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2016年06月03日

「モテキ到来！？」

突然、桜井（徳井義実）からキスされたみやび（中谷美紀）
一方で、諒太郎（瀬戸康史）とはケンカしたまま。
混乱するみやびは、十倉（藤木直人）に相談する。
すると。。。。“相手の出方を待て。動くな”と十倉は告げる。
どちらでも良いから、上手くいきそうな方を狙えという。
だが、十倉の言うことに納得出来ず、
みやびは諒太郎と関係を深めようと自分から動き始める。

諒太郎が働く店で、祝いが開かれることに。

一方、優里（平岩紙）は、桜井を呼び出し。。。。。。

敬称略

残り話数を考えれば、

もうちょっとストレートでも良いハズなのに。

。。。。選択中だと。。。言いたいところだけど。

どちらかといえば、選択と言うより、迷走に近いかな。

一番の問題は、“芯”がハッキリしないこと。

進む方向が、どこに行こうが、誰と。。。。どうなろうが。

そんなこと、どうだって良いのだ

色々と描きすぎて、何を描きたいのかが、ハッキリしないと言うことだ。

それなりに納得出来ただろうに。

良いのは、テンポだけ。。。か。

そもそも、今作に問題があるのは。

“過去”という“幻影”“思い出”を持ちだし、

“エベレスト”を偶像化。。。理想化してしまっていることなのだ。

明確では無いが、これが“初恋”ならば、なおいっそう。。。。

そこは理解するのだが。

「あれから、ウン十年」

綾小路きみまろさんのネタじゃ無いけど、

その“思い出”は、“幻影”にしか過ぎないはずなのだ。

で、ここで問題が出てくる。

仮に“幻影”だとしても。

“今”を、それなりにでも魅力的に描かなければ、

ドラマとしては、何の意味も無いと言うことなのである。

たとえ、“エベレスト”だと連呼したところで、

それが、どれだけ凄いか、が、、今作では、ほぼ表現されていない。

なのに。。。主人公は、“エベレスト”を目指す。

まるで、「そこに山があるから」と言いたげに（失笑）

でもね。映像で、それを見せて、

行動理由なども明確に見せてこそ、ドラマなのである。

今作は、それを怠っている。

だから、主人公の必死さが伝わらないし、気持ちの伝わらない。

視聴者の好み、個人差はあるが。。。相手に魅力を感じないからである。

いや、主人公から見て、魅力的に見せていないからだ。

なぜ、こんな根幹の描写を怠るんだ？

意味が分からん。

きっとね。。。過去の描写で、その穴埋めをしているつもりなんだろうけど。

結果的に、相手の魅力を描いているという印象よりも、

無理に過去の描写を入れ込むことによる、本編の話の腰を折っている印象の方が強いですから！

完全に、本末転倒だ。

大人の事情も分かるけど、

所詮、過去は過去なんだから、ホドホドにしておけば、

もしかしたら、もう少し、ナントカなったかもね。

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