中卒から大卒になった...その後。

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2011.03.28
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カテゴリ: 覚書
朝から大事件が起こった。


真ん中の子と末っ子が、出血したドバトを抱えてきた。


「ママー!この子、どうしよう。」


どうしようったって、どうしよう。。。って、どうもできないってば。困った・・・。


私「もと居た場所に戻しておいで。鳩は、いつもつがいでいるから、もう一羽がその子を探しているかもしれないよ。」

真ん中「無理だよ。だって、カラスにつつかれてたのを助けてきたんだもん。同じところに戻したら、またカラスに食べられちゃう。」

私「カラスだって、お腹すいてたのかもしれないじゃん。野生の動物たちのそれを、ママたちが止めたらいけないんだよ。」

真ん中「だって、放っておけなかったんだもん・・・。」


そんな言い争いをしながら実家方面へ。すると、私の母に子どもたちはクソミソに怒鳴られ始める。「鳥インフルエンザで死にかけてたのかもしれないのに、そんなもん拾ってくる馬鹿どこに居る!!!」





ところが、真ん中は、頑として動こうとしない。タオルで出血したドバトをくるみ、それを抱きしめたまま、お婆ちゃんちの外でじっとしていた。


もちろん、黙って見ている私を、私の母も黙ってはいない。ついでとばかりに再びクソミソに怒鳴りつけていた。軽く無視はしていたけれど。


どうしたもんだか・・・。


とりあえず、わからないことはインターネット・・・ということで、どうやら県に相談すればいいらしいことがわかった。とりあえず、県の野鳥関連の課に電話。すると、うちの近所で野鳥治療を許可されている動物病院を2件教えてもらえた。そこに連れていけば、入院はできないが、無料で治療を施してくれるとのこと。


わかりました、、、と電話は切ったけれど、どうみても入院が必要な怪我をしているドバト。
情がうつるから決して私は触らない。触ると最後、放鳥するのさえ躊躇う自分を知ってるから。


教えてもらった動物病院は、車がないと通いきれない場所だった。実家の車庫を覗くと、全員出払っていて車を借りられる状況にない。とりあえず、文鳥飼育者の私としては寒いのは鳥にはNGだろうと、段ボール箱の底にホッカイロを貼り、新聞紙を敷き、ホッカイロは酸素を利用して発熱するので空気穴を確保。今出来るのはこれくらい。。。


震災中、実は、ずっと体調の悪かったリクガメの通院をしていた。本来はそんな場合じゃなかったけれど、実は大震災前の水曜日から体調を崩していて、木曜は休診、金曜日ならばカメを見られる獣医が居ると聞いて、金曜日になるのを待ちに待っていたのだ。待っていたのは、とてつもなく大きな地震だったのだけれど。。。


だけど諦めの悪い私は、なんとか被災した病院から帰宅後、余震覚悟で子どもたちと動物病院へ。カメは危篤状態だと言われた。子どもたちも私もしょんぼりしたけれど、やれることだけやってもらおうと、皮下補液を注射してもらった。抗生物質は、体力がないカメには劇薬なので使えないと言われた。もうダメかも、、、と全員がしょんぼりした。


だけど諦めの悪い私は、自分たちのホッカイロをカメに使って温めながら、毎日、ママチャリで通院。そのカメさんは、現在もご健在。というか、むしろ、奇跡的に復活している。


何が言いたいかというと、あの病院なら、診てくれるかもしれない!!!と考え、多少お金は取られてもいいやとそこに電話をしてみた。すると、、、





ゲロゲロ。ここがダメなら、もうおしまい・・・。


「ただ、野鳥を保護してくれる機関がありまして・・・」


うおっ、それそれ、私が聞きたいのはそれっ。


「千葉県行徳野鳥観察舎http://www.city.ichikawa.lg.jp/env02/1411000001.htmlというところがございまして、そちらですと、入院というよりはむしろ保護も治療もしてもらえます。が、少し遠いですよね・・・。」


た、確かに遠い・・・。遠すぎる・・・。けど、我が家も被災地、電気の供給も怪しいし、保温すら難しい。出血も酷い。たぶん、通院だと、死ぬの待ち・・・。





というわけで、ここからは下の子2人と3人で珍道中となりました。ドバトさんは、無事に野鳥病院に保護されました。珍しい野鳥さんたちも見られたし、少なくとも、悪いことはしてないと安心しつつ、だけど、やっぱり「ちょっと(救命は)難しいかもしれませんが、保温方法など適切で、ありがとうございます。」とのこと。。。


助かるといいな。小さな子たちがみつけた小さな命。










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Last updated  2011.03.28 17:09:12
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