『奈良への移住~そして新生活』
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将来、いや現在すでに始まっているが、AIというものはこの先避けて通ることのできない技術革新である。かつてインターネットがそうであったように、いやそれ以上にAIと関係なく生きていくのは困難な時代が到来するのは火を見るより明らかだろう。ということで、無料の「AIスキルセミナー」というものに参加してみた。AIというものはある程度わかってはいるつもりだが、具体的にこの先どう活用して行くことができるのか、この先、取り残されないために最低限必要な情報を得たい、そんな動機での参加。結論から先に申し上げる。この手のセミナーは、ネット上に転がる情報をうまく拾うことができれば全く必要がない。もちろん、右も左もわからない、という方にはある程度は有用なのかもしれない。今回、このセミナーは約2.5時間。しかし、セミナーの内容はといえば結局この主催者が経営するスクールの宣伝、勧誘が大半で、AIとは何たるものかを語るのが20分くらい。そのほかはいかにAIがこの先重要になってくるか、関わらない人たちは弱者になるだろう、とか…所謂、脅迫営業に近いものを感じた。さらに参加している人たちにネガティブな発言は控えるよう依頼するという徹底ぶり。まぁ、それでも入り口としては「あり」なのかもしれない。ただ、このセミナーのスタイルは実は30年以上変わっていない。この手法を簡単に整理してみる。1)動機付け 現在の社会情勢、このスキルを身に着けることがいかに有利であるか、また このスキルを身に着けたものが勝者になれる2)コストパフォーマンス セミナー受講は有料だが、セミナーを受講して実践ができれば投資は簡単に 回収できる。例えば一日当たりのコストに置き換える、また将来得られるであろう 利益を想像させる3)成功事例 セミナー受講者の成功事例を紹介、将来像の提示4)タイミング 今始めることがいかに有利か、そして盛りだくさんの特典5)サクラの存在の可能性 セミナー参加の冒頭にネガティヴな発言を抑制するアナウンス。 見てみると、全くと言っていいほどネガティヴなコメントはない。アンチな発言は 運営側が削除している可能性も否めない。サクラはいなくとも日本人に気質から冒頭 の抑制依頼に従順なのかもしれない。結局ほとんどの時間は有料受講を促す宣伝の色が濃かった、という印象。この手法は非常に古典的なものである。かつて、マネー講座や投資セミナーのような投資のスクールへのセミナーに参加したとき(この時はオンラインでなくリアルセミナー)もまったく同じ構成だった。もっといえばネットワークビジネスでも同様の手法を取っていた。またビジネス交流コミュニティへの勧誘もほぼ同じ手法を使っている。絵画販売も似たような手法を使っていたことも思い出す。そうそう、お年寄りを対象にした健康グッズ販売でも同じ手法が利用されている。つまり商材が変わるだけで、やってることはまるで進化していない、という事だ。動機付けをし、先行者利益を訴え、投資に見合うリターンを想像させ、ポジティヴな反応で場を盛り上げ、多くの特典で釣る。まさにこの流れだ。誤解しないでほしいのだが、この手法が悪いと言っているのではない。これがきっかけで成功する人も居るだろう。ただ、こういう手法が存在するという事を知ったうえで冷静に判断をされることをおすすめしたい。セミナーでも開催中に決断した人にだけ得られる特典を強調していた。つまり、冷静になる時間を持たせず、その場の雰囲気、勢いで契約に至らしめるという手法には注意が必要なのだ。詐欺にも多く用いられる手法だという事を理解しておくべきでもある。最後に、一言。この手の商法にはクーリングオフは適用されない、という事も補足しておく
2026.08.05
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