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練習時によく聞くことば
「チューナーを見てあわせて」 「メトロノームに合わせて」
どこか おかしくありませんか?
チューナーは測定器であって、自分のズレ具合を確認する為だけのもの、あえて だけ
仮に、ピッチが合う(針が±0になる)ようにピッチをずらす ことはその場しのぎですよね
音が出た瞬間から ±0近辺の音が、正しく(音色、音形も含む)出るようにしないと、音そのものを犠牲にピッチをあわせても 全く意味がない
針を合わせることに熱中している人ほど 例外なくヘタだ 且つ ピッチが合わない
と言うか 音程感 が無い 正しい音が出ていれば、ピッチのズレなど全く関係ない
プロ奏者、超一流の奏者だって ピッチは狂う しかし、全然気にならない
音色、音質が そうさせている
私は、ピッチが狂わない演奏 よりも ピッチの狂いが気にならない演奏に価値を見出す
が、世の中の99%以上は、前者を追い求め、結局演奏はつまらない(現在形です)
とはいっても自分でソルフェージュする習慣を身につけることは 最低限のマナー
ピッチ合わせるのではなく 作る ものだ 自分でなんとかしろ!!
また、メトロノームに合わせる というのも、意味がわからない
メトロノームは指揮者ではない 無機的に時間を刻んでいるだけ
あくまでも テンポ、ビートの 目安
メトロノームからひねり出される音(あえてこのような表現にした)を自分自身の中に取り込んで、体の中のどこかの動きをシンクロさせ、テンポをキープさせる事が絶対に必要
合わせている と言うことは 受動であり、後追いである
最大限に評価しても次の拍の予測 止まりである
テンポと体をシンクロさせる事により、能動的に演奏でき、合わせるという負担を 他の奏者の演奏の予測、シンクロに向けることができる
奏者同士が次にどう動くか、どこで歌うか などを楽しめるようになる
ヘタなアンサンブルは メトロノームがないとテンポキープができず、バラバラな演奏になってしまっている
合わせるのは呼吸であり、アイコンタクトであり、歌であるべきなのだ
長音符のなかで 細かいビートを感じていない人は、音そのものに魅力が無く、感情がこもらない 表現も平坦 あえて言うと、顔の表情も無い
極論で言えば、4ビートがスィングして 何故許されるのか? メトロノームの世界ではありえないことだが 4ビートは字のごとく 4拍子の音楽中、4分音符の位置さえあっていれば 間の8分音符の位置は多少ずれてもかまわないのだ 奏者間のズレはごめんなさい
さらに極論だが 8ビートは8分音符の位置さえあっていれば、間の16分音符の位置は多少ずれてもかまわない
さらにさらに極論だが16ビートは16分音符の位置さえあっていれば、間の32分音符の位置は多少ずれてもかまわない
もし、上記の演奏で 都合が悪かったら、8ビートは16分音符でカウントし、16ビートは32分音符でイーブンにカウントすれば良い
細かいビートを感じられないと言う事は、楽器奏者には致命的欠陥だと言わせてもらう
この程度の事は、小、中学校レベルの問題である
この時代から叩き込まないから、楽器を持ったとたん 幼児語の演奏が始まるのである
20歳過ぎても 幼児語 の演奏 発音も音色も処理も
信じられないかもしれませんがこれが事実 こんな人、いませんか? いるでしょう!
聞いて気持ちよければ、ピッチ、ザッツのズレなど どうでも良いことなんですが、この気持ちいい感覚 を味わった事がある人はごくわずか
個人がしっかりしないと あなたの存在証明とは うなり と 飛び出し オンリーですよ
ラシーヌ讃歌 やってみた 2012.03.07 コメント(2)
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