9月のドイツ行脚
の中での重要なイベントのひとつがこの試飲会「Meisterwerke der Mosel」 Rieling Weinpräsentationです。
2年前にもこの新酒試飲会は訪れていて、モーゼルの主要な醸造所のワインをまとめて飲むことができるすばらしいチャンスだということがわかっていたので競売会の週間にドイツを訪れていてこのイベントをはずすことは考えられません。
VDPに加盟しているモーゼル18、ザール11、ルーヴァー1の計30の醸造所がこのプレゼンテーションには参加しています。各醸造所ごとにテーブルが用意されていて、ひとつの醸造所で平均して7、8種類のワインを試飲することができます。
グーツトロッケンからグローセスケヴェックス(もしくはシュペートレーゼ・トロッケンなどそこの最上級の辛口)、ファインヘルプ、甘口と同じくらいの割合の本数で用意している醸造所やモーゼルらしく甘口で3分の2くらい占めているいるところもけっこうありました。
多くのところは甘口はカビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼと揃えていました。
全体の傾向としては辛口、ファインヘルプは自信のあるものを、甘口は幅広くお披露目するというように感じられました。
また、それらの2011年産の通常のワインの他にオールドヴィンテージのカビネットも試飲することができました。2、3年前くらいのを出している所もあれば80年代のを出している所もいくつかありました。
翌日の競売会に出品する甘口ワインも試飲することができます(競売会に出品していない醸造所や出品していても試飲に出していないワインもありました)。
というような量なので配られる冊子のワインリストを数えたら250種類は超えていました。4時間はあるのですが飲みたいワインを全て飲めるはずがありません。

ごらんのように人でごった返しているのでワインを注いでもらうのも一苦労です。
注ぐのに順番待ちをして注いでもらったらブースを離れて試飲をして感想を書き人ごみをかきわけてけてブースに戻る、これをひたすら繰り返します。
写真はほとんど撮っていなくてこれ以上の様子がわかるのものがありません。すみません。
時間が足りないのはわかっていたので試飲に集中していました。
2年前のレポートも参考にしていただければと思います。
http://plaza.rakuten.co.jp/trancy/diary/201010230000/
ちなみにその時にあった古酒コーナーというのはなくなっていて醸造所ごとのブースで古いカビネットを用意するという形になっていました。2年前はVDPの100周年だったということもあります。
そしてその時から6月にやっていたもこのモーゼルの新酒試飲会が9月の競売会の前日の木曜日に移動したのですがこの日に定着したようです。
試飲したワインの感想はその2で書きます。
ザールのヴィルティンケン周辺のぶどう畑… 2013.03.26
ザールのヴィルティンケン周辺のぶどう畑… 2013.03.24
ザールのヴィルティンケン周辺のぶどう畑… 2013.02.24
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