tubahiro's blog
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さぁ、国民<皆>犯罪者時代の幕開けだ。*********************************************政府と民主党は13日、著作権者の許諾なしにインターネットのサイトから音楽や動画を違法ダウンロードする行為に罰則を科す方針を固めた。政府が今国会に提出した著作権法改正案には盛り込まれなかったが、自民、公明両党が修正を議員提案することに民主党が同意。同改正法案は修正の上、今国会で可決、成立する可能性が高まった。違反者に対する罰則は、自民党案の「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」とし、10月1日施行となる見込み。ただネット利用者の間では規制強化反対の声が強く、民主、自民両党にも慎重論があることから、被害者の告訴がないと起訴できない親告罪とする。*********************************************どこまでが「違法」なのか。ネットにある「モノ」がどこまで「落としてはいけないモノ」なのか。これが決まらないのに、法律だけ先に決まるから、インターネットに接続できる国民の全てが犯罪者となりうる。ネットに接続している人間ならば、いつでも好きな時に警察は逮捕できると言うことだ。これからは彼らの仕事もラクになるね。「お宅、インターネットつないでますね。じゃ署まで来てください。」といって200万の罰金刑にできる。普通、ネットに公開されていれば落とされて仕方ないと考えるのがふつう。でも今回の法律では親告罪扱いとするのだから、違法かどうかは公開した側の判断次第になる。いわく、「確かにネットに公開したのは事実だが、それをダウンロードしてほしいとは頼んでないし、そもそも私のサイトをあなたに見てほしいなんて頼んでない。」とかこれをアテにした犯罪者も出てくる。違法コピーのファイルを置いておいて、落としたヤツに「チクられたくなかったらカネをよこせ。200万よりは安くするから。」ネットを見ると、PC側にキャッシュが溜まる。これも保存だ。ブラウザを閉じたときにキャッシュを削除するとしてあっても、一旦保存していることには変わりがない。つまり自動的に違法コピーをしているのと同じ。というかつないでいる側は違法なんて認識は無い。ネットにあるモノに違法でない、違法だという区別がつかないのに、自動的に落としてしまう。つまり、ネットにつながる人間は全て犯罪者だ。youtube、ニコ動などは、すべて壊滅状態になるだろう。存続すら難しくなるはず。もちろんDVDをコピーしたり、TV放映をそのまま持ってくるようなのが無くなるのは当たり前だが。最後にもう一度。違法か、違法でないかをネットにアクセスする前に判別できることがこの法律を作る際に最低限整備しておかねばならないことである。それが出来ていないのに、「ネットからダウンロード即違法」と決めてしまうから国民<皆>犯罪者扱いとなる。民主党だけを蹴り落とせばよいと思っていたら自民も賛成とは。要するに国会議員などやってる連中は、コンピュータ、インターネットのことが全く分かっていないということ。とはいえ実際に法案を作っているのは官僚どもであり、ヤツラが分かってない訳が無い。ということはこの法律を作ることでヤツラに何かしら利益があるから、こんなバカみたいな法律を作るはず。いわゆるコンテンツ業界から官僚どもに幾らのカネがわたるのかは知らないが。
2012/04/14
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