これから数回は写真プラス少し解説といったライトなかんじで今まで書いてこなかった場所について書いていきます。
今回のテーマは料理です。プラスそこで飲んだワインについても少し書いていきます。
ここで書いたものはどれもおいしかったものです。

アールの醸造所マイヤーネーケルMeyer-Nakelが経営しているDernauにあるレストランHofGartenです。
ドイツやオーストリアでは定番のシェニツェルです。豚カツのようなものですが叩いてのばしています。
こういう料理は都市よりは森や山の中の田舎のほうが美味しいと思うのは気のせいでしょうか。値段もそんなんに高くなかったと記憶しています。
ワインは二杯ともシュペートブルグンダー(ピノノワール)の赤で、一杯目はグーツ、二杯目はHand in handというものを飲みました。これはバーデンのKlumppと共同で造っているものです。細かいことははっきりとは理解していないのですがおそらく双方の畑のシュペートブルグンダーを混ぜて醸造はネーケルがしているのだと思われます(もしくはKlumppの葡萄だけかもしれません)。味の記憶はもうないのですがとてもおいしかったことだけ憶えています。アールのワインだとわかるけれど少し違う、といったかんじでフラットにおいしいと思えるワインだった気がします。また出会えたら飲んでみたいです。

ラインガウの赤ワインの産地アスマンスハウゼンのホテルKroneのレストランでのローストビーフです。
ローストビーフは20ユーロくらい(たしか)にしてはそこそこといった感じでしたがアーモンドが練りこんであったパンに感動したのです。僕が今まで食べてきたパンの中で一番おいしいと思ったのです。
パンがすごくおいしかったと感想を告げると自家製とのことでした。このパンを食べるだけのためにまた来たいです。
Krone
は醸造所もあるのですが、グラスではあまり種類が用意されていなくて赤がなかったのでロゼ(08のシュペートブルグンダー)を飲みました。
期待していなかったのですがおいしかったです。食事にもちゃんとあわせられるしっかりとした造りです。
二杯目はアウグストケセラーの06のシュペートブルグンダーです。ベリーを全面に感じました。そして後味はフランボワーズ、とあまり飲んだことが無いタイプでした。
感想を書いたメモにはこくないけどこくがあると書いてあります(笑)。濃くないけどコクがあるということです。

一度載せていたのですがもう一度書きます。
ペーターラウアーの醸造所
を訪れたくて併設のホテルに泊まったのですがレストランが休業日で紹介してもらったレストランです。
セットを食べたのですが、サラダ、ジャーマンポテト、ビーフステーキととてもボリュームがあったのですが、ワインも含めておいしかったので完全にたいらげました。
肉肉しいものは苦手でそんなに量はいらないのですが、こういうベーコンときのこのソースのようなものだと飽きずに食べられます。
ワインも オテグラーフェン
のトロッケン(08のマキシマム)が最高で幸せな食事となりました。トロッケンらしくなくやわらかい味わいで少し甘みも感じて、肉の合間に体にとけこんでくるのでとても良かったです。
グラスワインのリストにはDr.Siemensもあったのですがその時には全く知らなかったので今は悔しく思っています。
シュロス・ヨハニスベルク
のレストランです。正直食事はそんなにおいしくはないですが、ヨハニスベルクのワインを飲みながらのこの景色は最高です。
パンにつけるチーズがリースリングを使っているみたいでこれは面白いです。
ワイン産地のそこそこの値段のレストランはパンにつけるものも凝っていて楽しめます。
というように、ドイツの料理はおいしくないと言われていますがおいしい食事も存在しています。
しかし大衆的なところでそういうのを探すのはけっこう大変なのは事実でそこそこの値段をだせば確率はあがります。
といっても日本でも居酒屋で軽くいってしまう3000円から4000円でちゃんとしたレストランでワインも飲んですませることができるのです。
旅行の中の数回はこういうところでの食事をおすすめします。好きもしくは興味のある醸造所がレストランやホテルを経営しているならそこで食事をしながらワインを飲むことを強くおすすします。
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