リキのワインよっぱらいの部屋

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riki268

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Comments

riki268 @ すっかり すっかり忘れている。 はてどうしたもの…
miss M. @ あの~~~ 先月のワイン会での話を覚えていますか? …
riki268 @ 私もです タンタラ2009年 私も楽しみです。
miss M. @ Re:お久しぶりです(09/24) タンタラだ\(^O^)/ 楽しみです( ̄¬ ̄*…
riki268 @ Re[1]:初ワイン会楽しくも・・・このワイン甘い辛い?(02/16) miss M.さん いつもエルボンワイン会での…
Sep 23, 2010
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シャトー・サン・ミッシェル (Chateau Ste.Michelle)
こちら  輸入 サッポロビール
 「シャトー・サン・ミッシェル大学」などと誰かが揶揄した。それ程に、ここのワイナリーで修行したワインメーカーとWA州では多く出会った。そしてそれを誇らしげに云うのは、やはりここのワイナリーが未だにカリスマ性を帯びるほどに巨大で巨人的ワイナリーであることに間違いはない。
 同州生産量他名実共にNo1の サン・ミッシェル・ワイン・エステーツ のフラッグシップ・ブランドです。

 ワイン造りのトップに立つのはボブ・バトゥー(Bob Bertheau)氏。
 カリフォルニアで16年、WA州で7年のキャリアを持つ。
 彼は云う。
 カリフォルニアと同州ではテクノロジーではほぼ共通しているが、決定的に違うのは葡萄園だと。カスケード山脈東部の気候特性、水のコントロールが可能なことの有利性を力説。
 付け加えるのならカリフォルニアより平均約二時間日照時間が長い、こちらは葉を残すこことでクリアーしている。


 この大きなワイナリーの生産量の45%はリースリング。それは一つの生産者としての規模なら、世界でNo1との事。リースリングに力を入れているのは、初日に訪ねたパシフィック・リムと同じだ。WA州に初めてワイン用の葡萄が商業用に植えられたのは、リースリングという、その事からも、この産地のキーマン的存在のこのワイナリーとしての誇りの一つの表れか。
 実際、ここのワイナリーで仕込まれる、Dr.ローゼンとのコラボの 「エロイカ」リースリング はワイン専門誌がレヴューする中で、年代を越えて90点を下がる事は記憶にない程。
 その葡萄園までよく車で行くそうだが、コーヒーを飲む時間を含めて4時間は大変な事ととこぼしていた。

 膨大といえる数の熟成の小樽も圧巻だが、ウッドチップは一切使用しないと断言する。

178. Domaine Ste. Michelle Brut
 クリーミーな泡立ち。梨、リンゴ、キリリとしたその名のとおりドライなスパークリング
179. Domaine Ste. Michelle Blanc de Blancs
 クリーミーな泡立ち。イースト香。シャープなリンゴ。
180. Domaine Ste. Michelle Blanc de Noirs
 前の二つと基本スタイルは同じ。チェリーなわずかなコクをアクセントに感じた。
 Luxは4~5年はボトル熟成をするが、ここでの試飲アイテム達はフレッシュさが身上。
181. 2008 Eroica Riesling
 ヤキマの30年以上の樹齢の葡萄を使う事もあるが、メインはワールークスロープの北西のカスケード山脈の麓の葡萄がメインとなる。
 フーゼル香が控えめに出て、リースリングの高級感が出る。ミネラル感が骨格を造って酸がよく引き締まった感になる。やはりよく出来た秀逸リースリング。
182. 2009 Chateau Ste. Michelle Riesling

183. 2009 Chateau Ste. Michelle Chardonnay Columbia Valley
 80%マロラクティック発酵。90%小樽熟成(25%新樽)。
 ロースト。アプリコット。複雑な香り味わい。酸は穏やかながら、まとまりも感じる。
184. 2006 Chateau Ste. Michelle Merlot Columbia Valley
 柔らかくコーヒー。ブラックチェリー。まさにWA州を象徴するかのような、甘みを感じる飲みやすいスタイル。
185. 2007 Chateau Ste. Michelle Canoe Ridge Estate Merlot
 100%フレンチオーク熟成。
 土、タバコ、墨が前のメルローの要素に加わり、より複雑さを増す。スモーキー。しなやかで存在感のあるタンニン。明確な骨格。
186. 2007 Chateau Ste. Michelle Cabernet Sauvignon Columbia Valley

187. 2007 Chateau Ste. Michelle Cold Creek Cabernet Sauvignon
 見事。
 カシス、ブラックベリーなど果実味に充実感があり。ブーケな部分も土に由来な香りも僅かにあるが、複雑さをまず程度。しっかりとした骨格があり、安定感を感じる。

 以上はごく一部。このワイナリーは50種類に及ぶワインを生み出している。その管理だけでも大変なことに思うが、それが可能な組織という事なのだろう。単一なブランドのワインを大量ロットで仕込むより、葡萄原料を思えばそれは、50種類に細分化される方が、当然の事なのだろう。
 世界レベルである事は、誰もが疑う事が出来ない。
(画像)
Top:誇らしげな門のプレート
左一段目:荘厳なシャトーサンミッシェルのワイナリー。右一段目:50種類ものワインの醸造のトップのボブ・バトゥー氏。左二段目:ワイナリー内の壁に掲げられた、エロイカのイメージ。右二段目:膨大な小樽熟成庫。左三段目:歓迎の看板ワイナリー版。右三段目:テイスティング・シートに既に並べられているワイン達。左四段目:50種類に及ぶワイン達。

ワシントン州ワイナリー・ハーベストツアー リポート No6 その3へ続く





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Last updated  Oct 31, 2010 05:13:26 PM
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