』
生きている限り続く『苦しみ』そして『償い』


ということなのでしょう。



ドラマとしては、基本的に逃亡劇であるのだが、
そこにある重圧を、言葉に出さないことで表現していく。
そして、、ARATAさんの演技力である。

家族たちが想う気持ち。そして、そこにある家族への悲劇
一方、、逃げていることへの葛藤

様々な気持ちが、本当に緻密に表現され
どの部分をとっても、社会的背景の表現も含め、

心に直接伝わってくるような感じだ。

また
展開自体も絶妙で、
絶望の状態から逃げていることを表現し、
そこにある平和な暮らし。。。である。
そのギャップがあるからこそ、主人公の心の苦しみは
際だっていく。。。

そして、かつての仲間たちの逮捕などにより徐々に追い詰められていく心。

苦しみが表現されているからこそ、
裁判でとった、あり得ない態度も理解できる状態だ。



ほんと、、実際問題として。
『セリフ』は、ほとんどないんですけどね。

完全に、俳優さんの力と、
そのドラマ中に込められている演出力のたまものと言えるでしょう。

まさに、重厚なNHKのドラマを見た感じですね。


ドラマとしての面白さだけでなく、
いろいろなことを考えさせられるドラマだったと思います。







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最終更新日  2008年12月08日 01時18分26秒
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