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2017.11.22
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『ジョーカー』

元捜査二課の刑事・早見一彦(山田純大)が、警視庁を訴えた。
代理人は、連城建彦(松尾諭)
東京地裁では、大河内(神保悟志)監察官が、連城から問い正されていた。
早見の妻・幹子(宮本裕子)が、歩道橋から転落死した。
警察は自殺と断定したのだが、早見は、
男に突き落とされたという目撃者を見つけてきたのだ。
その目撃者が、早見の知り合いの坂出昌平であったことで。

そのときの大河内が強引な聴取をしたと、処分の不当を訴えたのだ。
その後、連城は、山下香苗という目撃者に証言させる。
香苗は、幹子が転落する直前に、誰がと言い争っているのを目撃したという。

衣笠(大杉漣)たちは、坂出の身柄確保を部下たちに命じる。
そして右京(水谷豊)亘(反町隆史)は
甲斐(石坂浩二)から調査を命じられ大河内のもとへ。
ふたりは、独自に捜査することを大河内に告げるのだった。

一方、早見は、義父で代議士の松下隆司(藤田宗久)から、
裁判を辞めるべきと忠告されていた。
右京と亘は、直接、早見から話を聞き始める。

敬称略



監督は、兼崎涼介さん


ビッグデータというものを扱ってしまっているので、

ある程度、仕方ないのだけど。

。。。無くても良かったんじゃ?

だって、無くても成立するし。



ハッキリしてしまった(苦笑)



話のネタ自体は、それほど悪くないし。

多くの登場人物それぞれに“役割”が描かれているし。

亘も活躍の場があるし!(←これが、今回、一番の満足)

そういう部分は良いんだけど。

う~~~んん。。。。



困ったことが、ただひとつ。

それは、今回の登場人物が、捜査二課の刑事である事だ。

スタッフさん、設定を忘れているかもしれませんが。

杉下右京。。。捜査二課の刑事だったのだ。

そのため、その設定を使う場合、

贈収賄、脱税、汚職など“金”が絡んだエピソードが多い。

で、それで見せ、魅せるのが定番なのに。。。今回、かなり中途半端。

どうみても、ただの殺人事件を捜査しているだけになってしまっている。

もちろん。。。絡みはあるんだけどね。

じゃあ、根本的疑問だ。

なぜ、今回のゲストの刑事を、もっと根幹で絡ませない???

絡ませない意味が分からない。


これ、分かってるよね?分からないですか?スタッフさん!!

ビッグデータを扱おうが、扱うまいが、

刑事が、捜査二課の時点で、政治家の不正を扱うことが出来るんですよ!!

それどころか、捜査二課が。。。夫が調べているかもしれないのに。。。


個人的印象では。

ビッグデータという言葉と、、、連城建彦を使いたかっただけ。。ですね(苦笑)


狙っている線は、悪くないのになぁ。。。

奇妙すぎるよ。

っていうか

山田純大さんを、モッタイナイ使い方をしましたね。。。

それこそ、“相棒”にだってなれるくらいの俳優なのに。

勿体ないなぁ。。。。



最後に、どうしても一言。

いや、本心を言えば、モッタイナイと言うよりも、

捜査二課の扱いや、それに関する右京の扱いも含めて、

個人的には、怒りさえ覚えています。

雑と言うより、《相棒》の過去作を知らない人が《相棒》を描いている感じがします。

これね。ファンに対して、一番失礼なことだよ。


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Last updated  2017.11.22 21:58:57
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