わんにゃんかんぱにぃ
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まずは、下の写真から。↓ ↓ ↓ ↓ ↓ワンコの後ろ足です。後ろ足を 裏返しにして、肉球側を撮影した写真です。狼爪(ろうそう)が 2本あるのが分かるでしょうか?人間の指をあてている部分がソレにあたります。これを見て、ピントくる人は、スゴイッ!後ろ足に狼爪2本。はじめて見る方はびっくりされますが、そういう犬種がいるのです。その犬種が何犬か分かりますか?ここで狼爪について、少しだけ触れておきます。ワンコにもニャンコにも ありますね、狼爪。一番内側の少し高い位置についている指の爪。人間の親指に相当する部分ですね。ワンコもニャンコも 通常、前足には狼爪がありますね。では、後ろ足はどうですか?お家のワンコ、ニャンコを観察してみましょう。通常、後ろ足には 狼爪ないですよね。一般的に、ワンコもニャンコも指の数は、前足が5本で後ろ足が4本ですね。でも、先ほどの写真のワンコは、後ろ足の指が6本です。そして、6本中の2本が狼爪です。そういう犬がいるのか!?と驚かれるかもしれませんが、この犬種の場合は、これが普通なのです。不思議ですね。狼爪は、その昔、ゴツゴツした岩場を駆け上がったり、降りたりするときに役立っていたといわれています。前足の狼爪の場合は、今でも、おやつ、ガムを噛んだり、おもちゃで遊んだりするときに前足で物をつかむ際のひっかかりとしての役割を持っています。前足の狼爪を使って、上手にホールドしているワンコを見ます。では、後ろ足の狼爪はどうでしょうか。現代の環境下では、常に平坦な道を歩く生活が普通で、岩場で獲物をつかまえたり、険しい道を駆け上ったりすることもなく、ほとんどその狼爪は役に立っていませんね。ほとんどの犬種に置いて、こうした環境下の長い歴史の中で、後ろ足の狼爪は退化していきました。その結果、今では 生まれつき後ろ足の狼爪がない、後ろ足の指が4本のワンコがほとんどです。仮に、狼爪を含め5本指で生まれてきたとしても生まれてから数日で狼爪の指を切除されてしまうことがほとんどです。それは、ブリーダー側の判断でもあり、もともと血統書を発行するための犬種標準があるので、その基準にあわせて、狼爪をカットしないと血統書を発行してもらえない、つまりは、犬種として認めてもらえない、あるいは、販売できない、販売価格が下がるといったことがおきます。これがまたブリーダーさんたちにとっては死活問題となるため、基準に合わせる形をとって、狼爪を持って生まれてきた子はそれを切除するということになります。で、冒頭の写真の話にもどります。この写真の犬種は、グレートピレニーズです。ピレちゃんは、さきほどの決められた犬種基準において、2本の狼爪を持つことがスタンダードとして望ましい姿とされています。たとえばジャパン・ケネル・クラブ(JKC)、ここでのスタンダートは、「グレートピレニーズの後ろ足には、 2本のしっかりとした狼爪がある。」とされています。そのため、狼爪を持ってうまれてきても残すことになり、長い間、それが守られ続け、今に至ります。はじめにお見せした写真、答えは グレートピレニーズです。犬種によって、指の数が違う。動物によって違うのは分かるけど、犬種によって違うとは。これって、とても不思議なことですね。びっくりですね。衝撃ですね。グレートピレニーズは、親指が2本ある。。。これを読まれた方は、このことを もう忘れないはず。。。ピレちゃんの場合、指が6本あっても異常ではないですよ。
2023年10月19日
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