いつまでも…二人で

いつまでも…二人で

2025.11.30
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テーマ: 独り(64)
カテゴリ: 季節


11月最後の日は、とても綺麗に晴れて穏やかな休日でした​

色付いた葉も、ほとんど落葉してきて
短すぎた秋から冬へと季節が変わっていきます


もう、独りで迎える4度目の冬になるのです…

初めての年、、、春から夏、秋も終わって迎える冬に
何時までもなぜ独りなのか、、、
今から思えば不思議で仕方なかったんだと思います

思いつくところ、二人で行ったところを
片っ端に捜し歩いていたように思います



その時は、しっかりとしているつもりでしたけれど
今から振り返ってその時の私を見つめれば…

なんて一生懸命に、毎日三食食べて、
そしてキッチリと眠って
時には、涙を流しながら眠ってしまった夜もあって

そんな時でも、不思議に誰かに見守られているような安らぎの中で
寝ることができていたと思います

もし、亡くなった人の魂と言うものが有るのなら
きっと、夫の魂の方が心配でオロオロしていたのではないかな、、、

一生懸命に
『いつも守っているよ』

『悲しまないで…』
『今までのように、笑顔でいて』
と、言い続けてくれていたのかもしれません

感は強い方だと思いますけれど、霊感と言うものは全然ないので
姿が見えたことも声が聞こえたこともありませんけれど



理屈では、説明付かなくて偶然で済ますには無理があるようなことも
独りになってから何度も何度も起こりました

寒い日には、、、

夫がいた時は、夜中にトイレに起きた時に
床暖房は、温まるのに時間がかかるからと言って

私が、朝起きた時に寒くないようにと床暖房のスイッチを入れてくれていたことが何度もありました
そんな小さな思いやりも、独りになって初めての寂しい冬の夜に思い出して
心の中がじんわりと暖かくなったことを思い出します

人の優しさや、思いやりや愛情は
記憶として脳が覚えているけれど、
それとは別に、きっと心もしっかりと覚えていて
似たような状況になれば、スライドショーのように意識へ現わして来るのかもしれませんね

独りになって初めての冬の頃には、そんな微かな温もりを有難いと思っていて
幻でも、気のせいでも良くって
そんな小さな事が心の支えになっていました

でも、4度目の冬を迎えるようになれば
そんな幻のような小さな温もりが、自分が作り出したもので
本当に、私は独りになってしまったんだな、、、とはっきりと感じることが多くなりました

強がりや、気休めや、誤魔化しで
夫がいつも一緒に居てくれていると、思いたかったですよね、きっと

そして、現実が見え始めた今

これから私はどう生きるか…

この答えを探しながら、今年の冬を過ごすことになります


無理せず、流れに身を任せて

なるようになると思いながら、この冬を無事に過ごせますように


そんなことを考えながら、師走を迎えることにします…


今日もお読みくださってありがとうございます(^^)


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最終更新日  2025.11.30 21:23:20
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