ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン& オペラとクラシックコンサート通いのblog

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン& オペラとクラシックコンサート通いのblog

PR

×

サイド自由欄

QLOOKアクセス解析

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Verdiさん

Verdiさん

カレンダー

コメント新着

Verdiさん @ Re[1]:9/14 N響定期公演 (2024年9月 Aプロ1日目)(09/14) Maybe.さんへ >隣の席のテーブルマナ…
Maybe.@ Re:9/14 N響定期公演 (2024年9月 Aプロ1日目)(09/14) 誰がどうであれ、感動したなら構わないけ…
Verdiさん @ Re[1]:3/30 東京春祭トリスタン(04/01) emigmaさんへ ああ、ヤノフスキですね。ま…
emigma@ Re:3/30 東京春祭トリスタン(04/01) ひぇっ!ヤンソンスがN響ふったんですか!…
Verdiさん @ Re:12/3 N響定期公演 (第1971回 2022年12月Aプロ1日目(12/04) NHKで録画が放送されたのを観てみました。…

フリーページ

2008年05月24日
XML
カテゴリ: クラシック
 神奈川県立音楽堂  15:00~

 ハイドン:弦楽四重奏曲 op.77-1 Hob.III:81
 ベルク:弦楽四重奏曲 op.3
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番 op.132
 <アンコール>
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 op.130 より 第5楽章

 今日の教訓。やっぱ、休みの日は、睡眠はたっぷり取ろう.....

 アルバン・ベルク四重奏団。通称ABQ。現在ある弦楽四重奏団の中で名実共にトップクラスの団体の一つ、と言っていいのでしょう。そのABQがついに解散するとのことで、ただいま解散ツアー中。その一環でのコンサートです。本当は来週末のサントリーホールでのコンサートもあるのですが、それは別に行きたいのがあるので。しかしまぁ、誰が呼んだかABQ。アルバン・ベルクだからよかったようなものの、ベンジャミン・ブリテンだったらBBQですよ。肉、焼いちゃいますよ。ソーセージも。

 ABQを最初に聞いたのは、もう20年ほど前になります。確かオーチャードホールで、モーツァルトとベルクと、確かそんなようなプログラムじゃなかったかと。演目そのものはあまり憶えてなくて、ただ、その前年に聞いていた、スメタナSQのコンサートでの印象と比較して、なるほどカミソリのような演奏なんだな、と思った覚えがあります。

 この時、既にヴィオラのトマス・カクシュカは病気で来られず、代わりにカクシュカの弟子であったイザベル・カリシウスが入っていたのですが、その後カクシュカは亡くなり、カリシウスが正式にメンバーとなって、今に至ります。カクシュカが亡くなった当時、「これで終わるのだろうな」と思ったので、正直存続という報には少々驚いたのですが、結局3年の継続を経て、解散となるわけです。カリシウスがどうこう、ということではないのでしょう、恐らくは。そういう要素が皆無とは言わないけれど、20年ほどは先のメンバーで固定されていて、そこから急にメンバーが変わって、モチベーションを維持して行くとか、そういうことが難しかったのではないかと思うのです。ちなみに、カリシウス加入後、正式の録音は発売されていません。

 で、今日の演奏ですが..........
 うう、寝ちまっただよ、前半。
 やはり睡眠が足りてないとねぇ。なので、前半のハイドンとベルクは、あまり大きなことは言えません。ただ、感じたのは、「カミソリ」のABQではないな、ということ。それと、ベルクの演奏のロマンチックなこと!確かに、最近、ベルクについては、室内楽だけでなくいろんな作品で、後期ロマン派の流れを汲むかのような演奏が聞かれるようになったし、この曲自体、12音技法に突っ走る前の作品なので、決して的外れではないのだけど。

 後半はばっちり。<目が覚めた
 で、ベートーヴェンですが............どう言ったらいいんでしょう。この間、ラ・フォル・ジュルネでプラジャークSQなどの演奏を聞いて来た身には、随分傾向の違う演奏に感じられます。王道を歩む、と言えばそうなのだけど、敢えて言えば新鮮さが感じられない、と思ってしまう。
 多分、ABQの演奏というのは、「カミソリ」のような、というのとは違うのでしょう。大体が私の印象は昔のものだし。ただ、録音でもそのように感じさせるものはあったとは思うけど。
 ではどんなものだと言うのか?一言で言えば、良くも悪くも「スタンダード」がきっちり内在している演奏なのではないでしょうか。
 違うかも知れませんよ。でも、この人達は、予めどのような演奏にするか、デザインがしっかり出来ていて、それを展開している、そんな感じがするのです。そのデザインが「スタンダード」と呼べるような内容なのではないか。演奏について言えば、何処でどのように演奏するか、考え抜かれている。その時、現場でリアルタイムに個々の表現に頼る部分があまり無いのではないだろうか。そんな風に思うのです。
 それは、これがベートーヴェンだからなのかも知れません。そうでなくて、例えばシューベルトであれば、また違う演奏の仕方になるのかも知れない。
 この演奏では、時に幾つかの四重奏団などが聞かせてくれる、楽器の響きを堪能させるような瞬間、というのはあまり無かった。それは、響きが悪いということではなく、響きが前面に出てくる前に、音楽全体の構成の下に統御されている、そんな感じがあるのです。



 アンコールには、ベートーヴェンのop.130の第5楽章。これもよく歌ってはいたけれど、決してその場の表現の成り行きに任せる、という風ではなかった。

 最後は結構なスタンディング・オベーション。遺憾ながらそのような狂熱は共有し損ねていたので、自分は最後迄冷静に終わったのですが、演奏としては良かったな、と思います。ちゃんと寝ておけば良かった......
 来週、サントリーがあるんですよね............むむむむむ。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年05月25日 00時27分24秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: