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2010.10.09

『月下恋』

内容
子供をこき使っていた付け木屋から
身寄りのないお小夜（八木瑛美莉）という少女を救い出した千鶴（市川由衣）
そんななか、酔楽先生（三宅裕司）から大目付の下妻直久を紹介される。
治療所が苦しいと言う事で、推薦してくれたようだった。
これで少しは、、と、安心する千鶴。

一方で、牢屋敷に入っている客を殺した女・おまき（天城純子）から、
相手を殺した理由を知り、戸惑いを感じてしまう。

人の愛の深さ、おまきの幸せを知る千鶴。
３年前、生き倒れだった清次を助けたが、記憶を失っていた清次。
なんとか、、、記憶を戻して欲しい。。。
それが、島送りになるおまきの最後の願いだった。
だが、清次は、記憶が戻ればおまきの記憶を失うかもと言われ、
記憶が戻るのが、ほんとうに正しいのかどうかが、わからなくなってしまう千鶴。

それでも、おまきの気持ちが強く、
なんとかしようとする千鶴は、おまきから聞いた清次の所持品を見せるが、
清次は思い出せなかった。

しかし、その衣服に、証文らしきものが縫い付けられているのに気づく千鶴。
そこに、先日、お小夜を奪おうとした男たちが現れ、

そして男たちとのやりとりの中、記憶を取り戻す清次。
越後、苅谷家で勘定方を務めていたこと。。そして娘の名は、、、、お小夜。。。

敬称略

記憶をなくした侍のため、そして、患者の女のため、奔走する千鶴

そんななか記憶を取り戻した侍。身寄りのない少女が、その侍の娘と判明！

左馬之助にしても、偶然が過ぎますし。。。

無理が通れば道理が引っ込む。。。と言う言葉がありますが、

さすがに、今回の『無理』は、通っていないような気がします。

たしかに、ドラマとして『偶然』というのは、必要不可欠ですし
それが、少しくらいヤリスギであっても、それはそれで良いことです。

ただね。。
登場した、女、少女、そして侍。

全てに密接に関わりすぎるほど関わって、診察ってのは、どうなんでしょう？？

結末は、キレイなんですよね。
でもね、、、ここまでやるのは、さすがにヤリスギである。

兄という存在や、酔楽先生という存在があるのだから、
そのあたりを上手く利用して、『つなぎ合わせる』ということはできなかったの？

主人公だからって、『全て』を引き受けるのは、
ドラマであっても、さすがに不自然すぎます。

もうちょっと、ナントカならなかったのかな。。。。

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