レオがビニール袋に入って遊んでいた。
あまりに楽しそうだったので、そのまま片付けずに放置しておいた。
そしたら、もの凄い勢いで
『ドドドドドッ!!!』
と家の端々を異常な勢いで、全速力で走り回っていた。
すぐに状況が飲み込めた。
「レオのカギシッポにビニール袋の持ち手が引っかかってる!!」
絶対にそうだ。
ビニールがシッポに引っかかって、取れないからパニックになっているんだ!
慌てて追いかけたが、とにかく物凄い勢いなため、つかまらない。
レオのシッポに案の定、ビニールが絡まっているのが見えた。
隣で、母が窓を開けたまま、ベランダで洗濯物を干していた。
『ヤバイ!!!!』
と思ったが遅かった。
レオは母のいるベランダへ直行して行ってしまった。
母もすぐ状況を飲み込めたようで、捕まえようとしていた。
すると慌てて母が飛び出して来た。
『レオがベランダから落っこちた!!!!』
わたしは半ベソかきながら、すぐに玄関へ降り外へ出て探した。
「レオちゃん!!どこ?」
カサカサとビニールのこすれる音が遠くでした。
もう2度と会えないかもしれないと本気で思った。
母がレオを見付けてくれた。
落っこちたベランダの真下の縁側の下にうずくまっていた。
ビニールはレオのオシッコでビショビショで、ところどころ破れていた。
レオが外にいるのは多分、今日で2度目です。
1度目 はこの時
。
抱き上げようとしたが、レオのカラダは恐怖でこわばっていて
なかなか抱きかかえられなかった。
なんとか無事に抱きかかえ
「ゴメンネレオちゃん。。。」
とつぶやきながら、部屋に戻った。
レオを抱きながら階段を上っていると
下ろして欲しい素振りを見せたので、下ろしてやると
ヒョコヒョコ、ぎこちなく上っていき
恐怖を感じた時に隠れる場所である、押入れの奥へ隠れてしまいました。
レオを下ろして、自分の服を見ると
ところどころ、血が付いていました。
それから私は仕事に出掛けなくては行けなかったので
母にレオの様子を見てもらいました。
その日1日中、心配で心配でたまりませんでした。
その後、なかなか押入れから出てこなかったのですが
夕方頃に部屋の出窓から外を眺めたりしていたので
母が足を触ったりしたけど、特に痛がる素振りもなく
歩き方も慎重にユックリ歩いてるだけで、大きな怪我はなさそうです。
よく見ると前足の肉球が、擦りむけて赤くなっていました。
でも、心配なのは以前も思い当たるのですが
精神的なショックでかなり神経質になっていることです。
この時
のように。
今は少しずつ普段の生活に戻って来ましたが
いつも一緒に遊んだり、ストーカーのようにくっ付いて来るところまで
気持ちが回復していないようなので、
なんだかレオじゃないみたいです。
今日は、レオが大好きな洗面所で、水遊びをすることも出来ました。
まだまだ普段のレオじゃないけど、少しずつ
ココロのケアをして、いつものヤンチャ坊主に戻るように努力します。
これからは、絶対にビニール袋は放置しません!!!
誓います。
ごめんね、レオちゃん。(_TдT)
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