ノルウェーを訪れた目的はフィヨルドです。
そんなに時間もとれなかったのでベルゲンからオスロへ移動しながら観光できるルートであるソグネフィヨルドに行くことにしました。
ルートが定められていてその区間の交通機関の費用がセットになっているパスが販売されていて、オスロとベルゲン間の一方通行もしくは往復、ベルゲンからフィヨルドを周遊してベルゲンに戻ってくるなど用途にあわせて何種類か用意されています。僕はベルゲンからオスロに一方通行のノルウェー・ナットシェルを購入しました。
まずはベルゲンから2時間電車で移動しヴォスVossからはバスで移動です。
湖畔を進むと山道に入り、崖を下っていきました。
そうすると下の風景が目に入ってきました。

ここを下まで降りてこの画像の先を進んでいきました。ここからがソグネフィヨルドの支流、世界遺産に指定されているネーロフィヨルドの地帯です。
少し進むと川が広くなりました。このグドヴァンゲンでバスを降りここからはフェリーで進みます。

こういう風景がずっと続きます。乗っているのと同じ大きさのフェリーが写っていますがそれでフィヨルドのスケールの大きさがわかるかと思います。

最初はやはりすごいと思うのですが、同じような風景でだんだんと飽きてくるし、まだ9月とはいえ北欧なので寒いので途中からは室内にいました。そして2時間で目的地のフラムFlamに到着です。
このままここから移動すれば夜11時にはオスロに着けたのですが、この日はフラムで泊まることにしてゆったりとした旅程にしました。小さな街なので特にすることはないのですが、この村発のツアーがいくつもあって、フィヨルドサファリというボートツアーに参加することを日本で決めていました。
10人くらいの定員の小さなボートでフィヨルドの川を進むツアーです。ウエットスーツを着て川に落ちても大丈夫なような完全防備です。風を思いっきり浴びて最初は目をちゃんと開けられないくらいでかなり怖かったのですがしだいに慣れていきました。

この画像の真ん中には建物があってそこは牧場だそうです。歩いてしか行けない土地ですが人気がある宿泊施設になっているそうです。

岸の間近まで来て滝を見上げました。そうとう高さがあります。

別のところでは添乗員がボートを岸に近づけていくとそこにはアザラシの群れが。5頭以上いました。でも近づくと川に入っていってしまったので一頭だけが写っている写真しか撮れませんでた。
フィヨルドはテレビでやっていてすごいなーと思っていつか観にきたいと思っていました。でも正直その時の衝撃ほどの感動を生で観ても感じませんでした。
高さ、規模はかなり小さいですが急斜面の畑が続く同じような光景の川をドイツでずっと見ているからかもと思いました。そして自分は葡萄畑のほうがテンションが上がるという変人であることに気がつきました。実際、後日船でモーゼル川を進んだ時のテンションの上がりっぷりは凄まじかったです。
とはいえ壮大なスケールの自然を目の当たりにできて良かったです。自然を体感したいという目的で来たフィヨルドでしたが目的を達成し満足することができました。フェリーだけだったら不完全燃焼だったような気がして、ボートによってさらに深くフィヨルドを体感できたからこそ満足したと言えるようになっていました。ツアーに参加するというこの選択は大正解でした。
ベルゲン(ノルウェー)の町並み 2013.10.31
2013年9月ヨーロッパ遠征 ドイツワイン関… 2013.09.30
カテゴリ
キーワードサーチ
コメント新着