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2008年10月18日
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カテゴリ: クラシック
 すみだトリフォニーホール  15:00~
 3階中央

 ベートーヴェン:交響曲第1番
         交響曲第7番

 指揮:ヴォルフ=ディーター・ハウシルト

 新日フィルの定期公演、今月はヴォルフ=ディーター・ハウシルト。曲目はベートーヴェンの1番と7番。アンコールすら無し。今更ベートーヴェンだけ、しかもこの二曲で、秋の定期演奏会を埋めてしまうのはどうなのか?いえいえ、それなりに収穫はあった、と思います。

 後半の第7番が面白かった。
 ベートーヴェンの第7番といえば、のだめでも一躍有名?になった1曲。ベートーヴェンの交響曲はどれもそれなりに人気があるから、ダントツとはいかないにせよ、やはり人気曲なのは確かでしょう。
 この第7番を「舞踏の聖化」と呼んだのは誰だったか、ともあれ、この曲、リズムで聞かせる曲、ベートーヴェンがリズムという要素を存分に料理した曲、と思われていると思います。いや、少なくとも私はそう思って聞いていました。だから、CDなどで聞くことがあっても、つい「そのように」聞いてしまうんですよね。

 勿論、その結果リズムの統一感は乱れます。けれど、確かにこの曲はリズムを重視した曲だけれど、果たしてリズムを聞く為だけの曲なのか、といえば、必ずしもそうではないでしょう。確かにインテンポで演奏される方がリズム感としてはすっきりするとは思います。でも、幾ら「舞踏の聖化」なんて言ってみても、やっぱりこれは主題をちゃんと持った、古典派(ロマン派?)の交響曲。否、むしろ、舞踏音楽であると言うなら尚のこときちんと歌えて然るべき、なのかも知れません。
 他にも、低弦をリズムだけでなく旋律面でも強調することで、実はこの曲が持っていたであろう歌う音楽としての面、普段あまり感じていなかった面を見せてくれました。
 まぁ、どっちがいいと断定は出来ないけれど、改めてこうやって聞くと、自分が一面的な聞き方をしていたのかな、と思わされます。CDでうっかり聞き続けていたのでは、なかなかこういう風に感じる機会は得られないと思います。それが、生演奏で聞き続けている理由の一つではあります。

 演奏会全体としては、まぁまぁ、ですね。新日フィルは悪くなかったけれど、例によってやや元気よ過ぎたか。ハウシルトはよく抑えていたと思いますが。ただ、第1番の冒頭、アインザッツが合わないのはかなり痛い。決して大きい編成ではないだけに、あそこは揃えて欲しかったですね。結構後まで尾を引いてましたから。






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最終更新日  2008年10月18日 23時36分51秒
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