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ハーバーに着くと、船の準備をするので、しばらく待つように言われた。船にトイレはないので、必要であればここで済ますようにとの事だ。 しばらくすると、準備ができたようで、船に案内される。多くの船が止まっている中、乗るように言われたのは、オレンジ色のゴムボートだった。床は黒い。 男性は、ここから乗るようにと指示した。そんに厳密だとは思っていなかったので、私は示された場所より少し左側に足を置こうとした。そうしたら、そこは窪んでいるので、こっちだ!と、指示しなおされる。 桟橋の周りにはボートがぶつかっても大丈夫なようにクッション代わりの車のタイヤがつけられていたのだ。そこに大きな布をかぶせてあって、タイヤが見えなかったのだ。私がはじめに足を乗せようとしたところは、タイヤとタイヤの間だった。 ここはかなり段差があって、乗りにくい。男性が手を貸してくれる。 3人が乗りこむといよいよ出発。男性はちょっと高めの運転席に腰をかけ、私達は、オレンジ色のボートふちの部分に事をかける。ハーバーを出ると、ボートは猛スピードで走り出した。しっかりつかまっていないと、海の中に放り出されてしまいそう。 ホースが虹を発見。走るボートによって作り出される水飛沫に小さな虹が見えていた。 しばらく走っていると、男性はすっと、スピードを緩めた。亀を見つけたらしい。 「あそこにいるよ。」 と教えてくれる。海で泳いでいる亀を見たのははじめてだ。体長50cmくらいではなかったかと思う。決して小さくはないだろうとはと思うが、この広大な海の中では大きく見えない。 亀が泳いでいるのを確認すると、船は再び猛スピードで走り出す。‘もう行ってしまうの?’と思ったが、本来の目的を思い出す。今日はイルカを見に来たのであって亀を見に来たわけではない。私達はまだ、イルカを見付けていないのだ。名残惜しいが、亀さんとはここでお別れ。もう何回か遭遇したが、その後はすべて素通りだった。 男性は仲間と連絡を取り合い、イルカのいる場所を探す。 ハーバーを出航して、20~30分経っただろうか?ようやくイルカの群れを発見!! イルカは群れで生活するというが、こんなにたくさんのイルカを見る事ができるとは思っていなかった。 ここのイルカは思っていたより、小さい。バンドウイルカだそうだ。 何頭かのイルカが呼吸を合わせて、泳ぎ出す。一斉に海上に顔を出し、再び、潜っていく。 そうかと思えば、1頭のイルカが上空に向かって、体を回転させながらジャンプをする。水族館で、調教師の方がやらせているのを見てたことがあるが、これらはイルカ達の遊びなのだそうだ。 生のこんなすごい光景を見ることができるとは思っていなかったので、ビックリ。 イルカは午前中、島の近くにやってくる。午後には沖に帰ってしまうそうだ。だから、このツアーは午前中の1回だけしかやっていなかったのだ。(夏季や年末年始などのピークシーズーンには2回目を催行するらしいが、基本的には1回目のみの催行である。) また、イルカは雨が嫌いだ。雨が降ると、やっぱりいなくなってしまうらしい。昨日の確認電話はこれもあったのかもしれない。一応見れたことは見れたらしいが、すぐに帰ってしまったらしい。 今日はとてもよい天気。イルカ見学の絶好の日和だ。今年、イルカを見れなかったのは、この日までで3回だけだそうである。遭遇率は高い。 このあと、ポリネシア文化センターへ行くツアーを予約している。12時までにホテルに戻らなければならない。名残惜しいが、イルカ達とお別れをする。 どういう事情で来れなかったのかは判らないが、3人の貸し切り状態でよかった。4人の方が来ていたら、私達の都合で、まだイルカを見学する事ができるのに、早めに戻らなければならないのだから、申し訳ない所であった。 結果的に昨日のラビットの失敗はすべてよい方向に収まったようだ。 船はハーバーに着くと、片づけをするから少し待つように言われる。 待っている間、海を見ていると、小さな魚の群れが見える。 岩場の方を見れば、カニがいる。10cmくらいの大きさだろうか? つづく
2002年01月31日
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またもやあまりのんびりとはできない時間に目が覚める。 とはいえ、朝食は4つのレストランのうち2番目に遠いいシェラトン・モアナサーフライダーの『ザ・ビーチサイドカフェ』でとる事にする。 レストランに入っていくと、喫煙席と禁煙席のどちらがいいか聞かれた。 「禁煙席でお願いします」 と言うと、窓際の席に案内された。どうやら喫煙席をお願いすると、屋外の席に案内されるようだ。屋外の席のほうが気持ちよさそうだ。ひょっとすると、日の出も見れるかも・・・などと思ったが、ここからは見る事はできなかった。 ----カタログには--------------------------------------------------------------「ビーチに面した、カジュアルレントラン。ホテル名物のバニアンツリーを眺めながら、潮風にあたりながら。ステーキやシーフードなど、ホテル自慢の料理が楽しめます。」●ハワイのフルーツ●卵料理●肉料理●各種ジュース●パンケーキ●パンの盛り合わせ●挽きたてのコーヒーや紅茶など●ご飯・日本食-----------------朝食6:00~10:30AM------------------------------------------- ここはパンの種類が多い。どれを食べようか迷ってしまう。 食べ終わると、早々にホテルに戻り、集合場所であるホテル正面玄関へ行く。今日は7時20分。時間も間違っていない。 しばらく待っていると、ホテルの前のロータリーから、大声で私達を呼ぶ声がする。 見れば、大柄の真っ黒に日焼けした、ちぢれた黒髪の男性。黒人だろうか?ランニングシャツという井出達。海の男だ。これからスクーバーダイビングでも始めてしまいそうな雰囲気である。 今から行くイルカ見学クルーズの業者のようだ。お迎えの白い車に乗る。8人くらい乗れそうだ。私達の他に4人組みのお客さんがいるらく、私達の前に迎えに行ったようなのだが、まだ来ていないらしい。もう一度見に行くと言う。しかし、4人は現れない。 イルカ見学クルーズにはオアフ島 ワイアナエ ボート ハーバーより出航する。時間もないので、車はそこへ向けて出発。 お迎えの男性は運転しながらも、4人の行方を探している。ホテルでも部屋に電話をしたそうだが、部屋にいないのか、いたとしても、電話の音が聞こえていないのか、連絡がつかない。今からでも、タクシーなどでくれば間に合うので、探しているようだ。しかし、タクシー代はこのお迎えの車に乗り損ねた4人持ちである。つかまったとしても、ワイキキから1時間ほどあるのでタクシー代もけっこうな金額になる。来るかどうかは判らない。 こういったことはよくあることなのだそうだ。週に何組かは来ないという。 実際、昨日は私達がすっぽかしてしまった。こうやって探してくれていたのかもしれない。声も昨日の朝の電話の人と似ている。かなり上手な日本語をしゃべっているが、どう聞いてもへんな訛がある。 あえて昨日の話しはしなかったものの、3人して恐縮してしまう。なんだか、後姿が悲しそうにみえる。 つづく
2002年01月30日
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請算を終えると、タンタラスの丘に向かう。 リムジンの運転手さんはさっきの人と別の人だ。こんどの運転手さんはお話し好きらしい。 いろいろな芸能人を乗せたことがあるらしい。中でも保坂尚輝と高岡早紀の結婚式のときの写真は自慢らしく、私達に見せてくれた。 保坂尚輝と高岡早紀と運転手さんの3人で撮った写真、高岡早紀のお姉さんだか妹さんも一緒に撮った写真、何枚かある。 見せてもらったのはこれだけだが、幾人もの芸能人カップルを乗せたことがあるらしく、あのひとと、この人、と説明してくれる。写真を撮らせてくれない人ももちろんいるらしい。 そんな話しをしている間にあっという間に着いてしまう。 レストランのときと同じように、添乗員さんが先に待っている。 添乗員さんはガイドさんへと変身。目の前に広がる美しい夜景の説明をしてくれる。私たちが泊っているホテルをはじめ、どこに何があるか教えてくれる。タンタラスの丘は判りにくい場所にあるらしいことと、自分達で行くのはやはり危ないであろうということで、ツアーの方がいいらしいことを聞き、行くならツアーと決めていたが、ツアーで来なかったら、どこがなんなのかさっぱり判らなかったことだろう。 このあたりは、崖っぷちの一面に月下美人があって、6月から9月ころだっただろうか?この頃に来ると、満開の月下美人を見ることができるらしい。11月の今は季節外れということで、見ることはできなかった。 また、同じような時期に、南十字星を見ることができるらしい。ハワイでは北半球と南半球の両方の星座を見ることができるらしいが、これも時期外れで見ることはできなかった。けれど、ここの夜景は聞いていた通りとても美しい夜景だ。ハワイで見た、一番綺麗な夜景だった。 添乗員さんの説明が一通り終ると、車で来ている写真屋さんに案内された。タンタラスの夜景とともに記念撮影をしませんか?ということらしい。買うつもりはなかったが、その場の勢いで、買う事となってしまう。 ここはちょっと風が強く寒いので長袖は必需。 風が強くて、髪の毛はぼさぼさ。目はつぶってしまうし、何回も撮りなおしてくれるが、できあがった写真はイマイチだった。 21時30分頃。ホテルに到着。予定通りの到着にさすがプロだなあと感心してしまう。 明日は、当初の予定よりハードスケジュールに変更となった。 今日行けなかったイルカの見学は7時20分集合。スナック類と飲み物がついているというが、どんなものか確認するのを忘れた私達は昼食に相当するものがつくのか判らない。本当にお菓子のようなものだと、あらためてお昼を買いに行く時間はないので、軽食を買っておく事にする。 ラビットと私で買出しに行く。 私は3個入りのカップケーキを選んだ。これなら日保ちするので、まともなものが出てきた時、他の時に食べる事ができる。まともに一食分買う事もないだろうと思った私は、 「これだけで良いよ。」 と言ったのに、ラビットはおにぎりまで買っている。 買い物を終えると、ホテルに戻る。 今度は時間を間違えられない。寝坊したりしないように、早々に就寝する事にする。 つづく
2002年01月29日
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砂浜に行くなら、ビーチサンダルの方がいいだろうということになり、部屋で履き替えてから、散歩に出かける。ワイキキビーチは思っていたよりずっと狭い。ビーチでのんびりしている人たちの間を抜けながら、歩いていく。日焼けをしたくない私達は水着になることもなく、ただ歩いて行く。せっかく来たのだからと足だけでも使ってみるが、こんなきれいな砂浜で泳がなかったのは、もったいなかった。 部屋に戻って、ラナイでくつろぐ。ビルの方を見れば、虹が出ている。ハワイではじめて見た虹は今にも消えそうである。 レインボー・ステイツ(虹の州)と呼ばれ、車のナンバープレートにも虹の模様があるハワイでは毎日どこかで虹が出ているそうだが、私が見たのはこの時だけであった。 18時30分の集合時間よりすこし余裕を見て、集合場所であるホテル正面玄関でお迎えを待つ。今朝の失敗を気に病んでいるラビットは特に集合時間に敏感になっている。 お迎えの車がやってきた。なんとリムジンである。小さ目のツアーバスを想像していた私達はビックリ。私にいたっては、はじめてのリムジンに2日連続で乗ることになるとは思っていなかった。 後で、カタログを見ればホテルからのリムジンでの送迎とちゃんと書いてあったのにもかかわらず、すっかり忘れていただけだったのだが・・・ パラダイスディナー・クラブ このツアーはレストランで夕食を取った後、タンタラスの夜景を見に行く。お料理はフランス料理、イタリア料理、ベトナム料理、日本料理、カハラマンダリンホテルディナーの5つのコースから選ぶことができる。 私達はあまり堅苦しそうでなく、ちょっと珍しそうな、ベトナム料理を食べてみることにする。ベトナム料理は3人ともはじめて。----カタログには--------------------------------------------------------------●メニュー:ベトナム風フォンデュ(ベトナム風しゃぶしゃぶ)※ハーブや野菜を直接ベトナム人農家に注文しているこだわりのレストラン『ハレベトナム』でお食事後タンタラスヘ。宮廷晩餐会に出されるベトナム風フォンデュをお楽しみ頂けるのはハワイでもこま店だけです。---------------------------------------------------------------------------- リムジンで『ハレベトナム』レストランへ向かう。乗っているのは私達だけ。添乗員さんは別の車でレストランまで来て待っていた。 私達が降りると、店内に案内してくれる。ここの店員さんは日本語がまったく通じない。添乗員さんが簡単に説明をしてくれる。 飲み物は別料金になるそうだがベトナム風コーヒーというものに心惹かれて、頼む。ホースはアイスで、私はホットでお願いした。ラビットはベトナム風のビールがいいと、ビールを注文。 さっそく運ばれてきたコーヒーはコーヒーカップの上に一段蓋つきの丸い銀の容器があって、コーヒーが抽出されるのを待ってから、上の段の容器を外す。ホットコーヒーの出来上がりだ。 アイスコーヒーはこれに氷入りのグラスがでてきて、そこにホットのコーヒーを入れて、よくかき混ぜてから飲むそうだ。 とっても甘くておいしい。 お料理が運ばれてくる。サラダ→春巻き→ベトナム風フォンデュ。これで全部だったかなあ。どれも香草が入っている。これはベトナム料理に書かせない香草なのだろうか?3人ともこの香草が口に合わない。食べられないこともなかったが、好んで食べたいものではなかった。あの香草が入っていなかったらとってもおいしかったことだろう。 最後にデザート。フランス風プリンと、杏仁豆腐だったか忘れたが、この2つから選ぶことができる。ホースと私はプリン。ラビットはもう1品のデザートをたのんだ。思っていた以上に大きい。かなりいっぱいになっているおなかにはきつい量だったが、食べてしまった。おいしい。 食事を済ますと追加の飲み物の精算をする。食事の料金とチップ代はツアー代金に含まれているので、払う必要はないが、この追加分はチップも支払わなければない。 つづく
2002年01月28日
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日立の樹を堪能すると、ボチボチ帰ることにする。 来た道を戻りながら、何度も振り返り、日立の樹を目に焼き付けようとする。 何度も見ていたら、今までCMのアングルだと思っていた、アングルはちょっと違っていたということに気づく。 〝駐車場からの入口が樹の右下にくるように見ると、CMの最後のカット(場面)と同じになります。〟 ということだったのに、駐車場からの入口が自分達から右側に来るような位置で見ていたのだ。‘なんか、すこし違うなあ・・・・・’と感じていた私は、やっと正しい場所を理解したのだ。 その時には、誰もいなかった公園に、いつのまにか、CMのアングルがよく見える位置にあるモンキーポッドの木の下で、転がっているふたりがいた。 ‘やられた~!’という気分だった。ちょっとくやしい。私達もあの位置でお弁当を広げたかった。しかし、どのみち雨上がりで、スプリンクラーの蒔かれているあの芝生で、ピクニックシートなしに座るのは危険だった。ふたりは直に転がっているように見えたが、乾いていたのだろうか? 名残惜しくも、モアナルア・ガーデンパークを後にする。 持ってきた地図をたよりに、帰りのバス停へと向かう。のんびり、のんびりと、今いた公園を振り返りながら歩いて行く。立体交差の上の道を通ってフリーウェイの反対側にいくと、交差点がある。自分達の行くべき道を確認するかしないかのうちに、ちょうどバスがやってきた。 12番のホノルル/アラモアナ・センター行きだった。 私達は走って、それに乗る。これを逃せばしばらく来ないだろうと思ったからだ。慌てて乗って、行き先を間違えてやしないかと、どきどきしながらも、先ほどもらったトランスファーの使い方を理解しきれていなかった私達は、帰りも1ドル50セント×3人分の運賃を支払ってアラモアナ・ショッピングセンターヘと向かったのだった。 しばらく乗っていると、チャイナタウンの前を通った。行きのバスでも通っている。ルートもバッチリだ。ラビットはチャイナタウンが気になる様子。しきりに 「ここへ行って見てもいいね」 と言っている。ホースも私も、まったく興味がない。‘何もハワイに着てまで・・・・・’と言った感じである。 しばらくすると、見覚えのある景色になってきた。市内観光やオアフ島一日観光のときに通った場所だ。アメリカの国旗とハワイの州旗が掲げられている建物がある。ハワイ州旗の左上にユニオンジャックが描かれているのをあらためて確認する。これはかつてハワイがイギリス領だった頃の名残である。 もうじきアラモアナ・ショッピングセンターへ。ここでは多くの人が降りるので、合図のロープを引く必要はないということだった。 13時30分頃、アラモアナ・ショッピングセンターに到着する。 まだ、時間もあるので、すこしアラモアナ・ショッピングセンター内を見学。といっても、1階のマカイ・マーケットをぐるっと見てまわっただけだが、ここには韓国料理・中国料理・日本料理など、その他いろいろな国の料理を手軽に食べることができるフードコートだ。中央に椅子とテーブルがあり、そのまわりに各国料理のお店がずらりと並んでいる。ラビットはここがえらく気に入ったようだ。 お昼は済ませたばかりなので、食事をする気はなかったが、少し喉が乾いたので、何か飲もう、ということになった。しかし、ふたりともどれが食べたいとか、飲みたいとか、特にないのかなかなか決まらない。 私は先ほど通った、「HAWAII’S BEST DESSERTS」というお店が気になっていた。私がそこで買うことを決めると、ふたりも同じようにそこで買うことに決める。 私はココナッツ。ホースがタロイモ。ラビットは何だったかな? ちょうどスターバックスでいうTALLサイズのフラペチーノと同じ形の何の模様もロゴも描かれていない透明なプラッスチックのカップにそれぞれのジュースが入れられ、カラフルな太目のストローが挿してある。どのジュースにもその底には紫色の直径1cmくらいのまるいものが入っている。触感はタピオカのようだ。 おいしかったが、タピオカのようなものが、おなかにたまる。 ジュースも飲み終わると、買い物をする必要がない私達は、未だにワイキキビーチでのんびりしていないことを思いだし、ワイキキを散歩しようということになった。トロリーバスでワイキキに戻る。行きと同じレッドラインだ。 つづく
2002年01月27日
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いよいよ、ハワイで、日本人しか来ないということで有名なモアナルア・ガーデンパークに入る。ここは日立のCM「このー木、なんの木、木になる木、~」の日立の樹がある公園だ。この木は‘モンキーポッド’といい、日本語名は‘合歓の木’らしい。オアフ島のあちこちで見る事ができるが、日立のCMで使われたこの木ほど大きな木はなかなかない。 何本もあるモンキーポッドの中から日立のCMで使われた木を探す。どれもそれっぽく見える。あらかじめ調べておいた資料によると 「駐車場側から公園に入った場合、右手にある一番大きな樹がCMに出てくる樹です。 そして、CMで見るアングルは、駐車場からの入口が樹の右下にくるように見ると、CMの最後のカット(場面)と同じになります。【日立製作所事務局より】」 ということだった。 ようやく日立の樹を見つける。広い公園の中には私達3人だけ。先ほどまで降っていた雨はすっかり止んで晴れている。日傘の出番だ。 ここで、お弁当を食べようと思っていた私達は、食べるのによい場所を探す。さっきまで、雨が降っていたというのに、芝生にはスプリンクラーで水を蒔いていて、座れない。ピクニックシートを持参してこなかったのは失敗だった。 駐車場側からの入口の近くに公衆トイレがある。とりあえず、ホースとふたりで入ってみると、2つある個室の前にはどちらもドアがない。公園には誰もいないといっても、ドアなしで入るのは躊躇われる。ホースと交代で見張りをしながら入る事にする。 ドアなしトイレの初体験をしたあと、再び、どこで食べようか相談を始める。このトイレの近くの木陰に、座るのにちょうど良い岩があるのだが、トイレの近くなので、雰囲気が悪い。他の木陰の良さそうな場所はスプリンクラーの水で濡れている。本当はCMのアングルがよく見れるところで食べたかったのだが、ここしかなさそうだ。 お弁当を食べていると、小鳥達が飛んでくる。 誰もいなかった公園にはツアーでやってきたと思われる日本人観光客の団体さんがやってきて、思い思いに記念撮影をはじめた。日立の樹 の下で、両手を広げ、写真を撮るものもいる。10分ほどすると、あっという間に、次なる目的地へ向かって行ってしまった。 別の方に目をやると、公園の管理の方だと思われる方が芝刈り車のようなものにのって、園内を走っている。 そうかと思えば、公園と駐車場の隣には、小学校と思われる建物があるのだが、そこの生徒だと思われる子供達がやってきて、日立の樹 のより駐車場側の隣にある、モンキーポッドの下に、座り始めた。総勢60人くらい、いるだろうか?日立の樹より小さいとはいえ、全員が木の下の木陰に入ることができる。どうやらここでランチらしい。 持ってきたお弁当を食べ終えると、私達も記念撮影。CMで見るアングルを探す。それらしき場所を見付けて、のんびり撮影などをする。 まだ、木の下に行ってなかったので、行って見る。近づくと、花が咲いている事がわかる。ちょうど花の咲く時期にやって来たらしい。 もっとよく見ようとするが、一番下の葉の部分も私から1mくらい上の高さにあって、よく見えない。 花を見るのは諦め、木の下に入る。 大きい。 下から写真を撮ろうとするが、私のカメラではぜんぜん収まらない。 つづく
2002年01月26日
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私達が乗るバスがやってきた。はじめての“TheBus”だ!ザ・バスはオワフ島を網羅する市バスである。運賃は1回の乗車につき1ドル50セント(2001年11月現在)均一。ガイドブックには‘運転席脇にある料金箱にある投入する。’と書いてあったが、初めてのザ・バス体験で、そんな事は忘れている。‘ドライバーはお釣りの準備をしていないので、乗車前に小銭を用意しておこう。’と書いてあった事は覚えていて、きっちり3人分、4ドル50セントを 「3人分ね」 とラビットがドライバーさんに渡す。ドライバーさんはまったく日本語は判らないようだが、なんとか意思は通じたみたいだ。そして、 「Could you tell me, when the bus stop MOANALUA GARDENS PARK?」 と、私がお願いする。オアフ島のバスは、日本と違ってバス停ごとに下車案内のアナウンスをしてくれないからだ。下車するバス停が近くなっってきたら、合図のロープを引かなければならない。モアナルア・ガーデンパークへ行くには、バスがフリーウェイに入ったら、すぐに合図のロープを引いておけばよいということだったが、万が一、バスがフリーウェイに入ったということが判らなかったら悲惨だ。 しかし、私の英語が通じていないらしい。そこで、プリントアウトして持って来ていた、地図を見せ、ここだと指を挿すと、ようやく 「OK!」 と返ってきた。ホッと一息。座席に座る事にする。私達は各自好きな場所に座る。バスは走り出した。 しばらく乗っていると、バスのドライバーさんだか誰だか判らなかったが、トランスファー(乗り換え券)をくれた。トランスファーは発行日に限り有効で、受け取ってから2時間以内に使うことができる。私はこの券を、目的地までいくのに、バスを乗り換えなければ行けない時に使う券だと思いこんでいた。だから、敢えて、もらう事は考えていなかったのだが、くれたので、記念にとっておこうと思い、 「Thank you!」 と受け取ったのだった。しかし、日本に帰ってきて、日立の樹ホームページの掲示板を見ていて、ハッとする。 ガイドブックをもう一度よく見れば、 〝他のルートはもちろん、いったん下車した後に同じルートに乗ってもいいし、あるいは往復のルートにも利用できる。〟 となっていた。ガーン。 だんだんガラガラだった席も満席になってくる。観光路線ではないこのバスはほとんどが住民のようだ。ワイキキとは雰囲気が違う。 30分ほどで着くというが、フリーウェイはどこからなのか気になる。頼んではおいたが、本当に通じたのか少々心配。いざフリーウェイに入ると、なんとなく判ったので、合図のロープを引いてみる。 ロープを引くと、バスの全面ガラスの上部にある電光表示板に「STOP REQUEST」という文字が表示された。ここから10分ほどで到着するというが、ドキドキ。ちゃんと止まるだろうか? バスが止まった。運転手さんは‘降りる場所だよ’と言う代わりに手招きをして教えてくれる。私は 「Thank you!」 と言って、バスを降りる。降りたのは私達3人だけ。 あとで、思ったことは、ここでチップを払うべきだったのだろうか?ガイドブックにはそこまで書いてなかったけれど・・・ 下車するバス停はフリーウェイを降りた付近にあると書いてあったが、フリーウェイのど真ん中で降ろされた気分である。 再び、プリントアウトしてきた地図をたよりに、モアナルア・ガーデンパークに向かう。道中の写真までついているので、迷うことなくモアナルア・ガーデンパークの入り口に到着したが、どこから入って良いのか判らない。入るところの写真まで載っているにもかかわらず、ここから入って良いのかな?と悩んでいる私達。チェーンが張ってあるからだ。開園時間は7時30分から18時となっている。11時頃であろうこの時、閉まっているはずもない。 私達以外にモアナルア・ガーデンパークへ行こうなどという人もいない。 何度も持ってきた地図と見比べて、持ってきた資料の写真とここが同じだと判ると、ここから入ればいいのだと確信する。あとで、持ってきた写真をよく見れば、それも同じようにチェーンが張られていたのに、この時はまったく気づいていなかったのだから間抜けである。 つづく
2002年01月25日
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アラモアナ・ショッピングセンターは約50エーカー(約6万坪)という広大な敷地をもつ。あらかじめ調べておいた資料をたよりに、バスターミナルを探すが、方向がまったくつかめない。 また、日本のように正確ではなく、タイムテーブル(時刻表)はあってもなきに等しい、というケースさえあるといわれるハワイのバス事情。役には立たないかもしれないが、タイムテーブルを手に入れたい。山側のホノルル・シティ・ストアで入手する事ができるというが、その場所も判らない。 ワイキキ・トロリーを降りて、アラモアナ・ショッピングセンターの入り口らしき方に向かうと、たまたまそこにアラモアナ・ショッピングセンターの案内図が掲示されていた。そこには案内図のパンフレットも置かれていたので、手に取り、場所を確認しながら、ホノルル・シティ・ストアを探す。散々探した末、ようやく見つけることができた。 ここで、タイムテーブルを手に入れると、バスターミナルを探す。 アラモアナ・ショッピングセンターの周辺には合計7箇所のバス停があり、私達が今降りてきたところにもある。 目的の12番SALTLAKE(ソルトレイク)行きのバスはアラモアナ・ショッピングセンターの北側「Street Level(ストリートレベル)」にある。なんとか見つけると、バスが来るまでまだ時間がありそうだ。 正確ではないといっても、ここを始発として20~30分間隔で運行しているという。お昼のお弁当を買いに行くことにする。 バス停から1~2分のところに、ハンバーガー屋さんやドーナツ屋さん、アイスクリーム屋さんなどがあった。 とりあえず、それらに惹かれる事もなく、何にしようか迷っていると、お弁当やさんを見つけた。店名も「ヨコヅナ」。お寿司屋さんのような名前だ。ここまで来て、お弁当? とも思ったが、よくよく見れば、スパムむすびなども置いてある。私は昨日の晩食べたが、ふたりはまだ食べていない。私も昨日のスパムむすびとは味が違うかもしれないと思い、買う事にする。スパムむすび1個で結構ボリュームあるが、お稲荷さんも買ってみた。 食料も調達すると、バス停で待つ。もうじきSALTLAKE(ソルトレイク)行きのバスがくるはず。これがそうかな?あれがそうかな?バスが来るたびに確認する。まだ、私達が乗るべきバスはやってこない。 隣のバス停では車椅子の方がバスに乗ろうとしている。バスの乗車口は車椅子でもラクラク乗れるように専用のリフトが装備されている。車椅子の方が乗車しようとすると、リフトが降りて、すっとリフトに乗る。するとリフトが持ちあがり、段差のあるバスの中に乗ることができる。そのためバスの入り口も広くなっているようだ。さすが先進国。システムが整っている。 思えば、日本ではあまり見かけない車椅子の方も、ここではあちこち見かけることがあった。そういった方にも不便を感じさせない、システムができあがっていることをあらためて実感。 せまい日本、スペース的になかなかシステムが改善されないのか、その辺の事情はよく判らないが、こういったシステムはどんどん導入されて、何の気兼ねもなく、街中を出歩くことができるようになれば、よいのになあ。 バスを見ていると、フロントにはキャリアを装備した車両が走っている。ハワイのバスはそこに2台まで自転車を載せることができると聞いていた。何も載せていないバス。1台だけ乗せているバス。2台びっしり載せているバス。さまざまで走っている。聞いていたとおりだ。 旅なれた人なら、自転車をレンタルして、自転車で旅をする傍ら、疲れたらバスで移動とか、少し遠出をしてから、自転車で回る。など、さまざまな使い方ができる。 つづく
2002年01月24日
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ラビットは何やらツアー会社の方と交渉している。 どうも、明日の午前中の予定と入れ替えたようだ。ラビットは 「明日の午前中にしてもらえるんですか?それは助かります。」 なとど、のんきな会話をしている。そして、電話を切ると、 「今日は時間空いちゃったから、明日行こうと思ってたモアナルア ガーデンパークへいく?」 ここでようやく口を開く私とホース。 「明日、イルカを見に行くと、その後のツアーに間に合わなくなるから今日行くって返事したのよ。」 ラビットは我々のスケジュールを確認すると 「そっかかあ。電話して聞いてみる。」 再び、借りた携帯電話で電話をかけ始める。 どうやら、明日は次のツアーに間に合うように戻って来てくれるらしい。他にもお客さんがいるかもしれないのに大丈夫なのだろうか? ともかく、ラビットの勘違いで急遽予定変更となった。今日は夕方までに戻ってくればいい。時間はたっぷりある。今回、一番楽しみにしていた、モアナルア ガーデンパークへ行くことにする。 モアナルア ガーデンパークへ行くには、まず、アラモアナ・ショッピングセンターへ出なければならない。ワイキキ・トロリーの出番である。乗り放題のホリデーカードを持っているにもかかわらず、まだ乗った事がないのだ。 ワイキキ・トロリーの始発停留所はロイアル・ハワイアン・ショッピングセンターで、シェラトン・ワイキキの目の前にある。観光客のために走っているワイキキ・トロリーにはイエローライン、レッドライン、ブルーライン、パープルラインオレンジラインとあって、私達が持っている乗り放題のチケットで乗れるのはイエローライン、レッドライン、ブルーラインである。アラモアナ・ショッピングセンターへ行くにはイエローラインかレッドラインに乗らなければならない。 ちょうど止まっている赤いトロリーに乗りこむ。同時多発テロ以来30分毎に運行しいたレッドラインは50分毎になっている。他のラインについてもそれぞれ減便している。 なんだかんだやているうちに始発の8時30分に乗れなかったが、次の便には乗る事ができた。 10分ほど待つと、私達だけしか乗っていなかったトロリーバスもほぼ満席。雨が降っているので、濡れそうにない席を探したが、よく見れば、どの席にも窓にガラスはない。小雨とはいえ、少々濡れるかもしれない。 ロイアル・ハワイアン・ショッピングセンターを出発すると、デューク・カハナモク像→ホノルル動物園/カピオラニ公園→ワイキキ水族館→ハワイ・コンベンションセンター→ダイエー→アラモアナ・センターと進んで行く。それぞれドライバーさんが日本の路線バスのように停留所のアナウンスをしてくれる。日本人観光客が多いからだろう。日本語でのアナウンスもしてくれる。 ほとんどの停留所に止まることなく、アラモアナ・センターに到着。多くの人がここで降りる。私達もここで下車する。 つづく
2002年01月23日
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疲れていたのか、セットしておいた目覚ましでは目が覚めず、6時30分頃起こされる。ラナイから外の様子をみると、明るくなりかけた空には雲が多い。 すっかり、オプショナルツアーの手配の実権を握ってしまっているラビットに 「今日は何時集合?」 と私。昨日の晩、何度も聞いたにもかかわらず、再び同じ質問をする。ラビットもまた同じように、 「7時45分!」 と答える。 もたもたしているうちに、7時近くなってしまった。 まだ、朝食も食べていない。とっとと支度をして、朝食に行こうとしていると、 「トゥルルットゥルルットゥルルッ! トゥルルットゥルルットゥルルッ」 部屋の電話が鳴っている。 近くにホースがいたが、ここはハワイ。英語かもしれないと躊躇しているので、私が取り、思いっきり日本語で、 「もしもし!」 そしたら、向こうも日本語だった。 「今日は雨降ってますが、イルカ見に行きますか?」 これから行くオプショナルツアーの参加の確認らしい。なれない日本語で一生懸命話している。 「雨降ってるから、濡れますよ。明日の午前中は空いていませんか?いつまで滞在してますか?他の日と替えませんか?」 私達の今後の予定はすっかりオプショナルツアーで埋っていた。唯一明日の午前中はオプショナルツアーを入れてはいなかったが、12頃出発のツアーが入っている。イルカ見学クルーズの戻りの予定は13時から14時となっていた。間に合わない。それで、 「予定入っているので、今日行きます。」 と答えた。しかし、 「雨降ってるから、濡れますよ!」 再三、確認をしている。こちらも、どうにもならないので、 「今日でお願い致します。」 と言って、電話を切った。 もう7時、はやく朝食を済ませないと集合時間に間に合わなくなる。 今日はシェラトン・モアナ・サーフライダーに行こうと思っていたが、すっかり遅くなってしまったので、一番近いシェラトン・ワイキキ、私達が泊まっているホテルの『オーシャンテラス』で朝食をとることにする。 ----カタログには--------------------------------------------------------------ワイキキの海に面していて朝のさわやかな風が心地よいビュッフェ・スタイル・レストラン。さまざまな食材とハワイアンの味覚を取り入れたビュッフェは人気があります。●フルーツ各種●ジュースか機種●肉料理各種●卵料理・ポテト●各種パン●コーヒーか紅茶●ご飯・日本食-----------------朝食6:00~10:00AM------------------------------------------- ホースは相変わらず、日本食を選んでいる。私は洋食。しかし、誌間が押し迫りのんびり食べている暇はない。何を食べたのか、思い出せない。 急いで、朝食を済ませて、集合場所であるホテル正面玄関に行くと、もう55分になっている。ラビットは 「出発は55分で、余裕見てるから大丈夫」 などと言っている。確かにツアー会社の方は 「出発は〇〇時ですが、余裕見て、集合時間を設定しておりますので。」 と言うような事を言っていたが、大丈夫なのだろうか?まだ、お迎えが来ている様子もない。 しばらく待って見る。今朝確認の電話ももらっているし、私達が参加する事は判っているはず。来ないはずはない。 15分ほど経っただろうか、まだ来ていない。15分経っても来なかったら、電話下さいと言われていた。集合時間から数えて15分なのか、出発時間から数えて15分なのかが、イマイチ判らなかったが、ともかく電話をしようという事になった。 ラビットは早速、借りた携帯電話を取りだし、電話をかけ始める。 どうやら時間を間違えたようだ。散々確認したのにもかかわらず、集合時間は7時20分であった。他のお客さんもいるので、30分待つことはできず、行ってしまったらしい。 つづく
2002年01月22日
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だんだん歩き回っているのに疲れてきたので、ボチボチホテルに戻る事にする。その前に頼まれていた、ふたりのお弁当は買わなければいけない。ロイアル・ハワイアン・ショッピングセンター内のお弁当屋さんに向かう。もう20時近い。早い時だともう閉店しているというが、商品が残っていると21時頃まで開けているらしい。最近は早い時間に完売できないらしく、 「きっとこの時間でも開いてますよ。」 と言っていた。案の定、開いている。しかもこの時間は品数は減っているかもしれないが、値引きをしている。予定通り買う事ができた。 2人分のお弁当を買ったはずなのに、やけに重い。よくよく見れば選んだお弁当と別のパックでご飯がついている。そういえば、このお店を見つけた時店員さんが言っていた。おかずの入ったパックにご飯の入ったパックがつくということを。 すっかり忘れていた私は、自分の分もここで買わなくて良かったとほっとする。10×20cmくらいのパックにそれぞれおかずとご飯が入っているのだ。私には多すぎる。 私はロコモコやポイなどは見付けられなかったので、ABCストアで見つけた、スパムむすびを買おうと決めていた。ハワイ風おにぎりである。何種類か置いてあったので、2個買う。しかし、スパムむすびって何種類もあったかな?食べた事がないのでよく判らないが、そこにあったものはどれも、まるでにぎり寿司のように握られたおむすびである。大きさは倍くらいあるけれど。 夕食を調達すると、ホテルに戻る。 もう20時近い。そろそろふたりが帰ってくる頃。‘でも先に食べちゃおう!!’っと思って、パッケージを開け始めたら、部屋のドアが開く。ラビットとホースだ。 なんてタイミングの良い人たち。お弁当も買ってきたばかりなので、まだ暖かい。3人で食べる事にする。 スパムを2種類買ってきたつもりの私だったが、あらためて、パッケージのタグシールを見れば、1個はスパムと書かれいるが、もう1個は忘れてしまったが、違う名称になっている。卵とハムのまるい輪切りになったようなものがのせてあったので、違うものらしい。----★「スパムむすび」とは★------------------------------------------☆スパムむすびについて判りやすく解説されている。 スパムむすびとは何かhttp://webclub.kcom.ne.jp/ma/nkzn/spamusu.html☆スパムむすびを食べて見たくなったら エスパルクラブのスパムむすびHPへようこそ!http://www.spalclub.co.jp/musubi/index.htm☆スパムむすびを自分で作ってみたくなったら スパムむすびhttp://isweb10.infoseek.co.jp/travel/mio3/cooking/spam/spam.htm ------------------------------------------------------------ 食べ終わると、明日の出発も遅くはない。ラビットに 「明日は何時集合?」 と、私は確認する。ラビットは 「7時45分よ!」 と言う。 早々に就寝の支度をして、寝る前にもう一度ラビットに確認した。 「7時45分よ!」 と言ってる。6時30分頃朝食には行った方がいいなあ。と思いつつ就寝。 つづく
2002年01月21日
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予定よりさらに帰りが遅くなり、外に食べに行く気力のなくなったふたりのためにお弁当を買いにいかなければ。 しかし、ふたりが帰ってくるまでにはまだ時間がある。ロコモコやポイなど、ハワイならでは物を食べて見たい私は、どこへ行けば食べられるか判らなかったが、探しに行くことにする。 ロイアル・ハワイアン・ショッピングセンターの前を通りかかると、人だかりしている。何だろうと見てみれば、ショーをやっている。 椰子のみを取り出して、実際に割って見せている。ポリネシア文化を披露しているようだ。 昨日だかおとといはフラダンスをやっていた。毎日何かしらショーをやっているようだ。 カラカウア通りを歩いていると、「インターナショナル・マーケット・プレイス」のアーチの手前の道路に、出店のようなところがあった。ちょっと、そこを除いて見みる。すこし奥まで入っていくと、飲食店街がある。「インターナショナルフードコート」だ。なんとなく除いて見る。韓国料理、ベトナム料理、ビザ屋、アイスクリーム屋、ハワイ風のものなどスーパーの食品売り場の飲食コーナーのようだ。 よくみれば、ココナッツジュースを売っている店がある。昨日見た、椰子の実はまん丸に見えたが、ここにあるのはそれより細長く見える。念願のココナッツジュースが目の前にある。‘やったー!’早速買う。1つ、4ドル前後する。 ココナッツミルクの甘い香りがする。味の方も濃厚な甘いミルクを想像していた。しかし、香りだけで、お世辞にもおいしいとは言いがたい。ミルクというよりは水に近い。飲めない事はないが、また飲もうとは思わなかった。あれだけ期待していたので、ちょっとガッカリ。 そうこうしているうちにDFSギャラリアで毎晩19時がハワイアン・ミュージックとフラダンスのショーが無料で開催されるとDFSギャラリアのストアガイドに書いてあった事を思い出した。 せっかくハワイに来ているのだから、ハワイを堪能せねばと再びDFSギャラリアに足を運ぶ。 ちょうど19時頃に到着。しかし、ショーをやっている様子はない。しばらく店内の様子を伺う。ショーをやる予定のアロハ・ワイキキの傍ではマカデミアナッツの試食をしている。お姉さんが炒ったばかりのマカデミアナッツにひとりの日本人でないと思われる外国人が手を伸ばすと、それに倣って、次々と試食に手を出す人でいっぱいになった。私もドサクサにまぎれて試食をする。炒りたてのマカデミアナッツはおいしい。 待てど暮せど始まる様子はない。人が集まってくる様子もない。ひょっとしてもテロの影響で、ショーはやっていないのかも・・・・・ 確認の取れぬまま、ショーを見る気もなくなって、DFSギャラリアを後にする。 通りを歩いていると、銀のメタリックに身を包んだ男性がふたり、銅像のように固まっている。そういえば、昨日もやっていた。私は、はじめに動いている所を見てしまっていたので、人間とすぐに判ったが、もし見てなかったら、時々、一瞬にしてポーズを替えているので、ビックリした事だろう。 もう少し先に進むと、今度は太目のあじさんが銅像のように立っている。こちらは普通の服装で何かの看板を持っていたように思う。カラカウア通りを歩いているだけでも面白い。 つづく
2002年01月20日
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このまま買ったハワイアンソルトをもったまま町をぶらぶらするのもなんだったので、一旦部屋に戻って、置いて来てから、再び出かける。 そろそろ日没の時間。ワイキキのサンセットが見れるかも・・・・・ 思い出した私はビーチに向かう。部屋から見えた太陽の位置で日の入りの場所は見当がつく。正確な日の入りの時間が判らない。調べておいた資料はラビットに持って行かれてしまい、確認が取れない。少しばかり早いような気もするが、せっかくのチャンス!!見逃さないためにも待機している事にする。 太陽はすでに赤くなっている。だいぶ水平線に近づいている。 どの場所で見るのがいいか、よさそうな場所を探す。ホテルの前の歩道では通行の邪魔になりそう。砂浜で待つ事にする。 ビーチではお父さんといっしよの3歳くらいの男の子が、スコップとバケツを持って、砂遊びをしていた。私の方に近づいて来ては、バケツに手を入れて、入っている砂をプレゼントしてくれる。そのたびにお父さんは 「すみません」 と言って、男の子にダメだよというようなことを言っているが、何度でも、やってくる。お父さんは 「すみません、女の人見ると、すぐ寄って行っちゃうんですよ。」 と言っている。ここにいると、お父さんにも気を使わせてしまいそうなので、少し離れる。 しばらくして、男の子の方を見ると、近くに金髪のお姉さんがいた。やっぱり近づいて行って、砂のプレゼントをしている。お父さんの行っていた通りだ。 そのうち、太陽もかなり水平線に近づいてきた。いよいよ日の入り開始か・・・・・持っていたカメラを構えて、写真を一枚。もっと良い構図はないかと移動し始めた瞬間、 「トゥルルットゥルルットゥルルッ、トゥルルットゥルルットゥルルッ、」 えー嘘でしょ~!!ラビットからの電話だった。何だってこんなタイミング悪くかけてくるの!? 日没は始まったらあっという間に終ってしまう。焦る気持ちを押さえながら電話に出る。 「まだ、ヒロ空港なの。帰りは8時頃になりそうなの。夕飯を買っておいてもらえないかしら?」 おととい、ロイアル・ハワイアン・ショッピングセンター内で見つけた、お弁当屋さんの弁当が良いということだ。おにぎりも売ってた。 サンセットが気になって仕方ない私は用件を聞くと、余計な事はなにも言わず、早々に電話をきる。 よかった、まだ終っていない。じっくり日の入りを眺めながら、写真撮影もなんとかすることができた。綺麗な夕日だ。日がすっかり沈んでしまっても、あたりはまだ明るい。 つづく
2002年01月19日
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歩いていると、何やら日本人でないと思われる外国の方々が集まっている売り場があった。除いて見ると、コナコーヒーの試飲ができるところで、皆は試飲しているのだった。 ‘こんなところで試飲できるなんて、ラッキー!’と思った私も早速試飲。 ポットが4本置いてあって、ピュア、マガデミア、チョコレートとあと1種のコナコーヒーが入っている。その脇に置いてある50~100ccほど入りそうな紙コップに注ぐ。 私は他の人たちに倣って、飲みながらチョコレートやクッキーなどを見てまわる。1つが飲み終わると、まだ飲んでいない種類のコーヒーを試飲。そうやって全種類を試飲してしまった。 喉が乾いた時にはカップ1杯でも潤う。ホワイトチョコの試食もあるし、スターバックスなどのお店に行かなくても、ここで済ませられるなあ。なとどせこい事を考えてしまう。実際はわざわざここまで来ないとは思うけど。 コーヒー全種を飲んだくせに、今度は紅茶の試飲コーナーを発見。コーヒーの試飲コーナーの裏側にあったのにずーっと気がつかなかった。ストロベリー、パイナップル、マンゴーの3種類ある。フレーバーティ、特に果物系は過去に買って失敗している。たしかあれはストロベリーティ、オレンジティ、アップルティだったと思う。どれもすっぱいというか渋いというか、蒸らしすぎたのかもしれないが、とても飲めたものではなかった。これもまずいだろうなあ、と思いながらも少しずつ試してみる。 少々酸味はあるものの甘いそれぞれの香りがして比較的飲みやすい。しかし、あえて買ってまで飲もうというものではなかった。やはりフレーバーティは好みが分れる。 しばらく見てまわっていると、ついに発見!!ハワイアンソルト。ジャムの小瓶たちがディスプレイされている小さ目の3段くらいのワゴンのところにあった。ジャムは直径3cmくらいの一番小さいサイズの瓶で、何種類もある。その中に混じって、底辺5~6cm、高さ10cmくらいのハワイアンプリント布の袋に入って、上部は茶色い紙ロープのような紐で結ばれている。ロープにはタグのようなものがついていて、そこにハワイアンソルトと記載されている。価格も1ドル99セントと、お手頃。しかも5個買うと1個おまけしてくれるので、さらにお徳。かわいくて、使えるお土産だ。 買っていかなければいけない人をピックアップして、自分の分も入れたら、ちょうど12個必要となった。ホックホック気分で、ここを後にする。チョコはABCストアで買うことにしよう。 うきうきして帰っていったが、日本に帰って、このハワイアンソルトのおみやげを会社に持っていこうとしたとき、はじめて気がついた。‘うっ!重い!’今回の旅で、私の代わりに仕事をしている方々と、普段特にお世話になっている方にと思って買った数、11個。できるだけ厳選したつもりではあったが、当初の予定より多くなってしまっていた。塩って重いんだよなぁ。しかも毎日旅気分の通勤時間。まず、座ることのできない電車。ちょっと失敗だったかも・・・・・ つづく
2002年01月18日
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部屋に戻り着替えると、ハワイに来て初めてのんびりした時を過ごす。ラナイの椅子に座ってのんびり町を眺めてみるのもいい。これぞ南国リゾート地の過ごし方でしょう。あちこち出かけまわって、部屋でのんびりしたことなかったなんて、ちょっともったいない感じもする。 しばらくして、おみやげをまだ買っていないことを思い出す。多くの日本人ほど、買い物をする趣味はないが、少なくとも、今回の旅をするにあたって、代わりに仕事をしてくれている人たちだけには、何か買って行かなければならない。ラビットとホースもほとんどお土産は買わない主義だ。一緒に探してまわるのも申し訳ないので、ふたりがいない間に買いに行くべきだろう。 早速、支度をして出かける。お土産にはハワイアンソルトが良いのではないかと探していた。かわいいパッケージで売られているらしいが、どこで売っているか判らない。少なくとも、昨日行ったスーパーにはなかった。とりあえず、小物系のおみやげ物を売っていそうな所、昨日歩いたところの途中に「インターナショナル・マーケット・プレイス」という出店の集まりのような所があった。約120店が集まる、ワイキキで一番古いショッピングモールだ。まずはそこを目指して行ってみる。 ホテルをでて、ロイアル・ハワイアン・ショッピングセンターの脇を通ろうとすると、携帯が鳴っている。‘ラビットからだ!’ 「もしもし!」 と私。やっぱりラビットだ。2台借りたうち、1台はラビットが持っている。 「今、ハワイ島。帰りは予定より少し遅くなりそうなの。」 ということだった。おみやげをゆっくり探す時間ができた。 「インターナショナルマーケット」を見てまわる。的屋のような出店がいつくもならんでいる。絵画、アクセサリー、ムームーやアロハシャツなど、さまざまなおみやげ物が売られている。しかし、私のお目当てもものは売っていそうにない。 マカデミアナッツチョコレートも買いたい。ABCストアにいろいろ置いてあるが、どこで買ったら安いのかが判らない。 DFSギャラリアのことを思い出した。ここにもチョコはいろいろ売っていた。免税店の方が安いかもしれないと思い、行ってみる。 おとといはメインロビーから入ったが、今日はカラカウア通りに面する入り口から入る。DFSギャラリアに入るにはショッピングカードを提示しなければならない。おとといの市内観光のときにもらったショッピングカードを提示する。係の女性がカードのバーコードをスキャンすると、中に入ることができる。 入り口からまっすぐの通りにはアロハシャツだのいろいろ売っている。少し奥に入ると、お目当てのチョコレートの箱が山積みになっている。チョコレートは1箱に15個前後入っているが、8オンス〇〇ドルといった書き方がしてある。微かな記憶では重さの単位だったと思うが、1オンスが何グラムであるか、さっぱり判らない。 後で調べて見ると、----★「オンス」とは★------------------------------------------ (オランダons英ounce)ヤード‐ポンド法による質量の単位。記号oz.①常用オンス。記号oz.avdp.一般に用いられる。 一六分の一ポンドで、約二八・三五グラムにあたる。Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) ゥ Shogakukan 1988.国語大辞典(新装版)ゥ小学館 1988.------------------------------------------------------------ ということだった。やっと判って、スッキリ! しかし、再び、この単位に出会った頃には忘れてるんだろうなあ。きっと・・・トホホ。 単位が判らないのに加えて、5箱前後で一束にしてあったりして、ますます判らなくなる。3箱くらい買えばいいかなぁ、と思っていた私。5箱とかで買わないといけないのなら多すぎる。 とりあえず、他の物を見てまわる。ひょっとしたらハワイアンソルトとも売っているかもしれない。奥に入っていくと、かわいい小物がたくさん売っている。写真立て、ローソク、ハワイアンキルトなどなど、どれもハワイっぽく、ハイビスカスやイルカ、椰子の木などのデザインになっている。先ほど見た 「インターナショナル・マーケット・プレイス」より、私好みのかわいいものがたくさんあって、ついつい買ってしまいそうになるが、決して私的には安くなく、オブジェものにいたっては、家に飾る場所もない。心惹かれる思いをこらえて、おみやげを探す。 つづく
2002年01月17日
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そのうち、トマトとポテトが挨拶回りをはじめる。そろそろパーティーもクライマックス。2時間はあっという間に過ぎてしまう。 「帰る前にもう一度、記念撮影を撮りましょう」 と、ポテトが言った。たまたま集まった若い女性だけで写真に写る体勢に入る。近くにいたトマトの母はすかさず、 「年寄は入っちゃいけないのかしら?」 散々トマトとの結婚を反対していたトマトの母にとってポテトは気に入らない男なのだ。ここぞとばかり、ポテトにバッチリと嫌味を言う。 ポテトも失敗したという様子。このネタでしばらくはいじめられかねない。かわいそうだが、気に入られていないトマトの旦那となった男の宿命。己の失言を呪うしかない。 個室に入るときは、ガーデンから直接入ってきたが、帰りは「プルメリアビーチカフェ」の中を通って帰る。 トマトはこの時はじめてお料理の並ぶバーを見たので、 「こうなっていたのね。」 と、言っている。そういえば、パーティー中は部屋から一歩も出なかったし、お食事も誰かが運んでいたのでしょう。彼女なりにこだわりをもって、挙式の会場など選んでいたようなので、はじめて見たというのは意外な感じがした。しかし、ハワイまで下見にくることは容易でないことを考えると、むしろそっちの方が自然かもしれない。 再び、リムジンに乗る。スッチー夫妻はレンタカーだったか、自分たちで用意した車で来ていたので、ここでお別れ。 ここからはトマトの従姉も若者チームの車に乗る。 帰りの車は、それぞれが今日のすばらしい式の余韻に浸っているようだ。あっという間にハレクラニに到着。 一部、ここで解散。数名は残って、ハレクラニのガーデンで再び記念撮影。ホテル内に入るのは初めて。芸能人も訪れるというワイキキで一番の高級ホテルは、カハラマンダリンホテルとはまた違った素晴らしいホテルである。新婚さんの人気のホテルというのもうなずける。 名残惜しいひとときである。記念撮影も終えると、ノンノ夫妻と途中まで一緒に帰る。といっても、ふたりのホテルは私が泊まっているホテルを通過して行くので、まるで送ってもらったみたい。このあと、ラビットとホースが戻ってくるまで時間はあるが、第二のハネムーンのようなふたりと、それまで一緒というのもなんだったので、ここでお別れ。 つづく
2002年01月16日
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外での撮影が終ると、「プルメリアビーチカフェ」個室ヘ移動。 中には9人掛けの丸テープルが2つ用意されており、年配の方たちと若者チームに別れて座る。 トマトとポテトは2つのテーブルの埋まり具合を見て自分たちの座るべき場所を決める。年配チームの方に座れそうだ。このときポテトは迂闊にも 「それじゃあ、僕達は年寄チームに」 と言って、年配チームにに加わる。若者チームのテーブルはリムジンに乗っていたメンバーとスッチー夫妻となった。 ランチパーティーの開始だ。まずは新郎からの挨拶。見かけ以上にビシッと決めてくれた。そして2人のケーキカット。それから、なんという儀式だったか忘れたが、カットしたケーキを手掴みで食べさせ合う。これは本人達もやるとは思っていなかったようだ。 ケーキカットも終り、中での撮影も終えると、カメラマンさんの仕事は終わり。トマトやポテトに挨拶をし、最後に2人とその家族と一緒に記念撮影をすると、帰っていった。‘とても良い仕事ができだ!’という満足した顔をしていた。なかなか良い表情をしてくれないカップルとかもいるだろうから、2人の撮影はやりがいあったのではないだろうか。こういった撮影の場にいたことはないので単なる想像だけど、あれだけ、キスしたカップルも珍しいのではないかと思ってしまう。カメラマンが要求すればそれに答えるようにキスしていた2人。他の多くのカップルたちがどうなのだか気になるところ。トマトも 「キスは当分いいわ。」 と、ある食べ物を食べるだけ食べたみたいな言い方になっている。なにはともあれ、きっと素晴らしい写真集ができあがることだろう。 カメラマンさんが帰った後もパーティーは続く。ウェイターさんが飲み物のオーダーを取りに来る。トマトが 「ここは飲み放題だから皆さんどんどん頼んでくださいね。」 と、言っている。私はアルコール類はあまり飲めないので、乾杯の時のシャンパンだけにしておいた。こちらのテーブルはコーヒーを頼んでいる人が多い。ノンノの旦那はビール。スッチーはなにやらウェイターさんに聞いている。しばらくすると大きめのまるいマグカップのようなもので運ばれてきた。席が離れていて聞きそびれてしまった。何だったのだろう?年配チームのテーブルを見れば、白いカクテルが置いてある。ひょっとしてあれは「チチ」だろうか?私もハワイに来たら飲んで見たいと思っていた飲み物。今ならタダで飲める、と思ったけど、どうもいつも以上に飲めそうにない感じがしたので、断念。結局、この旅で飲むチャンスはこのあとなかったのである。 お食事はバイキング形式。といっても、この個室の中に、お料理は並んでいないので、部屋の外にあるバーまで取りに行く。「プルメリアビーチカフェ」の他のお客さんの中に混じり、お料理を取る。どれもおいしそうで迷ってしまう。ひととおり持っていきたい気もするが、そんなにたくさんは食べきれない。めぼしいのを選んで、個室に戻る。 皆、それぞれに話しが盛り上がっている。私の左隣にはノンノ。その左にはノンノの旦那→スッチーの旦那→スッチー→トマトの姉→トマトの義兄→見知らぬ女性→男性→そして私と座っている。リムジンの中でもずっと誰だろうと思っていた2人が私の右側に座っていたのだ。しかし、よく見れば、女性の方が誰かに似ている。そういえば、さっきからノンノが言っていた。 「ポテトとポテトの妹さんって本当にそっくりだよね。」 と。 よく見ればポテトそっくりではないか?今まで気づかなかった私って、とってもまぬけ。ポテトの妹さんだぁ。ポテトに似て、かわいらしい妹さん。とってもスリムでうらやましい。私の隣に座っている男性は、ポテトの妹さんの旦那さんで、とても楽しい人。ときどき、 「おにいちゃ~ん、〇〇〇」 どうやら、ポテトのことをおにいちゃんと呼んでいるらしい。しかし、2人は同じ年くらいに、いや、ひょっとするとポテトの義弟の方が年が上かもしれない。なんだか面白い。 つづく
2002年01月15日
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一通り撮影も終えると、トマトが 「ブーケやりますよ!」 と言っている。でも、独身女性はトマトの従姉殿と2人っきり。皆既婚者ばかりで、誰もブーケを取ろうとはしない。2人共欲しいけど、ちょっと恥ずかしそう。2人しかいないということもあって、自分が取ってしまっても良いのかしらと遠慮気味である。 形だけでも、女性陣がトマトの後ろに集まった方が格好がつくのだが、独身の2人が遠慮気味に近づこうとしているだけである。 そのうち、はじめるにはじめられない状況に終止符を打つかのようにトマトの母が立ちあがる。先頭を切って、皆をトマトの周りに集めさせ、やっと、後ろ向きに立ったトマトはブーケを投げることができた。 しかし、ブーケを取ったのはなんとトマトの母だった。すかさず、 「お父さん、私もう一度結婚してもいいかしら?」 と、ご主人に聞いている。恐るべし!トマトの母。 トマトの母は自分が貰ってもしょうがないので、 「〇〇ちゃん、貴方がもらいなさい!」 と、トマトの従姉殿に渡していた。もう1人独身女性がいるということを知らないらしい。トマトは2人のどちらにもあげたいけれど、1つしかないので、ちょっとおろおろ気味。何も知らない母に救われたのであった。 つづく
2002年01月14日
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何分か乗っていると、閑静な高級住宅街の間にひっそりと立つカハラマンダリンホテルに到着。カハラマンダリンホテルは多くの著名人が利用する高級ホテル。日本の皇族の方もいらしたことがあるとか。 ロビーに入ってみると大きなフラワーアレジメント、大きなシャンデリア、なんと説明していいのか判らないけれど、どこか気品を感じさせるその場所にあまり人はいない。皆に続いて、会場へと向かう。 階段を降り、ホテルの庭らしき所にでると、そこにはイルカがいた。調教のお姉さんに指示されて、演技をしている。かわいい。 さらに奥へ行と、海沿いに広がる庭に出た。パンフレットか何かで見たことのあるような美しい景色。再び、カメラマンによる写真撮影が始まる。 ここはちょっと風邪が強い。耳に飾っていた、真っ赤なハイビスカスが風邪に飛ばされる。車で一緒だった、女性が拾ってくれたが、皆で写真を撮ったりしている間にまた飛ばされ、どこかへ行ってしまった。お花を耳に飾っていたのは私1人。しかも真っ赤なハイビスカスは、ちょっと目立つ。ハワイでなければなかなかできないであろう耳飾りも、はじめはとってもうれしかったが、ちょっと恥ずかしい。少々安心したような、ガッカリしたような。 カメラマンは、新郎側の出席者と新婦側の出席者の2度に分けて、自分の周りに集め自分の方を見るように指示する。皆は輪になり中央のカメラマンを見て、カメラマンは皆のアップの写真を撮る。はじめてのポーズ。どんな風に写るのか楽しみ。 つづく
2002年01月13日
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写真撮影も終えると、フラワーシャワーをするというので、入り口の方へ向かう。入り口には猫ちゃんが待機していた。猫ちゃんはトマトの大好きな動物。まるで猫ちゃんも2人を祝福しているかのようである。 入り口から教会の外に向かって続く道を左右に2列並ぶ。その間を2人が歩き、合図と共にお花を2人の上空目指して投げる。たくさんのお花があたりに降り注ぎ、2人はとっても幸せそう。 タイミングを見計らって、リムジンの登場。次の花嫁さんが中に入っていくのが見えた。ここで教会をバックに全員で記念撮影。その後、リムジンをバックに撮ったが、こちらはリムジンが長すぎで、人物が小さくなってしまう。 そのうち係の方にせかされるように、ぞれぞれが乗ってきたリムジンに乗り、カハラマンダリンホテルへ向かう。 車が走り出すと、まだ正体が判らない見知らぬ男性がビデオカメラを撮り始める。 「お祝いのメッセージをお願いします!」 何も薄暗いリムジンの中でやらなくてもよいのに・・・と思ったのは私だけだろうか? しかし、メッセージを録画しているのを見られないようにするには、この移動中の車の中は絶好のチャンス!!それぞれにコメントをする。 つづく
2002年01月12日
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式が終ると、祭壇の向こう側にある、この教会の庭にでて、写真撮影。 太陽がまぶしい。ハワイに来てはじめて、南国を感じることのできる良い天気。まるで2人を祝福するかのように太陽が大地を照らし耀いている。 カメラマンは再び2人を撮りまくる。 「あーして!こーして!」 次々と2人に指示していく。2人もそれに答えるようにポーズをとっていく。ここまでくると、もうプロのモデルさん気分ではないだろうか? 前々から予告されていたようだが、お姫様抱っこでの撮影にとりかかる。 ポテトはトマトを抱えつづけられるかちょっと心配の様子。この日のためにお姫様抱っこの練習でもしたのだろうか?ポテトに 「落とさないでね!」 と、言っているトマトも心配している様子。ポテトがトマトを抱っこする。始めた瞬間から、足元がおぼつかない。長時間の撮影は無理だ。ポテトの顔がとまとになっていく。撮影が終った頃には真っ赤かだ。 つづく
2002年01月11日
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先ほど私達が入ってきた中央の入り口から、結婚行進曲と共にトマトとトマトのお父さんの入場。 2人はゆっくりと階段を降りる。左右には階段状の座席があり、正面の祭壇へ向かって歩いて行く。 階段が終ったあたりには、ポテトが待機していて、トマトのお父さんから、ポテトへトマトを引き渡す。ポテトとトマトはゆっくりと祭壇の前に立ち、祭壇の向こうには神父さんが立つ。神父さんの後ろには芝生で敷き詰められた教会の庭があり、その後ろには海が広がる。 昨日まですっきりとしないお天気だったが、今日はまるで2人を祝福するかのように太陽が耀いている。そのなかで2人の式が行われた。 指輪の交換、署名、誓いのキスが終ると挙式終了。 つづく
2002年01月10日
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ふと、先ほど自分が座っていたあたりの席に目をやると、見覚えのある顔が・・・・・スッチーである。スッチーも私に気づいたようだ。お互いに、 「あー、そうですよね?」 「ぜんぜん変わってないですね。すぐに判りましたよ。」 かつて、同じ短大で、学んだ同窓生である。クラスは違ったものの、トマトを通じて、お互い知っている。スッチーとは卒業以来ではないだろうか。 何年かぶりの再会の後には、いよいよトマトの挙式本番。 つづく
2002年01月09日
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到着後、教会の中に入ると、係の女性は正面の祭壇を挟んで左右にあるうちの左側の階段式の席に皆を座らせ、これからの手順の説明をする。まず、リハーサルをするらしい。挙式本番中の写真撮影及びビデオ撮影は禁止されていて、撮るのであればリハーサル中に撮るようにとのこと。 また、リハーサルの最中は、プロのカメラマンによる撮影も兼ねられていて、ストロボはプロの方の邪魔にならないようにたいてください。とのことだった。 かなり本格的だ!(あたりまえかぁ) カメラマンの動きを見ていると、持ってきたカメラで写真を撮る気力は萎えてしまう。それでも、せっかく持ってきたので、カメラマンとは違う構図で撮って見ようと思うが、それってあまり良い写真が撮れるとは思えない。 カメラマンはあれやこれや2人に指示する。2人もカメラマンの指示にしたがって、ポーズを作る。かなり良い感じ。カメラマンが、 「そばによって!」 と、言えば、2人は寄り添い。カメラマンが、 「はいっ!そこでキスして!」 と、言えば、2人はキスをする。カメラマンがどんな写真を撮るのか楽しみだ。 リハーサルしている間、カメラマンに圧倒されながらも、私もあちこちで写真を撮っていた。 つづく
2002年01月08日
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先発の車にはトマト、ポテト、ご両親達と幾人か。後発の車には私、ノンノ夫妻、見知らぬカップルに、トマトの姉夫妻が乗る。スッチー夫妻は結局姿を見せなかった。どうしたのだろう? はじめてのリムジン。わくわく。中にはグラスが置いてある。飲み物もあるようだが飲んでも良いのだろうか?誰も手をつけようとはしない。 車が走り出すと、見知らぬカップルの男性がおもむろに持っていたビデオカメラを撮り始めた。カメラを回しながら、人物紹介をはじめた。まず一番奥に座っていた私の方にカメラを向けて、 「トマトさんのお友達の方」 次に私の隣に座っていたノンノとその隣に座っていたノンノの旦那にカメラを向けて、 「お姉さんご夫妻」 ‘え?え?え?’と思いつつ、誰も何も言わない。そのまま一番後ろに座っていた、トマトの姉夫妻にカメラを向けて、 「えっと、どういった関係の方でしょうか?」 ここではじめて、トマトの姉が口を開く、 「トマトの姉です。」 ここで見知らぬ男性ははっとしたらしく、 「え~!失礼致しました。てっきり、こちらの方がお姉さんご夫妻だとばかり・・・」 男性はノンノ夫妻に向き直り、 「どういった関係の方で?」 ノンノがはじめて口を開く。 「トマトの友人夫妻です。」 男性は 「そうですか。いや~失礼致しました。」 しかし、この男性の正体が判らない。判ったことはなかなかユニークな人物だということ。 車はカラカウア通りをダイアモンドヘッド方面にすすんでいる。教会がどこにあるのか判らない。ハレクラニから車で15分ほどで着くという。カラカウア通りを外れ、何度も右へ左へと曲がってしまうと、すっかり地理感覚はなくなってしまう。さっぱり現在位置が判らなくなった頃、リムジンはキャルバリー教会に到着。 つづく
2002年01月07日
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しばらく待つと、ようやくウェディング姿のトマト登場。 いつも耀いている人だから、特別耀いて見えるということはなかったけれど、やっぱり素敵。主役が登場すると、キャルバリー教会へ向けて出発。出欠の確認の時に、車の手配をしなければならないと言っていたので、ワゴンやかミニバスのような車が来るものとばかり思っていた。しかし、現れたのはリムジン。シェラトン・ワイキキでも、何度となく来ては花嫁さんを乗せていっていた、あのリムジン。まさか、今日自分たちが乗るとは夢にも思っていなかった。 つづく
2002年01月06日
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ホテルを出て、カラカウア通りに出る手前の左側にシェラトン・ワイキキの駐車場に通じるDON HO ST.がある。ここは一見、駐車場の道路に見えるのだが、LEWERS ST.につながっている。ここを通って、左に曲がり、まっすぐに行くと、突き当たりがハレクラニだ。シェラトン・ワイキキよりのところに車寄せの場所はあった。 人が10名以上いるが、トマトの挙式参列メンバーかどうか判らない。物覚えの悪い私はまたもやトマト一家の顔が判らない。かろうじて、そうかな?と思える人がいても確信がない。ポテト一家にいたっては本人以外まったく面識がない。ノンノ夫妻はまだ来ていないようだ。‘早くこないかなあ’ 心待ちにするが、考えて見れば、ノンノはいつも時間に遅れてくる人だった。とはいえ、今日はトマトの一生に一度の挙式の日。多少遅れても、そんなに遅れてくることはないだろう。 9時頃になって、ようやくノンノ夫妻登場。ブルー系のワンピースで髪はアップにしている。相変わらずキュートだ。旦那はハワイに来て買ったアロハシャツを着ている。もっと派手なのが似合いそうなのにかなり地味目のブルー系の植物の柄だ。 「これ着て、サングラスしたら、まるでヤクザみたいだよ。」 などと言って笑っている。そして、 「お兄さんもアロハシャツでよかった。」 と、奥の方にいた、男性を見ていっている。その男性は、グリーン系の植物柄のアロハシャツを着ていてる。トマトの義兄らしい。ノンノの旦那は仲間がいると安心している様子。 「ノンノもお揃いでムームー着てくれば良かったのに。」 という私に、ノンノは 「似合わないから。それに日本じゃ着れないし。」 と言う。そうかなぁ。かわいいと思うけど。背もすらっとしているから、私が着るより断然似合うと思う。見たかったなぁ。 待っていると、トマトのお母さんがノンノを見つけた。ノンノは何度も顔を合わせているようだ。レイを持ってきて、ノンノにかける。 「レイはこうやって、うしろに少し垂らすようにかけるのよ」 と、トマトのお母さんが教えてくれた。私は首飾りのようにかけるものとばかり思っていた。 ノンノは隣にいた私とトマトのお母さんが、お互いよく知らないことに気づいて、ノンノが私を紹介してくれる。前に会ったことはあるが、お互いよく覚えていないのである。 トマトのお母さんは慌てて、私の分のレイを持ってくる。今日出席の女性のために用意していたらしい。デンファレのレイだ。 そういえば、スッチー夫妻の姿がまだ見えない。そういえば、かれこれ〇年ぶりになってしまうのだろうか?かなり変わってしまって、判らなくなってしまっているかもしれない。しかし、どこを見ても来ている様子はない。 つづく
2002年01月05日
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部屋に戻り、のんびりくつろぐ。そういえば、ハワイに来てから、ホテルでのんびり過ごすということはまだしていなかった。ハワイといったら海岸でのんびり、といったイメージがあったのに・・・・・ラビットとホースにいたっては未だにのんびりできないどころか、今日はこの旅行で一番ハードなスケジュールの真っ最中かもしれない。 部屋にあるテレビは見ている時間もなかった。まだ、時間があるのでつけてみる。日本語放送は有料と書いてあるので、英語で見てみようと思ったが、どこからが有料番組かよく判らない。かといって、ここまで来て、NHKだの、日本テレビだの、テレビ東京だのを見たくない。テレビは諦めることにする。 ラナイでのんびり、というのもしていなかった。ラナイに出て、置いてある椅子に腰掛ける。しばらくすると、また、ハトたちがやってきた。本当にひとなつっこい。餌がお目当てなのだろうが、あいにく今日も餌はない。もっともハト達のためにもならないだろうし、あげる気もないのだが。 ラナイでの注意書きに物を落下させた場合、罰金を取られることもあるというようなことが書いてある。 ラナイの下はこのホテルの裏側のようになっていて、1階だか2階あたりの屋根が見える。隣に見えるプールはシェラトン・ワイキキのプールのようにも見えるが、ハレクラニのプールのようだ。ここからなら万が一間違って、物を落としてしまったりしても、人に危害を加えるようなことだけは避けられそうだ。 そうしているうちに集合時間が近くなる。ハレクラニ 1F車寄せに8時50分集合だ。隣のホテルとはいえ、ここは28階。移動時間に10分はみておいた方がよさそうだ。 支度をして、ホテルを出る。ハレクラニは隣のホテルなのになぜか、まっすぐに行く道がない。海岸沿いからなら行けそうだったが、砂浜を歩きたくはない。しかたなく、少々遠回りをする。 ワイキキの地理関係がよく判らないビギナーの私は、隣だったら、すぐに行けるだろうと思って、シェラトン・ワイキキにしたのだった。しかし、真っ直ぐに行ける道がないということに気づいたのは、ここに着いてからだった。 ラヒットとホースは散々 「下見をしておいた方が良いんじゃないの?」 と言っていた。 「隣なんだから、すぐに判るよ。」 と言い続けた私だったが、先ほど少し時間があったので、下見をしておいた。行っておいて良かったかもしれない。私が最初に行った道はすこし、遠回りの道だったからだ。戻ってくる時には一番近い道を見つけられたので、必要以上に遠回りしないですむ。 つづく
2002年01月04日
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歩いているうちに、まだワイキキのビーチを見ていないことに気づく。ホテルの部屋からと、バスの中からチラッと見ただけである。ハワイに、しかもワイキキビーチの目の前に滞在していて、行かないなんて、こんな間抜けなことはない。まだ、時間もあることだし、ワイキキビーチを散策することにする。 シェラトン・ワイキキは海の真ん前にあるが、砂浜は半分くらいしかない。半分は海で、ホテルとの堺は歩道になっている。私はそこでしばらく海を眺めていた。東の方にはダイアモンドヘッドが見える。ここでもマラソンをしている人がいる。高齢の金髪の女性が走ってきた。途中、近くにあったハイビスカスの前で足を止め、左の耳にハイビスカスの赤い花を飾っている。 ‘いいなあ。昨日も白い花を両耳に飾っていた人がいたけど、こういうところで、手に入れたのかな?’ 私もやってみたい。日本でやったら、ちょと恥ずかしいけど、ここはハワイ! ハワイだからやってみたい気もする。しかし、ここで咲いているお花を採ってしまっていいものか悩む。しばらく、躊躇っていると、2人の女性を引き連れた男性がやってきた。通りすがりにハイビスカスの花を採ると、1人の女性に差し出して、 「耳に飾ると良いよ。未婚の人は右の耳に、既婚の人は左の耳に飾るんだよ。」 と言う。とってもいいことを聞いてしまった。ますます、やってみたくなる。3人組みが行ってしまって、しばらくすると、あまり人がいないのを見計らって、私もやってみる。これから行くウェディング・パーティーにつけて行こうっと!! つづく
2002年01月03日
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ワタキキの町はまだ静まり返っている。シェラトン・ワイキキに向かって歩いていると、巨大な青いトラックが前方に止まっている。見れば、ショッピングセンターの中から大きな箱とでもいいましょうか?トラックの一部と思われる青い箱が青いレッカー車のようなもので、トラックに近づいてくる。そして、トラックの後ろに止まると、その箱を上方に持ち上げ、そのまま中の物をトラックの荷台に入れていた。どうやらその箱はゴミ箱であったようだ。‘面白い、日本でもこんなだったら、回収楽だろうに・・・’と思ったが、あんな大きな車、日本の道路じゃ走れそうにないし、分別ができそうもない。 もうしばらく、見ていたい気もしたが、ゴミの収集を見てるっていうのも変に思われそうだし、そのままホテルに向かう。 つづく
2002年01月02日
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まだ、夜明け前。ラビットとホースはこれからハワイ島一日観光ヘ行く。ツアーのカタログには6時30分頃出発となっていたが、いざ申し込んでみると、5時30分になっていて、前日に確認の電話をいれたら、更に早まり、最終的に5時10分集合となった。 当初の予定ではギリギリ朝食を食べてから、行けそうだったのだが、4つのレストランはほとんど6時からで、ロイヤル・ハワイアンの『サーフルーム』にいたっては6時30分からであった。 わざわざ朝食付きプランにしたにもかかわらず、この日は食べて行けない。そこで、前日に用意しておいたサンドイッチなどを持ってでかける。 2人が出かけてしまうと、私はボチボチ朝食をしにいく支度をする。まだ、夜明け前。‘ひょっとしたら、ご来光できるかも・・・’わくわくしながら、外に出た。 昨日の夕方、太陽がこの部屋から見えたということは、日の出はこの部屋から見る事はできない。東の方に窓もラナイもないからだ。 どこへ行けば見れるのかよく判らない。とりあえず、海岸にでてみる。しかし、ご来光をしようなとど、思う人はいないのか、それらしきポイントが判らない。考えたすえ、レントランへ向かう事にする。 今日も、昨日行ったシェラトン・プリンセス・カイウラニの『ピカケ・テラス』行こうと決めていた。昨日来ているので、勝手も判っているし、あのパンケーキ&ベルギーワッフルを食べたかったのだ。あそこはシェラトン。ワイキキカラちょうど東の方にある。歩いているうちに、ご来光できるかもしれない。 昨日とそう変わらない時間。今日も、まだこの時間は閑散としている。やっぱり、この人があまりいない時間に清掃をしているようだ。マラソンをしている人もいる。 レストランに入ると、朝食券を渡す。昨日はプールサイドの席だったが、今日は中央の比較的入り口近くの席に案内される。場所を確認するとコーヒーを頼んで、食事を取りに行く。ウェイトレスさんが、 「味噌汁、納豆もありますよ」 と、親切に言ってくれている。しかし、私は味噌汁、納豆が大嫌い!それを言うとたいてい‘日本人じゃない!’と言われるのだが、生粋の日本の、しかも関東人である。 昨日とほとんど同じ、パンケーキ、ベルギーワッフル、ベーコン、サラダなどを皿に取り、席に戻る。優雅な朝食タイム。来た時は誰もいなかった周りの席も、1人、2人と入ってきた。しかし、ガラガラである。7時頃は観光客にとってまだ早い時間だからか、それとも同時多発テロ依頼お客さんが減っているということなのか、判らないが、私が来た時は昨日より人がいなかったのは確かである。 パンケーキにはたっぷりのメイプルシロップを、ベルギーワッフルにはイチゴのソースをかけて食べる。う~ん、し・あ・わ・せ(*^.^*)絵に描いたような朝だわ!! 近くには、新聞を読みながら朝食をとる男性。何やら書物をしながら朝食をとる男性、おしゃべりしながら食事をする女性の2人組み。混み合っていないし、朝のキラキラ耀く太陽が映画やドラマのワンシーンを思わせる。すっかり、物語のヒロイン気分で、ここを後にする。 つづく
2002年01月01日
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