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お風呂、夕食の前に。温泉街を散策です。 「旅館 上会津屋」は、塩原温泉郷の中でも「古町温泉」にあります。 最寄りのバス停は「塩原温泉」です。西那須野駅から来るJRバスのほとんどの便の終点です。東京から来る高速バスの終点で、バス停ながら駅舎があって、売店もあります。 温泉街にはお決まりの温泉饅頭屋。旅館のお茶請けのお饅頭は、ここのでした。翌朝、ここでお買物(後述します)。 上会津屋さんは小さなお宿ですが、塩原には大温泉ホテルがいくつかあります。こちらはホテル八汐。同じ古町温泉ですが、箒川の段丘上にあり、ライトアップしていて綺麗。写真では見えませんが、道路端スグのところから湯気が上がっていました。露天風呂かな? 塩原にはほかに、一番大きいホテルニュー塩原(門前温泉)、ホテルおおるり(古町)、紀州鉄道那須塩原ホテル(古町)と、大きなところがあります。(ニュー塩原) 大旅館は中小旅館を圧迫する存在かもしれませんが、出来てしまった以上は空き家にしてはいけません。イメージダウンにつながるので、温泉上げてバックアップしてあげなければなりません。 しかし、同じ古町温泉にあるそこそこ大きい「クアホテル寿苑」さんは、JA(農協)直営の宿として新鮮食材を使った料理に定評がありましたが、1月末で閉館するそうです。 箒川を渡ると門前温泉です。牡丹で有名な妙雲寺の門前町です。旅館や土産屋の他に商店が立ち並び、役所(塩原支所)、小学校もあって、JRバスの駅や銀行がある古町温泉とともに塩原温泉郷の中心地です。 商店はどれもレトロな感じです。これは理髪店ですね。 ナショナルの古い看板を掲げたレトロな電気屋さんもありました。橋のたもとにこれまたレトロな写真屋があって、当然ですがフィルムを入手できます。直射日光が当たる場所でフィルムを売ってるような観光売店や、ぼったくりのような価格を付けている旅館フロントなんかで買うよりも写真店で買った方がいいですよ。フジカラーのISO400の27枚撮り3本組が1,000円丁度でした。 奇妙なジャンルの店もありました…下着と化粧品と陶器と本、何でも屋ですね。 再び橋を渡って古町温泉に戻ってきましたが、橋の袂に、川沿いの散策路の入口があったので入ってみました。もう終わりかけの紅葉が、ライトアップで綺麗。 その紅葉の植え込みにはミニ水車が。周囲はウッドデッキになっていました。でも、はて?どこかで見たような・・・?? そう、実はそこは上会津屋の裏でした。ロビーから出入りできるようになっていました。 上会津屋の隣は「もの語り館」という資料館です。残念ながら閉まっている様子。ここには足湯(写真)もありますが、こちらも残念ながらポンプ故障につき湯舟はカラッポ。 なんだかんだいって40分ほど歩き回りました。JRバスの駅にも行ってみたけれど、そこは翌朝にも行っているので後でご紹介します。 宿に帰って夕食は18時30分を予約。その前にひと風呂浴びましょう。 以下、次回はお風呂。 (もしかしたら、今回の旅行とは関係のない話題を1回挟むかもしれません)忘年会の季節ブログランキング参加ブログ温泉入浴の注意点・入浴前と入浴後には水分補給。お水を1杯。 ビール(アルコール)は利尿作用があるので不向きです。・飲酒後の入浴は必要以上の血圧低下→最悪:心不全を招きます。・湯上りには暖かくして、布団か畳に寝転がりましょう。血が良く流れているうちに全身に回そう。
2007年12月08日
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東北自動車道を西那須野塩原で降りまして、今夜の宿がある塩原温泉郷に向かいます。道路は国道400号線、かつて栃木・福島県令を務めた三島通庸が作らせた「塩原新道」を若干改良した道です。深い谷底に急カーブが続く険しい道路ですが、この道を抜けると温泉郷が待っているということで、ここを通り抜けることがひとつの儀式のような感じです。 ちなみに、「400号線」である理由は…国道指定時(そんな昔ではない)にある政治家が「キリ番だから良いだろう」といって決めたとか決めなかったとか さて、塩原温泉郷には、主に国道に沿って11の温泉地が連なっています。特に、福渡温泉~中塩原温泉の間は3~4kmの間に計5つの温泉場が数珠繋ぎになっていて、大小の旅館が途切れることなく建っています。塩原温泉郷の中で最も賑やかな区間です。温泉場の境目はハッキリとはわかりません。 塩原温泉郷については、旅館組合公式ホームページをご覧下さい。 今夜の宿は、「古町温泉」の「旅館 上会津屋」さんです。 門前温泉を過ぎ、箒川を渡ってすぐのところにあります。JRバス塩原温泉駅のすぐ近くです。ちなみに、上会津屋さんの手前に「会津屋」さんがありますが、関係ないそうです。 建物自体は古い鉄筋造りですが、完全リニューアルされ、細かいところに目を瞑れば近年の建築と変わりません。この画像は国道から撮りましたが、写っている建物は同館の浴場です。客室がある本館は、更に奥です。(翌朝撮影) エントランスが凝っています。門を入ると・・・(翌朝撮影) 湯が湧いています!どうやら、同館の源泉のようです。 玄関は、大名様の本陣をイメージした広い板の間になっています。それもそのはず、この宿は「脇本陣」だ(だった?)そうです。 すぐロビーに案内され、宿帳記入。もてなしのこぶ茶を頂きました。 仲居さんの案内でお部屋へ。エレベータで行きます。フタ昔風の天井が低くて狭いEV。しかも、扉が閉まるのが早い!これは宿も承知のようで、「一番長い設定だが意外に早く閉まる」と、侘びと注意書きがありました。 客室は、ごく普通ですが、一部のお部屋を除きバストイレつき。もっとも、温泉なので「バス」は使いません。 この宿はコンセプトとして控えめなもてなしをしているそうです。ですから、仲居さんは部屋まで案内して、浴衣の場所などを案内してくれますが、お茶は淹れずにすぐ「どうぞごゆっくり」と退出します。全員が到着するなりお茶を飲みたがるわけでもないし、ロビーでこぶ茶をいただきましたから、スマートですね。 最近はタオルなどを浴場に持参するための巾着袋を用意している宿が多いですが、こちらでは何と、全員分のトートバッグを用意されていました。バスタオル、着替えを入れても余裕、余裕。 そして、湯上りに足が冷えないように、足袋が用意されていました!ちょうど良い厚さ。これは持ち帰りOKなのでしっかり頂いて、今日も履いています(笑) さて、温泉宿の夜といったら湯と食事…でもその前に時間がありますから温泉街を散策しましょう。 以下、次回。
2007年12月07日
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中山平温泉は、鳴子温泉郷の最も西に位置する温泉場。鳴子温泉郷の中で最も歴史ある温泉で、古くは湯治場でした。ただし、鳴子温泉や鬼首温泉と比べたらかなり地味な印象は拭えません。 温泉街は、国道47号から南側に入り陸羽東線の線路を越えた先、大谷川の谷の北斜面にあります。各旅館は、「温泉街」というには地味に、まばらに建っています。 中山平温泉では零細、家族経営の宿が多く、日帰りの立ち寄り湯は時間が限られています。多くが15時ころまで。 その中で、夕方まで日帰りを受け付けている「星の湯旅館」に行きました。 ひっそり静まり返っていました。どの旅館に立ち寄ろうかと、温泉街を一巡したのですが、営業している気配が無かったのでパスしていました。ところが、「しんとろの湯」(後述:未入浴)で貰ったガイドマップに、夕方まで立ち寄りを受けていると載っていたので行ってみたところ、ちゃんと営業していました。 入浴料金を支払い、薄暗い廊下の先に浴室がありました。 浴室は明るく綺麗。リニューアルしてからの年月はそれほど経っていないようでした。 湯はサラリとした無色透明。分析表によると、アルカリ性単純温泉で源泉64.7度、循環はしていないかけ流しで、清掃後のみ加水。 湯船は一つ。露天はありません。窓が大きいので開放感があります。周りも静かで、ノンビリ浸かれますが、少々湯温が高いですね。使用温度は48度とのことです。※「しんとろの湯」は、国道沿いにある、中山平温泉唯一の日帰り専用施設です。中山平温泉の中でもっとも目立ち、入りやすい温泉施設なのでか、混雑していて、今回の入浴はあきらめました。※中山平温泉には「熱帯植物園」があります。食事処もあり、賑わっています。 JRの中山平温泉駅。 ご覧の通りのコンクリ造りのカプセル駅舎で無人です。しかし駅前広場は広く、その中央には大きな桜の木があります。昔、駅が開業したとき記念に植えた木だそうで、今は大樹に育ちました。駅前には何軒かの商店と郵便局があり、典型的なローカル駅の駅前集落の形で繁栄していた頃の名残があります。 駅横には蒸気機関車のC58が保存されていますが、少々荒れ気味です。 なお、駅は温泉街より更に西の、杵沢というこれもまた深い谷を渡ったところにあります。紅葉を愛でながら湯に浸かる贅沢東北の地域情報を扱ったブログのランキングに参加してます中山平温泉の宿泊予約中山平温泉 名湯秘湯うなぎ湯の宿 琢秀(たくひで)中山平温泉 乳白色 硫黄泉の宿「ふきゆ荘」鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯鳴子温泉 ヘルスリゾート元蛇の湯(中山平温泉です)中山平温泉 仙庄館
2007年10月16日
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昨日の記事に続き、秋田県湯沢市・秋の宮温泉郷にある「秋乃宮博物館」を紹介します。 昨日も紹介しましたが、この建物はもともと温泉旅館でした。そこを、油谷満夫さんという方が自前のコレクションなどを展示する「博物館」として公開を始めたものです。すごいコレクションです。 当館の目玉の一つが、温泉旅館に欠かせないアレです。 1階のいちばん奥に物ありげな階段があります。 「博物館」なのに??この急な階段の先に何かある! お風呂があります そう、「博物館」なのに温泉があるんです しかも、入浴料金は無料! (別途、入館料が必要です) あくまで博物館の展示の一つで、法に定める「公衆浴場」ではないようです。 正真正銘の「温泉」です。ナトリウム-塩化物泉とのこと。 それに、この岩風呂は、大きな1枚岩をくりぬいて作られたスゴイ湯船です。文化財級の湯船です。 温泉の建物はモルタル造りのようなので、博物館として使っている本館よりは新しく、詳細は分かりませんが昭和30年代~40年代前半頃のものでしょう。 湯は手前の方が温く、奥の湯船の方が熱い。ちなみに、源泉では温泉卵を作れるそうな。 浴室への入口は、段差があって、しかもその階段に使われている石は自然そのままの丸み。湯船の周りも段差だらけでバリアフリーなんてちっとも考えられていない構造です。もっとも、新築当時はバリアフリーなんて考え方は微塵も無かったんでしょうけどね。それはそれで、いまとなっては貴重です。 古さを感ぜずにはいられないレトロ浴場ですが、小奇麗に掃除されていて快適です。なお、洗い場は…蛇口も非常に古いものが付いていますが、湯が出るのかどうかは不明。 そうそう、もうひとつ特徴が。 浴場は一つしかありません。現役当時も男女別貸切だったのか、時間入れ替えだったのか、あるいは「混浴」だったのか、はたまたもう一つ浴室があったのか、わかりません。現在は貸切制です。 何か懐かしい…そういえば、20年以上も前、祖父母とよく行った温泉旅館はどこもこんな作りでした。浴室から見えるこの釣り橋。なんじゃろな~?ブログランキングご投票下さい!「秋乃宮博物館」入館・入浴について 入館料大人500円…温泉に入浴する、しないに関わらず開館日 4月~11月:原則無休 12月~3月:全館冬季休業温泉入浴は貸切制で、原則として1回30分以内。秋田県湯沢市秋ノ宮字湯ノ岱106電車の方:秋田新幹線「大曲」または山形新幹線「新庄」乗り換え→奥羽本線「湯沢」または「横堀」より羽後交通バス「秋の宮線」(湯沢駅から55分)車の方:秋田自動車道「横手」→湯沢横手道路「雄勝こまち」より国道13号線横堀地内左折、国道108号線経由。「雄勝こまち」よりおよそ20分車の方:東北自動車道「古川」より国道47号線大崎市鳴子地内右折、国道108号線経由およそ90分(仙台からおよそ2時間です)飛行機の方:秋田空港よりリムジンバス→秋田駅より奥羽本線。湯沢まで約2時間。飛行機の方:仙台空港よりレンタカー利用
2007年10月10日
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先日取り上げました、岩手県・台温泉に関連しまして、過去ネタで旅館さんをもう1軒ご紹介します。 観光荘さん(先日の記事)よりももう少し奥の方に入ったところにある、「松田屋」さんです。以前は、本館の方は「松庵」(しょうあん)さんと言ったようです。 本館と別館があります。 本館にはお風呂が3つあります。露天風呂と内風呂が2つの計3つ。全て時間による男女別入換となっています。本館自体がリニューアルして間もないようでして、全てが新しいです。別館には男湯と女湯があります。こちらは少々老朽化しているようです。 本館1階、この宿のご自慢の露天風呂です。 脱衣所から浴室に入ると、洗い場があります。洗い場と露天との間にもガラス扉がありまして、そこを開けると露天風呂です。この露天風呂コーナーには内湯はありません。 結構熱いお湯です。観光荘よりずっと熱い。成分分析表を見ると、単純硫黄泉で源泉温度はなんと93℃!従って、夏季は加水しているとのこと。冬季は逆に加温するとのこと。循環はしていないようです。 周りの景色は見えません。観光荘の紹介でも書いたとおり、台温泉は非常に狭い谷間にあるため、眺望は望めないです。露天風呂の直ぐ脇も急崖になっております。しかし上を見上げると、屋根の間から木々の緑がとても目に優しい。崖の中腹~上に立っている木のようで、葉っぱまでの高さがあり、落ち着きます。 本館3階にある内風呂。館内見取り図では一応「男湯」となっていますが、こちらも時間入換制で女性も入れます。朝入浴しました。非常に日差しが心地いい明るい浴室です。眺めも良い、といっても狭い谷間の事。隣の建物の屋根や崖、木々が見えるのみですが、それも古い温泉場の風情です。但し、湯は熱いので長湯はできませんね。 残り1つの内湯と別館の風呂には入浴しませんでした。 階段踊り場に、甕に入った日本酒が置いてありました。宿泊者はご自由にどうぞ・・・形式。 うまい、うまい。隣の部屋の団体のオヤジさんも、うまい、うまいと何度もお代わりしていました。風流な趣向ですね。 こちらは、別館の建物です。本館の真向かいにあります。ちょっとリニューアルした方がいいかも・・・花巻 台温泉 松田屋本館(旧:心づくしの宿 松庵)花巻 台温泉 松田屋別館(旧:松田屋旅館)風呂は、両館どちらの温泉に浸かることができますよ。台温泉賢治詩碑~東北本線(在来線)花巻駅前から岩手県交通バス花巻温泉線「台温泉」ゆき、終点下車。各旅館まで徒歩圏内。※新幹線利用の方は、北上または新花巻より花巻まで在来線利用東北自動車道「花巻」より、花巻温泉方面へ10分ほど進む。花巻温泉入口の脇に台温泉の歓迎アーチがありますので、そこを入り2~3分ほど。
2007年10月01日
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さて、観光荘さんのお風呂です。お風呂以外は昨日の日記を→【花巻の奥地に湧く古湯】台温泉・観光荘(1) 男女別の内湯。露天は貸切のがあるようですが、入りませんでした。 浴室と脱衣所は、改築か増築したような比較的新しい建物です。 泉質は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩素泉。源泉温度は76℃と96℃。ご近所との共同源泉になっているようです。 しかし、一旦タンクに貯水するなどして、湯船では適温まで下がっています。男湯の浴槽は仕切りにより「あつい」「ぬるい」に分かれていますが、「あつい」方でもあまり熱くは感じませんでした。「ぬるい」の方は、長湯に最適です。 以前、台温泉の別の旅館(過去ネタとして近日中に公開します)でお風呂に入った時は、加温していないのにも関わらず、熱かった 台温泉の湯は、本当は熱いのです。源泉の温度を見れば一目瞭然。 浴槽のヒノキの香りが、温泉気分をさらに盛り上げてくれてます。 男湯の脱衣所に面白い自然のオブジェが 源泉分配箱(各旅館に均等に湯を配分するために設けられている箱)に、この台温泉の成分がこびりついたさま。 お湯は無色透明、または、ほんのちょっと茶色なのですが、とても成分の濃いお湯であることが判りますね およそ10年でこうなってしまうのだとか。 分配施設は、「やまゆりの宿」の駐車場にあるそうですが、見に行く時間はありませんでした。秋は温泉でノンビリ もうすぐ紅葉ブログランキング「地域情報(東北)」参加ブログ
2007年09月25日
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花巻といえば花巻温泉という巨大旅館が立ち並ぶ温泉地が有名ですが、この台温泉は花巻温泉の奥の谷間に身を寄せ合うように旅館が立ち並ぶひっそりとした温泉場であります。 台温泉は古湯で、伝説では約1200年前に発見されたと伝えられています。発見した人物は、例によって初代征夷大将軍坂上田村麻呂であるとされています。東北地方でよく見られる田村麻呂伝説の一翼です。 ただし、史料などから確実なところではでは約600年前に発見されたことになっております。伝説と史実では倍もの違いがありますが、いずれにしても古湯と覚えておいて間違いないでしょう。 旅館は大小合わせて何軒かあります。ご他聞に洩れず、廃業し廃墟と化した旅館も散見されます 今回は、温泉街の入口に近い「観光荘」さんに1泊しました。 外装と内装の一部は改装されておりますが、仲居さんのお話では、建物自体は既に40年ほど経過しているとのことです。 台温泉自体が、急傾斜地>川-道路-旅館建物<急傾斜地…という狭い谷間にあり、駐車スペースはあまりありません。この観光荘さんの駐車場も、ちょっと離れた温泉街の入口にあります。ちなみに、バス停も、温泉街の入口にあります。 随所に昭和の純旅館の趣が見られます。狭い廊下、急な階段…年配の方には懐かしい館内の意匠でしょう。今、このような内装で建築される旅館はまず無いと思います。 客室の画像を撮り忘れたのでないのですが、客室内はごく普通で、リフレッシュされています。 夕食です。 ボリュームたっぷりです。お肉は和牛ステーキ。醤油ダレを鉄板の上にかけて焼きます。 肉巻きのように見える品は、秋刀魚を大葉で巻いて揚げたものだそうです。 一方、揚げ茄子など、素朴な家庭料理もありました。 朝食です。 これもまたボリュームたっぷり。上の方の、赤い物体が入っている小鉢は、トマト丸ごとのマリネ。 左上の小鉢は、どうやらにおさくのようです。 それに、何と朝から刺身つき。 納豆は、岩手県ですが、何故かスギッチつき(笑)お風呂(温泉)については、次回ご紹介します。台温泉は熱い湯なのですが果たして???温泉でノンビリ地域情報(東北)
2007年09月24日
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秋田市の南部にあって、秋田市と合併した旧雄和町。その中でもさらに南端に近いところにある温泉です。17日に開通(供用開始)した日本海東北道の試走ドライブがてら、立ち寄りました。 由利本荘市側から入ったので、かなりの山奥感 途中、小さな山越え「田代峠」があり、今はトンネルですが比較的最近まで使われていたと思われる旧道が残っていました。それを横目に、「ふるさと温泉」に到着です。※秋田市側から入っても、かなりの奥地感を感じるでしょう(笑) さて、「ユアシス」は鉄筋コンクリート造り2階建てです。宿泊もやっています。建物の裏の高台にはコテージと広場もあります。なお、コテージには温泉は引いていないそうです。 中は、ロビーと休憩コーナー(畳・別料金)が一体になっております。玄関を入った対面に浴場の入口があります。料金は、カウンターで支払います。券売機はありません。 浴室(男子)は、浴槽1、水風呂1、打たせ3、ミストサウナ1、サウナ1。広くも狭くも無いといった印象でした。でも、訪問時は夕方のラッシュ時(?)だったので、ちょっと混んでいたかという印象です。洗い場は10人分。これだけは、ちょっと少ないかと思いました。なお、特に但し書きはなかったので、女子浴室もほぼ同様の作りと思われます。 泉質は「ナトリウム-塩化物泉」。泉温は48℃あるそうですが、浴槽ではちょい熱の適温になっています。臭素臭がしました。これは、河辺岩見三内の「郷の湯」や、秋田市中通のルートインのお湯と似た感じです。ただし、あまり色がかってはいませんでした。 また、秋田温泉ほどではないものの、肌触りはちょっとぬめりがあります。秋田市内より…秋田市雄和の南部、大正寺地区へ向かって下さい。県道9号と国道341号、あるいは県道61号。例:仁井田~空港道路~雄和市民センター~橋渡る~女米木(めめき)~大正寺例:御所野~あきたびライン~中央公園入口~種平~新波橋~大正寺大正寺より、「大内・本荘方面」へ入り5分強で到着。秋田市内からは約50分を見積もってください。秋は温泉で・・・ブログランキング「地域情報(東北)」
2007年09月23日
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奥羽山脈・秋田駒ケ岳の中腹、田沢湖高原エリアには、標高が低い方から順に「水沢温泉郷」「田沢湖高原温泉郷」「乳頭温泉郷」と3つの温泉郷があります。特に「乳頭」は、「秘湯」としてご存知の方も多いでしょう。 3温泉郷は、冬はスノーリゾートとして、夏は登山基地として賑わい、何軒もの温泉旅館や保養所が立ち並んでいます。 その中の「高原温泉郷」に去年の夏オープンした日帰り温泉「アルパこまくさ」があります。 ここは、田沢湖高原エリアの宿としては最古参級だった「国民宿舎 駒草荘」が建っていた場所で、建物の老朽化などから閉館・取り壊しとなった跡地を整地の上、建設されました。 山麓と乳頭を結ぶ県道から、少し高台に上がるようになっています。 建物は平屋建てですが、2棟続きの建物になっています。手前の大きい建物が、「秋田駒ケ岳火山防災ステーション」(国土交通省の施設)と「秋田駒ケ岳情報センター」(秋田県の施設)で、秋田駒ケ岳の自然と火山災害を紹介しています。奥の方が少し細長い建物で、こちらが温泉の「自然ふれあい温泉館」(仙北市の施設)になっています。 温泉へは「防災ステーション・情報センター」を通り抜けて行くようになっています。 さらに、建物前にバスが停まっています。以前はこの施設(進入道路)の入口付近にある高原温泉の大駐車場に羽後交通のバスターミナル(乗車券発売・売店)があって、古い平屋建てのPC造りの駅舎がありましたが、このバスターミナルの機能もこの「アルパこまくさ」に移転しました。 羽後交通の高原温泉線、乳頭線、駒ケ岳線全てがここを発着しており、特に、駒ケ岳のマイカー規制日にはここで駒ケ岳線バスに乗り換えるようになっています。駒ケ岳線はマイカー規制日のみ運行で、午前~午後おおよそ30分間隔で運行されています。高原温泉線、乳頭線は両線合わせて上下便各1時間間隔。ですから、結構頻繁にバスが発着しています。駒ケ岳線マイカー代替バスは、昨年からこの「アルパこまくさ」に発着しています。「かもしか駐車場」には発着しないようになりました。 肝心の温泉は、単純硫黄泉です。 浴室は内風呂と露天風呂があり、岩風呂(浴槽が石材製)とヒバ風呂(浴槽がヒバ造り)です。内湯が岩風呂なら露天も岩風呂、内湯がヒバ風呂のほうは露天もヒバ風呂。定期的に男女を入れ替えているようです。今日は、岩風呂が男湯でした。 画像は撮らなかったので、下のリンクよりパンフレットを見てください(仙北市公式:PDF)。 アルパこまくさ 露天の方は結構「湯の華」が沈殿していて、硫黄の香りも強く、硫黄の温泉に入っている事を実感。内湯も同じ湯のはずですが、少し温泉感が少ないような??? 湯が湯船から溢れていないので循環かと思いましたが、掛け流しで、加水せず、濾過せずだそうです。※冬季、加温する場合有とのこと。 パンフの写真では、露天からの眺望があまり利かないように見えますが、絶佳です。視界は広々。 駒ケ岳のブナを主体とした木々の斜面、ちょっと霞んでいたけどまん丸の田沢湖、ともに眼下に見下ろす感じ。 内湯からは、残念ながら眺望は利きません。窓ガラスは大きいのですが、下半分がすりガラスなので。 もう一つ残念なのは、露天風呂に清掃用具と思しき道具が置きっぱなしだったこと。 休憩所は無料です。液晶テレビ(プラズマテレビ?)がありますが、BS・CSデジタルのみ視聴可能。地上波は見れないそうです。風呂上りにゴロン!気持ちいいです。写っているのはオラの足 温泉施設自体はそんなに大きくない。夏休みとはいえ平日だったので、空いていました。 窓から入る風は心地よく、エアコンはありません。 一応、小さな食堂はあります。11時~15時ラスト。 次回、「アルパこまくさ」の温泉以外の施設と周辺散策。 楽天ブログテーマは久々に「博物館・資料館めぐり」です。入浴前・入浴後にはお水を1杯ブログランキング参加中!ぜひクリックで投票田沢湖展望露天風呂 アルパこまくさ(自然ふれあい温泉館・秋田駒ケ岳火山防災ステーション・秋田駒ケ岳情報センター)秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ケ岳2-16温泉開館時間:9時~19時受付終了20時迄(木・金曜は17時受付終了18時迄)定休日:第三木曜(11月~4月は毎週木曜)入湯料金:大人500円、小学生300円(温泉・休憩所以外の施設は無料)JR秋田新幹線・田沢湖駅より、羽後交通バス「乳頭温泉」「高原温泉」「駒ケ岳八合目」ゆきで35分、「アルパこまくさ」下車。国道46号線「生保内」より約20分。田沢湖高原温泉 駒ヶ岳観光ホテル田沢湖高原水沢温泉 プラザホテル山麓荘別館 四季彩(「高原」より車5分ほど山麓)乳頭温泉郷 大釜温泉(「高原」より車15分ほど上流)湖畔の杜ビール定番品3種類と一番人気行者にんにくソーセージのセット田沢湖エリアに2つある地ビールの1つ
2007年08月01日
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(鳥海ドライブその4) 祓川駐車場を出発、山を下ります。 この五合目祓川は、象潟口から車道が通じている同じ五合目の鉾立とは、周囲の景色が全然違います。鉾立の方は日本海へ向かって急激に標高を下げているので、海側への視界はとても開けています。断崖絶壁に滝が落ちているところもあります(懸崖)。こちらの祓川は、前回までの写真でご覧いただいたように、ちょっと標高を下げたところまでは高い木々が多く、まるで高原のようです。いわゆる「裏鳥海」です。 さて、ドライブに戻りましょう。 帰路は旧矢島町の南由利原(由利原高原)へは降りずに、旧鳥海町の奥山放牧場の方へ降ります。祓川駐車場から5分も下らないところに分岐がありますので右折。 こちらの道路は由利原高原から上がってくる道に比べてマイナーなので、車の通りは多くありません。しかし、全線舗装なので、対向車に注意さえすれば快適です。途中に2ヵ所ほど大きな駐車場があります。特に施設があるわけではないし、何のための駐車場かは分かりません。山菜取りのためでしょうか? そのうちの1ヶ所(麓に近い方)で、お弁当にしました。本当は祓川駐車場で食べるつもりだったけれど、あまりに人が多かったので延期していたのでした。 お弁当は山を上がる前に本荘のイオンスーパーセンターで買った「おにぎり弁当」350円也。 山で食べるご飯はおいしいね 人は全然いませんでした。孤独でしたが、虫がいっぱい(笑) 弁当を食べて早々に退散。更に下って、放牧場に至ると、対面通行ができる道幅になります。そして、次の目的地の立ち寄り湯に。 高原のリゾートホテル「フォレスタ鳥海」です。開館11年目の当館は、県内屈指のリゾートホテルです。ただし、お決まりのテニスコートなんかの施設はほとんど無くて、鳥海山周遊と、都会の喧騒を忘れ、ブナ林の中でノンビリ過ごすことがメインです。 昨年(2006年)の秋には、皇太子さまが宿泊され、秋田県の寺田知事らと共に鳥海山を登山されました。 フロント、ロビーです。 以前、出来て間もない頃に泊まったことがありますが、お部屋はツインルームで全室南向き。つまり、全室鳥海ビュー。 ディナーは地元の食材を使ったフランス料理。その時は夏だったので、象潟で揚がった生の岩牡蠣も出ました。 お風呂は、もちろん温泉です。入浴客が大勢いて写真を撮れなかったので、下の公式ページを見てください。 湯は透明ですが、少々ヌルヌルしています。臭いもありません(ただし、塩素臭はあります)。鳥海山という火山の近くですが、硫黄の薫りは全くしません。硫黄泉ではありません。 男女別で露天風呂もあり、露天風呂からは鳥海山が見えます。湯船に浸かると見えませんが。 夜、露天風呂に入ると、周りの静寂が不気味なほど。獣の鳴き声が聞こえたりして、独特の雰囲気です。露天風呂の作りが、外側に向かって緩やかに傾斜をつけて土を盛り上げ植栽をしてあり、夜は湯船の目線で闇夜が広がっているように見えるのです。暗闇から熊が出てきたりしたらどうしよう…なんて思っちゃいました。 実際には、高い外壁があるので外部からの侵入はできませんが。 公式ページ:フォレスタ鳥海 宿泊料金は1泊2食1名あたり、だいたい12,000円位~。人数や特別プランによってもっと安いプランもあります。 宿泊予約はこちらを→ホテル フォレスタ鳥海 立ち寄りの入浴料金は大人500円。レストランのランチ営業もあります。 ホテル正面ロータリーからも、鳥海山が見えます。 さて、フォレスタ鳥海を発ち、一路秋田へ帰ります。途中、夕陽の時間に当たったので、道川の道の駅に寄りました。次回。入梅前のこの季節、東北の山々は新緑と残雪のコントラストブログランキング「地域情報(東北)」に参加しています※今回のテーマは「温泉について」、カテゴリは「温泉」です。
2007年06月07日
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鳴子の温泉街をちょっと散策してみました。道端にあった「足湯」しかし、どうやって足を浸けるのでしょう?湯は流れ出ているものの湯船に入っておらず…。「鳴子一の坂餅屋」まんじゅう、しそ巻き等の土産品。喫茶もあります。包みを待っていたら、お茶と漬物が出てきました。狭い通りに土産品店、民芸品店が立ち並んでいます。車通りは結構あります。鳴子の代表的民芸品は、「こけし」です。記念品・お餞別に 鳴子系こけし後藤晧作 2本組1尺&8寸共同浴場「早稲田桟敷湯」戦後、早稲田大学の学生が掘削実習で掘り当てたという源泉を使用。建物も、平成8年に早稲田大の関係者が設計して建設。前衛的な建物です。温泉の案内図(看板)です。ペーパーのものは観光案内所や各旅館で配布しています。鳴子温泉の駅前です。駅は一段下がった所にあるので駅前は登り坂です。駅舎前にある足湯。こちらは、座って足を浸ける普通の造りですが、寒いので誰も入っていません。鳴子散策は、1時間かからずに一通り見て回れます。これに、土産品店で土産選びに時間を費やしたり、喫茶店に入って一息ついたり、立ち寄り湯をしたりと、プラスアルファの時間を使うのは各人次第。これで、鳴子1泊2日は終わりです。11時頃発の陸羽東線で新庄に向かいました。マップを片手に街散策♪ぜひ1票下さい
2007年03月13日
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翌朝、鬼首外輪山の山々が見えました。さて、朝食です。夕食が美味しかったので朝食も期待です朝食もチェックインの時に時間を決めておきます。朝食もお部屋出しです。どれも料理長渾身の逸品こちらは詳細な説明が大正館のHPにあります。焼物は銀鱈味噌焼だそうで、ご飯が進む…牛乳のように見えるのは、自家製ヨーグルトだそうです。地元豆腐店の豆腐使用の揚げ豆腐もうまい、熱々。季節のフルーツはパイナップルとぶどうでした。ごちそうさまもう一風呂浴びて、早めのチェックアウト。温泉街を散策することにしましょう。和風旅館 大正館鳴子温泉 大正館<宮城県>powered by:楽天トラベル朝食は諸力の元地域情報(東北)
2007年03月12日
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さて、鳴子温泉シリーズに戻りましょう。お風呂から上がってひと休み。いよいよ、お待ちかね、大正館自慢のお料理です食事の開始時間は予めチェックイン時に決めておきます。(但し、最終は午後7時)それはなぜか。暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たく…。夕食はお部屋出しです部屋出しの旅館なんて何年ぶりでしょうか、暫く記憶にありません。料理長ご自慢の品々。豚(特別な豚肉らしい)のしゃぶしゃぶ、牛の煮込み(ビーフシチューみたいになってる)、お造り・蛸の洗い、河豚の皮の煮凝り、焼物「白身魚のパイ包み」…等々。お造りにはドレッシングが添えられ、カルパッチョにもできるという心配り。椀物「蛸しんじょうのお吸い物」揚物「てんぷら」この2品は後出し。あつあつが出てきます。感心した事は、仲居さんが「お酒を勧めない」ということです。注文を取らないし、冷蔵庫に入っている酒のお勧め口上もない。すなわち、旅館側としては料理一品一品に集中したい(してもらいたい)、味わってもらいたいということでしょうか。冷蔵庫から1本だけお酒を出しました。一ノ蔵 特別純米大和伝です。宮城を代表する酒蔵です。最後に、ご飯、味噌汁、漬物と、名物「しそ巻き」。この4点がまた美味いご飯が美味しいのにビックリ、御櫃で来るのですが、ペロッと完食しそ巻きは鳴子の名物だった…知らなかったでも、他のしそまきと違ってしその葉がパリッとしていて、味噌の按配もよく、ご飯が進みます。椀物(吸物)の他に味噌汁が来るのは、心遣いですね。留椀でしょうか。食事のペースはお客さんによって違いますから、ご飯の前に帳場に電話します。それで、あつあつが来ます。最後に…デザート。シャーベットです。こちらも「冷たいうちに」ということで、ご飯の後帳場に電話すると持ってきてくれます。美味しくて箸が進みました。すっかりお腹一杯これで、最低ランクの10,000円(飲物、税など別)です。献立は毎月変わるそうです。行ったのが2月だったので、今は違うお料理が出ていることでしょう。朝食もまた格別…それは次回にしましょう。もうお腹いっぱい湯煙の街をそぞろ歩き地域情報(東北)
2007年03月10日
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さて、「大正館」到着、部屋に通され仲居さんの挨拶を受け、夕食の膳までちょっと時間が。そこは、やっぱ温泉でしょう鳴子温泉は、世にも珍しい、「1つの温泉地で全く異なる複数の泉質の湯が沸く」温泉地として、通の間で知られているようです。日本国内で湧出するする11の泉質のうち何と9つの泉質(項目)が、この鳴子の源泉約370本から出ているそうです。従い、旅館組合なんかのパンフレットやHPにある旅館一覧表には、各旅館で使用している源泉の泉質が細かく記されています。中には、同じ宿でも浴場により違う湯を引いているところもあるようです。スゴイ※「鬼首」「中山平」など鳴子温泉郷の他の温泉地も含む鳴子温泉 大正館<宮城県>大正館さんの浴場は、2つ。「露天風呂つき大浴場」と「大浴場」。露天の有無、湯船の大きさが大きく異なるので、時間(21時20分から30分まで整理時間)で区切り男女交代制になっておりました。湯気でなーんも見えませんが、こちらが露天無しの「大浴場」。21時20分まで男湯です。非常にシンプルで、洗い場は3つ。成分表の記載では、もともとは「女湯」だったようです。湯はさらり。少々、硫黄の香りがします。脱衣場の分析表によると、「含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)低張性中性高温泉」、源泉温度は76℃だそうです。源泉は町有源泉(いまは市有か)。泉質別禁忌症欄に「高齢者の皮膚乾燥症、皮膚・粘膜の弱い人、特に光線過敏症」とあるので、どうやら成分は濃いようですこちらもモヤって良く分かりませんが、「露天つき大浴場」。成分表には「男湯」とありました。こちらは21時20分まで女湯。21時30分以降翌朝まで男湯。湯は、「大浴場」と同じ。内湯も広々、「大浴場」の倍くらいの広さがあります。こちらが、お待ちかねの「露天風呂」(翌朝撮影)街中の土地が無いところに作られた露天なので、狭く、圧迫感はあります。岩風呂になっていて、適度に苔むしているのが風流です。しかし、ワタクシは「コケ」と「シダ植物」がどうも苦手なので、落ち着きませんでした(笑)この写真をみると、湯が少々濁り湯ないることが判りますね成分表では「殆ど無色透明」ですがおまけこちらのパウダールームは綺麗にリフォームされていて快適です。湯上りのお冷、かみそり、コーム(くし)、ローションなど一通り揃っています。やっぱり温泉は温まりますねほっこり火照ったところで、おまちかね、若板長プロデュースの会席料理です。みちのく湯煙ブログランキング「地域情報(東北)」
2007年03月09日
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JR鳴子温泉駅より徒歩5分かからない温泉街の中に大正館という小さな旅館があります。当日、古川駅の観光案内所に、「鳴子で10,000円前後で露天風呂がある」という条件でリストアップしてもらったうちの1軒。「料理の評判が良い」とのことだったので即決しました。(翌朝撮影)玄関で声をかけると、感じの良い若女将が出てきました帳場で記帳して、仲居さんが部屋へ案内。ロビーはリニューアルしてありましたが、急な階段を昇ると、廊下は、お父さんたちが宴会のために温泉へ盛んに繰り出していた時代の温泉旅館といった風情・・・。つまり、「古い」…。床の軋み、照明の薄暗さ、館内の案内表示も古いデザイン。正直申し上げて、この段階では今回の旅館選択は「ミステイク」だったかと思いました。しかしこの感想は、すぐ打ち消されるのです。構造の古さは仕方なく、この旅館の不満点は「廊下」だけと言っても良いでしょう。こちらが、通されたお部屋です。西館と東館があって、こちらは西館の12畳。年季が入ってはいるものの、よくメンテナンスされています。バスルームはないですが、お手洗いが部屋の奥にあり、温水洗浄便座になっています。この部屋の窓からは、鳴子を代表する共同浴場の「早稲田桟敷湯」が見えました。「早稲田桟敷湯」については後日紹介します。窓の下はこの「早稲田桟敷湯」に続く路地になっており、地元の方が洗面器片手に歩いていました。大正館さんで独自の「かわら版」を出しておられます(両面刷:実際はPCですが)。宿の情報の他、温泉街の情報や小ネタが満載です。帳場で頂けます。それによりますと…お茶請けのこのお菓子、「ゆべし」で、通常は6個だったか10個だったかの箱売りだそうですが、鳴子温泉駅のキヨスク限定で2個入りが販売されている…そんな情報がありました。…あ、そうそう、話が飛びましたが、日本旅館なので仲居さんがお茶を淹れながら、一通りの案内をしてくださいます。鳴子温泉駅に着いたのが午後6時過ぎ。もうハラペコです…。食事…と行きたいところですがやはりでしょう。お楽しみの温泉は次回…。トコトコローカル線で温泉の旅「地域情報(東北)」
2007年03月08日
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宮城県大崎市、江合川の上流に「鳴子温泉」という温泉地があります。狭い旧街道沿いに中小の旅館が立ち並ぶ、昔ながらの風情を残した、散策にちょうど良い温泉集落です。福島の飯坂温泉、宮城の秋保温泉とともに「奥州三名湯」と呼ばれています。の古川からJR陸羽東線でおよそ1時間。江合川の谷が徐々に深くなり始めたところが鳴子の町。河岸段丘の上に肩を寄せ合うように建物が建っています。今から1100年以上前、火山の噴火により湧出したのが始まりとみられています。駅舎は鉄筋2階建て、町の観光案内所と同居。変わっているのは、待合室(待合所)が半円形の階段式になっていることです。「コロシアム」あるいは大学の階段教室をちっちゃくしたようなイメージです。もう一つ、駅舎の前に「足湯」がございます。翌朝撮影「湯煙りに包まれた、温泉町の情報発信駅」として「東北の駅百選」になっています。みどりの窓口とキヨスクがあります。JR社員が終日勤務する駅になっているほか、キヨスク係員と、観光案内の係員がいます。駅構内(ラチ内)は特別変わったところはありません。ごく普通の2面3線+側線1本。構内の反対側は段丘崖になっています。温泉街は駅前から目の前です。それでも丁寧な旅館は送迎車を出していますが、せっかくなので歩きましょう。JR東日本えきねっと 各駅情報「鳴子温泉」宮城県大崎市 訪問者向けページ鳴子温泉郷観光協会トコトコローカル線の旅ブログランキング(3月6日現在)2月20日頃より、国道108号線の大崎市鳴子~鬼首(オニコウベ)間が災害のため通行止めとなり、古川・鳴子から鬼首地区・秋田県方面へは通り抜け出来なくなっています。日中、普通車のみ花山村経由で鬼首地区入り可能。その他の車両、時間は秋田県側からしか入れません(鳴子~新庄~湯沢~鬼首:約150kmあるそうです)。市民バスは現場付近徒歩連絡になっています。情報はこちら(仙台河川国道事務所)か、上記の「大崎市」ホームページをご覧下さい。鳴子温泉へ行くには支障ありません。また、鬼首温泉地区各旅館では特別プランを組んでいるようです。どうやら、災害現場のようです(鳴子温泉駅より撮影)
2007年03月07日
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C62ニセコ号。昨日で終了したはずの、「1989夏 北海道」回顧シリーズですが、C62-3の走行写真のネガが見つかったので、紹介します。1989年8月2日午後。場所は、函館本線倶知安駅の構内外れ。下り列車(=小樽行き)であります。倶知安駅に停車中。下り発車前の模様。見物人が多数います。みなSLに夢中。JR仕様の駅名板に目をつむれば、蒸気現役末期の「SLブーム」の頃だと言われても分かりませんね。もちろん、私はその頃の事は知りません。倶知安駅を発車した列車。力行中。ん?、煙が出てない。絶気状態か?後方に見える山は、羊蹄山です。この写真は、トリミング(画像端カット)してあります。こういうアングル、「列車が走っている」という感じが出て好きです。見物の親子、あれあれ?踏切遮断棒の内側にいますね。踏切の周りは格好の見物場所。煙を上げて、一路小樽へと走り去っていきました。ついでの写真、倶知安駅前です。「雪印牛乳」「日本通運」等、レトロな建物が、味を出していますね。今も残っているのでしょうか?それとも、改築されてしまったでしょうか。楽天の動画サービス「Showtime@楽天」に、「C62ニセコ号」の番組があります。現役時代~1995年のラストランまでの動画が計9本視聴できます。【ShowTime@楽天 会員は無料】激走! 北のシロクニ「C62 3...(←こちらをクリック)「ShowTime@楽天」会員(月間会費294円)になると、見放題です。上記リンクをクリックすると、「ShowTime@楽天」のトップページに飛びます(動画ページへは直接飛べません)。入会した方(入会済みの方)はログイン後、トップページで「シロクニ」と入力し検索してください。お持ちのPCがストリーミング再生に対応できるか、確かめてからご入会下さい。「ShowTime@楽天」では、他に「みんなの鉄道」(フジテレビ制作・別途有料)など、鉄道コンテンツがいくつもあります。いまの「SLニセコ号」(C11型機関車牽引)の情報はこちら↓浪漫の旅、秋のニセコ。(JR北海道)←旅に出たくなったらポチっとよろしく
2006年10月26日
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紅葉の季節になり、山間の温泉宿は賑わっていることでしょう。秋田県の最南部、湯沢市の山奥に「泥湯温泉」というこじんまりとした温泉郷があります。「奥山旅館」はじめ3軒の旅館が狭い谷合いに肩を寄せ合うように営業しています。秋田県内では乳頭温泉、湯ノ沢温泉(杣温泉)とならぶ秘湯として知られています。日帰り入浴の大露天風呂は広々、手づくり感を感じる岩風呂です(一応、男女別だが…)。また、最大規模(それでも小さい)の奥山旅館では別に露天風呂を持っています。噴気地帯「川原毛地獄」、滝壺が浴槽の「川原毛大湯滝」、深いV字谷と珍地名の「三途川」も近くです。車では皆瀬川の絶壁の谷「小安峡」、花の名山「栗駒山」。道路が狭いので、この時期は渋滞しますが、集落の最も奥に駐車場があります。路線バスもあります。一度足を運んでみてはいかがでしょうか。泥湯温泉秋田県湯沢市高松字泥湯沢・奥山旅館(公式ページ/通年営業)・小椋旅館(冬期休業)・豊明館(冬期休業)奥羽本線湯沢駅前より羽後交通バス「泥湯温泉」ゆきで1時間5分。終点下車。木地山線時刻表(羽後交通ホームページ:PDF形式)泥湯温泉では、道路、旅館敷地以外には絶対に立入禁止。火山ガスが発生しています。←旅に出たくなったらポチっとよろしく
2006年10月21日
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阿仁ゴンドラ紅葉見物の帰路、寄り道して「国民宿舎森吉山荘」へ。 阿仁ゴンドラからは車でおよそ45分の、森吉山の北麓にあります。 秋田内陸縦貫鉄道の駅と国道交差点で言えば、「阿仁前田」から東の山奥へ入ります。 ちなみに、阿仁前田駅舎は温泉を併設しております。 さて、森吉山荘がある米代川水系阿仁川支流小又川の上流部は、奥森吉・秋田県最後の秘境といわれ、古くはマタギの山師たちしか足を踏み入れることがない辺境でした。 昭和30年代に、尾去沢鉱山(鹿角)へ電力を送るため、三菱による電源開発が行われ、「森吉ダム」と「太平湖」ができました。 これを境に、細いながらも道路が整備され、人々が訪れるようになりました。太平湖には、より奥へ向かう連絡船を兼ねた遊覧船があり、ダム湖より奥の「小又峡」は、三階の滝をはじめ、奇岩峡谷が人々を魅了し続けています。 しかしまた、三階の滝より奥、あるいは太平湖へ注ぐ他の谷は、険しい峡谷だったり、激しい流れが洗うすり鉢状の谷だったりして、熟練の登山者や沢登りでさえ尻込みする、今もって「秘境」のままとなっています。 そんな小又川の谷が、まさに「秘境」へ入ろうという位置に、森吉山荘はあります。宿泊はもちろん、日帰り入浴もやっています。源泉は「杣(そま)温泉」。約700mのところにあって、そこから引湯しています。ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。かけ流しではないようです。浴室は脱衣場、内湯、サウナ、水風呂、露天風呂。あっさりしたつくりですが、窓が大きく、紅葉がきれいな時期は良いでしょう。館内もシンプルで、娯楽の類(バーラウンジ、ゲームセンター)はありません。建て替えられてから間もないので、内外観ともきれいです。森吉山荘ついでに、こちらが源泉の杣温泉「杣温泉旅館(杣の湯)」です。秘境の一軒宿、マタギの宿として、田沢の乳頭温泉が人気爆発する前から度々テレビにも取り上げられました。最近、新しい露天風呂を作ったようですし、小さいながらも足湯がありました。10年以上も前に数度泊まったことがありますが、料理は山菜、川魚(ご主人は名釣り師)はじめ、鯉料理が出ました。あの頃、檻で小熊を飼っていましたが、その後どうなったかな?山の温泉ガイド「杣温泉」交通ガイド秋田内陸縦貫鉄道「阿仁前田」(急行停車駅)より、タクシーまたは送迎車。国道105号線「阿仁前田」より「太平湖・小又峡・森吉スキー場」方面へ入る。「森吉山ダム」建設現場を過ぎ、道なりに。←秋の紅葉、秋の秘湯
2006年10月18日
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ほてる大橋館の湯さんの朝は、…頭痛に悩む朝でしたどうやら、前夜飲み過ぎたようです。しかし、温泉街の散策に出かけることにしていたので、無理矢理起床して、朝の岩室温泉をうろつきました。 江戸時代中期開湯の歴史ある温泉地で、弥彦山参り(弥彦神社は越後国一ノ宮)の人々や、北国街道、北陸道を行きかう旅人の疲れを癒してきた温泉地。 明治以降も新潟の奥座敷として栄え、その名残で芸妓さんがいたり、スナックがあったり、歓楽温泉街の様相を残しています。 しかし歓楽温泉街とはいえ寂れた様子は無く、同じ歓楽温泉地でも福島の飯坂温泉とはだいぶ様相が違います。こちら、別の旅館さんですが、何やら保存対象に指定されているようです。外客を盛んに受け入れた頃(=外貨獲得)の名残でしょうか?現在、旅行の世界では「インバウンド観光」というのが流行です。これは、要するに、外国人に日本を旅行してもらおうというもの。歴史は繰り返す、でしょうか。岩室温泉名物「おせんべい」屋さん。朝早くからやっていました。我々が散策を終える頃には和菓子屋さんも開いていて、「岩室温泉まんじゅう」を入手しました。朝の8時です。ちなみに、こちらがほてる大橋館の湯さんの外観。←岩室温泉いいね~と思ったらクリック…してほしいナ次回以降は、岩室駅から越後線に乗って新潟市街地へ。記事登録は週明けになります
2006年09月29日
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今夜の宿泊先は、弥彦山に程近い温泉場「岩室温泉」の宿「ほてる大橋館の湯」さんでございますおそらく、我々グループが過去宿泊した宿の中では最高ランクそれでも、多少はサービスしてもらったようですが。さて、岩室温泉は江戸時代中期の開湯といわれ、弥彦温泉が開湯(1960年)する以前は弥彦神社参拝者に親しまれた温泉でした。1963年には新参者の弥彦温泉とともに「国民保養温泉地」に指定されました。現在十数軒の旅館が立ち、「館の湯」さんは最大規模の施設です。(岩室温泉については、次回の記事でも紹介します)さて、お宿。52室304名収容。温泉大浴場、大宴会場(仕切り利用可)にカラオケ、クラブ、「料亭街」と称した個室会食場、居酒屋兼ラーメン処…楽しむ工夫満載。ロビーから延々廊下をクネクネ歩かないと、客室へのエレベータにたどり着かないところも、ワクワク心をくすぐります(こういう構造大好き)温泉は、ナトリウム-カルシウム塩化物泉。ちょっとしょっぱい。露天風呂もありまして、よき風情であります。(写真は公式HP等で)ゆったり入りましたね~。露天は温めで思わず長湯しました。御食事は大宴会場。個人客は、お部屋だしだそうでございます。この日は戦友会か何かの御年寄りの団体が入っており、カラオケで賑やか。御食事は写真を撮る間もなく次々腹に入ってしまったので(笑)…宿オリジナルの、新潟の「梅」のつく酒飲み比べ。こちら、客室です。書院造を基調にしたという落ち着いた造り。10帖+4.5帖だそうです(部屋により異なる)感心したのがこちら。洗面台が2つありました。これなら最大定員7名でも余裕で使えますね。さらに、お部屋にはコップ、お皿、割り箸、御猪口、栓抜きが、棚にセットされておりました。冷蔵庫の上にケースを置いてその中に…という宿はかなり多いですが、細やかな心配りです。それに、コップは冷蔵庫の中に冷やしたコップも。そして、宴会から戻るとお布団…これは日本旅館では普通のサービスですが…とともに、冷水ポットと、またコップが用意されていました。それから、御部屋にも風呂があり(更湯ですが)ましたが、ホテル・旅館によくある「3点ユニット」ではなく、アパートの御部屋についているような独立型の「ユニットバス」。温泉があるから使いませんでしたけど。到着→湯浴み→宴会→湯浴み→二次会→湯浴み→三次会→Zzz…ラーメン処には行きたかったな~こうして夜はふけていきました。翌日は頭痛。ほてる大橋 館の湯←旅に出たくなったらポチっとよろしく「ほてる大橋 館の湯」さんのご予約はこちらほてる大橋館の湯新潟県岩室温泉の「心づくしの宿」。城郭風の外観や白木・瓦等を配した館内は、北国街道の雰囲気たっぷり。
2006年09月29日
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秋田県大仙市の開拓原野に湧く温泉「強首(こわくび)温泉」。高速道路西仙北ICより車で5分の台地上に2軒と、台地を降りた先の雄物川曲流帯に立地している集落の中に1軒、合わせて3軒の温泉宿が営業しています。集落名「強首」の名の由来は種々あるようなので、調べて後日追記しましょう。温泉の湯は、昭和40年代に石油掘削中に湧き出たもので、秋田市の秋田温泉などと似た経歴です。公募により「強首温泉」と命名されたということです。その後増掘され、現在の湯量に至りました。今回入浴したのは、「強首ホテル」。本温泉郷最大の旅館で最大280人収容可能とのことです。玄関を入りますと、古い旅館にありがちな黴臭さ・埃臭さが鼻をつきますが、それはロビーだけで、奥の浴場の方ではその不快感はありませんでした。フロントには誰もいませんが、玄関を入ると奥の方から宿の人が出てきますので、入浴料を支払い、浴場へ。浴場は男女別の内湯で、露天はありません。脱衣場は狭いですがリフォームされていて、換気扇とエアコンもしっかり稼動しており、涼しい。では、浴室へ他にお客さんがいなかったので、写真を2枚。こちら、温泉が満たされた浴槽です。分析書によれば、泉質は、ナトリウム-塩化物泉(旧泉質名:食塩泉)。無色透明で無臭・・・。しかし、実際には浴槽の湯は茶褐色(※)で少々油臭いです。しょっぱい。浴槽には茶色い物質がこびりついております。温泉の析出成分でしょう。そうとう濃い成分の湯のようです。それから、どうやら「かけ流し」のようですが、確証はなし。湯の吐き出し口は、何と馬の頭の形。どうやら、お馬さんもこの宿のテーマの一つのようです。傍らには(写真には写っていませんが)、浸かっていないライオンの頭の形の吐き出し口。なんか、ライオン君が馬に御株を奪われ淋しそう。入浴しての第一印象・・・熱い分析書では、源泉は53℃あまり冷めないうちに浴槽に到達しているみたいです。体を慣らすのに大変。蛇口からは水道水が勢いよく放水中。御酒を飲んだ後の入浴は厳禁ですね(どの風呂でもそうですが)。でも、慣れたら気持ちよくなりました。あったまりの良い湯です。・・・長湯はできませんけど。浴槽は2つにわかれていて、大きい方はさら湯なのかな?臭いも何もしませんでした。湯温は普通。洗い場もきれいに保たれ、構造の古さは感じますが、「古臭さ」は感じません。浴室内もいたって清潔です。他の温泉訪問サイトを見ると、塩素臭が強く不快・・・という記述が目立ちますが、この日は浴室の窓を開け放ってあり、塩素臭はあまり感じず、油のような臭い(ここの温泉の香り、どうやら臭素臭)が感じられました。余談1この宿は、合宿の受け入れが多いようです。それも、なぜか「吹奏楽部」の合宿。お宿のご主人が団体客の写真を撮り貯めていて、額装して飾ってあります。中学、高校、大学と、強首ホテルで合宿した吹奏楽部員は多いかもしれませんね。余談2高齢団体も多いようです。その理由が「ゲートボール」と「ドレスアップ」。東北一と称するゲートボールコート6面にゲートボール専用の休憩室は100畳の広さまた、玄関を入って浴場に向かう途中には、衣装のドレスの数々。そして、熟年カップルの記念写真の数々。こういう思い出作りの提案もされているようです。余談3どうやら、パソコンの腕がたつ方のようで、館内の掲示物は、古い旅館にありがちな「手書き」ではなく、全てパソコン出力でカラーできれいに作ってありました。ホームページにはブログ「ホテル日記」もあり、一見の価値ありです。強首ホテル ホームページ←温泉に浸かりたくなったらポチっとよろしく※※※ DATA ※※※強首温泉郷 強首ホテル秋田県大仙市強首字上野台28-7(旧仙北郡西仙北町)入浴料金 400円(9時~18時か19時)宿泊料金 要問合せ周辺環境:畑、酪農と原野。商店や飲食店の類は全くなし。交通電車の方JR奥羽本線刈和野駅(「こまち」は止まりません)からタクシー10分程度。※強首行きのバス路線がありますが、温泉を通るのかは不明です。クルマの方国道13号線旧道「刈和野」より、刈和野橋を渡り、「西仙北IC」の看板の交差点を右折。(途中「強首→」の青看板の交差点があるが、そこは曲がらない)西仙北ICが見えたらICに入らず直進。高速本線を乗り越し開拓地を5分ほど進むと、「強首ホテル」「おも観荘」の看板があるので、右折。秋田自動車道西仙北IC(利用時間6時~22時・ETCなし)からは、IC出口を右折、すぐの交差点をまた右折。高速本線を乗り越し開拓地を5分ほど進むと、「強首ホテル」「おも観荘」の看板があるので、右折。国道13号→13号旧道→刈和野橋の地図(マピオン)刈和野橋→西仙北IC→強首温泉の地図(マピオン)
2006年09月11日
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秋田県五城目町の山奥にひっそりと建つ温泉旅館です。温泉分析表をみると、平成15年に分析したことになっているので、まだ新しい温泉です。従って、館内も清潔で手入れが行き届いています。温泉旅館ですが、立ち寄り入浴を多く受け入れているようです。宿の名称「湯の越」とは、近くの山の名前です。それから取ったようです。館内は宿泊者用の御部屋、御食事処、休憩大広間、そして浴場です。ゲームセンターやカラオケなどといった俗的なものはありません。渡り廊下でつながる温泉の建物。話によると、以前は浴場は別の場所にあったようです。他のサイトで2002年位の入浴体験記を見ると、浴場の写真が違うので・・・浴場(男湯)は、浴槽が2つに別れ、狭い方の浴槽(4~5人入れる)は多少ぬるめになっているようです。他に洗い場と小さいサウナ、小さい水風呂があります。夕方5時過ぎに行ったのですが、地元客で賑わっていました。窓は浴槽の縁から天井まで届く大きな2枚ガラスで、外の緑を眺めながらのんびりできます。他サイトで、蒸し蒸しして、変な臭いで辛かったという趣旨の記述がありましたが、新しい浴場では、その問題はないようです。温泉の湯は、成分表によると、含硫黄-ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉(旧泉質名:含食塩重曹-硫黄泉)この辺では珍しい硫黄泉です。私の知っている限りでは、秋田県沿岸部では男鹿半島の旧簡保保養センターの湯が硫黄臭いのみです。(簡保センターは今はどうなったんでしたっけ?)もちろん、硫黄泉は奥羽山脈に近い方に行くと沢山あります。小さい浴槽がぬるめだと書きました。表示ではそうなっていますが、大きい浴槽の方も熱くありません。じっくり浸かれます。そして、この湯は、注目の加温加水なしのかけ流しなんだそうです。ぬるめの湯は、自然にぬるくなるためです。ただし、冬季は湯温が低下するため、加温するそうです。なお、石鹸・シャンプーの類は備え付けされていません。食事は御昼時は営業していまして、麺類を注文できます。夜は、宿泊者のみに提供のようです。飲み物は自販機(酒あり)があります。一風呂浴びて、すっきりしました。おやおや、こんな薄暗くなりました★★★★ データ ★★★★湯の越の宿楽天トラベル 湯の越の宿←館内の写真、アクセスマップ※現在、当宿は都合により楽天トラベルでの予約ができません。秋田県南秋田郡五城目町内川浅見内字後田125-5日帰り入浴400円(大広間別)宿泊は素泊まり、1泊朝食、1泊2食、各種プランあり希望者へは「五城目朝市」への送迎があるようです国道285号線「内川」より県道4号線を北上。10分かからないくらい。秋田市・五城目IC側からだと、「道の駅五城目」を過ぎて最初の信号を左折。目印は、交差点右手前に郵便局。(秋田自動車道「五城目八郎潟」から15分くらい)秋田市からだと、広域農道を通れば1時間かかりません。電車・バスの方JR奥羽本線「八郎潟」から秋田中央交通バス八郎潟線「五城目」ゆきバスで終点「五城目バスターミナル」下車・のりかえ。※「五城目」ゆきバスは、秋田駅西口12番線からも出ています。五城目バスターミナル5番線より中央交通バス内川線「大繋」ゆきバスで「湯の越の宿」前下車。バス停前の坂道を登る。←旅に出たくなったらポチっとよろしく
2006年08月29日
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国道7号線 北秋田市綴子 道の駅「たかのす」大太鼓の里道の駅「たかのす」を擁する国道7号線は、現在の町の中心部から大きく外れたところにあります。その綴子村(現・北秋田市綴子)には、「大太鼓」という伝統行事が数百年前から伝わっています。その大太鼓は、どれだけデカイのか・・・それはおいおい、順を追って。ここの設備は、トイレ、売店、レストラン、ファーストフード、そして「大太鼓の館」から成っています。古株の道の駅で、設備は総じて古さを感じます。平成元年のオープンです。ファーストフードでは、「ししとうソフト」なるソフトクリームを販売しています。味は確かに「ししとう」の味。辛さはありませんが、ほのかに青み臭い。角館の「安藤醸造元北浦本館(2005-9-26の日記)」内の「くらた角館店」に「しょうゆソフト」というソフトクリームがありますが、こちらの方が、素材の味が全面に押し出されているような気がします。こちらが、当道の駅の目玉施設「大太鼓の館」。大太鼓とは、どれだけ大きいのか?ちなみに、「2番目の大きさ」の太鼓は、ギネスブックに掲載されました。スケール代わりの人間の身長はだいたい165cmくらい。この太鼓(ギネス認定)は、直径371cmあります。この太鼓の上に何人もの大人が乗り、更に下からも長い竿で打ち鳴らし、さらに、町内を練り歩くのです。圧倒的大きさ。私はこの巨大太鼓の存在を知っていましたが、予備知識なしに目撃したら、さぞ驚く事でしょう。ほら、ほとんど壁だもの。となりの道の駅←(R7)能代市「ふたつい」きみまちの里 ◎ (R7)大館市「やたて峠」天然杉といで湯の里→↓(R105)北秋田市「あに」マタギの里 ◎ (R103)大館市「ひない」比内鶏の里→↓(R285)上小阿仁村「かみこあに」秋田杉とコアニチドリの里←旅に出たくなったらポチっとよろしく★★★ PR ★★★[鷹巣特産野菜ししとう使用] ししとうラーメン(5食入)ビタミン、カロチン、カルシウムたっぷり 画像クリック♪ル・デセール(鷹巣・大太鼓まんじゅうでおなじみ「晩梅」)
2006年08月28日
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国道7号線 秋田県能代市二ツ井町桜の名所として名高い「きみまち阪」のすぐ近くにあります。駐車場、トイレの他、売店とレストランの「二ツ井観光センター」、郷土資料館、野菜直売所「杉ちょくん」、テニスコート、レンタサイクル(?)があります。「観光センター」は、ちょっと古い建物です。たぶん、「道の駅」制度ができるよりもずっと前から、ここにあったのでしょう。桜の名所「きみまち阪」への入口です。こちら、野菜産直センター「杉ちょくん」。駐車スペースに最も近い建物なので、ここがメインと思っている人もいるようですが、土産品や飲食は、上の「観光センター」で取り扱っています。「杉ちょくん」では、地元農家が育てた野菜や果物を直販しています。この時期は茄子が目立ったですね。位置関係ですが、「観光センター」は「杉ちょくん」の裏手の、一段高いところにあります。もちろん、歩いてすぐ。所在地:秋田県能代市二ツ井町小繋字中島109-10 国道7号線沿いとなりの道の駅←(R7)三種町「ことおか」土笛の里/(R101)八峰町「みねはま」ポンポコ101 ◎ 北秋田市「たかのす」大太鼓の里→矢印の方向は、北=上としております←旅に出たくなったらポチっとよろしく
2006年08月27日
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仙台訪問記をちょこちょこ書いていますが、今日はホテル宿泊記。寮などの管理運営を全国的に行っている「共立メンテナンス」が展開しているビジネスホテルチェーン「ドーミーイン」。仙台に2軒目がオープンしました。「ドーミーイン仙台ANNEX」でございます。こちらのウリは、何と言っても天然温泉大浴場。非常に強い食塩泉(塩化物泉)で、仕事の疲れを癒してくれます。残念な事に、露天風呂と水風呂は工事中でした。お部屋はシンプルなつくりですが、普通のビジネスとはちょっと違って、ルームに湯船はありません。また、洗面は居室内にあります。これが結構使い勝手が宜しい。ユニットバスで湯船、便器、洗面が全て一緒のタイプは使いづらいですよね。さすが、寮の管理大手、長期滞在の居住性を考えているようです。館内設備は、1~2Fは他の飲食等テナント(「和民」が仙台進出)3Fがフロント、浴場、自販機、朝食処「HATAGO」4F以上が客室。寝巻きは作務衣が準備され、館内は作務衣とスリッパで利用できます。朝食は500円。和食とパンがチョイスできますが、パンセットの案内が着席までなかったのが残念。仙台駅西口から徒歩5分くらい。国分町までも5分強くらい。地下鉄広瀬通駅前。宮城交通高速バスターミナルと同じ通りにあります。ドーミーイン仙台ANNEX←予約←旅に出たくなったらポチっとよろしく
2006年08月13日
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ちょっと用を足しに、仙台へ行ってきます。切符は昨日秋田駅のびゅうプラザで買いました。ここ1年間でびゅうプラザを利用するのは4回目ですが、担当の係が、昨日を含めて3回同じおじさんでした(笑)あと1回はお姉さん。あそこの店は結構従業員が居るんですけどね~。何故かいつも同じ人。ところで、夜、国分町で知り合いと一杯やるかな?という計画なので、1泊してきます。地場の格安ビジネスホテル、東横とかの格安チェーンもいいですが、今回はぜひ泊まりたいホテルがあって、そこを楽天トラベルで予約。それは、ドーミーイン仙台ANNEX。7月1日にグランドオープンしたばかりでございます。(外装)大浴場付、しかもそれが、仙台の都心、青葉区の広瀬通沿いながら「天然温泉」であります露天風呂も付き(どうやら工事中のようですが)。朝食もつけました。和定食500円。帰ってきたらレポートします。早めに着くので、館内を一回りしてみます。おたのしみに。←仙台七夕を見たくなったらポチっとよろしく
2006年07月30日
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ダイワロイネットホテル秋田新ホテルオープンラッシュに沸く秋田市。東横イン、アルファーワン、ルートイングランティアに続き、高品質でリーズナブルな客室で人気のダイワロイネットホテルが登場7月7日、秋田市大町 繁華街川反の目の前にオープン!!空港リムジンバス「交通公社前」バス停目の前!特に空港行きバス乗り場はロビーの目の前!!(空港からのバスは、道路の反対側に着きます)秋田駅からでも徒歩10分!バスなら2~3分!!交通公社前下車山王官庁街へはバス・タクシーで5分!仙台国分町に次ぐ東北2番目の繁華街「川反・大町」エリア隣接、郷土料理をたらふく食って、思う存分遊んでも宿は目の前地酒・ナイトスポット情報酔いどれ秋田食料・酒の調達は、「スーパーランドヤマト大町」が、秋田ニューシティ(旧ダイエー)地下1階で21時まで営業ホテル1Fにはコンビニと居酒屋が出来るようです。(6月25日に撮影)blogランキングに参加していますこの記事をお気に召されたら↑ 1クリック下さい ↑ホテルオープンラッシュの秋田市、今夏もう2軒出来ます。
2006年06月23日
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天気が良かったので、国道7号を南下して、にかほ市象潟まで走りました。道の駅「象潟」ねむの丘展望温泉があります。入らなかったけど。足湯もあります。お湯は茶色。足湯にしては珍しく有料です「山形名物」玉こんにゃく 1串100円山形名物ですが、ここは秋田県。山形以外でも玉こんの屋台をよく見ますが、どうも味付けが甘すぎたりこんにゃくがやわらかかったりして好きではありません。でも、ここは本場山形県に近い場所なのでからか、醤油味がしっかり滲みたおいしい玉こんでした。でも、一番おいしいと感じるのは、やはり山形の山寺(立石寺)や蔵王で食べる玉こんでしょう。道の駅のすぐ裏はもう日本海です。4階にある展望風呂もこちらを向いていて、眺めは絶景(だそうです)。天気が良かったら、飛島が見えるでしょう。・・・でも、下から見上げると、風呂場で仁王立ちしているどっかのオヤジさんの裸姿が見えるんですけど(笑)こちら、行きに立ち寄った「秋田県立大学 本荘キャンパス」
2006年06月12日
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宿泊は、小安温泉の「元湯くらぶ」さんに泊まりました。県南1泊旅行(巡検)のこれまでの日記1:いなにわうどん体験 2:川連漆器 3:ジークブルガー通りさて、「元湯くらぶ」さん。大小の旅館、民宿が立ち並ぶ小安温泉集落の中にあります。館内は、「大」が付くほどではないものの広間があって、ほかに4タイプのお部屋と内風呂、露天風呂、貸切風呂、貸切露天風呂があるだけの、いたってシンプルな造りです。玄関先には、足湯があります。無料。部屋数は14室、基本的にアウトバス。最もグレードが高い「Dタイプ」の1部屋だけは内湯が付いているようです。最もシンプルかつリーズナブルなお部屋は、手洗・洗面も共用。内装は綺麗で、手入れが行き届いている印象を得ました。温泉(浴場)へは、長い廊下。(この写真は浴場側から本館側を見ています)小安温泉は源泉が熱いので、温度低下のために冷ましたり加水したりしているらしいです。それでもなお熱いちなみに、小安峡の節理状の岩盤から噴出している蒸気は90℃あるそうです。露天風呂は、内湯の湯船を通って、外に出てちょっと下がったところにありました。露天は湯温が下がっていて快適。国道とは反対側の山に面した方にあるので、木々のさざめきと小川のせせらぎだけが聞こえます。お食事も、いろいろオプションが付けられたり、季節の食材を使っているようですが、宿泊当日のメニューは山菜を中心にした御料理でした。ホイル焼きの中身は岩魚・・・だったはず。皆瀬牛の朴葉焼き、栗駒高原のヨーグルト、宿特製の古代米を使った食前酒「やよいのしずく」(醸造元は秋田県醗酵)等々。朴葉焼きを「鍋」と見るなら、鍋料理が2品も付いたお膳は初めてでした右上に写っている蓋したままの器には、古代米のご飯。しかし風呂上がりのは旨いネ食事後は、翌朝6時半に起きれる強者は散歩に行くぞと宣言しつつ、二次会と称して夜遅くまで歓談。散歩の様子は次回UPします。この地域最大のみどころ。朝靄に煙る小安温泉の町並み道路は国道398号線。この先は、神室山地と栗駒山との鞍部を花山峠で越えて、宮城県の栗原市(東北道築館)、そして石巻市に至ります。県境部は冬季閉鎖。 アクセス情報 「元湯くらぶ」さんの公式HP http://www.motoyukurabu.com/景勝地「小安峡大噴湯」へは、徒歩5分くらいで南側の遊歩道入口に到着できます・の方奥羽本線「湯沢」より、羽後交通バス「小安温泉」ゆきでおよそ60分奥羽本線「横手」近くの「横手バスターミナル」より、羽後交通バス「小安温泉」ゆきでおよそ80分いずれも、「元湯」下車。進行方向前方へ徒歩すぐ※「横手バスターミナル」は、駅前の「羽後交通ビル」 (マックスバリュ横手駅前店:旧ジャスコ横手店)1階にありますリンク:羽後交通株式会社 湯沢・小安線時刻表(PDF) 横手・小安線時刻表(PDF)の方東北自動車道「築館」より、国道398号線経由およそ75分(冬季閉鎖)東北自動車道「一関」より、国道342号線~栗駒道路~国道398号線経由およそ90分(冬季閉鎖)・・・沿線では「厳美渓」「須川温泉」がみどころ秋田自動車道「横手」より、国道13号線~342号線~県道~398号線経由でおよそ60分湯沢横手道路「湯沢」より、国道398号線経由およそ40分blogランキングに参加しています
2006年05月23日
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今日から営業再開。露天風呂からの眺めは一面の雪原!秋田県湯沢市~岩手県一関市を結ぶ国道342号線が奥羽山脈を越える場所に湧く「須川温泉」に2軒ある宿のうち、「栗駒山荘」は秋田県側にある比較的新しい温泉宿。数百m離れた岩手県側にある千人風呂で有名な「須川高原温泉」が、歴史ある登山基地という趣なら、栗駒山荘は山の景色と料理と温泉でのんびり過ごすプチリゾートの趣。この辺には、噴火で出来た火山湖「昭和湖」や噴火口、御花畑、ツンドラ地帯などの見どころがたくさん。栗駒山頂へ登ることもできます(それなりの装備と入山届が必要)。一番賑わうのは紅葉が美しい「秋」ですが、この時期大雪原を見ながらのんびり浸かる露天風呂が、私は好きです。実は、GWながら平日は微妙に空いているということもあります。※宿泊はGW中既に満室のようです。須川温泉 栗駒山荘(公式ページ:秋田県側)須川高原温泉(公式ページ:岩手県側)例年、国道開通日が営業再開日で、秋田県側が先に開通するのですが、今年は例年になく残雪があり、岩手県側が先に今日開通しました。ただし、当面の間、夜間は通行止めです。また、秋田県側は除雪が終わっていないため当面の間全面通行止めです(5月12日頃開通予定)。岩手側から入山される方も、冬タイヤかタイヤチェーン等を装備・携行して下さい。国道342号は道幅狭し。↑blogランキングに参加しています ぜひご投票(バナーをクリック)を
2006年04月30日
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秋田市中通の「スーパー健康ランド華のゆ」。ビジネスホテル「ルートイングランティア秋田」に併設されているスーパー温泉浴場。前も紹介したことがあります。2005-6-12の日記、2005-7-18の日記、2005-12-5の日記 今日も、午後から時間があったので行ってみました。 本日午後のルートイン ぬぁーんと、ビックリするほどガラガラ。 浴室も、脱衣所もロビーも(お食事処には行っていないので分からないが)。 それもそのはず。先日4月1日、ここから車で5分強の秋田市卸町に、新しい温泉スーパー銭湯「天然温泉こまち健康ランド」が新規オープン!華のゆよりも大きな建物で24時間営業。華のゆの売りだった岩盤浴が「こまち」にもあるとあっては、物は試しと、お客さんみんな「こまち」に行っちゃったみたいです。それで、華のゆは空いているということらしい。別にサービスレベルが低下したとか、そういう理由で空いている訳ではない。もしかしたら、「華のゆ」派のお客さんが戻ってくるかもしれない。そうしたら、賑わいを取り戻すでしょう。逆に言えば、「華のゆ」に行くには今がチャンスノンビリできますよ。料金は、実は「こまち」の方が安い。しかし2時間の時間制限あり。フリータイムではいると、時間制限なしの「華のゆ」の方がずっと安い。参考までに。いままでスーパー銭湯が流行らなかった(実は、「ガスト」「ミルキーウェイ」の大手ができるまでファミレスもあまり長続きしない街だったのだ)我が秋田市に、矢継ぎ早に2つも新登場。古参の「ユーランドホテル八橋」(八橋ラドンのことね)、「幸楽園健康センター」(有志の力で復活した)、日帰り温泉の「秋田温泉リラックス」「秋田温泉プラザ」「横森パルコ」「あったまりーな」「ザ・ブーン」「森林学習館」「貝の沢温泉」「大滝山温泉」「健康福祉新屋温泉」「雄和ユアシス」「ユフォーレ」「岩見温泉」と、人口30万強の秋田市にこれだけの日帰り温泉がひしめき、顧客争奪戦を展開中。 加えて、「天王温泉くらら」(潟上市)、「唐松温泉」(大仙市)、「滝温泉」「(由利本荘市)等々、近隣にも温泉がたくさん。 遠くドライブすれば、名だたる秘湯「乳頭温泉郷」に「玉川温泉」、「泥湯温泉」と、温泉天国 いいかげん、ふやけちゃいそうです。
2006年04月11日
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「休暇村岩手網張温泉」には、宿泊客を受け入れる「本館」の他に、日帰り専用施設「網張温泉館」、野天風呂「仙女の湯」があります。本館客室から眺めた温泉館温泉館は本館より一足早くリニューアル。本館のリニューアルが「改装」だったのに対し、温泉館は「改築」されました。改築前は本館が出来るずっと前からあった古い木造の建物(1965年築)で、廊下には急な階段があるなど、秘湯ムード満点の建物でしたが、老朽化が激しくバリアフリーなんて夢のまた夢という状況で、改築されました。今は平屋建ての綺麗な建物になっています。泉質は本館と同じ。露天風呂あります。料金は1人500円。本館から遊歩道とつり橋で繋がっていますが(これらは最近出来た)、温泉館にも駐車場があります。野天風呂「仙女の湯」は、本館から徒歩10分程度の谷間にあって、簡単な脱衣所と混浴の湯船があるだけ。野趣満点ですが訪問者も多いようなので、度胸がある方どうぞ。ちなみに、書き忘れましたが、温泉の歴史は古く、和銅年間(西暦710年頃)まで遡り、信仰上の理由で入浴が禁止されたこともあったそうです。その時、温泉の周りに網を張ったので「網張」というのが有力説です。近世では、宮沢賢治が投宿したことでも知られます。休暇村 岩手網張温泉 日帰り入浴本館:8時~15時 500円(宿泊者は当然無料)温泉館:9時~19時 500円(本館宿泊者は無料)仙女の湯:8時~日没 清掃協力金300円 積雪がない時期のみ入浴可能バス時刻表(PDF)網張温泉線(盛岡バスセンター~小岩井農場~網張温泉)雫石網張線(雫石駅前~玄武温泉~網張温泉)問い合わせ先:岩手県交通株式会社
2006年03月15日
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先日発生した乳頭温泉郷鶴の湯温泉と孫六温泉の雪崩事故で、孫六では更に崩壊が進む危険性があるとして、避難勧告が出ました。同宿は通年営業の宿ですが、雪崩事故以来休業していました。秋田魁新報 孫六温泉に避難勧告
2006年02月14日
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10日(金)、仙北市で続発した雪崩は、鶴の湯で死者1人、負傷者十数人を出す惨事になりました。亡くなられた方は設備の修理に来ていた作業員の方で、別の雪崩で壊れた給湯用の樋を直していた時に巻き込まれてしまったようです。私の知り合いに、鶴の湯の佐藤社長さんと馴染みの方がおり、大変心配していました。鶴の湯温泉は1週間程度営業を自粛、孫六温泉も復旧まで休業するということです。大釜温泉、蟹場温泉、妙乃湯、休暇村田沢湖高原は営業しています。黒湯温泉は冬季休業中です。路線バスは終点の乳頭温泉まで通常運行しています。なお、この事故で乳頭温泉郷全体がダメージを受けたと印象を持たれている方が多いようですが、今回事故があった鶴の湯は、乳頭の他の温泉とは違う沢にあり、1~2km離れています。国土地理院 地形図閲覧サービス 1:25000「秋田駒ケ岳」乳頭温泉までの県道は除雪万全です。そもそも、山深くなるほど、雪崩はつきもの。厳しい雪国の現実です。同日に発生した雪崩で運休していた秋田新幹線も今朝から運転を再開しました。「こまち」が雪崩に遭ったのはこのへんです。国土地理院 地形図閲覧サービス 1:25000「国見温泉」地形図の読み方が分からない方はこちら(国土地理院HP)http://watchizu.gsi.go.jp/riyou/もっと読みこなしたい方は参考文献を↓平塚晶人著2万5000分の1地図の読み方菊地俊夫・岩田修二著地図を学ぶなお、「地形図」は1:10000(1万分の1)、1:25000、1:50000の3種が販売されていて、1:25000は北方領土を除く国内全土を、1:50000は北方領土を含めた全土をカバーしています。日本地図センターでの通信販売のほか、国土地理院刊行地図の取扱店(地域を代表する書店や文具店、主要登山用品店、教育学部や地理学科、土木学科などがある大学の生協など)で近隣地域の図幅が販売され、主要都市の大規模書店では全国全図幅をそろえているところもあります。東北地方では、ジュンク堂仙台店が全国のものを揃えています。東京では、三省堂書店神田本店、内外地図、日本地図共販神保町店売り所、ジュンク堂池袋店、丸善日本橋店などで全国のものが予約せず手に入ります。この他、国土地理院では「土地利用図」「地勢図」などを刊行しています。
2006年02月12日
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今日は、夜中に雪が降り積もり、昼間は気温が急に上昇しました。沿岸部の秋田市では小雨となり、路面状況は交通量が多い幹線道路を除き最悪です。この気象状況の中、仙北市田沢湖(旧田沢湖町)では雪崩が相次ぐなど、秋田県内で被害が続発しています。今朝 八森町の中学校で体育館の屋根が落ちているのが発見される午前6時55分頃 秋田市寺内の食品会社倉庫が倒壊しているのが発見される午前10時30分頃 JR田沢湖線で雪崩と見られる現象が発生 東京発秋田行き「こまち3号」が突っ込み立ち往生 →応急の除雪が行われ、午後4時10分頃田沢湖駅に到着午前11時20分頃 乳頭温泉郷「鶴の湯」で雪崩が発生、女湯露天風呂が埋まる 入浴客十数人が巻き込まれ、作業中の作業員2名が行方不明に →その後1名は救助されたが、午後5時30分現在1名が行方不明午後1時10分頃 乳頭温泉郷「孫六温泉」に通じる道路で雪崩が発生。 従業員1名が行方不明と一時伝えられる →その後、巻き込まれていないことが判明今日夕方、テレビ(NHK、ABS)はニュースを臨時枠でを放送。AKT、AABも5時の全国トップニュースに。それによると、現在、乳頭温泉郷は一部地域で緊急車両通行のため立ち入り制限。秋田新幹線は終日運休。テレビ各局はNHKが乳頭の近くに入っているものの、民放各社は田沢湖高原温泉郷(乳頭の4~5km手前)から中継しています。
2006年02月10日
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このブログでもたびたび登場している「クアドーム ザ・ブーン」。秋田市仁別にあります。だいたいこの辺→Yahoo!地図市街中心部から車で30分(雪がなければ)今日も行ってきました。年間利用券「ピルルくらぶ」を持っているので、9月まで何度でも利用可能だから。メイン施設は屋内プールと室外25mプール、露天風呂。この3つは水着着用ゾーン。サブ施設としてブール更衣場付設の温泉浴場と、露天風呂つきの展望大浴場があって、こちらは水着禁止(つまり全裸)ゾーン。それに大広間やらレストランやらがあります。9月16日掲載「クアドーム ザ・ブーン」車で30分、山間にありますが、そんなに「山奥」ではない。秋田駅に2番目に近い中学校の学区で、市バスも通う(民間委譲で2年前から民間バスに代わりましたが)距離。しかし今年の大雪の名残で、雪はまだあまり溶けておらず。そこにここ数日でまた積もったので、風景はとんでもなく山奥の豪雪地帯並み。車で走っていると、「一体ここはどこだ?」と不思議な錯覚に陥ります。道路両側雪の壁、萱葺き屋根の民家には1mもあろう雪の帽子。まるで乳頭か森吉にでも向かっていると勘違い。
2006年02月06日
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東京から旅行に来ていた大学助手の一家4人が亡くなった泥湯温泉のガス中毒事故で、湯沢市の高松泥湯温泉地区の住民に出されていた避難勧告は、今日午前10時に、34日ぶりに解除されました。しかし、住民・関係者以外の立ち入りは継続して規制され、午前10時~午後3時までとなっています。従って、冬季も営業する予定だった旅館の営業再開の目処は立っていません。
2006年02月03日
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旅行新聞新社主催の「第31回プロが選ぶ日本のホテル・旅館百選」が発表されました。秋田県内の受賞ホテル・旅館は??味付け、質はもちろん、器や献立、配膳下膳まで審査の対象となる「料理部門」では・・・男鹿グランドホテル「なまはげの里」男鹿市から、男鹿温泉郷の男鹿グランドホテルが78位に!第30回(昨年)の85位から7ランクアップです!男鹿半島の海の幸をふんだんに使った、生きの良さを重視したお料理。もちろん、旬の魚介と秋田みそ仕立てスープが入った桶に熱々に熱せられた男鹿半島独特の火成岩「金石」を投入して一気に煮立てる豪快な男鹿の名物料理「石焼料理」も!(要予約)料理以外にも、ブナの原生林生い茂る世界遺産を巡る「白神山地ガイドツアー」(朝から夕方までかかります・要予約・夏季のみ)や、入道崎に夕陽を見に行く「夕陽感動バス」、男鹿温泉郷の旅館8軒のうち3軒のお風呂を巡って1,000円の「八湯ゆめぐり」など多彩なオプションで楽しめます。秋田中央交通(↓下記参照!↓)の1泊型定期観光バス「つばきコース」(GW~11月)に組み込み、男鹿半島を満喫することも可能!2月はまだ空きがあるようですよ荒々しい冬の日本海へ是非!しかもなまはげ柴灯まつり(2月10日~12日)の日も、まだ空きがあるようですよ!早い者勝ち、チャンス!楽天トラベル予約ページ→男鹿グランドホテル男鹿グランドホテル公式ページ→http://www.ogaonsen.com/index2.php男鹿市観光協会→http://www.namahage.ne.jp/ogakk/(柴灯まつりの詳細もこちら)心配りや親切さ、清潔さなどが評価対象になる「もてなし部門」では・・・龍門亭 千葉旅館「花輪ばやし」と「盆踊り」の里、鹿角市から龍門亭 千葉旅館が95位にランクインしました!第30回の98位から3ランクアップです!「おもてなし」という、物体では表せないジャンルでの快挙!宿に限らず商店でもとかく接客の評判が良くないとされる秋田県内(いわゆる「秋田商法」)において、この分野でのランクインは素晴らしい。お風呂も、非常に雰囲気ある造り。十和田南麓の名湯大湯温泉です。料理は、鹿角のお隣大館市の郷土料理にして東北を代表する地鍋(と言うのかな?)「きりたんぽ鍋」を是非賞味下さい(要予約)。足を伸ばせば、日本有数のカルデラ湖で「十和田湖」(今も活火山に指定されているそうですよ)や、なだらかな山稜が特徴のアスピーテ型火山「八幡平」で自然を満喫。歴史ファンの方には、未だに多くの謎に包まれている「特別史跡 大湯環状列石」がすぐです。※27日深夜放送の秋田朝日放送ローカル「ぷあぷあ金星」で、お風呂が少しだけ紹介されました楽天トラベル予約ページ→龍門亭 千葉旅館千葉旅館公式ページ→http://www.ink.or.jp/%7Eryumon/pc-index.html大湯温泉観光協会公式ページ→http://www.ink.or.jp/~o-yu/鹿角観光物産協会公式ページ→http://www.ink.or.jp/~kankou18/また、秋田中央交通が、「優良観光バス30選」に選ばれました!情報出所:秋田魁新報28日付 「本県の男鹿グランドHなど受賞/ホテル・旅館百選」 :旅行新聞新社(現在同社HPに掲載されているのは、前回のランキングです)
2006年01月29日
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国道46号仙岩峠の雪崩は復旧し、通行できるようになったようです。(従いまして、仙岩の雪崩に関する記事は削除しました)今度は、上小阿仁の国道285号線で雪崩が発生し、トラック1台と乗用車2台の計3台が巻き込まれたと、さきがけ電子版(http://www.sakigake.jp/)が速報しています。詳細は分かりません。
2006年01月04日
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【2016.12.01 重要追記】この記事は、2005年に発生した硫化水素事故について、当時記載した記事です。2016年11月末に短時間発生した噴気の噴出と、それに伴う避難勧告発令についての記事ではございません。一昨日29日、秋田県湯沢市高松の泥湯温泉駐車場で、硫化水素ガス中毒により温泉客4名が死亡した事故を受けて、湯沢市は今日午前10時、高松泥湯温泉地区の4世帯(営業中の旅館1軒と冬季休業中の3軒)と旅館の宿泊客に、地域防災計画に基づく避難勧告を出しました。地域住民は市内の他の宿泊施設に避難し、現在、営業中の「奥山旅館」の予約客への対応を検討しているとのことです。また、新規予約受付の自粛を求めているようです。事故が発生した駐車場は県と湯沢市が管理している区域で旅館のものではありません。冬季閉鎖中でしたが、除雪車の回転地として開けてあったということで、一般人の立ち入りは想定していなかったということです。泥湯温泉は、秋田県の南部内陸部の湯沢市の山間にあって、鄙びた風情ある旅館4軒が立ち並んでいます。近くには噴気地帯「川原毛地獄」、大墳湯が見られる「小安峡」、深い峡谷を渡る「三途川」などの見所が点在しており、県内では乳頭温泉郷と並んで人気の秘湯です。Yahoo! 読売オンラインYahoo! 共同通信
2005年12月31日
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昨夜は突発的な徹夜勤務になり、非常に眠い。その代わりに今夜の勤務がなくなったので、ルートインの「華の湯」で居眠りを決め込むことにしました。料金が変わって、平日・土休日の2本立てに。それに、必要な人はタオル・室内着セットなどを付ける様に変わりました。今日は、平日入館料750円+タオル・室内着セット200円=950円風呂上りは、もうどこにもお出かけしないので、お食事処で生ビール+昼食!リラクゼーションスペースで居眠りして、夕方起きて再度風呂。ここ、「オンドル」も評判がいいんですよ。試したことないけど。非常に贅沢な1日でした。ルートイングランティア秋田全国の「天然温泉」併設ルートイン←【北海道・十勝】ルートインSpaResortホテルグランティア十勝幕別温泉【広島県】ホテルルートイングランティア福山→←【埼玉県】ホテルルートイングランティア羽生
2005年12月05日
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宮城県 作並温泉ゆづくしの宿 一の坊本日(11/20) テレビ朝日系「旅の香り」で紹介されました宮城県の東北新幹線仙台駅から、JR仙山線快速電車でおよそ40分。奥羽山脈の山懐に抱かれた湯の里があります。電車を降りて、送迎バスに揺られること5分。狭い谷間に近代的な温泉旅館が立ち並ぶ「作並温泉」に到着します。広瀬川の渓流、もっとも源流部に近い谷の合間ですが、でもここは仙台市内。鷹泉閣 岩松旅館、作並温泉 La楽リゾートホテルグリーングリーンなどの大旅館が立ち並ぶ中に、こちらも大旅館「ゆづくしの宿 一の坊」があります。ここには、泊まったことはありませんが、4年ほど前立ち寄り利用をしたことがあります。当時、料金は確か1,000円(現在は1,300円)。浴衣が付いていて、脱衣所とは別の所にロッカーがあってそこで着替えるようになっていました。お風呂は、内風呂(大浴場)と露天が3ヶ所あって、露天は時間帯により男女交代制でした。※現在、露天のうち1ヶ所は宿泊専用貸切露天になっているようです。大浴場と露天はまた別の所にあって、趣きある長い廊下を歩いて行くようになっていました。部屋に露天風呂がある部屋もあるようですよ。このお宿は、宿泊でも基本は食事別。館内の好きな食事処で好きな品を注文できます。日帰り客も利用可能で、ふろふき大根を看板メニューにした「大根茶屋」など、趣向が凝らされています。日帰りでは利用したことがあるけれど、いつか泊まりでのんびりしたい、お宿です。なお、近場には…ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所秋保温泉(奥州三名湯)電車で山を越えると、山寺仙台市内では仙台城址(青葉城)足を海の方に伸ばして松島・・・忘れちゃいけないね、楽天本拠地宮城球場。****一の坊 DATA****ゆづくしの宿 一の坊(←宿の公式ページにリンクしています)〒981-3431 宮城県仙台市青葉区作並温泉現在、週末の日帰り利用は予約が必要です~公共交通~JR東北新幹線仙台駅、山形新幹線山形駅よりJR仙山線 作並駅下車送迎バス または 仙台市営バス利用JR仙台駅西口(22:仙台ホテル前)、JR山形新幹線新庄駅前より、山交バス「特急48ライナー」で作並温泉下車※JR仙台駅西口(10:バスプール)から、仙台市営バスの作並温泉行きもあります。~自家用車~東北自動車道「仙台宮城」より国道48号線を関山峠・天童方面へ30分※高速を降りると48号線仙台西道路です仙台市内からは、広瀬通~48号仙台西道路経由で45分。
2005年11月20日
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今日は、「新屋温泉」に行ってきました。正式には「福祉健康新屋温泉」といいます。ここは、秋田市西部(中心部から見れば南部ですが、西は日本海なので「西部」と呼んでいます)の新屋の住宅街の中にある温泉で、2003年(平成15年)オープンした日帰り温泉です。地元の材木屋さんが、2代にわたって掘削、建築して誕生した温泉です。なぜ「奇跡」かといえば、専門家が「絶対に湧出しない」とまで言った場所から湧出したから。先代の社長さんが、1914年に発生した強首地震のときに出来た地割れを見てひらめき、それから83年後の1997年、念願の温泉湧出を見たというわけです。それから、6年の歳月をかけて、製材工場の一角に、天然ヒバ造りの施設を建設したものです。一千万年前の海水が湯になって汲み上げられているお湯は、ナトリウム-塩化物強塩泉(含ヨウ素-強食塩泉)です。このヨウ素(ヨード)の含有量がポイントでして、館内の掲示によれば、ヨード含有量が豊富で有名な、北海道の晩成温泉(大樹町)よりも2倍程多いとか。ヨードは外科の傷、皮膚病に効くそうで、新屋温泉も「きりきず、やけど、慢性皮膚病…」に効能があるということです。館内は、男女浴場と大広間だけといういたってシンプルな造り。外装も含め、総ヒバ造り。まだ建って2年ほど。なので、ひばの香りが館内中でします。フロントで話を聞くのを忘れましたが、温泉の入口に立つこの鋼材。旧秋田大橋のトラス鋼材の一部です。1934年に架けられ、永く国道7号線の大橋として鎮座していましたが、2001年までに新しい秋田大橋が開通、旧橋は惜しまれつつ2004年までに解体されました。小さい頃は、父の車や観光バスでこの秋田大橋のトラスをくぐって南下すると、たとえ行き先が大森山公園(市営の動物園やテレビ塔がある)だったとしても、随分遠くに行くような心境になったものでした。多くの秋田市民に親しまれた、老橋でした。****「新屋温泉」のデータ****福祉健康新屋温泉〒010-1632 秋田市新屋大川町20-3電車:JR羽越本線 新屋駅から 徒歩8分(大川散歩道経由)バス:秋田中央交通 新屋線 西中学校前下車 徒歩5分くるま:県道56号線(旧国道7号線)新屋交番近くの交差点または西中前の交差点を東側に入る利用料金 入浴のみ500円、休憩込み1,000円(いずれも大人。小人は別料金)営業時間 平日 午後1時~午後9時(退館) 土・休日 午前10時~午後9時
2005年11月12日
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今日は、角館の安藤醸造元(マルジョウ)に味噌やら漬物やらを買いに行き、そのついでに田沢湖高原の方まで足を伸ばしました。いつもでしたら、水沢温泉郷(「たざわ湖スキー場」のところ)の「露天風呂水沢温泉」に行きますが、今日はもっともっと奥まで入って、全国の温泉ファン憧れの秘湯「乳頭温泉郷」まで足を伸ばしました。秋田市から、角館のマルジョウ北浦本館に寄り道(いやいや、ホントはこれが本日のメインイベント…)し、田沢湖畔(たつこ姫~御座石~春山)経由で2時間半位で到着。そこは日本中に名だたる秘湯、十和田八幡平国立公園 乳頭温泉郷。ご覧の建物、旅行雑誌やテレビ番組でお馴染みの木造萱葺き…ではなくて鉄筋造り。「休暇村田沢湖高原」は、乳頭温泉郷で唯一、近代的設備を持つ公共の宿。場所は、それこそ乳頭温泉郷の入口。それほど「秘湯」というムードではありません。幹線国道、鉄道駅から遠く離れ、グネグネ道を辿って着くことだけが「秘湯」。日帰り立寄り湯は1回500円。浴場はエレベーターで(乳頭でエレベーターがあるのはここだけ…)3階に上がり、渡り廊下をずっと進むと、男女別の浴室入口。浴場は2001年に全面改装されたときに、新築されました。改装前は、お風呂は別のところにあって、露天はありませんでした。浴場を含め全体が近代的で清潔。「風情」を求めて乳頭にこられる方には物足りないかもしれませんが、乳頭の湯に浸かりたくても、木造の年季の入った湯船や脱衣所は苦手で二の足を踏んでいるという方には絶対にお勧めです。内湯は炭酸水素塩泉と硫黄泉の浴槽があります。露天風呂はブナの林に囲まれて静か。青空に鮮やかな緑の木の葉が、透き通りように揺れています。山側の柵は高くないので、湯船につかりながらでもブナ林を見渡せます。↑露天風呂の眼前に広がるブナ林↑(渡り廊下より撮影/左手に見える柵が、男性露天風呂の本館側の柵)露天風呂の浴槽は若干深め。石造りですが、全く滑りません。そういう石なんだそうです。連休最終日で客数が多かったものの、「混んでいる」という印象はなし。みんな「秘湯」を求めて鶴の湯や蟹場などに行っちゃうようです。多客期でもゆったり入浴できます。乳頭温泉郷の注意点:鶴の湯温泉だけは、休暇村より3kmほど手前の分かれ道から別の沢に入ります。他の各温泉は全て休暇村より奥にあり、黒湯温泉は休暇村前の交差点から分かれ道に入ります。東京からいらしたと思われるお客さんが、「こりゃ良い湯だ」としきりに感心していました。本当にその通りだと思います。ブナ林を眺めながらのんびり硫黄泉に浸かる。贅沢な時間かもしれません。休暇村田沢湖高原〒014-1201 秋田県仙北郡田沢湖町駒ケ岳2-1田沢湖線(秋田新幹線)田沢湖駅下車、羽後交通バス乳頭線で約50分、「休暇村」下車。休暇村田沢湖高原田沢湖町田沢湖町は、明日9月20日付けで角館町、西木村と合併し、「仙北市」になります
2005年09月19日
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新幹線で温泉に行こう猿ヶ京温泉1958年に完成したダム湖「赤谷湖」のほとりに宿が立ち並ぶ、比較的新しい温泉。「比較的新しい」というのも、もともとは今のダム湖の底に当たるところに上杉謙信も立ち寄ったという古湯「湯島温泉」があった。ダム建設の折、水没を免れた現在地に集団移転、名称も現在の「猿ヶ京温泉」に改めて再スタートを切ったものだ。「猿ヶ京」の由来も、謙信の故事に由来する。このため、旅館は近代的なものが多く、高度成長、国内旅行ブームだったころの面影を残していると言える。泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩、塩化物泉。湯量たっぷりで、各宿とも風呂に趣向を凝らしているのが特徴だという。群馬県新治村猿ヶ京温泉郷上越新幹線 上毛高原駅から、関越交通バス30分(このバスは在来線沼田駅始発)猿ヶ京温泉 ホテル湖城閣猿ヶ京温泉 猿ヶ京ホテル
2005年08月17日
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新幹線で温泉に行こう今回は、群馬県の湯檜曽温泉。湯檜曽温泉は、利根川の支流、湯檜曽川のほとりに湧く温泉で、水上温泉、谷川温泉などと共に水上温泉郷を形成しています。始まりは室町時代まで遡り、鎌倉時代の豪族安倍氏の末裔の落人が発見したと伝えられ、密かに発見した湯があることから「湯のひそむ村」、転じて現在の「ゆびそ」になったという説が有力です。現在の湯檜曽温泉には8軒の旅館があって、小規模かつ森閑な雰囲気ながらも、ひなびた温泉宿から大型旅館まで、目的に合わせて宿を選べます。泉質は単純泉。神経痛、筋肉痛、リューマチなどに効くとのこと。周辺の観光スポットとしては、谷川岳をはじめとするスキーや、急流河川を下る最近流行のラフティングなどのアウトドアスポーツ、峡谷や温泉街などの散策、美術館や資料館などの文化施設訪問などが楽しめます。また、付近のJR上越線には、珍しい「ループ線」があるほか、湯檜曽駅の下り線と土合駅下り線はトンネルの中にホームがあり、特に土合下りホームは、所要時間約10分の登り階段を登らないと改札口にたどり着けないことで有名です。清風かおる湯宿 林屋旅館(旧:林屋旅館<群馬県>)各種ガイドブックに紹介されています。ホテル湯の陣湯檜曽川河畔に建つ大型旅館。この他、沼田・水上の施設一覧・・・湯檜曽以外の水上温泉郷の各宿も多く含まれます交通案内上越新幹線上毛高原から、関越交通バスで約50分。在来線の場合は、上越線湯檜曽駅下車。在来線特急の場合は、上越線水上駅下車、関越交通バスで約10分。旅行貯金派の方へ湯檜曽郵便局水上駅前簡易郵便局水上郵便局
2005年08月14日
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新幹線で温泉に行こう第一弾は、群馬県の伊香保温泉。上越新幹線、長野新幹線の高崎駅からバスが出ています。高崎駅~伊香保温泉 群馬バス 1時間19分 1,120円※在来線なら 渋川から関越交通バス 25分 550円石段の街並みで有名な上州の名湯。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとにその魅力を発揮する。万葉集にも謳われる古湯で、近代になってからは草津などとともにいち早く温泉の街として整備され、政財界人、文人はじめ多くの人が足を運んだところ。ホテル、旅館の他、ラーメン屋、スナックなど、古き良き時代の歓楽温泉街を浴衣がけでそぞろ歩く風情が人気の貴重な温泉場だ。共同湯が数ヶ所あるので、湯巡りもいかがだろうか。** 名所 **徳富蘆花記念文学館(小説『不如婦』舞台)坂東三十三ヶ所十六番 水沢観音☆☆ 土産 ☆☆湯の花まんじゅう、いかほ呂染め、いかほ香伊香保温泉 伊香保観光ホテル伊香保温泉 岸権旅館伊香保温泉 和心の宿 オーモリこのほか、伊香保温泉のお宿検索はこちら→伊香保温泉・四万温泉の施設一覧伊香保・榛名・四万次回は上毛高原駅からJTB時刻表掲載交通機関、乗換1回で行ける温泉地をご紹介!
2005年07月28日
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昨日、華の湯 秋田に行ってきました。場所は、秋田市中通のビジネスホテル「ルートイン」の一角。かつて皇族が宿泊したほど格式高いシティホテルだった「ニューグランドホテル」の跡地。以前も「出来たよ~」というご紹介をしたことがありますが、今回初入浴!※今回は写真はありません。悪しからず・・・※まだ一部工事中なので、人も自転車も立体駐車場入口から入ります。ここはちと狭い。立体駐車場を抜けてズンズン奥に進むと玄関があって、そこを入るとホテルのフロント。その一角にある券売機でチケットを購入し、温泉のフロントに提示するとロッカーキーがもらえると言う、スーパー銭湯のごく一般的な仕組み。ちなみに「入浴のみコース」で休日だったので750円。「のんびりコース」だともっと高いが、リラックスルームなども利用可。居酒屋を利用するのもこの「のんびりコース」じゃなきゃダメらしいので、ここは改善して「入浴のみ」でもビール一杯やれるようにしてほしいですね。浴場は半月毎に男女入れ替わり。脱衣所・内風呂・サウナと2つの露天風呂からなっていまして、カミソリ・歯ブラシ・櫛は自由に利用可。洗い場にもリンスインシャンプー、ボディソープの他にシェービングフォームが置かれているのもいい。温泉はナトリウム-塩化物強塩泉(昔の強食塩泉です)、茶色でしょっぱいです。現地で掘り当てたようです。注目のかけ流しか否かですが、残念ながら循環温泉。まあ、秋田市のド真ん中でかけ流しをやったら、汲み上げすぎて地盤沈下しちゃうカモ。浴槽は内風呂に3つ(うち1つは寝湯)、露天に7つくらい。かまくら型の構造物の中に浴槽がある「かまくら風呂」なんてのもありました。露天でも、寝湯があって、浴槽に木の枕がプカプカ。浴室の作りも山小屋風で、以外に周囲の喧騒が聞こえず、本当に山の温泉宿に来ているような錯覚になりました。これで入浴のみ平日600円、休日750円は値頃感ありかもです。**DATA**(再掲)秋田市中通五丁目2-1秋田駅西口より徒歩15分程度、バス・タクシーなら5分程度秋田空港よりリムジンバスで40分程度路線バス、リムジンバスともに「北都銀行前」下車コンビニは、ホテルの正面が面している通りにサークルKがあります。繁華街「川反(かわばた)」が目の前の旭川を渡ってすぐ向かい側!徒歩急げば2分位。本当に街中です。ルートインチェーンスーパー健康ランド 華の湯宿泊予約(楽天トラベル)・・・川反至近距離!酔いつぶれても大丈夫??ルートイングランティア秋田珍しく次回予告大仙市(旧南外村)の「岩倉温泉」をご紹介申し上げます。明日か明後日にもUPします。
2005年07月18日
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「秋田温泉」は、秋田市中心部を流れる清流旭川の中流部にあって、市民に親しまれています。秋田市街地から仁別方面に進み、住宅街が途切れるところに本温泉があります。かつては田園地帯の中にありましたが、急速に宅地化が進みました。「秋田温泉プラザ」、「湯元さとみ」(宿泊専門)、「温泉センターりらっくす」(日帰り専門)の3つの温浴施設があります。今日は「秋田温泉プラザ」に入ってきました。 市街地方面から来ると、「さとみ」の巨大な鉄筋造りの旅館が見えますので、その手前を左折するのですが、曲がり角にある小屋が邪魔で看板が見えづらいのが難点です。見逃さないようにしないと行き過ぎてしまいます。反面、幹線道路から奥まった所にあるので、閑静な佇まいを保っています。さて、建物に入りましょう。入口に自動券売機があるのでチケットを購入し、フロントに提示します。今日は「メンズデー」で、男性大人1人350円でした。この「メンズデー」は何時開催しているのでしょう?館内は靴のまま歩くようになっていて、浴場エリア入口からは裸足で歩くようになっています。ですから、他人が履いたスリッパと混同することはありません。そして浴室ですが、大きな浴槽・ジャグジー・打たせ湯・露天風呂・サウナ・水風呂と洗い場から成っています。大きな浴槽と露天風呂に温泉の湯を、ジャグジーと打たせ湯はさら湯を使っているようです。温泉はヌルヌルした肌触りの湯。泉質は掲示板に書いてありデジカメで撮りましたが、データを消してしまいました・・・。(実は、施設の周りの写真もとったのだが、これらも全てパーに・・・)かけ流しか循環かですが、この湯は循環であって塩素を入れている旨の掲示がありました。塩素投入は、秋田市の条例で定められています。このせいで、湯に緑色がついてしまっているようです。入浴剤は使っていないと書いてありました。ここの露天風呂、夜はライトアップされていてとっても雰囲気が良い!風呂上りですが、休憩用の大広間、喫茶、和食レストランがあります。このレストランもなかなか雰囲気があって良い!とある温泉評価サイトで男性従業員の態度について苦言を呈し、最低評価をつけている書き込みがありました。それがあってからか、今日は男性従業員も気持ち悪いほど(失礼!)丁寧な接客でした。総合的に見て、お盆などの帰省時期を除けばそんなに混んでいないのでのんびりできます。秋田市近郊の日帰り温浴施設の中ではイチオシですね。宿泊もやっていて、おそらく良質だと思いますよ。**DATA**秋田市添川境内川原142-3列車でお越しの方JR秋田駅下車。西口バス4番乗り場から秋田中央交通バス「秋田温泉線」「仁別リゾート公園線」でおよそ15分。「温泉入口」で下車。車でお越しの方秋田自動車道秋田中央ICより、秋田駅東中央線、横山金足線経由でおよそ15分。宿泊予約はこちら秋田温泉プラザ☆☆旅行貯金派の方へ☆☆秋田新藤田郵便局(86289/無集配局)【徒歩圏内】秋田泉郵便局(86182/無集配局)車で5分程度松原簡易郵便局(86716/簡易局)仁別方面へ車で5分程度秋田手形郵便局(86115/無集配局)秋田駅近く こちら、新藤田郵便局
2005年06月23日
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