とはずがたり

しあわせな１日

​​　9日、土曜日はとても幸せな日でした。１時からの恵比寿での友達のフラメンコ発表会。４時からのまた違う友達の発表会。ふたりとも以前の仲間ですが・・・まず恵比寿に12時頃ついて駅前のカフェでひとりで軽くお昼・・・と思ってテーブルに着いたらなんと、現地のタブラオ集合だったはずのフラメンコ仲間のR子ちゃんが同じカフェに！びっくり～～！まぁね、ふたりの絆ってそんなもんね。食後、ふたりでタブラオに向かいました。発表会はワンドリンクでテーブルなしで椅子が並べてありました一旦は前から３番目位の椅子にわったんですが奥に一段高くなった、二人掛けの素敵なコーナーがあってテーブルもあり、だれもまだ座ってなかったのでそこにしました。　　　　　　　　　　　　　　　　端の方ですが一段高くなっているので舞台は良く見えます。最初はセビジャーナスを先生と生徒さんが踊りました。生徒さんの中には子供さんがいましたが、上手でした。先生はまだお若い方でお顔はスペイン人なのに日本語ペラペラだったので最初は驚きましたがお母さまが日本人なのですね。とてもきれいでステキで知的な女性です。今回は先生のソロがなかったので残念です。友達はソロでガロティン、４人でファンダンゴ・デ・ウェルバ、最後のトリにシギリージャを３人で踊りました。今回で３回観たソロのガロティンですが一番良かったです！落ち着いて、楽しそうでした。他の方達もみなさんとても上手で、多分再来年は挑戦するかも・・・と思う「タラント」はやっぱり、曲もフリもステキでした。「ソレア・ポル・ブレリア」以外は全部習った曲なので楽しく、一生けん命観て、あっという間に終わってしまいました。　　　　　　　　　　友達と写真を撮って、あたふたともう一人の友達の発表会の会場のある虎ノ門ヒルズ駅に直行です。R子ちゃんとは恵比寿駅で別れました。さて４時ぎりぎりに着いた会場では、なんと機械のトラブルで開場が２０分遅れるとか。その間一緒に見ることになっていた友達と無事会うことができ、受付後、席に着きました。真ん中あたりですがとてもよく見える席でした。何度か見にいっているベニート先生の発表会ですが今回はとくに生徒のみなさんが上達しているので驚いてしまいました。そして、バックのふたりのカンタオール、ふたりのギター、パルマ・・・ととても迫力があり美しく、聞き入ってしまいました。カンタオールがハモるのがすごくきれいです。ひとりはわたし達にもおなじみの方でした。どの教室も衣装や振付、演出が見事で全く飽きることがありませんでした。以前の仲間の人はかなり後半で「ソレア」でした。急にセンターの人が出られなくなり、センターをまかされ不安と疲労の３週間だったそうです。素晴らしい「ソレア」でした。技術だけでなく、彼女の情熱が伝わってきました。ちょっと他の人とは違う気迫のようなもの・・・感動しました。じーんとして涙が・・・彼女だからこそ、先生の厳しい指導に耐え、乗り越えられたのだと思います。かつて一緒に踊ったことが申し訳ないと思ったりしました。無事終わって良かったです。最後にベニート先生がピアノソロに合わせて圧巻のサパティアードを・・・先生の生徒さん達への感謝の言葉に感動しました。今回も一年間の月謝免除の方が選ばれました。がんばったからですね。昨年は白髪の方でした。最後にまたうれしいことがありました。ベニート先生はネット配信しているんですがそこにたくさんコメントをしている生徒さんに年間コメント賞・・・みたいな賞をあげるとか・・・そしてその名前を呼んだのですがそれがなんと以前一緒にレッスンしていたＢちゃんでした。もうずいぶん前にベニートさんの所にうつって、スタジオライブや発表会に出ていたのですが、最近はレッスンに行っていないようでした。自らを「ネットの妖精」と言っていましたが・・・ＬＩＮＥ友達なので発表会には応援にきているのでいつか会えるかとおもっていたのですが、なかなかあえませんでした。でもこの時は表彰されたので、客席の位置がわかりました。で、会が終わって、Ｂちゃんのところに一目散！何年振りでしょう。涙ぐんでしまいました。最近涙腺がゆるんでいます。会えてよかったけど、少し痩せたような気がして心配になりましたがたくさん思い出があります。で、本当に夢のような・・・でしたがもうひとつあります。一緒に行った友達（彼女も昔の仲間です）と恵比寿駅前のビヤホールで一杯、いや三杯飲んですっかり意気投合。ふたりだけで飲んだことがなかったので、少し境遇が似ているところもあるのがわかったり・・・話は尽きず・・・閉店近くまでいて埼京線の中でもずーっとしゃべっていました。彼女はわたしより二つ年上ですが、合唱やボランティアやウクレレなど・・・常に忙しいようです。フラメンコ愛に浸り、美酒に酔い、友と語らい・・・帰宅したのは０時頃・・・本当に幸せな一日でした・・・