乱見乱読快刀乱麻

一年半振りに帰ってきました!
とたんに、爆アクセス!なんなんだ?

言っておきますが、これは小生の忘備録です。
他人がなんと言おうが知ったこっちゃない。
上中下巻もある超大作のラスト30ページに差し掛かったときに
あ、これ読んだことある、オチはこんな感じだった!という
ことの無い様に、読んだ足跡を残しておくという、10年後の私
--それはたぶん自分勝手に都合よく若年性健忘症気味であろう--
私のために書く日記です。

ところで、上村松園展行ってきた?
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このページを読んで面白いと思ったあなた!
同じ感性を持っているのですよっ!
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  ☆チェイサーに15年ぶりに引っ張り出して
   フィリップ・トゥーサンを読んでますが、
   「青春」時代がオーバーラップしてか、
   なかなか読み進みにくいなあ。
   若いって苦いのよねん。
☆みなさんお忘れかもしれませんが、このブログは
   映画もやっています。近日UP予定。待て、しばし!
Nov 11, 2010
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カテゴリ: 読書





ラットマン




私はミステリーと呼ばれるジャンルは基本的に読まない。
でも、俊英な作家と評判の道尾秀介を読んでみ、と
人から薦められて向日葵を読んでみたけど、
あら、そうなちゃいます?ずるいなあ、と思ってしまって、
それは、伊坂幸太郎のアヒルと鴨を読んだ時と同じような
感覚の「ずるさ」で、映画で言うならシックスセンスの
「ずるさ」と通ずるものがある気がしてる。

なのになんでまた文庫本を買ったかというと、帯に
「ラットマンは道尾作品で私が一番好きな小説だ。-大沢在昌」

そんな風に言っちゃうわけ~!!と驚いてついつい。。

で、読んでみた。
ミステリーは初読が真剣勝負!!

どこに何が隠されてるんだろう?と一生懸命読むのだが、
元々情報量が削られてるので、最初から「負けて」る。
(←作家vs読者という構図が特にミステリーにはあるような気がする)

読み終わってから、つまり種明かしがあってから読み返すので、
ミステリーは2回は読むのが常なのだが、
ラットマンについては、続けて3回4回と読みたくなる。
1つの文章が、2重3重に読めるところが、素晴しい!秀逸です。

ジャンル分けしてるつもりは無いんだけど、

その種がわかって以上、再読したときに
初読の感動が無くなってしまう。

文体で読ませる小説では無いので、一度読み終わったときに
3回4回と続けて読むけど、しばらくしてから読みたいとは思わない。

ちなみに、今、もう一度読みたいフレーズは





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最終更新日  Nov 11, 2010 12:53:02 PM


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