竹林館 空飛ぶ びぶりおてっく

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2013年04月14日
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さて、本日ご紹介させていただくのは、小川和佑著『戦後文学の回想―小説家・詩人・評論家交遊録』です。文学ということばがあまり聞かれなくなった昨今ですが、この本の中には戦後の錚々たる文学者が数多く登場します。著者がまだ若い学生だったころから文芸評論家として円熟の現在に至るまで、交流のあった様々な小説家、詩人、そして評論家の大家たち。戦後という大きな時代の流れを感じつつ、楽しく真摯な文学者のエピソードを味わってください。そして、何より素晴らしいのは、その交流の中から自身の文学の道を極めていった著者の姿のような気がします。

帯文から。

甦る戦後文学の輝き

焦土と混沌から出発した戦後文学
それは過去のノスタルジイを超えて
今なお日本人の夢であり続けている

登場する方々です。

   杉山平一

   木下順二
   舟橋聖一
   中村光夫
   大岡昇平
   三島由紀夫
   鮎川信夫
   田村隆一
   黒田三郎
   木原孝一
   高見 順
   井上 靖

   吉行理恵
   久坂葉子
   三井葉子
   堀内幸枝
   平野 謙


◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

         プロローグ  海が見えた
          1章 文化国家の時代
          2章 心の中の小さな灯
          3章 文学の前衛者
                中村真一郎の思い出
          4章 木下順二と戦後演劇
          5章 舟橋聖一の『源氏物語』
          6章 面影の旧師たち
          7章 三島由紀夫・疾走する生涯
          8章 「荒地」の詩人たち
          9章 懐かしい詩人たち
         10章 続・懐かしい詩人たち
         11章 平野謙と「近代文学」
         エピローグ  蒼茫の果て

著者の文章はまるで詩のようです。
ぜひ、お手にとってご覧下さい。



ISBN: 978-4-86000-249-7 C0095
サイズ:四六判
頁:182ページ
製本:ハードカバー
定価1575円(税込み)

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最終更新日  2013年04月14日 20時54分15秒
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