楽天怪奇ファイル 9 - 『出張！居酒屋ラジコン侍』 | ある偏狭な音楽的映画レビュー

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2013年02月16日

楽天怪奇ファイル 9 - 『出張！居酒屋ラジコン侍』

カテゴリ：創作 [コント] - 連載御留守家の三姉妹

『出張！居酒屋ラジコン侍』

御留守奈乃「・・・ 所でセンスイカンさん ・・・・。」

ぐんかん0458 (以下G) 「スイは余分なんだよ！、さっきからアンタワザとやってるよな！
・・・度S発言は悪かったって言ってるだろ、根に持つタイプだなあ・・・

てか、センも違うわっ！！・・・・・いやっセだけだわっつ!!! 」

奈乃「 エイガカンさん 」

G 「もう合ってるのは 『カン』 だけかっつ！？」

奈乃「 名古屋科学カンさん 」

G 「ローカルネタ出せば爆笑と思ったら大間違いだぞ！
このVoさんはなあ、それでつぶやいて何度大怪我した事か！
・・・あ、スミマセンつい・・・」

Voyager6434 (以下Vo) 「・・・いえ・・・影薄くて恐縮です(半笑)」

G 「あの良かったらこれ食べてw 」

vo 「・・・ええ、いただきます・・・あっつ美味しい～♪ 」

大将「・・・・（安上がりな男だな・・・）」

vo 「このおでん変わってますねえ～」

G 「そうそう、ここに具を付けて食べるんですよ」

vo 「おおっつこれは美味い！」<

奈乃「・・・ ドカンさん・・・ 」

G 「だからぐっつ！・・・・・もう・・・何カンさんでもいいよ、何？」

奈乃「・・・ それ、何？・・・ 」

「これ？ ” 洋風トマトおでんＭａｒｋ２ ” だよ」

奈乃「 ・・・・・・・・・・・・ふうん・・・ 」

Vo 「・・・ん？・・・ああ、こうやってトマトの中のチーズに具をフォンデュして
食べるんだよ・・・何だ欲しいのか？」

奈乃「 ・・・別　に・・・ 」

G 「・・・？ああ？そうですか、ナノ様には男が箸付けたのは
ご所望になりませんよね、こりゃ失礼！」

奈乃「 ・・・・・・・・ 」

G 「・・・・・・・・？」

Vo 「・・・・・・・・・モグモグ・・・・・」

大将「・・・・・・・・・・・・・・・」

奈乃「 ・・・・・・・・・・・ ！」

G、大将、Vo 「 !っっつ !! 」

奈乃「 ・・・・・・・・・・・ 」

G、大将、Vo 「 ! ! ! ! ! ! 」

奈乃「 ・・・・・・・・・・・ 」

G、大将、Vo 「 ! ! ! ! ! ! 」

奈乃「 ・・・・・・・・・・・ 」

ゴトッつ （奈乃、椅子を立つ）

G、大将、Vo 「 !っつひいいいいいいいい
っつつつ」

奈乃「 ・・・お手洗いは？ 」

大将「 ・・・・ 」

奈乃「 ・・・どうも・・・・ 」

ツカツカ ツカツカ・・・・キイーパタン・・・

G、大将、Vo 「 ！！！！！ふう ううう・・・・・」

Vo 「なんか・・・緊張しましたねっつ～（ヘラヘラ）」

大将「チョットチョットチョットあんたっつ、止めてよね～
何ラッコが虎に話しかける様な事してんのっつ心臓が止まるかと思ったよっつ」

ぐんかん「・・・いや、その、申し訳ない・・・」

大将「黙ってればガツガツ喰ってタラフク飲んでくれるいいお客様なんだから～
オレの店で揉め事はよしてくれよなあ～」

Vo 「・・・そのお金払うのみんな私です（半笑）」

大将「・・・・・・・イヤ、そういうヤラシイ意味で言った訳じゃ・・・
・・・失礼しました・・・」

G 「・・・でもさっきは普通に進めれば食べたみたいだったなあ・・・」

大将「ああ何でも美味そうに喰ってくれるからなあ
アンタもいつか店出すんだからあーゆー客よく覚えときなよ」

G 「・・・そうするよ・・・所でVoさんはよく耐えられますねえ、あんな・・・・・その、
・・・・・・・・・・個性に」

Vo 「いやあ・・・結局ね、何でも慣れ！
この後電車乗って帰るのだって虎と過ごす数時間で
毎日が ”ライフ・オブ・パイ” 状態ですから鍛えられますよお～」

G、大将「そりゃいいハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・

!ひいいいいいいいいいいっつ 」

奈乃「・・・ 皆さん何か？・・・ 」

G、大将「 ・・・別　に・・・ 」

Vo 「ああ皆でナノちゃんの話ししてたんだよ～（笑）」

G、大将「 !!!!!!!!!!!!! 」

奈乃「・・・ あらそう、どんなお話かしら、みかんさん・・・」

G 「遂に３文字かよ・・・あああ、チキンソテーなんか好きかなって言ってたんだよ」

奈乃「・・・あらそう ”ライフ・オブ・パイ” って聴こえたから
てっきり映画の話でもしているとばかり思ってたケド・・・」

G、大将、Vo 「 （地獄耳っつつつつ） 」

G 「ま　まさか～鱈のムニエルアボカドヨーグルトソース
とか・・・なあ大将」

大将「 （オレにフルなっつ） ああ、ああ、でもあの料理は・・・」

奈乃「・・・ アボカドヨーグルト？ 」

G 「 （おっつ？食いついた・・・） ああ
鱈のムニエルアボカドヨーグルトソース！食った事無いだろ
”菜の花のカラシ和え” と一緒に食べると美味いんだぞお～」

Vo 「そうそう　アボガド　じゃ無くて　アボカド　なんだよね～
皆良く間違えるんだ　これが（ヘラヘラ）」

G、大将「 （黙ってろーっつ） 」

奈乃「・・・ 良いわねえ、それ、頂くわ」

G 「よしよし、大将だしてやれよ～」

大将「 （オレは知らないぞ） ああ、・・・ヘイ、お、お待ち・・・」

奈乃「・・・ （もぐもぐ）・・あら、美味しいわね」

G 「 おお、美味い だろ大将！例のプチトマトも！」

大将「 （ヤケだ） ああ、・・・ヘイ、お待ち！！！」

奈乃「・・・ （もぐもぐ）・・これもヨーグルト漬けね、美味しいわ」

G 「ハハハ美味いか！」

奈乃「・・・ （もぐもぐ）・・ええ美味しいわ」

G 「本当に美味いか！」

奈乃「・・・ （もぐもぐ）・・ええとっても」

ぐんかん「ハハハ、この料理作ったの大将じゃなくてオレなんだ！どうだ参ったか」

奈乃「・・・
あんたら
何素人料理出してん
だあっつ？
」

G 「ひいいいいいっつ！！！！だって今美味いって言ったじゃんっつ・・・」

大将、Vo、　「・・・・（ハラハラ）・・・・」

奈乃「・・・エエとっても美味しかったわよ
だから早く免許取ってお店出しなさいよ
・・・いよかんさん (クスクス)・・・ 」

G 「・・・・ぐんかんだよ・・・（半笑）」

『にゃ～っつ』 (=ﾟ-ﾟ)ﾉ

奈乃「？アラ何、ずい分キレイな子ねえ大将所の子？」

大将「ああ、スミマセン・・・チョット、お得意様から預かってました猫でして」

奈乃「いいのよ。アナタ名前はなんて言うの？
・・・・そうチャンっていうのね」

G、大将、Vo 「 （超能力っつ!!!） 」

(つづく・・・)

こうして今日も「居酒屋ラジコン侍」の夜は更けてゆく・・・。

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