つきさのブログ

つきさのブログ

PR

2009.11.30
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 とうとう今日で11月も終り 明日からもう師走。

 でも、まだ11月の内だから 11という数字にかこつけて 漫談を一席。

 丁度 季節的には秋に入った頃だったと思うが 次男が能登の方へ行ってきたと言って土産を持ってきてくれた。


箸1.jpg

 別に11という数字と関わりがあるわけではないが 写真を撮ってみたら 一人分でも11になるし 二組を並べても11に見えるので こじつけであろうがなかろうが これはもう今日しかないと思って 載せる事にした。

箸2.jpg

 輪島塗の箸に わざわざ漆で私たちの名前を入れて 間違わないようにしてくれた。

 さ~て これからが 漫談の始まり。
 食事が始まると 箸立てから箸を取って「はい」と手渡してくれる。



 食べはじめる前に 気付いたときは 「おい おかしいぞ」と 箸を見せると「あっゴメン」と言って 取り替えてくれたが、このごろは 食べ初めて気付くことがあって
家内いわく「まあいいわ、味が変わるわけでないし そんなにたべにくくないから・・・」と言ってそのまま済ますようになってしまった。

 極端に長さが違えば判るだろうが わずかに5ミリほどの違いのため 本当に不便は感じさせない。

 仕方なく 私は家内に「Tに言っておくわ・・・。今度買う時は でっかい木札のぶら下がった箸にするようにと」と話しかけたが、聞こえないそぶりで もくもくと口を動かし 山の紅葉と同じように少々色違いの箸を動かし続けていた。


箸3.jpg

 この80年の間に 何組の箸を使ったか数え切れないが、今使っている箸は 同色の箸でも 色違いで少々長さが違っていても とにかくこんな使い勝手のよい箸を使ったことは始めてである。

 ヒミツは 先端へ行くにしたがって細くなって行く角度に細心の神経が使われているような気がした。

 細くなり始めてから先端までの塗りによる変化のつけ方(ザラザラ感)が みょうにすべりをとめてくれる。

 「弘法筆を選ばず」といわれるが、やはりいい字を書くためには いい筆が必要である。

 いい箸使いを教えるとき こんな箸を子供に持たせたら 正しい箸遣いを早く覚えてくれるだろうな・・・と思った。



 手指が痛くなり始めたこのごろになっても はさみはずすことなく上手に食事ができる事を喜びながら いつまでも使い続けたいと思う11月の晦でありました。   





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.11.30 21:39:39
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Profile

つきさ7794

つきさ7794

Comments

まんまんでー @ Re:父が逝きました(08/29) こんにちは。 体調を崩して二年ほどブロ…
灯里☆ @ Re:父が逝きました(08/29) 同じ人工股関節の仲間としてブログから敬服…
花1218 @ Re:父が逝きました(08/29) 素敵な方でした いつも的確なコメントをく…
mini2007 @ Re:父が逝きました(08/29) また、ブログを拝見できる日が来ると思っ…
夏色とんぼ @ Re:父が逝きました(08/29) 点滴だけで頑張っておられたんですね。 …

Favorite Blog

岐阜県 世界遺産 … New! トンカツ1188さん

酉の市 New! mini2007さん

殿上人日記 夢穂さん
気ままに 夏  夏色とんぼさん
わたしのブログ hiehoさん

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: