*目指せ! Happy リタイヤ!! アラフォー母の投資日記*

出産 緊急帝王切開


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   ☆☆☆  緊急帝王切開 ☆☆☆

kounotori
長い長い入院生活もやっと明日で終わると思っていたとき、それは突然やってきました。


4月14日
妊娠38週0日まで予定帝王切開は行わないという病院の方針に従いウテメリンをはずして一週間我慢し、いよいよ
明日午後2時。帝王切開で双子たちに会える、とルームメイトと消灯まで話をしていました。

明日のオペに備えて午後9時には断食。午前0時には断水もということで、なんだかお腹すいたかも。でもオペの後体調くずしたらいやだなと思いながら断食。ちょっとどきどきしながらもいつもどおり電気を消すとすぐに寝ちゃいました。

4月15日
午前1時30時
。いつも夜中に一度二度はトイレに行きたくなっていたのですが「あー今日もか。動くのしんどいけどまあ行かなきゃなあ」とトイレに行こうとしたら

「えっ」

水が流れるのがわかりました。

「あっ破水した・・・」お兄ちゃんの時もおねえちゃんのときも破水から出産が始まっていたのですぐに破水とわかりました。でもいちおうトイレで確認してからと思いまずはトイレへ。
やっぱり水が少しずつ流れているのがわかりました。すぐにナースコールを押しました。

助産師さんがすぐに来てくれそのまま診察へ。当直のドクターが診察に来てくれました。
「あー今日はこの人なの?」

そう、このドクターはつい10日ほど前にきたばかりのドクター。おそらくカンファレンスで
私のことを聞いたことあるかないかという感じだったと思います。

心配だなあと思っているまもなくモニターをつけて陣痛の間隔をはかることに。
その間にも水は流れてきているし、お腹のはりはどんどんきつくなってきました。

一絨毛膜一羊膜の場合二人のへその緒が絡まっているため普通分娩で出産するとかなりのリスクを背負うことになるので通常は帝王切開での出産になります。私の場合も帝王切開以外の出産方法は検討されることもなく当たり前に帝王切開に決まっていました。

しかし、すでに三度目の出産ということで、陣痛はどんどん進んでいきました。お兄ちゃんお姉ちゃんの
出産のときも破水 → 陣痛 → 出産 まで数時間でしたので、もし赤ちゃんが思ったより小さくて下か
らでてきてしまったらどうしよう?とどんどん不安になってきました。(入院中赤ちゃんが小さい妊婦さんが
急に赤ちゃんが降りてきてしまうというのをたびたびみていたのでそんな不安も生まれたのだと思います。
普通はそんなこと思わないと思いますが)

モニターではすでに陣痛は10分間隔でした。もう部屋にはもどらずそのまま処置室に入りました。
この時点で 2時20分 頃だったと思います。

オペ室がおさえられ緊急オペは3時30分に決まりました。

そのころには陣痛はかなりきつくなり、もう痛みがきているときには話もできず、新人の助産師さんが
ベッドにあがり腰をさすってくれるのでなんとかがんばっているような状態でした。

やはり陣痛は早くきているのでドクターの二度目の内診。
「もう8cm開いている。もうこのまま生まれるかも」とドクターがいうので
「一羊膜なので帝王切開でないとだめなんですけど」というのがやっとでした。
「主治医は誰?うーんどうするかなあ」なんて言っているんです。

「こんな日の当直がこんな人だなんて。あーどうしよう!?先生早く来て」と祈る気持ちでいっぱいでした。

もうかなり開いてきているのでベテラン助産師さんがオペに向けての準備をはじめてくれました。
出産後は動けないので「エコノミークラス症候群(今は違う名前で呼ぶのだと思いますが)」
予防のための圧力のかかるようになっているストッキングをはかせてもらいました。

「あー痛い痛い」もう痛みがかなりきつく、我慢できないほどでした。
どうせ帝王切開なのに陣痛の痛みも感じることになるなんて。やっぱり出産は甘くない。

準備ができたのですぐにオペ室に行くことになりました。まだ 3時前 でした。緊急オペは3時30分の予定
でしたが開きが早かったので間に合わないかもということで急いで12階からオペ室のある7階に向かいました。

移動している途中も痛みがきてつらかったのですが、看護師さんの持っている電話に主治医の先生が
駐車場まできてくれていると連絡が入りました。少しほっとしてオペ室に入りました。

痛みに耐えながら、先生どこにいるんだろうと思っていると、麻酔科の先生がやってきて
「通常帝王切開は半身麻酔ですが、もう間に合いそうにないので全身麻酔にしますね」と言われ、
「えっうそっ」と思っていると
「じゅあ麻酔かけますよお」と口にマスクのようなものをあてられた数回呼吸をしたらもうそこから意識は
なくなりました。
意識がなくなる直前、主治医の先生とエコーのエキスパートのドクターが会話している声が聞こえてきたので
あー先生間に合ってくれたんだ。夜中なのにきてくれたんだあと安心して眠りました。

目が覚めたときにはまだオペ室でした。少し気分がわるく、ふわふわしていました。
そこに助産師さんがきてくださり、二人とも無事に出産できたことを知りました。
ほっ。でも二人ともNICUに運ばれたため二人に会えるのはまだ先なのでした。

しばらくは起きてるんだか寝てるんだかわからない感じで数時間をオペ室で過ごし、朝6時ころに
部屋に戻りました。部屋にもどってからもまだ眠くて。そのまま寝ちゃいました。

ところで、だんなさんはというと・・・
ちょうど病院から連絡があったときには自宅にもどったところでそこから少し準備などしていたらしく到着
したのはちょうど私がオペ室に運ばれてから。オペが終わった主治医の先生とは会ったらしく先生が
朝くらいまで帰ってこないからといわれ、そのまま会えないまま帰ってしまったのでした。
おにいちゃんたちのときは二度とも立ち会ってくれていたので少し残念でした


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