
鳥取まで行ったついでというか、コッチが本命だったというか、
以前からずっと行きたかった「植田正治写真美術館」へ行ってきました。
戦後すぐに、演出写真を製作した驚くべき写真家なんです。
絶対非演出のリアリズム写真の対極にあり、
当時はお芸術写真として批判を受けました。
それでも一貫した個性的な演出は鳥取砂丘を舞台とした名作「砂丘シリーズ」を
生み出しました。
晩年は福山雅治さんのCDジャケット撮影をするなどし、
最後まで活躍の場を広げていきました。
その植田さんの作品を展示しているのが、大山を一番キレイに見れる場所にあります。
逆さ大山が水に移り、コンクリートの打ちっ放しの建物がフレームのように写り、
彼が演出した大山が日本一キレイな山としてその姿を見せてくれます。

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