徒然萬成

徒然萬成

2011.01.21
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カテゴリ: 国内外問題

読売WEBニュース

中国の胡主席がアメリカを訪問中だが、北京で視聴できるNHK国際放送のニュースで、胡主席に対する抗議行動や共同記者会見の場面になると、突然放映が遮断され、画面が真っ黒になった、とのこと。

会見では、人権問題で米メディアの記者が「あなたは質問に答えていない」などと胡主席に詰め寄る場面もあったため、当局が報道を規制したとみられる、と報道されている。




他国では流せたこともシャットアウトするのですから、まだまだ独裁体制ですね。

かつて、ソ連が崩壊したのは、情報開示を進めたからです。
多くの人が事実を知り、力を合わせれば、独裁政府は危うくなります。

最近のチュニジア独裁政権崩壊の例もそうですね。
情報が民衆を動かしたと言ってもいいでしょう。


中国では携帯での会話やメールも監視されているようです。




情報開示を進めれば、体制が崩れる、ということは、ソ連崩壊に学んだ中国政府もよく知っています。
そのため、徹底的に都合の悪い情報は遮断しているのです。

流れているニュースを瞬時に遮断できるのですから、どれほどの体制か驚くべきです。



それにしても、さすがにアメリカの記者です。

国家主席に、「答えていない」といえるのですから。


これが日本の記者なら、その記者の属する新聞社に相当な圧力をかけてくることになるでしょう。
支局閉鎖やニュースを流させないなどする可能性もあることでしょう。
そのため、日本の記者なら決してできなかった発言だっただろうと思います。

その意味で、すでに日本の属国化は始まっているという見方もあります。
中国の意にかなう報道しかできないとすれば、すでに統制されているということになりますね。


日本も毅然たる国家となる必要があると思います。



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最終更新日  2011.01.21 07:50:50 コメントを書く


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