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June 7, 2008
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カテゴリ: カテゴリ未分類
日本を出発して10日が過ぎた。

気になるメールや仕事を片づけているとあっという間に夕方になってしまった。
しかし、ここギリシャは4時でも5時でも夕方では無い。外はまだまだ明るく、日本の
2時くらいの感覚だ。

すこし迷ったが、タックル持参宣言を見ている人もいるだろうから、ここで行かないわけには
行かないと思い立ち、タックルを準備。

今回は、シマノのパックロッド(8ftくらい)、シマノの安物の2500番のリール(PE1号+リーダー20ポンド)、ルアー各種と予備として20ポンドのナイロンラインを持参。

持参したタックル
my Tackle.JPG


フローティングミノー、マリアのメタルジグ、Duoのジグスピナー(っていうんかな?)
を準備した。万が一、壊れたり無くしたりを考えて道具は殆ど釣れたことのない
二軍である。

ルアー達
ルアー.JPG

財布とカメラと釣り道具を手に出発。目的地のピレウスはアテネ市内の南側の港で、
そこまでは地下鉄で移動した。

地下鉄の駅(市街中心部以外は地上を走っている)
地下鉄.JPG

そこで、ちょっとしたハプニングが発生した。
ホームで待っていると、「ピレウスゼンマゾウ?(ピレウスはどうやって行くの?)」と
背後から女性に中国語で聞かれた。俺かい?!と思いながら、「この列車で行けばいい」
と中国語で教えてあげ、更に「我是日本人」と付け加えると、「日本人馬?謝謝」と


その後、地下鉄に揺られていると中国人の携帯に着信があったようで、周りに聞こえる
大きな声で、なにやら話した後に、また私を背後からつついてきた。どうやら、行き先を
間違えたらしく、先程乗り込んだ駅へ戻らなければならなくなったようだ。

仕方なく、次の駅で下りて2つ戻るように説明したが、恐らく周りのギリシャ人はうるさい
中国人”達”だ、と思ったに違いない。


そっちじゃない、こっちだ等と教えてあげていたみたいだ。


地下鉄の車中
車中.JPG

そうこうするうちに、あっという間にピレウスへ到着。
ギリシャの地下鉄は幾つかラインはあるが、単純で便利である。

ここピレウスは、港町で多くのクルーザーや客船が停泊しており、それらに関係する
船会社が多く集まる所である。

ピレウスの客船1
Voda2.JPG

中には、私の会社の顧客もおり、当然この中の船に私の会社が販売した製品も装備されて
いる訳だ。

ピレウスの客船2
ANEK LINE.JPG

しばらくの間、きれいな船に見とれた後にいよいよポイント探しに少し歩いてみた。
先日聞いたところでは、湾内は不可との事。ましてや、商売上の顧客の船に迷惑をかける
のも気が進まないので、船のいない場所を求めて歩いたが、同じ景色が延々と続いており、
歩くのを諦めて、タクシーを捕まえた。

最初「ビーチまで」と伝えたが、「釣りが出来るところ」と付け加えた。
すると、運転手は「魚が食いたいのか?」と返してきたので、カバンから釣竿を覗かせ
「釣りがしたいんだ」ともう一度説明するとようやく理解してくれた。

確かに、観光客のようなアジア人が「釣りがしたい」というのはあまりピント来ないだろう。
普通なら、「魚の美味い店に連れて行けとか」のハズである。

運転手は、こころあたりがあったようで、Uターンして走り出した。ここから近いとの事。
ギリシャのタクシーはぼったくりが多いが、直感的にこの運転手は信用できそうだと思い
黙って座っていると5分も経たないうちに、目的地到着。港内であったが、釣り人はおり
確かに釣りが出来そうである。

IMG_5596.JPG

タクシーの運ちゃんに代金を払い、あたりを見渡した。
投げ釣りをする人がいた。しかしルアーは使っていない模様。
とくに、アイデアも無かったのでここではじめる事にして、タックルをセット。

ここにしよう.JPG

先ずは、メタルジグとスピナーが一緒になったDUOのルアーを使った。
一投目・・・最初から来るはずがない。ゆっくりと久しぶりに釣りをする感触を確かめつつ
巻き上げる。

二投目を投げ、しばらく巻いたところで手を止めて、手元の写真をとった。

IMG_5595.JPG

再び、巻きはじめたその時である。
ガツン!来たー。実は今日の釣行は、ギリシャで釣りをした。気持ちよかった。。。終わり
という内容になると思っていたのに、それも二投目でのあたり。

かなりの強い引きであったが、かなり近いところでのあたりであったので、それほど待たずに
魚影が見えた。

タモは無し。PE+20ポンドを信じて抜き上げると、先に釣りをしていた親父が、
「キファロス!、キファロス!」といって叫んで走ってきた。

他にも釣り人や通行人、更に近所の公園で寝泊まりしているアルバニア系のジプシー
迄も集まってきた。

魚を押さえて、フックを外すのを手伝ってくれたので、「魚いるか?」と聞くと、とても
うれしそうに、「ええの?」というので、写真だけ撮ってくれといって1枚とってもらった。

その後、親父に手渡したが相当うれしそうにしており、どうやら美味しい魚であるようだ。

キファロス
キファロス2.JPG

この魚、キファロスという名前らしい。
写真では判別しにくいが、シルエットや背びれはまさに鈴木さんにそっくりで、ルアーに
反応した事からも親戚であろうと思われる。

体長は55~60センチくらい。厚みがあり、同じ大きさのスズキさんよりも体高はある
ように思えた。

キファロス.JPG

予想外の展開に、何かギリシャが好きになった。

捕ったど.JPG

その後、イカはいないかなとエギを試したり、メタルジグ、バイブ、ミノーと一通り投げたが
あたり無し。

しかし、さっきから私の顔を見てしきりに、何かを訴えかける人が。
先程の人だかりが去った後も彼らはひたすら、私の釣りを見守っている。そう先程の
アルバニア系と思われる人たちである。彼らは公園で寝泊まりしており、顔も手も
着ている物も真っ黒である。公園には段ボールハウスも無く、本当に青空の下で寝泊まり
している。ギリシャは雨もあまり降らないので、可能らしい。

彼らからすると、魚を気前よく人にやったのを見て、次に釣れたら自分にくれと訴えて
いるようである。。。。というか間違い無い。

何度も、次に釣れたら私にくれというようなジェスチャーをしている。


ジプシーのおばさん
おばさん.jpg

しかし、残念乍らその後、30分あたりも無く、切り上げる事にした。
おばさんも残念そうであったが、片づけだすと公園に帰っていって、そのまま木の下に
寝ころんだ。

いやあ、しかし釣れると思っていなかったので、本当にうれしかった。

運が良かったのだろう。

出張の疲れも、これでリセットされた気がする。





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Last updated  June 9, 2008 07:37:29 AM
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