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2012.06.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類

6月30日(土)は新松戸で、ハピネス心理学講座の5回目(最終回)がありました。

3月から通い始めた講座、ハピネス心理学の、リバースプログラムの講座でした。 

ハピネス心理学 というのは、 宮崎英二 先生が構築し、日本全国及びフランスでも講座を開講していらっしゃいます。

ハピネス心理学というと、なんだかポップな名前で、中身が想像しにくいかもしれませんが、

人間関係を円滑にし、自分の人生の目的を知るためにも、とても役に立つ、奥深い講座でした。

私が最初にこの講座に参加して、一番心に響いたメッセージは、これでした。

以下テキストより引用:

人はみんな「認めてほしい」「ほめてほしい」「勇気づけがほしい」と願っています。その思いに焦点をあわせて、的確なことばで表現すると、どんな人でも「やる気と勇気」がわき上がってきます。(中略)

(前略)欲求を簡単なことばで表現すると「ほめられたい」「認められたい」「勇気づけをしてほしい」の3つの欲求に集約されます。

これは、万人に共通するもので、そのルーツは受胎時に始まって終生消えることはありません。

あらゆる人々がこれを求めていることがわかれば、それを実行すればいいのだが、何故できないのでしょう。

それは、ほとんどの人が「ほめられたことがない」「勇気づけられたことがない」・・・それどころか「批判と非難」に加えて勇気くじきのことばを浴びせられ続けてきたからです。(後略) 

ここまで引用

ハピネス心理学で言う「勇気」とは、

困難に立ち向かう力・失敗を恐れない力・行動を起こす決心の心を持つことであり

目の前の課題につねに挑戦する成長の力のことです。

そして勇気づけとは、人生の課題に立ち向かい、解決していくという自信を持てるように援助することなのだそうです。

誰もが求めているのに、「認める」「ほめる」ことは、案外難しく、ともすれば、相手の勇気をくじくようなことばを発してしまいがちです。

それは、私たちが、これまであまりほめられたり認められたりしてこなかったので、そのようなことばが心のうちに育っていないからなのです。

そして誰よりも、ほめてほしい、認めてほしい相手は母親なのですが、

母親自身が認められてこなかったために、自分がほめられたい、認められたいという強い欲求を持っていることがあり、すると子どもをほめたり認めたりできないのです。

これでは双方が求めても得られず、欲求不満のまま相手を責めてしまうのではないでしょうか。 

そんな親子の関係を大きく変える方法が、自分の母親に勇気づけのことばを送ることなのだと聞いたとき、何かが私の中で変化しました。

求めても得られないと嘆くより、まず自分の方からほめて勇気づけることばを贈ればよかったのです。 

自分に自信がないのを母のせいのように思ってきたけれど、

母こそ、家族のために努力し、尽くし続けてきても、
それをほめられたことも感謝されたこともなく、
逆に不足を言われ続けてきたのではないでしょうか。

母は、小学生になるかならないかで10人の弟妹を含む大家族の食事作りを担い、
12歳から子守奉公に出され、嫁いでからも、困窮と病苦の中で
6人もの子どもを授かり、40代始めに父を亡くした後は、一人で農業と子育てをしてきたのでした。

それを認められ、ほめられたことや、感謝のことばを受け取ったことは、おそらく母には一度もなかったでしょう。

やって当たり前、できて当たり前のことと、本人も、私たち子どもを含む周囲も考えてきたのです。 

母が受け取ったことのない「勇気づけのことば」を、子どもに対して口にしたことがないのは、無理のないことだったとつくづく思いました。


そう気がついたら、私の中で何かがゆっくりと変化していきました。

感謝は私のほうから、ことばで伝えたらいいんだ。

ことばにするだけでなく、贈り物やカードのように目に見える形にして、ことあるごとに伝えよう。 

そう思い、そして実行しました。

行動することは、変化を加速します。 

つくづく、ことばというのは大変な力を持っていると思います。 

母がしてくれたことに感謝を伝え、また母の苦労や努力に、

「よくやってきたよね。」「大変だったよね。」「誰でも出来ることじゃないよ。」

と労いと賛嘆の気持ちを伝えると、私の中の母親像が変わってくるのです。

掛け値なしの尊敬や愛しいという気持ちが、どんどん湧き上がってきました。


そういう目で見るとこれまで見えなかった、母の偉大さ、立派さ、けなげさが、どんどん見えてきます。

88歳の今も、三度さんど食事を作っているし、テレビの料理番組を見ては、新しい料理に挑戦しているのも、すごい。

食事や色々な生活習慣を自分なりに気をつけて、健康を維持していることも立派です。

「ほめる」ハードルは一度越えてしまうと、どんどん低くなります。(笑)

本当に何でもほめたくなるし、感謝できるようになるのです。

「ほめる」ことの持つ力は、なんとパワフルなのでしょう。

ハピネス心理学は、私にこんな変化をもたらしてくれました。

講師の宮崎先生や、一緒に講座に参加していたみなさんもとても魅力的で

尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

人は必要なときに、必要な人に会い、必要なものを受け取るのでしょう。

人をほめて認めることで、自分の体質を変え、人間関係を劇的に変えていくことができるとは、本当にありがたいことです。

あらゆる人間関係を、「尊敬」と「信頼」と「感謝」に満ちたものにする。 

それは決して夢ではないように感じています。 






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Last updated  2012.07.24 02:52:58
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