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これまた2021年の話になりますが、年末の、コロナが落ち着いていたタイミングで広島のシャレオで開催された日本ワインのイベント、西国葡萄酒祭へお邪魔していました。もともとは春ごろの予定だったかと思いますが、折からのコロナで延期になっていたものでした。主催が広島国税局、高松国税局、中四国ワイナリー協会ということで、中国5県+四国のワインが集まるという非常に貴重な機会となりました。広島国税局は、近年日本ワインのワイナリーがこのあたりにも増えていること、酒類研修所があることなどから日本ワインも推しているようですね。ということで、早速の四国のワイナリーさんです。愛媛県、しまなみ海道の途中にある大三島でワインづくりを行っている大三島みんなのワイナリーさんです。建築家の伊東豊雄さんが、ご自身の建築ミュージアムの開館に際し、島おこしプロジェクトの一つとして始めたワイナリーで、2015年スタートだそう。「みんなの」という名前の通り、自社農園のブドウはもちろん、島内の契約農家さんのブドウを使ったワイン、更には愛媛といえばのミカン農家さんのミカンを使ったミカンワインも手掛けています。ベーリーAなども優しい味わいでよかったですが、こちらのワイナリーのシャルドネは出色です。こちらも四国。井上ワイナリーさんといい、なんと高知県の野市にあります。四国出身者からしますと、高知といえば夏場は台風銀座というイメージでしたので、ワインができるというのには驚かされましたが、地元・自園のブドウはもちろん、県内各地の農家さんのブドウを使ってワインづくりをされているようです。富士の夢やエイトゴールドといった山ぶどう交配系の品種のワインなどを手掛けています。中でも、カベルネ・ソーヴィニヨンとグルナッシュの交配種「マルスラン」を使った赤は骨格、果実味がしっかりあり驚きでした。こちらは地元広島、三原にあります瀬戸内醸造所さんのブース。立ち上げは2019年。地域おこしの仕事をされていた地元出身の太田さんが瀬戸内の原料を用い、地元三原、瀬戸内の活性化を目的にスタートされたそうです。こちらは個人的にスパークリングの印象が非常に良かったです。中でも、写真真ん中の金波(きんぱ)は兵庫県(ここも瀬戸内ですね)のシャルドネを使ったスパークリングで、果実味、香り、泡感とバランスの良いワインでした。最新ヴィンテージでも賞を獲られたようですが、頷けるワインだったかなと。勿論老舗ワイナリーさんもご参加。こちらは鳥取・北条ワインさん。今回ご参加のワイナリーさんと比べても、こちらのまったりしたミネラルと熟成感は際立った個性でした。こちらも中国地方のワイナリーといえばの島根ワインさん。貴重な縁結甲州はもちろん、清酒酵母甲州もいただけ、両者の違いを楽しむことができました。清酒酵母のほうがややふくよかな印象です。こちらは岡山の岡山ワインバレーさん。新見市でワインづくりをされており、代表がイタリアでワインにほれ込んだということでイタリア系品種を手掛けられているのが大きな特徴ですね。サンジョヴェーゼの赤も面白いですが、シャルドネの樽あり樽なしの飲み比べはやはり興味深いところでした。すっきり系ですが流石新見のシャルドネ、芯がしっかりあり樽にも負けません。こちらは山口ワイナリーさんのブースです。こういったイベントに出ていらっしゃるのは結構珍しかったのではないかなと。一升瓶で長期熟成させることで酸味をまろやかにするという造りをされており、この当時でも2010年代のワインが最新ヴィンテージで登場するというのはスゴイです。シャルドネ、赤ともに深みのあるものでした。一方、ベーリーAを使ったザビエル・ロザリオはヴィンテージもそこまで古くないということで、らしいフルーティさや快活さも感じられました。試飲に忙しく、すべてのブースの写真を撮ることはできませんでしたが😅、他に島根の奥出雲葡萄園さんのブースは欧州系品種をアッサンブラージュした梅垣白を飲むことができましたし、岡山からはほかにやはりシャルドネの手堅いtettaさん、ひるぜんワイナリーさんに委託されてすっきりしたソーヴィニヨン・ブランを作られた黒髪山葡萄園さん、クフ・シャルドネをこのタイミングで初めて飲ませていただいたひるぜんワイナリーさんが参加、広島からは、ますます複雑さや華やかさをますベーリーAを飲ませていただけた三次ワイナリーさん、ハニービーナスの甘口がフルーティで試飲回りの途中に丁度良かったせらワイナリーさん、こちらもマルスランのワインを手掛ける山野峡大田ワイナリーさん、更に、参加日的にタイミングが合いませんでしたが福山わいん工房さんもご参加と、中四国のワイナリーさんのワインを幅広く楽しめる、充実のイベントでした。流石国税局の主催ですね。2022、23年は開催されておらず、残念ながら定期イベント化というわけではなかったようですが、中四国、西日本のワインを色々といただける機会、非常に貴重ですし、またの機会がありますと嬉しい限りです。にほんブログ村
2023年12月17日
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新潟の岩の原葡萄園さんへお邪魔した際、ローズ・シオターのスパークリングを購入させていただきましたので、それも含めて色々な泡を飲む会をしました。飲んだ銘柄は以下の5種類です。1,アデカ マディ・アップル・ドライ結構シードルも好きなのですが、この頃は特にシードルにはまっていたこともあり、アデカシリーズのシードルです。生産者はノーザンアルプスヴィンヤード。長野県安曇野のワイナリーということで、使われているリンゴも安曇野のフジリンゴになります。マディの名の通り、若干の濁りがある極淡い淡い黄色、香りにはやはり酵母系の気配がありますが、それでもリンゴを感じられるニュアンスもきっちり。味わいはやはり辛口かつ、これまた酵母系の旨味の乗ったものでした。シードル 辛口 マディアップル ドライ 750ml りんご スパークリングワイン 日本ワイン 国産 日本 アデカ ワイン プレゼント ギフト 御歳暮2,ファミーユ・デュポン シードル・レゼルヴ2018シードルで熟成したものというのも珍しいかと思いますが、こちらはフランス・ノルマンディのもの。デュポン家は元々リンゴづくりを行っており、1980年代から自社でのカルヴァドスやシードルの生産を開始。コニャックで醸造やブレンドを学び品質を向上、ついにはAOCの制定にまで辿り着きました。カルヴァドス樽を使っているそうで、色も深いもの。黄金に近いです。香りは熟したリンゴや皮、それにバナナなどの濃いフルーツやナッツ系といった要素があり華やか。味わいはセミスイートといったいいくらいの甘味があり、色合いや香りに似合ったボリュームのあるものでした。クリスマスにもいいかも。楽天内には残念ながらありませんでした。3,岩の原葡萄園 スパークリングワイン・ブラン・ド・ブラン・ローズ・シオターこちらが新潟土産の1本です。ローズ・シオターはベーリーとシャスラ・シオター(スイスのシャスラの変異種だそう)の交配品種になります。ワイナリーページによると、1927年に交雑されたそうで、果皮が薄く繊細な品種だそう。色は薄い黄色。ツヤ感があり淡いという印象ではないですね。泡は瓶内二次発酵ということでキメ細やか。量も結構あります。香りはバナナや白い花、軽いバニラといったものの他、蜜、パイナップル、柑橘といったところ。味わいは果実味、酸味、ライトながらも軽く膨らみも感じるボディ感のバランスが良い辛口。後口には少々の苦み収斂味もあったでしょうか。岩の原スパークリングワイン ブラン・ド・ブラン ローズ・シオター 750ml 【ワイン スパークリングワイン 日本ワイン 国産ワイン 白ワイン ギフト 御中元 お中元 御歳暮 お歳暮 父の日 贈り物 新潟 酒 】4,ポワルヴェール・ジャック ブリュット・ロゼ開催時期が年末だったということで、泡の会ならやはりシャンパンも欲しいとこちらです。お手頃コスパシャンパンとしてお馴染みのポワルヴェール・ジャックのロゼになります。コート・デ・ブランの南部にあるコート・デ・セザールという地区のワイナリーで、このロゼはピノ・ムニエ100%とのこと。色は結構鮮やか。しっかり目のサーモンピンクといったところ。泡は勢い十分でキメも中々細かいですね。香りはベリーしっかりでラズベリーやイチゴなどがよく出ます。そこにハーブやスパイスも少々加わったでしょうか。味わいはかなりフルーティで果実味強めです。よりどり6本で送料無料ポワルヴェール ジャック ブリュット ロゼ 750ml ポルヴェール ジャック(シャンパン フランス シャンパーニュ)ロゼ泡 コク辛口 ワイン ^VAPQRSZ0^5,ヴィルジニー・ベルジュロノー キュヴェ・レア・ブリュット・プルミエクリュもう1本ロゼシャンパーニュでポワルヴェール・ジャックと飲み比べです。こちらはモンターニュ・ド・ランスのものになります。ベルジュロノー・マリオンという歴史ある作り手の娘さんであるヴィルジニーさんが、20代にして譲り受けた畑のブドウを使って手掛けるブランドがヴィルジニー・ベルジュロノーです。セパージュはピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール40%、シャルドネ10%。色は鮮やかながらもやや淡さのある、オレンジがかったピンクといったところでしょうか。泡は流石のキメと量です。ボディ感とミネラリーさのせいか、クリーミーとまではいかないものの緻密な泡でした。香りはやはり赤ベリーしっかりですが、スパイスやドライハーブ、ミネラルといったものが。味わいは、やはりバランス型ですが、ポワルヴェール・ジャックよりミネラル感、骨格が感じられたのは確かです。残念ながら楽天内では現在完売のようです。会場はいつもお世話になっておりますフロマジュリー・ピノさん。泡の会ではチーズを合わせるのは間違いないですね。コンテとデュポンのシードルの甘味の相性はばっちりでしたし、ハムはロゼシャンパーニュのつまみにいいですね。サラダにもチーズたっぷりです。これを削るところを目の前で見せていただきましたが楽しいものがありますね。若いチーズで、味は柔らかく癖がないのでどのお酒のつまみにもなります。シードルがあるということで、ガレット・コンプレもお願いしました。ピノさんではガレットもレギュラーメニューでいただけます。マディ、デュポンどちらも合いますが、そば粉の深い味わいと香りには、よりこくのあるデュポンがよりよかったでしょうか。また、ローズ・シオターの泡とも結構いい相性だったのは驚きでした。締めはパスタで。トマトベースのシンプルなものですが、コショウの香りと上のチーズのまろやかさがいいですね。これにはやはりロゼ泡。どちらも合いますが、香りのスパイシーさでヴェルジュロノーがよりよかったでしょうか。今回のワインです。右からヴェルジュロノー、岩の原、ポワルヴェール・ジャック、デュポン、マディ。左端のピエール・カロは参加者の方からのいただきものです。ありがとうございました!にほんブログ村
2023年12月21日
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倉敷は観光地としても長いということで、お酒の文化もかなり豊かな印象があります。駅北のアリオ倉敷周辺や、2021年開業のあちてらす倉敷前などでは、ワインのイベントもよく行われています。コロナ期間中などはなかなか難しかったでしょうが、それでも落ち着いたタイミングでぽつぽつ開催されたものも。こちらは2020年12月にアリオ倉敷で行われたクラバンです。倉敷の飲食店さんやパン屋さんがブースを出し、倉敷の自然派ワインに強い酒屋さんのいときち商店さんがワインのブースを出す(各飲食店さんも色々お持ちでしたが)というスタイルでした。こちらはイタリア、トスカーナのテヌータ・レ・カルチナイエが手掛けるヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ。柑橘や青リンゴ、時間とともに黄色いフルーツも感じられ、果実味のある味わいも相まってフルーティなワインでした。癖も特にないですね。そんなヴェルナッチャに合わせたのはおでん。倉敷の人気店、あまみねさんのものです。だしの旨味きいたおでんととヴェルナッチャを合わせるというのはこういったイベントならではの楽しみですね。そして、こちらがグレープシップさん…の開業前のころのブースです。今や倉敷の人気ワイナリーとなったグレープシップさんですが、このころはまだ醸造所もご自宅も完成前のようですね^^;当時はブドウ栽培は自社畑、醸造はラ・グランド・コリーヌジャポンさんへの委託だったかと思います。会場は倉敷みらい公園という公園になっており、12月はライトアップされています。2021年にも同じくみらい公園でイベントが。こちらは新倉敷駅前のブルーノさん。日本ワインに非常にお強いお店とのこと。実は、イベントでブースにお邪魔させていただくことはあるもののお店にはまだだったり。ぜひ行ってみたいところです。このイベントは2021年の11月でした。ということで、グレープシップさんは開業後。この朱は自社醸造のファーストヴィンテージです。少しシラーが入っていたでしょうか。フルーティな中にも骨格を感じるものでした。2022年も色々なイベントがありましたが、ちょっと参加できずでした。このくらしきWINEな夜会は、そんな2022年のボージョレーヌーヴォーのタイミングから、あちてらす倉敷の芝生広場で月一開催されていたイベントでした。岡山のワイナリーさんもいろいろとご参加されて、非常に面白い機会でしたが、2023年12月開催分以降は不定期開催とされるそうです。いときちさんもよくご参加されていたようで、色々といただきました。フードブースの出店やキッチンカーもよく来ており、こちらはルーローハンと小籠包のセット。オーストリーの微発泡をいただきつつつまみましたが、ルーローハンのスパイシーさや、小籠包の餡の旨味によく合いました。あちてらすの芝生スペースは本当にいろいろなイベントが行われます。こちらは今年の11月に開催されましたメルカード・リコというイベント。倉敷市玉島の玉島信用金庫主催という珍しい企画で、この時は岡山の美味しいものとワインがテーマでした。フードブース、ワインブース共に、信用金庫さんのお客さんが多かったそうです^^この時の目的はこれ。マスカット・オブ・アレキサンドリアのワインといえばのふなおワイナリーさんが、マスカットはマスカットでもベーリーAの方で作ったろぜです。この銘柄があるのは知らなかったものでぜひ飲んでみたいとお邪魔しました。ブラッシュというだけあって色はかなり淡いピンクで、香りもベーリーAのニュアンスもさることながら緑系ベリーの雰囲気があったでしょうか。あとはやはりイチゴですね。味わいはやや辛口くらいの甘味のあるもの。非常にフルーティでとっつきやすいワインでした。隣のベーリーAの赤もいただきましたが、こちらはベーリーAのらしさがよく出た、柔らかいスタイルのワインでした。こちらはこの12月に行われたクリスマスマーケットです。会場は倉敷アイビースクエア。旧倉敷紡績所の建物などを保存して作られている、宿泊施設などもそなえた複合観光施設です。今回もワインブースにはいときちさんが。倉敷のワインイベントにはかなり積極的ですね。いただいたのはスペインのオレンジワイン。総社のイタリアン、trattoria noiのパスタに合わせるものをということで選んでいただきました。フルーティさがありつつもやはり収斂味があり、芯のしっかりした味わいでなるほど肉を使ったパスタともよく合いました。そして、今回もグレープシップさんです。初期のころと比べるとアイテム数も随分と増えました。マスカット・オブ・アレキサンドリアを使った2種類に加えソーヴィニヨン・ブランのものなどもあります。小ぢんまりとしたイベントではありますが、地元の人にはちょうどいい具合に楽しめる企画が色々開催されています。もちろん、倉敷観光の際に寄ってというのもいいでしょうし、倉敷も盛り上がっていますね。にほんブログ村
2023年12月23日
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岩の原葡萄園さん見学後は急いで上越妙高駅へ。高田駅前のバス乗り場で、市内のバスの乗り放題チケットを購入していましたのと、トキめき鉄道のちょうどいい時間の電車がなかったので、バスを乗り継ぎました。バスの中からとはなりましたが、高田の町並みは風情があっていいですね。上越妙高駅は流石にお土産も充実していましたが、そこで見つけたのがこれ。なんともかわいらしい笹団子パンです。ただこれが侮れ無い美味しさ。笹団子のもっちりした食感やあんこの甘味とパンがよく合うのです!結構な発見でした電車の方の乗り放題もフル活用ということで、JR富山駅で途中下車。目的は本場の富山ブラックです。駅ビル内の西町大喜さんです。富山ブラックといいますと、この真っ黒なスープが印象的ですが、味わいの方も旨味はもちろんありますが、その圧倒的ともいえる塩気が非常に特徴的。戦後、力仕事をしていた人たちに、ご飯をお腹いっぱい食べてもらうためにと、塩味の濃いものとなったそうです。これ、実は徳島ラーメン、特に茶色の濃い系も同じような感じでして(徳島ラーメンはここまでの塩味の強さではありませんがその分多少の甘味があるでしょうか)、どちらも「ご飯のおかず」として生まれたという共通点があったようです。富山ブラックを召し上がる際は、くれぐれも白ご飯をお忘れなくラーメンをいただいた後は、駅から少し歩いて富山県富岩運河環水公園へ。旧船溜まりを利用しているという水際の公園で、こちらの天門橋など景色の良い公園となっています。ほかにも、公園内にレストランがあったり、周囲には体育館や美術館があるなど、文化的なスポットともなっているようです。桜も植わっているようで、春の気色もいいでしょうね~。こちらには、「世界一美しい」スターバックスコーヒーがあることでも有名でしょうか。店内からの環水公園の景色が素晴らしいのはもちろん、公園の景色に溶け込むスタバの姿もまた美しいです。世界一といわれるようになったのは、2008年にストアデザイン最優秀賞を受賞したからなのだとか。富山にも、ホーライサンワイナリーさんや、2013年にお邪魔した氷見のセイズファームさんなどワイナリーさんもありますし、もちろん魚を中心に美味しいものもたくさんありますね。来年の3月には北陸新幹線が敦賀まで延伸されますが、また富山、新潟、それに福井に石川と、あちら方面にゆっくり出かけてみたいものです。
2023年12月20日
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広島での西国葡萄酒祭があった当時、JR西日本が「どこでもきっぷ」という商品を販売していました。その名の通り、JR西日本管内なら電車が乗り放題、しかも、青春18きっぷと違い特急や新幹線も乗り放題というものでした。使用は連続する2日間、または3日間のみに限られますが、それでも特急、新幹線が使えるというのはやはり途轍もなく大きい、ということで、西国葡萄酒祭へはこの商品を使って行ってきました。そのまま岡山へ帰る、というのではちょっと勿体ない、ということで広島駅で定番の「むさしのむすび」を購入しいただいた後は新幹線で一路北東へ。ということで金沢駅到着です。広島から新大阪まで行き、新大阪からは新幹線がJR東海管轄となりますので特急サンダーバードに乗り換え。こんな芸当が出来るのも、「どこでもきっぷ」ならではですね。駅前の鼓門のライトアップは通年行われているようですが、この時はイルミネーション的イベントも行われていました。加賀友禅を思わせる明かりやミニ雪吊りが目を楽しませてくれました。この時期の金沢また行きたいものです。夕飯は実はそれまで行ったことのなかった金沢といえばのまいもん寿司さんで。駅ビルの中にあるのでアクセスもばっちりです。香林坊、茶屋街どちらも駅から少し距離があるんですよね~。しかし、さすがのまいもん寿司さん、ネタの新鮮さ、シャリのサイズ感とのバランスと、お手頃な価格で楽しませていただきました。上握りセットだけでと思いましたが、香箱ガニがあると言われればいただかないわけにはいきませんこの時期の北陸の魅力ですね~。甘味風味、一口でいただくのがもったいなかったですが、こればかりは仕方ありませんね。金沢駅には、地元のクラフトビールのお店も入っていました。ということでやっぱりお邪魔しちゃいます。飲み比べ4種セットがあったのでお願いしましたが、さわやかなシトラはお寿司の後にぴったりでしたし、湯涌ゆずエールはさわやかながらももう少し重さのある香り、ファーストIPAはIPAらしい香り高さ、苦み、その向こうの甘味を感じられました。加賀棒茶スタウトは、確かによくあるスタウトとは少し違う、独特の香ばしさがあったようにも思われました。石川らしさをばっちり堪能でき、なかなか面白い体験でした。実は、シトラを購入して帰って自宅でも楽しみました金沢を駅前だけで我慢したのは翌日朝一の新幹線に飛び乗る必要があったからでした。目的地は…新潟です!なんと、新幹線の駅としては新潟県の上越妙高駅がJR西日本管轄最東端ということで、そこまで移動、さらに、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで高田駅まで。ここはどこでもきっぷは適用範囲外です。さて、上越にやってきたということは…につきましては次回です
2023年12月17日
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倉敷のワインイベントで何度かお会いさせていただき、ワイナリー開業後にはワインもいくつか購入させていただいた、倉敷市船穂のグレープシップさん。そのグレープシップのヴィニュロン、松井さんを岡山市の和洋旬菜だいにんぐ五感さんへお招きしてのワインメーカーズディナーが、グレープシップさんと取引のある自然派ワインのお店プレヴナンさんの主催で、今年の1月20日に開催されましたので、お邪魔してきました。ご用意いただいたのは、松井さんのワイン4種と、赤がないということでプレヴナンさんのフランス・ラングドックのシラー1種です。1,グレープシップ 朱2022まずは、倉敷のイベントでも何度かいただいた朱から。微発泡ロゼということですが、色は結構鮮やか。アレキ75%、シラー20%、グルナッシュ5%というセパージュで、アレキのらしいブドウの香りの中にも赤いベリーの気配がしっかり。味わいも、豊かな酸のライトボディですがどこか骨格のあるものでした。2、グレープシップ melow・ブルーラベル2021続いては、グレープシップさんといえばのmellowです。ブルーラベルは全国発売用ですね。他に、イエローラベルという県内用のものもあります。使用品種はアレキ100%。色はしっかり黄色。麦わら系ですが、濁りがあることもあってはっきり色合いを感じられます。香りはらしいマスカット香。味わいはしっかり辛口、というか酸味がバシッとインパクトのあるものなのですが、これだけドライなアレキのワインで、ここまで綺麗にらしい香りを感じられるワインというのも驚きです。その他ハーブっぽさややはり酵母系のニュアンスなども。3,グレープシップ 颯2021こちらは、50%がアレキ、そこにソーヴィニヨン・ブラン、マルサンヌが各20%、シュナンブランが10%というセパージュ。近年、岡山でも夏のゲリラ豪雨が増え、このワインの海外品種3種も雨にやられ裂果が発生するなど、収穫を早めなければならなかったそう。それをアレキと合わせることで爽やかなワインに仕上げています。色はやはり濁りのある黄色ですが、mellowよりは濃さがあり麦わらという感じではありませんね。香りやはりマスカット香がよく出ているのですが、その中にトロピカルな気配が潜むのは使用品種の影響でしょうか。味わいも、もちろんアレキらしい派手な酸がバシッと来ますが、より果実味が、柔らかいものながらも感じられたように思います。4,グレープシップ Ripe2019こちらは2019ヴィンテージということで、ラ・グランド・コリーヌへの委託醸造時代のものです。ソーヴィニヨン・ブラン70%、シュナンブラン30%。1年半小樽で酸化熟成させているそうで、色もがっつり黄金系。出来てすぐはかなり樽香も強く味のインパクトもあったそうですが、松井さんはそう言ったワインがお好みではない(何なら度数も10%要らないくらいだそう)ということで、落ち着くまで寝かせてからのリリースとなりました。はちみつやミード、紅茶系のニュアンスに、シェリーっぽさもあったでしょうか。味わいは、果実味の強さからくる「濃い」ワインではありませんが、エキス分がありタフさ、量感を感じました。5,ドメーヌ・マダ レッド2020メインが牛肉ということで、プレヴナンさんがご用意くださったのはラングドックのシラー。しっかりした色合いに、スパイスやブラックベリー系の気配が出つつも、青ベリーや赤ベリー、ちょっと酵母っぽさなどが加わり、味わいも果実味やタンニンはありますが、明るい酸があり、しなやかさを感じるのはなるほどといったところでした。【ラングドック地方 フランス】 ドメーヌ・マダ レッド '16 自然派ワイン 赤ワイン松井さんは岡山の海辺のご出身、もともとは海洋民族だったそうで、グレープシップというワイナリー名にされたそう。料理人をされていたこと、渡仏して大岡さんからワインづくりを学ばれたことなど、色々お話しいただけました。中でも印象的だったのは、今回のRipeもそうですが、飲み頃でワインをリリースしたい、そのために、自社でワインを寝かせておけるだけの資金力が必要というところ。やはり、在庫を抱え続けるというのは大変なことですが、そうやって飲み頃でリリースしていただけるのは飲み手としては本当に嬉しいところです。生食用ブドウも手掛けておられ、中でもアレキについては、岡山のブドウ畑がシャインマスカットへの転向が相次いでいることもあり、県内でも生産量3位4位くらいなのだとか。そして、その売り上げは飲み頃までワインを保管することなど、経営面での大きな力になっているとのお話でした。今回のお料理です。アミューズは新見産チョウザメの自家製燻製、ジャガイモのブリニ添えです。新見市はワイナリーでも有名ですが、チョウザメを育てキャビアづくりをしていることでも有名だったり。こちらは、そんなチョウザメの身を燻製にしています。朱とも燻製香と味のしっかりした身のおかげで悪くないですし、mellowとはサッパリビール的に合わせられましたね。前菜は北木島産橙と真鱈のロンデル、フレッシュハーブとともに。真鱈のあっさりした味わいに、橙の風味、ハーブの風味が爽やかです。これはまさにmellowと合わせるお料理。ワインのマスカット香、その奥のハーブ香と橙やハーブの香りがなじみます。また、颯も中々いい相性。香りの奥のトロピカルさを橙が引き出しますし、ワインのコクと魚の味わいも馴染みますね。続いては温前菜。豚レバー鉄板焼きと有機ニンジンのシェリーヴィネガー風味です。五感さんは鉄板焼きも名物ですレバーながらやさしい味わいで、旨味を良く感じられましたし、人参もいいつまみになりました。これにはRipeを合わせましたが、レバーとはまずまず、ワインに力はありますが、流石に肉の旨味を向こうに回すと引き立てる側ですね。一方、人参の甘味や酸味にはばっちり。メインは経産牛のブルギニョン。肉には間違いなく赤でしたが、乗っているごぼうとは実はRipeが結構好相性。味の濃さとしてはレバーより濃かったように思うのですが、その辺の組み合わせの妙も面白いところでした。デザートは里芋のクレメンダンジュどのお料理もおいしかったですが、このデザートは出色でした。里芋の風味と甘い香り味わいがこんなに合うとは思いませんでした。こちらは颯。実は、別のワインが用意される予定だったそうですが、こちらのワインが面白いとギリギリでの変更になったそう。実は、個人的には一番好きだったワインです。左から颯、Ripe、mellowです。色合いが全て明確に違いますが、濁りのある自社醸造ものとクリアーなRipeはまさに別物ですね。今回のワインですが、ドメーヌ・マダのものはありません。右から朱、mellow、颯、Ripe。にほんブログ村
2023年12月24日
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上越へやってきた目的、それはもちろん岩の原葡萄園さんへお邪魔するためでした!開園は1890年。日本最古のワイナリーといわれる大日本山梨葡萄酒会社の設立が1877年ですから最古参の部類に入るといっていいでしょうね。日本ワイン好きなら1度は耳にしたことがあるであろう川上善兵衛氏の起こしたワイナリーです。地元の名家だった川上家。豪雪や河川の氾濫で米作りに苦労していた地域を救いたいとの思いを持っていた際に勝海舟に出会い、葡萄酒を飲ませてもらったことから、厳しい環境でも作れるブドウならできるのではと、ブドウづくりを始めたそうです。岩の原葡萄園といえばの第一石蔵です。登録有形文化財に指定されている、日本最古のワイン蔵ですね。石蔵は今でも現役。山からの湧き水のおかげで温度湿度も安定するようです。こちらは第二号石蔵。上越市の指定文化財となっています。勿論こちらも現役。外の寒さと比べると中はいくらか過ごしやすく、やはり気温や湿度が安定しているのだろうなと。ワインと樽のいい香りと、湿った地下的な匂いとが感じられました。第二号石蔵といえばこれ。発酵時の温度コントロール、夏場の貯蔵のため、雪を用いて蔵内を冷やすということを行っており、その雪を貯蔵する雪室です。明治時代の蔵ですから当然電気を使った温度コントロールは出来ない中で、豪雪地帯ならではの雪を用いたシステムを作り上げたのは流石の知恵ですね。訪問当時、どのくらい雪が積もるかと心配していましたが、この日はもちろん降雪はあったもののそこまででもなく。ワイナリー裏手の畑を散策させていただきました。マスカット・ベーリーAの畑のようでしたがいくつか幹の太い木もあり、樹齢が高いのだろうなと。仕立て方は、やはり雪が積もることが前提になっているのでしょうね。畑や蔵の見学の後はもちろん試飲です。有料テイスティングコーナーには、定番の深雪花に加えローズ・シオター、レッド・ミルレンニューム、そしてマスカット・ベーリーAにブラック・クイーン、更にはヘリテイジまでありました。ちなみに、テイスティングの際対応してくださった方が話してくれたのですが、前年のこの時期は3メートル級の積雪だったそうで、この日は運が良かったようです^^;こちらはローズ・シオター。これまで試飲会等でスパークリングを少し飲んだことはあったくらいでしたが、このスティルはフルーティな中にも白い花やどこか日本酒的な雰囲気もあったような。シャスラー・シオターが交配品種として使われている、というのを読んで、スイスワインの試飲イベントで飲んだシャスラをちょっと思い出したでしょうか。チーズフォンデュに合わせるといいかも。通常のものと有機栽培ブドウ使用のベーリーA2種類も飲み比べさせていただきました。通常のものは、らしさの中にも黒いフルーツや骨格も感じる印象、一方有機栽培のものは造りそのものも違うのかまではうかがえていませんが、より柔らかな印象で香りも黒フルーツとまではいかない感じだったように思います。試飲・販売スペースのある建物の2階は展示室となっており、ワイナリーの歴史を知ることができます。ブドウの葉の標本など様々な興味深い展示がある中でも、やはり最も興味深かったのは交配品種作成の歴史。実に1万回以上の品種交雑を経て、マスカット・ベーリーA、ブラック・クイーンといった日本ワインを語るうえで欠かせないブドウたちがここで生まれたと思うとやはり感動を覚えます。ここの展示、見逃すのはもったいないと思います。岩の原葡萄園さんへご訪問の際は、じっくり見てほしいスポットですね。様々な「日本のブドウ」の生まれた地、岩の原葡萄園。一度は行きたいと思っていたワイナリーでした。この時はその日のうちに帰岡する必要がありましたので滞在時間は短いものとなってしまいましたが、それでも石蔵や展示の見学、貴重なワインの試飲と、楽しませていただきました!公共交通のアクセスも良く(ワイナリーの目の前にバス停があります)、またゆっくりお邪魔させていただきたいところです。にほんブログ村
2023年12月19日
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帰省した際よくお邪魔させて頂いていたイタリアンのポエシアさん。以前は新浜本町と言う、中心の飲食店街からは離れた郊外と言える場所にありまして、専らランチに行っていました。それが、昨年10月にその中心飲食店街である秋田町へ移転され、営業も夜だけと言うスタイルに変わられました。と言う事で、今回の帰省で早速お邪魔させて頂きました。場所は秋田町一丁目54。中心飲食店街ではあるのですが、メインのエリアからは少し外れた比較的静かな場所ではあります。今回はアラカルトで軽く頂くという感じでした。こちらは前菜5種盛り。時計回りに一番上がローストビーフ、なんとザーサイと合わせるものです。隣は豆乳ババロア土佐酢のジュレ、カプレーゼ、マグロのカルパッチョ、砂肝を使った一品、となります。豆乳ババロア、カプレーゼ、マグロのカルパッチョは流石の味わい。特に、ババロアのミルキーさ滑らかさコクと、ジュレの酸味と出汁の風味が洋の中に和を感じさせます。ランチでも頂きましたがよりまろやかなところはよりまろやかに、鮮明なところはより鮮明になっていたでしょうか。ただ、印象的だったのはお肉の2品で、砂肝を使ったものは調理法を失念してしまったのですが、コリコリの食感が活きつつも堅いというものではなく、適度な歯ごたえと豊かな旨みを楽しめます。そして、ローストビーフとザーサイを合わせるというのは驚きでした。ザーサイの香りと食感、旨みが、肉のモッチリ感や旨みによく合っていました。右上に見切れているスパークリングを1杯目に頂きました。果実味がありつつも後口は酸や泡の印象でさっぱり。香りもフルーティなもので、カプレーゼやカルパッチョにはバッチリでした。また、写真を撮り忘れているのですが白も頂いており、オーストラリアのシャルドネだったかと思いますがやはり果実味しっかりで、香りも南国フルーツ的な印象の中にナッツや蜜を感じるものでした。このシャルドネ、ババロア、砂肝と合うのはある程度想定できるものではありました。ババロアのまろやかさとワインの果実感は当然噛み合いますし、砂肝のしっかり旨みがあるもののコッテリはしない味わいにはやはり白が馴染みます。ただ、ローストビーフとザーサイ、これが一番良かったように思います。ワインにしっかり果実感があるおかげで、牛肉の味わいにもそうそう負けず(肉の脂がきつくないのも大きいでしょうが)、寧ろ鉄っぽい味わいを引き出し盛り立ててくれるくらいでしたし、そこにザーサイの塩気や旨み、食感が加わることで、ワインの果実味も活きるような印象でした。パンをオーダーして箸休めです。2種類の味を楽しめるのが嬉しいところ。オイルもよく薫っています。パスタはカルボナーラ―をお願いしました。本来は生クリームを使ったものだそうなのですが、使わないタイプですか?と伺ったところそれも出来る、とのお話でしたので無理を言ってお願いしてしまいました。このスタイルにしますとソースは当然濃厚ですが、それに負けない麺の食感とそれに似合った太さが嬉しいところ。コショウの香りも利いています。このローマ風カルボナーラに合わせるなら、白なら樽の利いたシャルドネやオレンジワイン等しっかりしたものがいいですし、やはり赤が手堅いかなと。グラスでお願いした赤、なんと日本ワイン。それも、朝日町ワインのマイスターセレクション・アッサンブラージュ・ルージュでした。こちらは、元々イタリアンですがイタリアワインが多いリストながらもそれだけに拘らないラインナップでしたが、まさか日本ワインをグラスで頂けるとは!マスカット・ベーリーA、ブラッククイーン、カベルネ・ソーヴィニヨンと言うセパージュと言う事で、イチゴっぽさや赤い花のニュアンスがありつつも黒果実やスパイス、特に茶色のそれだけでない黒コショウっぽさが感じられました。味わいは酸味基調ではありますが穏やかな果実味、後口を締める酸があり、ミディアムライトなボディにしっくりくるバランス感でした。これがカルボナーラにバッチリ。ワインのスパイシーさや黒いフルーツ香が、カルボナーラの黒コショウの香りにバッチリですし、チーズの香りを伴うソースのコクに対しても香り、酸味など嵌ります。また、そのしなやかな口当たりと、パスタの食感の相性も良好。朝日町ワイン・マイスターセレクション・アッサンブラージュ・ルージュ 赤 マスカットベリーA ブラック・クイーン ツヴァイゲルトレーベ 山形県 2016 720ml Asahimachi Wine Assemblage Rouge 山形 朝日町 ミディアムボディ 赤ワイン 国産ワイン 有機 日本ワイン流石高評価のワイナリーと言うべきか、このワインのコスパはかなりのものですね。他に、焼きでも煮でもいいですがアナゴなんかも合いそうかなと。徳島の地で創られる素材同士のマリアージュ、をお料理のコンセプトとされていますが、ザーサイとローストビーフや、ババロアとジュレなど、それを存分に楽しめるものでした。お昼の時も勿論良かったですが、夜ですと文字通り一味違うかなと。加えて、やはりワインをガッツリいただいたのも良かったです。お料理とワインとのマリアージュも、しっかり堪能できました。益々パワーアップされたポエシアさん、また是非お邪魔せて頂きたいですし、実はこちら、県内の料理店さん等とコラボイベントもよくされており、一度そちらへも参加してみたいものです。poesia徳島市秋田町一丁目54ロイヤルクレイン秋田町1F088-602-7030営業時間:18時〜24時定休日:火曜日さて、今回の帰省でも色々食べていますので今回の記事でまとめてしまいます。先ずは、寒い時期ならますます美味しい徳島ラーメン。またもや巽屋さんですが、今回はスープが以前ほど黒くなくより明確に茶色系でした。ラーメンのスープは行くタイミングによって状態も変わるでしょうが、スタイルそのものを変えたのかどうか、また次回お邪魔して確認しないといけません。茶色系の中ではやはり上品なスタイルですが、生卵とご飯を付けてこそ、という雰囲気ではありました。パスタ、ラーメンと来ましてまたまた麺類です^^;焼きそば専門店の突貫亭さんで、こちらも帰省すると必ずお邪魔するお店です。ソース味か醤油味か、太麺か細麺かを選べます他、トッピングやサイドメニューなども色々選べます。また、今回はお邪魔した15時~18時の間と言う時間がよかったようで、デザートの杏仁豆腐が付きました。細麺醤油味でお願いしましたが、その旨みとコク、塩気がご飯にもバッチリです。そして、ちょっと珍しいスポットが出来ていましたので足を延ばしてみました。徳島市立高校正門前にあります、まる・さんかく・しかくというサンドイッチとスイーツのお店です。最近、京都などでよく食べられています厚焼き玉子サンドはブームの気配がありますが、こちらも出汁の利いた卵焼きの入ったサンドイッチが買えます(テイクアウトのみ)。プレーン、チーズ、明太子入り、ワサビ入りの4種があり、このパックは4種詰め合わせでした。プレーンは、やはり卵がこのサイズですので、少々マヨネーズも塗ってくれていたようでしたが卵の味がはっきり感じられます。香りもよく、パンもふわっとしていました。チーズは、そこにチーズのまろやかさやコクが加わるというもので、まあ合わないはずは無しです。明太子は、そこまで明太子がガッツリ主張するわけではなく、軽く風味や旨みを足している、と言う感じ。ただ、ワサビはしっかり辛さと香りが来ます。美味しいですが、小さい子なんかにはちょっと気を付けた方がいいかも^^12月の最終日曜日に間に合いましたので、とくしまマルシェへも勿論行っております。最近、先日の記事にもさせて頂きました鳴門のズッファプローストさんが出店されているという事でご挨拶を。ビールは、地ビールを扱っているところが何件かありますのでドイツビールでは地の物ではないという事で出せないようですが、ワインは自社輸入と言う事でか販売(ボトルのみでその場では飲めないようでした)されていました。他は、お菓子やジンジャーエールなど。特に、お店へお邪魔した際に頂いたアイスワインのシュトーレンがあったのは驚き。しかし、ここはお昼も兼ねていましたので、グーラッシュをお願いしました。その場で調理されており、温かいものを頂けました。飲み物は、会場の自販機に売っていたジャワティーストレートです。コクのあるシチューと野菜の甘みがよく合っていますし、その野菜はゴロゴロ入っており食べごたえもありました。特に良かったのがこの鳴門金時。やっぱり地の物が入っていますね。しかし、ビーフシチューに入れても鳴門金時面白いかも知れません!あとは、やっぱり外せない日和佐燻製工房さんの燻製です。今回は、クロムツとスモークチーズのもろみ漬けを購入。クロムツは、お店の方が骨があるよ~、と仰っていた通り結構しっかり骨があり、味わいも燻製香が柔らかく魚の旨みをより引き出していることもあり、魚食べてる感が強かったです。チーズは、スモークチーズの漬けなわけですから美味しくないはずが無く。もろみと言う事で風味もあり、それがスモーク香と相まって深みを感じさせました。また、残った燻製香の付いたもろみで野菜やお寿司なんかを頂くと、またこれも美味しくなりました。今回も色々食べました。たまの帰省ですが、美味しいものが色々と迎えてくれるというのは嬉しいところです。今回もごちそうさまでした。にほんブログ村
2019年01月19日
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毎月恒例のワイン会、今月は来月ちょっと大き目の企画がありますのと、あえてこの年末に原点回帰という事でコスパをテーマにしました。ただ、そこはやはり年末という事で、楽天スーパーセールでのお得な価格でのワインも含めて、という事で^^飲んだワインは以下の5種類です。また個別記事にしたいと思います。1、アレクサンドル・ボネ ノワール・エクストラ・ブリュット1発目から楽天スーパーセール枠です^^;まあ、年末、それもクリスマスにも近い時期だったという事でやはりシャンパーニュが必要かなと。ピノ・ノワール100%ですが柔らかさもあるスタイルでした。2、トフ・ワインズ コノ・マールボロ・ソーヴィニョン・ブラン2017こちらはしっかりコスパワインです。ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランと言えば3000円前後から、くらいのイメージでしたが最近はお手頃な、それでいてらしさをしっかり感じられる銘柄が増えてきましたね。3、デ・ウェホフ ザ ・サイト・シャルドネ 2015こちらもスーパーセール枠です。南アのシャルドネですが、元は5000円級ということで、こういった機会に是非試してみるべきと飲んでみました。華やかなザ・新世界シャルドネといったワインですが、その中では抑えの利いた感じなのはやはり南アですね。4、カーサ・サントス・リマ キンタ・デ・ボンス・ヴェントス西欧最大のコスパワイン産地は個人的にはポルトガルではないかと思っています。このワインも、1000円台ながら南のワインらしい華やかさとこの地のワインらしい落ち着き、少々の内向的な雰囲気を併せ持つワインでした。5、ショーヴネ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2016すっかりコスパという単語とは無縁の産地となってしまった感のあるフランス・ブルゴーニュ(特にコート・ド・ニュイ)ですが、ショーヴネ・ショパンは個人的には適正なお値段でいただける生産者の一つではないかなと。ちょっと硬めでしたが雰囲気をしっかり楽しめました。ちょっとテーマから外れ気味なものもありましたが、今回も中々面白いワインに出会えました。特に、ソーヴィニヨン・ブランとポルトガルの2種類は、価格からすると香りはしっかりあり、味わいもメリハリのあるもので、テーマによく沿ったものだったかなと。今回の会場はフロマジュリー・ピノさんでした。ということでチーズプレートからスタート。やはり、各チーズによって合うワインも違ってきますね。トリュフ入り白カビチーズは風味バッチリ。シャンパーニュはちょっと負けてしまいました。続いては定番のサラダ。上にはフレッシュなチーズがたっぷり。そして、この季節ならではのチーズフォンデュです!野菜やソーセージでいただくのもいいですが、やはりパンがチーズの味わいがはっきりわかっていいですね。流石専門店のチーズフォンデュ、チーズの味わいがしっかりでした。〆はパスタ。細めの麺とその食感が、ちょっとお腹が膨れてきたタイミングでも丁度よく、どんどん食べられました。ミートソース系なので赤ワインもよく合います。今年もピノさんには色々お世話になりました。ごちそうさまでした&本当にありがとうございました!来年もよろしくお願い致します^^今回のワインです。左からシャンパーニュ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ポルトガル、ピノ。にほんブログ村
2019年12月27日
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先日記事にしましたように、徳島県三好市池田町のNatan葡萄酒醸造所さんへお邪魔しましたので、せっかくならとNatanさんのワインを飲む会を岡山でやってみました。徳島の酒販店さんなどで購入したワインを飲みましたが、Natanさんのワインは過年度発売のものの入手が難しいので、少人数での会にはちょうど良かったかなと。飲んだのは以下の4種類です。また個別記事を作成したいと思います。1, green hornこれは一昨年リリースされたワイン、それもハーフボトルになります。高松のわいんびよりさんがNatanさんのワインをお持ちだということでお邪魔した際、まだ残っていたのを一緒に購入させていただきました。2,Natan樽デラ04こちらは昨年リリースのようです。山形県産デラウェアにしっかり樽をかけたというワインです。樽の甘いニュアンスとデラウェアのラブルスカ香がなるほどという組み合わせでした。3,FARADAY香川県三豊市にあります白井の実ファームさんと「コラボ」という形で作られたというロゼ。こちらも2022年に誕生したワインです。9%という度数ながら存在感のあるワインでした。4,アマギ・モダン長野県産の天城乃雫というカベルネ・ソーヴィニョン系交配品種を用いた赤になります。さすがの濃い色合いですが味わいは柔らかいもの。ただ、やはり芯の強さは感じました。どのワインも、前回記事にしました叡知と比べますと、確かに柔らかさ、ナチュラルワイン的雰囲気のあるものでした(樽デラは結構しっかりしてましたが)。また、度数も、すべてのワインが12%に満たないものです。ただ、どのワインもその中に芯の強さ、存在感を感じられたのが印象的でした。Natanさんのワインを色々飲んでおられる方と帰省の際にお話しできる機会があり、特に赤系は硬いので少し寝かせたい、とおっしゃっており意外だったのですが、なるほどそれもわかる話だったように思います。ワイン会をさせていただいたのは、岡山市表町の端にありますフレンチのラ・ボンヌ・フランケットさんでした。あえてのしっかりしたフレンチとの組み合わせでしたが、ビストロ系ながらも味に柔らかさ、上品さのあるお料理とはいえ、その芯の強さのおかげで中々の相性だったかなと。ラ・ボンヌ・フランケットさんはカウンター席のみということで、時折お邪魔した際にはアラカルトでいただくことが多かったのですが今回はコースでお願いしました。1品目はエビ!香草の風味とエビの甘味香りは間違いありませんね。スープにはカブが使われています。マスクをしていてもばっちりわかるほどのカブの香りで華やかな1杯でした。魚のメインはクロダイのポワレです。程よくしまった白身には旨味がぎっしり詰まっています。また、皮目の香ばしさとレンコンチップスの香ばしさ、さらに身とレンコンの食感どちらも相性良しですね。肉のメインはラムで。脂はもちろんありますが上品なもの。肉の旨味甘味をを感じられました。個人的には、この一皿とアマギ・モダンのマリアージュが印象的でした。紅茶のアイスとタルト・タタンで締めです。タルト・タタンの風味は濃厚!それでいてやはりバランスの良さを感じました。ラ・ボンヌ・フランケットさんは、岡山ワイン協会ワイン会でもよくご一緒させていただいていたため、一度お店でワイン会させていただきたいと常々思っていました。今回、念願かなっての訪問となりましたが、お料理は素晴らしく、またワインはちょっと攻めたラインナップとなりましたが、相性も良く、素敵な時間を過ごせました。ごちそうさまでした!今回のワインです。左からgreen horn、樽デラ、FARADAY、アマギ・モダン。アマギ・モダンのエチケットはインパクトありますね。にほんブログ村
2023年01月15日
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前回からの続きです。こちらは岡山といえばの鰆の焼き霜造りと、サイズ的にいいものがあったということで珍しい宗田ガツオのお造りです。縁結甲州は当然のようにどちらともばっちり。朝日町ワインのピノ、北ワインのピノも合わせてみましたが、焼き霜の香ばしさには朝日町、宗田ガツオの柔らかくも鉄っぽさのある旨味には北ワイン、といった感じでしたでしょうか。続いてはカマスの塩焼き。カマスは脂分ほどほど、それがふっくらと、旨味豊かに焼きあがっているのは流石の一言です。皮目の香ばしさもいいですね。そして、その皮目の香ばしさがピノを合わせても結構なじんでくれます。ただ、これにはやっぱり甲州でしたね💦一方、面白かったのが添えてあるミョウガ。これが朝日町ワインのピノのいいつまみに。風味の相性も悪くありませんし(スパイシーさ同士の噛み合い?)、甘みのあるミョウガがワインに味の要素を無理なく加えるような雰囲気でした。そして、ピノといえばの鴨肉です。七味を利かせた焼き物ですが、肉のうまみを堪能できますし、この七味が香り、辛味といいアクセントになります。思えば、七味もスパイスの一種ですもんね。これにはピノ3種ともすべて合います。朝日町のスパイシーさ、北ワインのフルーティさはもちろん、ヴィノーブルピノの力強さ、香りの複雑さも鴨肉の脂、旨味、赤身の風味といったものとガッチリはまりますね。こちらは奈義牛のしゃぶしゃぶ 大根おろしのソースです。ピノの会ということでお肉多めにしていただきました奈義牛は岡山県北の奈義町で育てられているブランド牛。古い「竹の谷蔓」という牛の血統だそうで、地域特産の黒豆「作州黒」を与えて育てているそう。味わいは優しく、脂もありますがほどほどかつ穏やか、赤身の旨味もありますが固いということもなく、いいとこどりな印象でした。これには、なんだかんだ力強さがあったほうが良かったようで、ヴィノーブルのピノの果実味やタンニンが良く映えましたね。締めは鱧と松茸のうどんです!贅沢な取り合わせですが、鱧の旨味とだしの旨味、松茸の香りが繊細かつ華やかに楽しめました。これには流石に赤より白系でしょうね~。北ワインのピュアさとは、それでも個人的に「つまみ」としてはありな感じでした。今回のワインです。右から縁結甲州、朝日町ピノ、北ワインピノ、ヴィノーブルピノ。にほんブログ村
2023年12月16日
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24日に開催いたします1日ワインバー中国地方編のワインのご紹介がまだ終わっていませんが、1月のワイン会についてもまだ書けていませんでした^^;ので、今回から並行して記事にしていこうと思います。ワイン会へよくご参加くださる方が、北海道のワインを飲んだことが無いというお話でしたので、その雨の少なさや冷涼な気候などから現在日本を代表する産地の一つと言える北海道のワインを、ここで改めて飲んでみようと開催いたしました。飲んだワインは以下の6種類です。また個別記事も書きたいと思います。1、タキザワワイナリー ケルナー20171種類目はケルナーです。ドイツ系の品種ですが、ツヴァイゲルトのように日本でもよく栽培されていますね。中でも、北海道は代表的な産地、と言う事で外せないなと。フルーティな香りとキレイな酸が印象的なワインでした。2、美流渡 宵の明星2016美流渡と言うのは地名。ケルナーなど複数品種を混醸しています。セパージュの詳細は不明ですが、特徴的なライチ香が感じられたことから、ゲヴュルツトラミナーは使われているのかも。3、北海道ワイン 鶴沼ヴァイスブルグンダー木樽熟成2013北海道のワインと言う事で、やはりその名もズバリな北海道ワインさんも外せないかなと。ドイツ系品種を色々手掛けられていますが、こちらはヴァイスブルグンダーです。木樽の影響もあってか、独特のスモーキーサが感じられました。4、リタファーム&ワイナリー 風のヴィンヤード・メルロー2016昨年、東京でのウィルトスさんとLunetteさんとのコラボイベントで飲んだワインです。余市のメルローになりますが、その際好印象だったので今はどうかなと。軽やかさと端正なバランスで、会での評判も良い1本でした。5、サッポロワイン グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ特別仕込2016ケルナーが北海道の代表的な白ブドウなら、代表的な赤ブドウはツヴァイゲルトでしょうか。岡山にもワイナリーのあるサッポロワインさんのものになります。スパイシーさや赤黒の果実のニュアンスがあり、しっかりしたワインでした。6、マオイワイナリー 菜根荘ワイン・山ぶどう・豊潤 2013夕張郡にあるマオイの丘にあるワイナリーで、北ヤマブドウ系のブドウを主に栽培されているようです。2017年に経営母体が変わり、現在はマオイ自由の丘ワイナリーと言う名前に変わりました。なお、本ワインのヤマブドウは余市で栽培されたもののようです。このワイン、残念ながら少々のダメージボトルでした。個別記事にするか悩んだのですが、時間経過でポテンシャルが見えましたのと、いいマリアージュがありましたので、やっぱり飲んだことを個別に残しておこうと思います。古参の北海道ワインから新しい造り手さんのものまで色々と飲むことが出来ました。各ワインで勿論個性の差はありますが、それでも共通して感じたのは酸のきれいさでしょうか。その辺りは、やはり気候条件の影響なのかもしれませんね。また、リタファームさんなど自然派な造りをする生産者も多いようですが、その辺りもやりやすいという事なのでしょうか。土地の取得の面やバックアップ体制、また、共同醸造所ともいえる10Rワイナリーさんの存在など色々あるでしょうが、多くの方が北海道でのワイン造りを目指す理由が分かった気がします。今回の会場はワイン食堂バッコさんでした。これまでも何度かワイン会やメーカーズディナーをさせて頂きましたが、昨年11月にリニューアルオープンされています。それに伴い、週末も営業は24時まで、店内禁煙となったそうです。今後ともよろしくお願いいたします!お料理1品目はサーモンとスモークした牡蠣、林檎のタルティーヌ。1本目がケルナーと言う事を伝えさせて頂いていましたので、それに合わせてリンゴを使ったものをご用意くださいました。サーモンや牡蠣の旨みとリンゴの甘みやフレッシュさがよく合いますし、香りもよく調和したものでした。2品目はアランチーニ。ツブ貝とイカスミです。イカスミがほんのりとした香りと旨みをお米に加えてくれます。そのねっとりした食感と、外側のカリッとした食感の相性もいいですね。また、そこにツブ貝のプリッとした食感が加わるとまた楽しいです。3品目は黒毛和牛のローストビーフとマッシュルーム。岡山ではマッシュルームの有名な農家さんがあり、生で食べられるお店なども多いですがこちらもそうでした。キメが細かく旨みの豊かなローストビーフの美味しさに、マッシュルームの香りや旨みが素直に美味しいです。4品目は豚足と牛スジのソプレッサータ。ソプレッサータとはモツを煮てそこから出たゼラチンで固めたというもの。ゼラチンの滑らかな食感や豚足の食感がいいです。旨みもありますが結構上品な味わい。オレンジが添えられていましたが合せるとまたいいですね。5品目はイトヨリとホタテのヴァポーレ、魚介のズッパ。ヴァポーレとは蒸し煮のことだそうです。ふんわりしつつ、噛めば旨みバッチリなイトヨリとホタテの驚くほどしっかりした甘味が印象的でしたし、スープもちょっとスパイシーな雰囲気もあってイトヨリとホタテの味が際立ちます。6品目はリゾット、子フグと九条ネギの赤ワイン風味。子フグとネギで赤ワインと言うのが面白かったですが、フグやネギの食感、香りとこれがよく馴染んでいるのですから流石です。軽めのリタファームメルローには合わせやすかったです。7品目はタリオリーニ、エゾシカのラグーです。北海道のワインと言う事で、エゾシカをチョイスしてくださいました。エゾシカの旨みの濃縮したソース、そのほろっとほぐれる繊維質の肉に、存在感のあるタリオリーニが良かったです。赤ワインには間違いない1品。そしてメイン。鴨のロースト、新雪梨とオレンジのソースです。鴨+オレンジは定番ですが、新雪梨が加わることでよりさっぱり、フルーティにいただけます。モッチモチの鴨肉の食感や風味はやはりいいですね。ドルチェはパンナコッタとフランボワーズのジェラート。パンナコッタはクリーミーですがそこまで濃厚!と言う感じでもなく、優しい味わいでワイン会の最後にはぴったり。一方、フランボワーズジェラートはガッツリフランボワーズ。風味がしっかり、果実そのものよりもさらに濃厚に感じられるようでした。お店は改装されましたが、お料理の美味しさはそのまま、寧ろパワーアップしているくらいでした。流石の人気店ですね。今回の改装で少し席数が減ったそうで、予約がますます難しくなりそうですが、また是非お邪魔させて頂きたいものです。今回のワインです。左から、タキザワケルナー、美流渡、鶴沼ヴァイスブルグンダー、リタファームメルロー、余市ツヴァイゲルト、菜根荘ヤマブドウ。にほんブログ村
2019年02月10日
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ご報告が遅くなりましたが、25日に開催いたしましたひるぜんワイナリーの会in山猫終了いたしました。ちょっとバタバタしてしまった所もありましたが、ご参加いただいた皆様にはご満足いただけたようでなによりでした。特に、よく聞かれたのが昔の甘いお土産ワインと思っていたがその印象が随分変わった、というお話。やはり、地元岡山では以前から口にされる機会はあった、しかし、その頃は甘みをしっかり残す造りだったことから敬遠されていらっしゃった方もいらっしゃるようでしたので、今のひるぜんワイナリーさんの造りをご体験いただけたのはよかったかなと。ワインのラインナップとしましては、6種類中白は1種類、それ以外はロゼ2種類赤2種類甘口でした。山猫さん曰く和食屋的にはちょっと大変だった、との事でしたが、事前に味見をしていただいていたこともあり、上手く合わせたお料理をご提供いただき、当日はマリアージュもご堪能いただけたようです。山猫さんにはご苦労をおかけしました。本当にありがとうございました。いい勉強になったと仰っていただけ、少しは気も休まりました^^そして、ひるぜんワイナリーさん、何より、ご参加いただきました皆様、今回は本当にありがとうございました!また、ご参加いただけなかった皆様本当に申し訳ございません。またの機会がございましたら、是非よろしくお願い致します。当日のお品書きはこちらになります。お料理は、実は私も同じものをいただくことが出来ました。先附はお出しのお料理という事で茶わん蒸しです。ワインには合わせず、先ずはこれで暖まって頂こうという事に。造里は魚介と春野菜のサラダ仕立て、柚子胡椒ドレッシングです。柚子胡椒ドレッシングはこちらで過去させていただいたワイン会の時にもいただきましたが、爽やかな辛みが楽しい味わい。シャルドネに合わせましたが、そのドレッシングの風味と魚の旨みに、シャルドネのコクが良かったです。油物は坂越牡蠣のフライ、らっきょタルタルとバルサミコです。バルサミコを使っているという所がワインに合わせていただいているところですね。らっきょのタルタルのまろやかさ甘酸っぱさもいいです。合せたのは三座・ロゼ。ヤマブドウ+シャルドネというセパージュのロゼで、色は鮮やかながらフレッシュさがあり、牡蠣の旨み、衣のコク、タルタルやバルサミコの味わいに馴染んでくれました。酢ノ鉢は豚バラと春キャベツ、新タマネギの南蛮漬け。これに合わせたのは山葡萄ロゼだったのですが、試飲された際に、その鮮やかな酸味のある味わいに酢豚を合わせたい!となったものの、和食店で酢豚は無い、という事でご考案いただいたのがこのお料理です。酸味の利いた、しかし酸っぱいだけでは無い塩気や旨みのある豚バラに、春キャベツや新タマネギの柔らかな甘みがいい塩梅です。また、ワインとの相性もバッチリで、酸味同士がよく引き合い、ワインの香りも相まって全体が華やかに感じられます。この組み合わせを今回のベストマリアージュに挙げる方も多かったですね。焚合代は鴨胸肉と白ネギの甲州煮。ただ、煮ているのはこのお料理に合わせる山葡萄赤。ワイナリーのフラッグシップを贅沢にも煮込みに使っていますが、肉は柔らかく、衣が付いていることで味わいもよく絡みます。ネギの甘み風味との相性もバッチリ。山葡萄赤で煮ているわけですから、山葡萄赤が合うのは必然。甲州煮のコクのある味わい、鴨の風味といったものに、樽のニュアンスもあり、果実味のアタックのある山葡萄赤の味わいが噛み合います。また、その酸が鴨の味わいに丁度いいですね。御飯物はウナギのかば焼き、ゴボウのリゾット、あられ奈良漬。ゴボウを使ったリゾットにウナギのかば焼きと、あられ風に切った奈良漬が乗っている1品。ゴボウの風味、奈良漬の風味にウナギの味わいがよく合いますし、ご飯の固さ旨みもパリッとした鰻にこれまたよく合います。これに合わせたのが三座・赤。本来ならフラッグシップの山葡萄赤が辛口の最後と行きたいところなのですが。山猫さんから三座赤とこの料理の組み合わせを是非という事で、順番を急遽変えました。その狙い通り、土っぽさもありつつ、果実味やフルーティさを感じられる三座赤と、鰻の香りや味わいが合うのは勿論、ゴボウの風味が加わることで更によくなりますし、奈良漬がこれまたいいアクセントに。菓子はバニラアイス、みたらし風です。甘口ワインのピオーネ氷結に合わせるのに、ピオーネって和風の香りだなと感じられた山猫さんが、みたらしの甘辛を合わせることをご考案くださりました。その狙いはバッチリで、みたらしの味わいやバニラアイスの甘みまろやかさとワインの甘みが合うのは勿論、香り同士もよく合いました。重ね重ねにはなりますが、ご参加いただきました皆様、台所山猫さん、ひるぜんワイナリーさん、今回は本当にありがとうございました!にほんブログ村にほんブログ村
2020年01月26日
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前回からの続きです。こちらは、ジビエメニューをリクエストさせていただいたことからご用意いただいた1品。イノシシのラビオリです。上に乗っているのはなんとクジラベーコン。勿論自家製です。こちらもソースはブルーチーズで、ロックフォールベースになります。イノシシとロックフォールのソースってどうなんだろうと思いましたが、イノシシの旨みと程々に残された独特の風味に対し、ブルーチーズの風味旨み塩気がバッチリ!この組み合わせは驚きでした。また、サッパリ目のお肉という事で、クジラの脂もいい相性。続いてはフォアグラのコンフィ。糠漬けにするのはこちらのスペシャリテの一つですね。上には大根と、黒いのはトリュフソースになります。フォアグラや大根によく染みているスープはクエのブイヨンです。ブイヨンが優しい口当たりながらも旨みしっかりで、フォアグラのコッテリしつつも柔らかい味わいによく合いますし、大根ともいいですね。そのフォアグラに合わせたのが自家製柚子ジャム。甘さの中に爽やかさのある香り、甘みと苦みのあるもので、これを合わせることでフォアグラの味わいが際立ちますし、サッパリもさせてくれますね。黒いものは黒豆です。これがジャムと相性がいいのも驚き。ここでロワイヤル。これも、ラトリエあべさんのスペシャリテと言える1品です。鳴門鯛のスープの中に、フレンチ風茶わん蒸しとでもいうべきロワイヤルが入っています。スープは済んだ味わいながらその深み旨みは流石。優しい味わいかつ香りのよいロワイヤルとの相性も間違いなしです。今回はエノキが入っており、これの食感は結構いい対比でアクセント効いていました。そして魚のメインです。神経締めをしたヒラメなのですが、これの過熱加減もまた驚き、ホロホロどころか、まるで滑らかな高級マッシュポテトのような食感!こんなヒラメがあるのかと驚かされました。大変に肉厚でしたので、その辺の影響もあったのでしょうが…。ソースは2種類で、下が定番のブイヤベース、上が烏骨鶏の卵を用いたもの。ブイヤベースの甘み旨みは流石ですし、烏骨鶏のソースは成程まろやかさ上品さを感じるものでどちらもヒラメの食感味わいと相まって華やかにしてくれました。ブイヤベースにはやっぱりご飯です^^こちらの和食店でいただくご飯よりはやや硬めでつぶだった感じでしょうか。個人的には好きな柔らかさです。メインは阿波牛カイノミのステーキで。赤身でありながらジューシーですし、肉の質感、食感の良さもやはりいいですね。デザートは今回は2品。先ずはキンカンのピューレです。キンカンの香りと味わいで爽やかに。また、手前のキンカンの身の中の白いものも、なんとキンカン。もう1品は生ピーナッツのアイスクリームと柚子の焼き菓子です。生落花生は以前茹でて食べたことがありましたが、柔らかい風味だったのを覚えています。こちらのアイスもそんな感じで、ピーナッツ感はしっかりあるのですがピーナッツバターのように濃厚!という感じではなくあくまで優しいもの。焼き菓子の柚子の風味ともマッチします。今回も素晴らしいお料理の数々でした。ジビエやアワビに関してはブルーチーズと合わせるという驚きの組み合わせを知ることが出来ましたし、魚介類の柔らかさ、火加減については本当にため息が出ます。また是非お邪魔させていただきたい、といいますか、既に今回のメンバーで次回のお話が出ていたりしまして^^;またその内、ラトリエあべさんでワイン会の記事を上げることになるかと思います。今回もごちそうさまでした!今回のワインです。左からくらむぼんシャルドネ、笛吹甲州、アンプロヴィザシオン、小公子。その横二つが、今回参加者の方にご提供いただきましたシャトー・メルシャンのマリコシラーとベルンハルト・フーバーのムスカテラーになります。マリコシラーは、香りはコショウっぽさやオリエンタルスパイスの中にフルーティさのあるものでシラーらしさがあります。ただ、味わいは柔らかく、成程日本ワインだなあと。アワビやお肉との相性はバッチリ。フーバーのムスカテラーは、以前飲んだものほど直球のマスカットではなく。ややスパイシーなニュアンスなどもあったでしょうか。味わいは流石に上品な甘口です。キンカンのジュレとの相性は特に良かったですね。にほんブログ村
2020年02月01日
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3月3日に開催させて頂きます中国地方のワインと食材の会in東京第4弾でご用意させて頂きますワインのご紹介、前回の広島・鳥取編に続きましては、島根・山口編となります。なお、ワインにつきましては予告なく変更となる可能性がございますことをご了承ください。島根・島根ワイナリー様からは縁結甲州と縁結スパークリングワイン・ベリーAロゼとなります。実は、全国2位の生産量と言う島根の甲州。縁結甲州は、そんな島根の甲州を使ったシュール・リー製法の辛口ワインです。昨年12月にワイナリー様へお邪魔してきましたが、その際伺ったお話によりますと、契約農家さんのブドウの畑は、実はこちらも鳥取・北条ワイン様の様に砂地なのだとか!また、今回は4月頃発売予定の新ヴィンテージを一足早くお楽しみ頂けるかも知れません!縁結スパークリングワイン・ベリーAロゼは、こちらも県内の契約農家さんの手掛けるマスカット・ベリーAを、瓶内二次発酵で辛口のロゼスパークリングに仕上げています。ワイナリー訪問時に試飲させて頂きましたが、キメ細やかな泡とチャーミングな香りが結構春のイメージかなと。山口・山口ワイナリー様からは、はシャトーヤマグチ・マスカット・ベリーAとヴィニュロン・赤となります。シャトー・ヤマグチ・マスカット・ベリーAはワイナリーのあります山陽小野田市からは離れた、山口市のものになりますので石灰土壌の範囲からは外れます。しかし、山口ワイナリー様らしい、樫樽貯蔵でしっかりと熟成させたベリーAとなります。ヴィニュロン・赤はカベルネ・ソーヴィニヨンを用いたワインで、ブドウは自園のものとなります。石束という地名が示す通り、秋吉台由来の石灰土壌です。実はこれ、前回の会の際に飲ませて頂き、非常に好印象だったことから次の会には是非と考えており、今回特別にご用意いただきました。島根ワイナリー様からは、製造課の足立様にご来場いただきます。近年、今回ご用意させて頂きます縁結シリーズや、コンクールでも高評価の横田シリーズなど、辛口本格派なブランドを作られているワイナリーの今を、お話として聞いて、そして、ワインとして味わって頂ければと思います!山口ワイナリー様は、酒蔵経営という特徴を活かした、一升瓶での長期瓶熟を行われていたり、自園の土壌が石灰系だったりと、こちらも個性的。本州最西端で造られているワインを、この機会に是非お楽しみください!中国地方のワインと食材の会in東京第4弾、3月3日の19時より、アガリス神楽坂様にて開催です。詳細はこちらに記載しておりますので、宜しければ是非是非ご参加ください!にほんブログ村
2018年02月07日
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今年の5月、新見のドメーヌ・テッタさんで行われたイベントvin voyage。テッタさんと新潟のカーヴドッチさんのワインを両方楽しめるというものでしたが、その際にワインの販売もあり、カーヴドッチさんのワインをご購入された方がおられまして。今回、そのワインを改めて今回飲もうという会を行いました。会場は、トラットリア・ミズオチさんです。何故かと言いますと、シェフが新潟のご出身な為。と言いましても、勿論イタリアンですので新潟の郷土料理が出るといったことはありませんが。飲んだワインは以下の5種類です。今回もここでの感想にとどめたいと思います。1、もぐら・シャルドネマセラシオンを行い、亜硫酸無添加というシャルドネです。ツヤと、微かな濁りのある色合いで、香りは南国フルーツやオリエンタルスパイスのニュアンスが感じられるものでした。5月と比べますと、少し樽香が落ち着き、溶け込んできていたのかなと。味わいはやはり果実味のアタックがあり、塩気を感じるほどのミネラルが感じられ、一方で酸は穏やかなまったりしたもの。2、アルバリーニョ20165月のイベントの際も人気だったアルバリーニョ。その時と大きな変化は感じず、レモンイエローな色合いに、緑の柑橘やハーブ、パッションフルーツなどを感じる香り、果実味やミネラル感があり、シャルドネにはあまり出ていなかった明るい酸の感じられる目鼻立ちのはっきりした味わいが印象的でした。瓶熟ももっと出来そうな感覚を持ちました。3、あなぐま・サンジョヴェーゼロゼと赤の中間のような鮮やかながらも透明度の高い色合いが特徴的なワインですが、5月のころと比べますと、赤ベリーや赤い花のニュアンスが感じられるのは同じですが、赤ベリー感がよりはっきり出て、さらにピンクグレープフルーツやブラッドオレンジなどの柑橘の気配も強まったように思いました。逆に、土っぽさやスパイシーさは大人しくなったかも。味わいは変化と言う感じはあまりなく、果実味と後口にかけての軽い苦み、優しい酸が感じられるものだったかなと。ただ、より滑らかに、丸みを感じるような質感に近づいていたような気もします。4、ドメーヌ・ショオ 箱庭2016こちらは、タイトルの+に当たるワインです。カーブドッチさんもある「新潟ワインコースト」の中に有り、カーブドッチ卒業生でもある小林さんの営まれているドメーヌ・ショオのワインになります。5月のイベントの後、実際に新潟ワインコーストに行かれた方が、今回ご提供くださりました。ありがとうございました!なお、箱庭と言う名前は、混植混醸によるところに由来するようです。赤の鮮やかなガーネットといった色合いに、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドというボルドー系セパージュらしい黒コショウっぽさや茶色いスパイスも感じられますが、その出方が優しく、ダークチェリーや赤ベリーなどの果実感に伴うような感じ。キノコや軽いバルサミコも感じられたでしょうか。味わいも、滑らかな質感のミディアムボディで、果実味と明るい酸、穏やかな渋味と、フルーティな香りに似合った滑らかなものでした。5、Bijou ピノ・ノワール2014そして、カーブドッチのピノ・ノワールです。角田浜と言う海辺の砂地で栽培されたピノですが、赤みの強いルビーカラーに、赤や青のベリー、チェリー、若干の干し柿といったフルーツ香、黒い土、下草とった、「ピノ・ノワール」でイメージされる香りがよく出ていました。ただ、5月のころに比べますと、少々醤油っぽさ、天つゆのような気配が感じられたかも。味わいも、果実味と優しくもはっきり存在感を見せる酸が感じられるものでした。カーブドッチのもの4種は、全体的には5月の頃とそこまで大きな変化はありませんでしたが、あなぐまについては、瓶差ではなく、ちょっと変わったと言っていい野かなとも。どれもある程度味わいはっきりしており、食事と合わせながら頂くのにもいいワイン達でした。ドメーヌ・ショオの箱庭は、日本のゲミシュター・サッツと言う事でどんなものか期待値高かったですが、フルーティで、ボルドーブレンドらしい雰囲気がありつつもフルーティでしなやか、それでいてバランスもよく、期待以上のワインだったかなと。角田浜の個性を感じられたように思います。ここからはお料理です。1品目はひよこ豆とガラエビのミネストラ。ガラエビの旨みもありますが、やはり主役はひよこ豆。滑らかさと香りが活きたお料理でした。シャルドネを合わせましたが、この滑らかさとまろやかさ、粘性に対しワインのまったりした味わいが穏やかに寄り添ってくれました。2品目はサワラときのこのファゴッティーノ、トリュフ風味です。パイ包みの中には、フワフワの食感に旨み甘味を感じるサワラときのこが。それらをトリュフの風味がふわっと包み込みます。合せたのはシャルドネとアルバリーニョ。シャルドネとは、全体的な相性がまずまずといった感じ。魚やキノコだけではなく、パイ生地の風味や味わいが加わることでよりよくなる印象でした。一方、アルバリーニョは魚の味わいとより直接的に馴染む感じ。魚の甘みとワインの果実味に親和性がありましたし、食感とワインの質感も良かったなと。ただ、トリュフ香もありましたし、サンジョヴェーゼとも合わせてみたかったかも。3品目はタリアテッレ、ジャージー牛とトレビスのソースです。ジャージー牛の柔らかな旨みとしっかりした食感、トレビスの香ばしさと甘味、旨みが優しくもしっかりしており、タリアテッレの太さとよくマッチする一品でした。これにはサンジョヴェーゼと箱庭を。サンジョヴェーゼは、その果実感と赤いフルーツの香りが、特にトレビスの甘みや香りとよく合いました。箱庭は、肉の味わいや香りも含めて全体的に調和する感じ。ワインの果実味の深さが、しっかりしたお料理の味わいに合うといった印象です。4品目はピーチポークのロースト、下仁田ネギソースです。ピーチポークは岡山の豚肉ですが、繊維の食感がよく、やわらかで旨みも強いと個人的にもっと推されるべき食材だなあと思っていたり。その肉に、ネギの風味豊かなソースがマッチするのが面白かったですね。合せたのは引き続いての箱庭と、ビジュ・ピノ・ノワール。箱庭は、目の詰まった質感が肉の食感と馴染む感じでした。ピノも、その滑らかさやしなやかさと肉の食感がよかったですし、旨みを引き出す感じもありました。ただ、何方も爆発的マリアージュ、と言う所まではいかず、之にはむしろサンジョヴェーゼやシャルドネが面白かったかも。最後はチョコレートプリンで〆です。濃厚で、洋酒の風味も感じられるプリンでした。ミズオチさんへは大分久しぶりにお邪魔しましたが、やはり美味しいです。柔らかな味わいですが、決して弱いという事ではなく、ワインと合わせるにも楽しいというのもうれしいところ。今回も堪能させて頂きました。また是非ワイン会させて頂きたいものです。ありがとうございました!今回のワインです。右からもぐら、アルバリーニョ、あなぐま、箱庭、ピノ・ノワール。右端にちらっと見切れているのは、追加で用意しましたサントリーさんの甲州新酒です。これはまた個別記事にしたいと思います。にほんブログ村
2017年11月29日
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前回からの続きです。こちらは天然鳴門鯛のコンソメ。いつもはこの中にロワイヤルが入っています。鳴門鯛の旨みがぎゅっと濃縮された、それでいて優しい甘みも感じられる味わいでほっと一息つけます。今回はラビオリが入っていましたが、その中には自家製の魚肉ソーセージが。また、スダチが浮かべてありますが、やはりこれがあるとないとでは印象がガラッと変わります。スダチの風味がコンソメの香り、ラビオリの味わいに爽やかさを加えてくれるだけでなく、大いに盛り立ててくれるのが素晴らしいところです。魚のメインはキジハタ。上に乗っているのは烏骨鶏の卵を使った黄色いソースで、下はブイヤベースになります。キジハタは、やはり食感の柔らかさと適度な弾力、そしてみずみずしさが驚きでした。皮目の香ばしさもいいです。その味わいが、卵黄のソースでまろやかに、さらにブイヤベースでコクと深みがプラスされる感じでした。加えて、魚の下に少し見えている白い部分は蕪とカリフラワーのペーストですが、その優しい甘みも加わって調和を見せます。ブイヤベースが登場すれば、やはりこれ。ご飯をブイヤベースに入れて余すところなく頂きます。ご飯自体も、丁度魚のメインの頃に合わせて炊きあがるよう釜で炊いて下さります。粒立った、それでいて固すぎない炊き加減は毎度のことながら嬉しい限りです。そのお米の甘みとブイヤベースの深い味わいはバッチリ馴染みますし、そこにエシレバターを加えますと更にまろやかさもプラスでまたググッと味わいが深まります。メインは阿波牛のステーキです。カイノミと言う部位で、目の詰まったキメ細やかな肉質と、ジューシーながらさらっと上品な脂が印象的でした。ソースはフォンドヴォーを使ったもので、黒さのある色合いながら優しい甘みと深みがありつつさらりとしており、赤身な肉の味わいと相まって全体的にコッテリし過ぎないものとなっていました。ここからはデザート。先ずはモモのグラタン。グラタンと言う名前ではありますが、冷たいスープ仕立てで、表面を焙ってあるといったところ。しっかり甘味のあるスープですが、モモのみずみずしさと、スープ自体の温度のおかげで、サッパリと頂けます。続いては、チョコレートでコーティングされたピオーネです。ココアパウダーの苦味や香りとピオーネの味わいが合いますが…面白いのがこの緑のソース。なんと、ヨモギのソースです。その香りとココア、チョコの香りが思った以上に馴染みますし、ピオーネの甘みやジューシーさにもいいです。ただ、何となく全体が和風な感じになるのはやはりヨモギですね^^そして3品目は、なんとウイキョウのシャーベット!ソースにはスパイス、根セロリ、さらにアニスとリコリスを使ったリキュールの「リカール」が用いられています。これが独特の風味がありつつも、シャーベットの冷たさも相まって見事な爽やかさを感じさせてくれ、コースの最後を締めくくるのにふさわしいものとなっていました。今回も見事なお料理でした。これだけ洗練された、モダンさを感じられるフレンチが、徳島県南の美波町の山間で頂けるというのはやはりご参加いただいた皆様にもかなりの衝撃だったようです。これだけでも、皆さんにご足労いただいた甲斐がありました^^ワインもどんどん進み、ちょっと量が足りなかったくらいかもしれません。次回はもう1種類くらい増やしてみてもいいかも。素晴らしい時間でした!ごちそうさまでした!今回のワインです。右から、甲州スパークリング、安心院シャルドネ、テンゲイジロゼ、ソガメルロー、ヒトミワイナリーペティヤン。おまけ:帰りには、駅地下のステーションブリュワリーで地ビールもいただきました。駅前での待ち時間にこうやって1杯頂けるのは有難いですね。にほんブログ村
2019年08月15日
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兵庫でのシュロス・ゴベルスブルクワインセミナーではオーストリーのワインをじっくり飲むことが出来ましたが、そのオーストリーを代表する品種と言えばやはりグリューナー・フェルトリナーでしょう。そんなグリューナー・フェルトリナー、日本で造られている話は聞いたことが無かったのですが、何と今年、岩手県のエーデルワインさんが、岩手産100%のものをリリースされました。元々、岩手県の大迫はオーストリーの都市と姉妹都市という縁もあり、エーデルワインさんはオーストリーワインの販売も行っていました。そのように関係が深い事から、現地よりグリューナーの木が寄贈され、それが遂にワインになったそうです。そのワインを入手できましたので、セミナーの際に購入したシュロス・ゴベルスブルクのグリューナーと飲み比べの会をしてみることにしました。飲んだワインは以下の5種類です。また個別記事にしたいと思います。1、島之内フジマル醸造所 オオサカ・デラウェア201911月は新酒の季節という事で、ワインが奇数となりました事もあり1種類目は飲み比べとは無関係に日本の新酒です。デラウェアのフレッシュさを存分に楽しめる、しかし、纏まってもいるワインでした。2、シュロスケラライ・ゴベルスブルク グリューナー・フェルトリナー2017日本のものの前に、グリューナーのスタンダードをという事でオーストリーのものから先に飲みました。見事な華やかさと完成度です。3、岩手エーデルワイン グリューナー・フェルトリナー2018そして、岩手のグリューナーです。この2018が初ヴィンテージという事で、樹齢もまだまだ若いのでしょう、色も淡く、優しいワインでしたが、その奥にはグリューナーの気配が確かに。4、ココファーム こことあるシリーズ・ツヴァイゲルト2016白に続いては赤も日墺飲み比べということで、日本でも成功しているツヴァイゲルトです。こちらは北海道のものになりますが、酸のキレイなしなやかなスタイルでした。5、ハインリッヒ ツヴァイゲルト2016オーストリーのツヴァイゲルトは、伝統のノイジードラーゼ産。ビオディナミを実践しており、so2の添加量も最低限という事で、ちょっと還元的なニュアンスもありましたが、バランスのいいワインでした。グリューナーは、まあ飲み比べというよりは最初のヴィンテージを飲む記念的な意味合いもありつつ、今どうなのかを知るといった感じではありました。エーデルワインさんのワインは、ソーヴィニヨン・ブランのファーストヴィンテージも飲んでいますが、その頃と今のものでは大分雰囲気も違いますし、グリューナーも今後に思いを馳せながらという所でもあります。一方、ツヴァイゲルトは流石日本でもよく作られているだけあり、完成度の高さがありました。オーストリーのツヴァイゲルトは、これまではブラウフレンキッシュより植えられている畑などやや扱いの悪いところがあったそうですが、今見直されており、醸造法も濃いワインからエレガント系へ変わってきているそうで、北海道のものとちょっと似た世界観だったかも知れません。ここからはお料理の写真です。今回の会場は久々にトラットリア・ミズオチさんでした。ワインにも造詣が深く、以前オーストリアとアルト・アディジェのワインの会もさせていただいており、またお願いしてみました。1品目はホワイトセロリ、フィノッキオ(フェンネル)、アオリイカのマリネ。セロリやフェンネルといった香りと食感のいい野菜と、イカの旨みや食感がよく合い、さわやかに、しかし旨み豊かな1皿でした。2品目はチーズのクレープ包み。まろろやかなチーズをクレープ生地で包んでおり、その生地の風味がチーズのミルキーさによく馴染みますし、添えてあるマッシュルームの風味も自然に、一体感を感じさせてくれます。パスタは鶏肉です。阿波尾鶏を使っているという事で、旨みは勿論食感の良さがあり、それがパスタのもちっと感やクリーム系ソースのまろやかさといい対比になり、美味しさ楽しさを感じさせてくれました。メインはブタで。シンプルなローストですが、モチモチの食感と感であふれ出る旨みの豊かさは、流石の焼き加減です。また、コショウの風味ともバッチリ。したのはマッシュポテトが敷かれていますが、その滑らかさはもはや豚肉用のソースといっていいほど。ドルチェはセミフレッドでさっぱりと。優しい甘みと冷たさ、ナッツやドライフルーツの香り、食感、風味が綺麗に食事を〆てくれました。どのお料理も勿論美味しいですが、それだけでなく、マリネと白ワインの相性のよさ、豚肉やパスタと赤ワインの相性の良さなど、マリアージュもバッチリでした。この辺は、水落さんにお願いして本当に良かったなあと。最近は中々お邪魔出来ていませんが、今後も親しくさせていただきたいお店の一つです。今回はごちそうさまでした!今回のワインです。左からデラウェア、岩手グリューナー、ゴベルスブルクグリューナー、北海道ツヴァイゲルト、ハインリッヒツヴァイゲルト。にほんブログ村
2019年11月21日
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9月はホームパーティ持ち寄りワイン会の他に、いつもご参加くださる方々が何人が来られなかったという事もあり、別の日にもう一つワイン会をしていました。9月と言う事で朝晩は少し涼しくなってきたも日中は暑い、しかしそろそろ赤もしっかり飲みたいという事で、毎年1回はやっていますピノ・ノワールの飲み比べ会を、ここですることにしました。飲んだワインは以下の5種類です。また個別記事にしたいと思います。1、アンセルモ・メンデス ムロス・アンティゴス・アルヴァリーニョ2016最初はやはり白からスタートと言う事で、まだ暑さもありましたしヴィーニョ・ヴェルデにしてみました。ただ、こちらは発泡もしておらず、しっかりと白ワインとして作られたものになります。2、ミッシェル・サラザン メルキュレ・ルージュ ラ・ペリエール 2016やはり、ピノ・ノワールの会ならブルゴーニュが必要と言う事でこちらを。ジヴリの生産者が手掛けるメルキュレになりますが、暖かな果実味がありコスパの高い1本でした。3、エンデルレ・ウント・モル ピノ・ノワール・リエゾン2017続いてはドイツ。最近はすっかり高品質ピノの産地として知られるようになったドイツですが、こちらはバーデンのワイナリーのものです。ビオ系と言う事もありドライで柔らかなスタイルでした。4、アンダーウッド ピノ・ノワール2017個人的にピノを飲むならニューワールドの産地として外したくないオレゴン州のものになります。最近ちょっと話題の缶ワインも手掛ける作り手ですが、随分と閉じたワインでした。5、ナゴミ・ヴィンヤーズ ピノ・ノワールMC2018こちらは日本。長野県東御市で造られているものになります。MCの名前の通り、マセラシオン・カルボニックを行っています。独特のスパイシーさが面白いワインでした。実は今回、ブラインドテイスティングを行っているのですが…なんと、私を含めました参加者全員1つも当てられないという状況でした^^;その産地に持っている典型的なイメージで考えましたが、これがもう全く違っていたので大変な驚きでしたし、現在のピノ・ノワールの多様さ、面白さを感じられるものになりました。特に、外向的なブルゴーニュと内向的なオレゴンというのは結構インパクト大きかったようです。ピノ・ノワールの飲み比べと言う事で、会場はフロマジュリー・ピノさんでお願いしました。と言う事で、先ずはチーズ盛り合わせ。ミモレット辺りはやはり手堅く何にでも合わせられますね。あと、生ハムもピノにはバッチリ。でっかいチーズを削ってかけていただくサラダも。このあっさりチーズが、旨み繋がりなのか、日本のピノなどにはよく合いました。メインはブルーチーズのペンネ。ブルー単体では、ピノは結構押し負ける感じもあったのですが、ペンネソースにすると味わいも柔らかになり、どのワインとも手堅く合わせられる感じに。ブルーの風味自体はピノと相性悪く無いんだなあと。ピノさんはチーズのお店と言う印象がやはり強いかもしれませんが、今回のペンネや、過去いただいたラザニアやスパゲティなど、実はお料理も非常に美味しかったり。中でお食事利用される方が多いのも頷けます。今回もごちそうさまでした!今回のワインです。左からアルバリーニョ、ブルゴーニュ、バーデン、オレゴン、長野。にほんブログ村
2019年09月10日
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もう6月も終わろうとしていますがまだ5月のネタです^^;5月も勿論ワイン会をしておりました。テーマは「個人的に今飲みたいワイン」です。なんともなテーマですが、5月は誕生月だったという事でちょっとわがままを言わせて頂きました。飲んだワインは以下の6種類です。また個別記事にしたいと思います。1、三次ワイナリー TOMOEセミヨン・バレルセレクション2017これは正確には飲みたいと同時に飲んでもらいたいワインでもありました。福山での備後ワインフェスタで試飲させて頂き非常に印象的だった1本です。フルーティさの中に時間経過で軽いオイリーさも見えました。2、マルク・テンペ アリアンス2016こちらはフランス・アルザスの複数品種を混醸したワインです。自然派なアプローチで造られています。以前よく飲んでいましたが最近ご無沙汰だったところ、自然派ワインのお店プレヴナンさんに入荷したとの事で久々に頂いてみました。やはり最初は少し還元的な雰囲気もありましたが、フルーティさもしっかりです。3、エメリッヒ・クノル プファッフェンベルク・スマラクト2012兎に角美味しいリースリングが飲みたい!と思っておりましたところ、ありがたい事に今では超入手困難となってしまいましたオーストリー・ヴァッハウのトップ生産者のスマラクト、それも、少し熟成したものを手に入れることが出来ましたので早速飲んでみました。見事な芳醇さです。4、フランツ・シュトロマイヤー シルヒャー2017こちらもオーストリー。産地としては南部になるヴェストシュタイヤーマルクの独自品種を使ったロゼワインです。以前ロゼ・ゼクトを飲んで気になっていた作り手のものになり、やはり結構な自然派ではあります。独特のニュアンスの中にチェリーを確かに感じるしっかり目のロゼでした。5、クルーガー パーリー・ゲイツ ピノ・ノワール2017南アフリカワインにはずっと関心があるのですが、岡山で南アワイナリーのイベントがありまして。残念ながらそれに行けなかったので、ここで1本です。こちらはピノ・ノワールになります。やはり、南らしい果実味の強さがありますが、どこか旧世界的なしなやかさも持ったワインでした。6、ウッドワード・キャニオン カベルネ・ソーヴィニヨン・オールドヴァインズ2004今回はこのワインを飲みたいがため、と言う所もありました。アメリカ・ワシントン州のカベルネ・ソーヴィニヨンになります。2004と言う事で15年の時間が経っていますが、まるでブランデーの様な香りとまだ力強くすらある味わいが非常に印象的でした。熟成したワシントンの上級レンジの赤はどういうものなのかと言うのはずっと気になっていました。冷涼な産地ですし、削げ落ちた感じでバランス型かと思いきや、パワーを感じるもので結構驚きました。他のワインも個人的には勿論楽しめましたし、ご参加頂いた皆様にも興味深く飲んで頂けたようで良かったです。中でも、やはりクノルのリースリングは印象的だったようで、6月のワイン会のテーマはリースリングになりました。会場はフロマジュリー・ピノさんでした。と言う事で、勿論チーズプレートからスタートです。結構意外な相性の良さを見せるワインとチーズの組み合わせもあって、やはり奥が深いなと。続いてはサラダでさっぱりと…かと思いきや、これが結構ワインとの組み合わせが面白かったり。リースリングやセミヨンは特に馴染みやすいですね。この後に、熟成カマンベールのガレットを頂いたのですが…なんと写真の撮り忘れです。ガレットの生地の風味とカマンベールの香りと塩気、コクの相性が非常にいい一品で、ワインともよく合ったのですが…。申し訳ありません…。ともあれ、今回も美味しく楽しい会となりました。特に、個人的に飲みたかったものを色々飲めて自身としては大満足でした。お付き合いいただいたみなさん、本当にありがとうございました!今回のワインです。左から、トモエ・セミヨン、アリアンス、リースリング・スマラクト、シルヒャー、ピノ・ノワール、カベルネ。にほんブログ村
2019年05月31日
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さて、先日のヴィノムオカヤマで頂いたワインも今回で最後です。フリウリの人気生産者によるオレンジワインになります。ヴィトフスカ・ソーロ2013。生産者ヴォドピーヴェッツはイタリアのフリウリにあるワイナリーで、ここも昔から農業を営んでいたそうですがワインの自家元詰めを始めたのは1997年と比較的最近です。カルソ地区というエリアにあるそうですが、石灰岩の上に赤土が被る土壌で、強風も吹くと言う事で厳しい環境となっています。そんな土地の土着品種がヴィトフスカと言うブドウで、ヴォドピーヴェッツはカルソの個性を表現すべくそんな土着品種に拘り、有機無農薬で栽培、醸造時はアンフォラで醸し発酵も行っています。この2013は最新ヴィンテージと言う事で、イベントで早めのお披露目となったようです。と言う事で価格は現時点では不明です。色は見事にアンバーカラー。アプリコットジャムの様な色合いでもありますが、透明度はしっかりあります。香りは色合いに引っ張られている部分もあるかもしれませんがアプリコットやアプリコットジャムのニュアンスはあったと思います。また、黄桃の缶詰っぽさも少々。さらに、キンカンやオレンジピール、カリンと言ったフルーツのニュアンスが。その他、軽い蜜っぽさやハーブ、オリエンタルスパイス、加えて若干のナッツやカラメルの気配、紅茶、石灰的な雰囲気と言ったものも感じられたでしょうか。味わいは割とすっきりしたもので、しっとり系の酸がビシッとど真ん中に入りつつ、優しい果実味がその周囲にほんのり広がると言ったバランスでした。渋みはやはりしっかりあり、タニックとさえいえるような強さアタックから後口にかけて存在感を見せ、収斂味を感じさせます。ボディはライト。クリアーさと滑らかさのある質感でした。イベントでは、鶏の丸ごとオーブン焼きと合わせましたが、鶏の旨みにワインの味わいが合いますし、肉の質感や皮目のパリッと感とワインの質感も良かったです。ただ、渋みの部分を受け切れていない感じもありまして、このワインもより脂の強い肉、豚やイノシシ、あるいは牛肉と言ったものと合わせるとより面白いタイプかも知れません。それこそ、オレンジワインの会でのカボチャの肉詰めと言ったものにはこのワインもバッチリ合いそうです。その他、牛肉のカルパッチョやタルタルステーキなんかも面白いかも。均整の取れた部分もありますし、香りもフルーティさの中に複雑さのあるいいワインですが、渋みの印象は流石オレンジワインだなと。今回は最新ヴィンテージを一足早く頂けたという面白さがありましたが、このワインはもっと寝かせることで更に輝きそうな印象です。【イタリア フリウリ 白】ヴォドピーヴェッチ ヴィトフスカ ソーロ 2011Vodopivec Vitovska Solo 2011楽天内では2011ヴィンテージが7533円で投稿時現在確認できます。ヴィンテージの状況にもよるでしょうが、恐らく2011でもまだ若いくらいではないかなと。にほんブログ村
2018年11月26日
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と言う事で、今回から先日の台所山猫さんでの和食と爽やかなワインの会のワインです。先ずはポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデから。ツイン・ヴァインズ・ヴィーニョ・ヴェルデ。生産者はジョゼ・マリア・ダ・フォンセカです。リスボンからさらに南の地にあるセトゥーバルのワイナリーで、1834年の創業。ずっと家族経営を続けていますが、自社畑の総面積は実に650haに上り、本拠セトゥーバルは勿論、アレンテージョ、ドウロ、ダン、そして今回のヴィーニョ・ヴェルデと5つの産地で34のブランドを手がける大きな生産者です。セパージュはロウレイロ70%、トラジャドゥラ15%、ペデルナン10%、アルヴァリーニョ5%。価格は1200円程度です。色は淡い黄色。黄色感はゼロではありませんが薄いものです。香りは開けたてはちょっとカヴァなどに感じることもあるマヨネーズ風味のおかきの様なニュアンスがありつつ、洋ナシや南国フルーツが出るといった所。それが、時間と共におかきっぽさはなりを潜め、抜栓時からあった洋ナシや南国フルーツっぽさに加えてライムやグレープフルーツ、スイーティなど黄色や緑の柑橘のニュアンスも現われよりフルーティに。また、白や黄色の花、蜜っぽさ、乾燥ハーブ、それに若干のヨードっぽさ?のような要素も出てきたでしょうか。味わいはフルーティで果実味しっかり。やや辛口と感じる方もいたくらいです。しかし、そこは爽やかワインの代表格ヴィーニョ・ヴェルデ、明るい柑橘的な酸がその果実味の中にしっかり入ります。ボディもライトで、クリアーさやパリッと感のあるものとなっており、ヴィーニョ・ヴェルデらしく微発泡もしていることから、フレッシュでさっぱりした口当たりです。会では、1品目のタイラギ貝と春野菜の柚子胡椒ソース和えのところで頂きました。相性は手堅い感じで、タイラギ貝の甘みやしっかりした食感に、ワインの果実味や微発泡な口当たりがよく合いますし、そこに柚子胡椒のソースの塩味や旨み、若干の辛みと香りが加わると、果実味に加えて酸の明るさともよく馴染む感じに。野菜とも、やはりその甘味や食感にいいですね。今回は試せませんでしたが、2品目のお造りにもよかったのではないかなと。特に、ヒラメがありましたがああいった白身の魚とも間違いなさそうです。ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカと言いますと、酒精強化のモスカテル・デ・セトゥーバルや、辛口赤白のペリキータなどのブランドは知っていましたが、ヴィーニョ・ヴェルデをやっているのは知りませんでした。今回どうかなと試してみましたが、カザル・ガルシアなどより少しフルーティな印象が強いのは南方の生産者らしさなのかななんて思いつつも、さすがのまとまりだなとも感じさせてくれました。食事との相性も間違いなく、これからの季節に重宝するワインでしょう。ツイン・ヴァインズ ヴィーニョ・ヴェルデ 750ml/ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ楽天内でもいくつか取り扱いがあるようです。こちらのお店では1166円。暑い季節には冷蔵庫に常備したいワインです。にほんブログ村
2019年04月23日
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ワイン会のワインも一段落で、今回はポルトガルの白です。ムロス・アンティゴス アルヴァリーニョ2011。ポルトガル北部、ミーニョ川の近くのヴィーニョ・ヴェルデ地方では、微発泡でフレッシュなその名もヴィーニョ・ヴェルデという白ワインが作られています。ただ、最近は発泡せず、よりしっかりしたワインが作られ出しているそうで、このワインもそんなモダンヴィーニョ・ヴェルデの一つです。生産者アンセルモ・メンデスは1987年からワインメーカーとなり、現在高い評価を得ている現代ポルトガルワインを代表する作り手で、上記のようなスタイルのヴィーニョ・ヴェルデを手掛けるのも必然かも知れませんね。セパージュは、スペインでもよいワインが生まれているアルヴァリーニョ100%。価格は写真のお店で2079円です。色はうすいですが確かに黄色を感じる辺りはやはりよくあるヴィーニョ・ヴェルデとは違うところ。香りは白い花を中心とするフローラルなニュアンスと、レモンやグレープフルーツ、みかん、少々のライムやスイーティといった様々な柑橘がよく感じられました。しかし、それだけでなく洋梨やリンゴ、微かな花の密、ミネラル、ハーブ、それに微かな土っぽさやスパイスといったような要素も感じられ、やはり複雑さがあるなと。味わいは、強さのある果実味中心ですが、明るく溌剌とした酸やミネラル、旨味がよくまとまり、一体感のあるものになっています。バランスがよく、フルーティなスタイルで、ボディは量感のあるミディライトです。食事との相性は、フレッシュなだけではないので結構広目です。シーフードマリネやお寿司、天ぷらなど合わせてみましたが、マリネはちょっと甘味の強いスタイルだったもののワインの果実味と量感がうまく受け止めてくれます。また、お寿司では白身やイカといったものの他、赤身やエビ、カニといった味のしっかりしたもの、或いはウニのような個性のあるものにもいけます。天ぷらでは、油感をすっにりさせてくれるという効果以上に、食材の甘味や旨味と結び付く効果がよりしっかり感じられたように思います。やはり、フレッシュで、ビール代わりに楽しめるようなヴィーニョ・ヴェルデとは一線を画すワインです。はっきりと白ワインだということを感じさせてくれますね。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事を チェック!
2012年12月27日
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先日のスペシャル国産ワイン会のワイン、ここからは赤ワインです。今回は北海道のピノ・ノワール。ヨイチノボリ・キュムラ・ピノ・ノワール2009。ドメーヌ・タカヒコは、北海道余市町登地区の生産者です。長野の小布施ワイナリーをされている曽我氏の弟である貴彦氏が営んでいます。ピノ・ノワール種を中心に、余市のブドウの素晴らしさを感じ始められたそうで、醸造施設はまだ無く、ブドウも100%自社産とは行かないようですが、余市のブドウの魅力を発信しようと、「タカヒコ・ソガ」の名前で幾つかのワインをリリースしています。因みに、このワインもタカヒコ・ソガブランドとなります。価格は3885円ですが既に売り切れ。新しい2010年ものも楽天内では完売のようです。色は明るいルビー…ですがはっきりと濁りがあります。香りは、最初の段階ではイチゴキャンディっぽさや茹で小豆、それに少々のドライトマトといったものが感じられ、マスカット・ベーリーAのようです。その後、徐々にドライベリーや赤ベリー、土っぽさといったものが感じられるようになりました。また、さらなる時間経過で、タイムやローズマリーの乾燥ハーブ、さくらんぼ、キノコ、下草、クリームっぽさ、さらには少々の上等な桐箪笥のようなニュアンスも出てきました。味わいは極めて繊細。果実味の印象はほぼ無く、明るく強い酸がメインです。渋味は後口にかけて軽く残り、強い旨味とのバランスを取っています。ボディは透明感のあるライトで、塩気や収斂味、ミネラル感のおかげでシャープな印象を受けます。会では、鴨と大根のラグー、オレンジ風味のフジッリのタイミングで飲みました。オレンジにはやや押し負ける部分が有りましたが、鴨の旨味やパスタの食感とはいい相性でした。やはり、鴨はピノ・ノワールのいい相棒なようです。そんなわけで、他に合わせるなら、やはり鴨など鳥肉でしょうね。それも、鴨鍋やつくねなどの和食系との相性が良さそうです。或いは、よりシンプルに焼き鳥やローストなどの調理法もいいかもしれません。タイトな印象で、北の産地を思わせるワインでした。また、香りの複雑は、世界中のピノ・ノワールの中でもかなりブルゴーニュ的だったように思います。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年05月01日
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前回からの続きです。今回のランチ、どれも美味しい一皿でしたが、個人的に最も印象に残ったものがこちら。真鯛のロワイヤルです。フレンチ風茶碗蒸しの部分が持つバターのコク、まろやかさと、真鯛の旨さが存分に活きるスープの部分の透明な味わいの相性は見事でした。旨みや、バターっぽさとスープのやや甘みのある味わいの対比、さらに、茶碗蒸し部分のまろやかさとスープ部分の透明感の対比と、異なる個性のマリアージュを堪能でき、フレンチの魅力を実感できました。こちらはロワイヤルと一緒にお出しいただいたイカの一皿。黒い部分はイカスミです。あっさりした味わいで、ロワイヤルのパンチのある味わいの合間に頂くにはいい感じです。こちらは食べかけで失礼^^;地元産のエビをふんだんに用いたビスクを使ったカレーです。ご飯の方には、ビスクと同じエビを揚げたものとオクラが。ビスクの旨みとエビのカラッと感が相性抜群。これもかなり印象深かった一皿です。そして、メインの牛ステーキと鹿&豚のソーセージです。牛肉は柔らかく食べやすいですね。塩加減は流石。ソーセージは、流石山間というべきか、周辺にお住まいの方々も多くの方が野禽を捌ける土地柄だそうで、地元の鹿肉を用いているそうです。ただ、鹿100%では、やはりお年寄りの方などには難しいという事で、豚も混ぜているそうです。デザートは2品ありました。1品目は黄桃とババロア。下にあるのは黄桃とグラッパのゼリーです。グラッパと黄桃の香りの相性がこれほどいいとは思いませんでした。もうちょっと続きます。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年10月08日
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今月はジビエと日本酒とワインの会を行いましたがこれはスペシャルな会でした。で、いつものワイン会はといいますと、これもちゃんと行っております。テーマはゲミシュター・サッツです。ゲミシュター・サッツはフランス・アルザス地方のマルセル・ダイスが導入し高い評価を得たことで有名になりましたが、元々大昔はどこも混植混醸だったそうです。廃れてきてしまっていましたが、昔ながらのやり方を残している地域、或いは、テロワールがよりダイレクトに表現できるという点に注目、若しくは上記ダイスの成功を受けて、その復活をなした地域などが増えてきています主な実践地域としては、フランス・アルザス、オーストリア・ウィーン、ドイツ・フランケン、ポルトガル・ドウロ、アメリカ・カリフォルニアといったところでしょうか。楽天内では、イタリアやアメリカ・オレゴンのものも見かけました。今回飲んだのは以下の5種類。またあらためて記事にします。1、ザーヘル ホイリゲ201211月11日に解禁されるオーストリーの新酒ですが。これがゲミシュター・サッツによって作られていることから、今回の会をやりたいと考えるようになりました。新酒ながらウィーンでも屈指の畑の葡萄が用いられており、骨格のしっかりしたワインとなっています。2、ヴィーニンガー ニュスベルグ・アルテ・レーベン2006続いてもウィーン。ウィーン最高の畑ニュスベルグの葡萄を用いたもの。一時輸入終了となっていましたが、このワインを飲んで感動した方々が他のインポーターに働きかけ、輸入が再開されたという銘柄です。この06は、その終了前のインポーターのもの。3、フュルスト ブントザントシュタイン・テラッセン2006こちらはドイツ・フランケンのもの。フュルストは大変に歴史のある生産者ですが、昔ながらの混植混醸を一部の畑のみでですが残しているのだそうです。リースリングとシルヴァーナーの2種類のみ使用ですが、どちらとも違う不思議な世界感がありました。4、マルセル・ダイス ビュルグ・プルミエ・クリュ2007そして、これは上記フランス・アルザスのマルセル・ダイスによるものです。単一品種によるワイン誌か認められていなかったアルザスのワイン法を変えてしまったというダイス。このワインはアルザス伝統の13品種の混植混醸。5、キンタ・ド・ヴァラッド レセルバ・ティント・フィールド・ブレンド2007赤ワインはポルトガル産。近年ドウロで高品質なスティルワインをつくり、世界にアピールしようとしている生産者たちが居り、彼らのことをドウロ・ボーイズなんて呼んでいるそうですが、こちらはそんなドウロ・ボーイズの一つが手がけるワインです。白は、ホイリゲも含めてやはり品種の特徴は感じず。まあ、5種類やら13種類やら使われていてはわかるわけもないですね^^;柑橘やスパイス、ミツ系の香り、味わいではミネラル感・酒質の強さといった共通項があるものの、やはりそれぞれに各要素の程度の差、他等は違う要素の存在など異なる点もはっきり見せてくれました。その辺はヴィンテージの違いという点もあるのでしょうが、やはりテロワールの差なのでしょうね。特に違いを感じるところは口当りの質感、酒質の印象でしょうか。ウィーンは、厚みを感じるのですがそれはファットなものではなく、ミネラル感や落ち着き・クリアーさも相まって「強靭」な印象とでも言うべきもの。一方、フランケンはやはり強さはあるもののヴォリューム感は少なく、より繊細な印象で「しなやか」という表現がしっくり。そして、アルザスは大柄で華やか。甘みの強さの影響もあるのでしょうが、ミネラルの芯がありつつもまろやかで柔らかなボディといった感覚でした。他の産地の白や、赤のゲミシュター・サッツの飲み比べも是非やってみたいところです。さて、ここからは料理の写真です。一品目はホイリゲにあわせてウズラの南蛮漬け風です。酸味や甘みもありますが、肉にはしっかり塩気があるので旨み中心に楽しめました。一方、野菜はフレッシュな味わいでいいアクセントになってくれます。二品目はさばの燻製と三種のビーツ。これはヴィーニンガーにあわせてです。サバは程よい脂でこってりしすぎず、薫製香といい相性。ビーツは、非常に甘く驚きましたが、三種それぞれで微妙に味や香りの程度が違うのが面白かったです。三品目は岡山産レモンのリゾット。鳥のブロードで煮たお米にレモン汁とチーズを加え、さらにレモンの皮を摩り下ろして掛けたものです。レモンの香りの素晴らしさはもちろん、酸っぱさに振れ過ぎず、ダシの旨みや塩気、チーズのまろやかさ・コクがきっちり活きているところが好印象&ワインとの相性のいいところでした。続きますにほんブログ村にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月13日
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先日行いましたゲミシュター・サッツのワインの会のワイン、4本目はフランスワイン。ゲミシュター・サッツの代表的生産者マルセル・ダイスのものです。ビュルグ・プルミエ・クリュ2007。マルセル・ダイスは、テロワールにこだわった栽培・醸造を志向し、その手段としてゲミシュター・サッツや自然派なつくりを実践しました。品種重視のアルザスでは単一品種が基本でしたが、その高い品質が広く評価され、ついにはアルザスのワイン法を変えるにまで至っています。セパージュは、リースリングやミュスカ等の白葡萄の他、ピノ・ノワールなどの黒葡萄まで含めたアルザスの伝統品種13種。価格は、写真のお店で5512円。色はツヤのある黄金。濃さがありこの生産者らしい雰囲気です。香りは、シナモンやクローヴ、カルダモンといったスパイシーさがかなり良く出ています。ちょっと生八つ橋を思い出しました^^;加えて、ハチミツっぽさやミツ入りリンゴ、少々のメロンやオレンジといったフルーツ感もあります。その他、根菜や土系のそれを思わせるようなミネラル、ローズマリーやタイムなど複雑な乾燥ハーブといったようなニュアンスを感じました。味わいは甘いです。残糖を意識しているわけではないのかもしれませんが、しっかり甘みを感じます。それも大柄なもの。強いエキス分や極太なミネラル感と相まって迫力のあるフルボディとなっています。ただ、後口に掛けて旨みや強いながらも柔らかな酸がしっかり感じられるところは流石。会では、色々お肉のタリアテッレのところで飲みましたが、これが非常にいい相性でした。タリアテッレのソースにはパプリカが使われているということで、その辺のスパイシーさとワインのそれが非常に良く合いますし、お肉は鴨・牛・鹿と赤身で鉄っぽさのあるクリアーで強い味わいのものだったところ、ワインのミネラル感やボリューム感が、甘みと相まって見事なマリアージュでした。以前、鹿のローストのベリーソースにドイツのシュペートレーゼくらいの甘口リースリングがよく合ったという話を聞きましたが、このワインもそんな使い方が出来そうです。白い肉は勿論、赤身系とも問題なく、むしろ積極的にあわせたい印象でした。マルセル・ダイスもデキャンタして飲んで欲しいといっているそうで、実際複雑かつ硬質、ボリューム感も十分という超プルミエ・クリュなワインでした。それでも、食事に良くあってしまうところはやはり美食の地域アルザスのワインですね。一方で、現段階でも十二分に楽しめますが、10年程度の瓶熟成には問題なく耐えそうです。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月23日
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今回も、先日レストラン・レオーニさんで頂いたワインです。前回に続いての日本ワインです。サンジョヴェーゼ2016。生産者はファンキーシャトーです。長野県の上だから西へ行ったところにある青木村のワイナリーで、醸造所完成は2011年。葡萄栽培自体は上田で2008年からされているそうですが、その後青木村の協力のもと同村内の観光農園跡地をブドウ畑にしました。畑では施肥や農薬を控え、除草剤は無し。醸造時も自然発酵・無濾過・無清澄で行っています。セパージュはサンジョヴェーゼ・グロッソ85%にシラー15%。色は赤黒さのあるガーネットと言った所でしょうか。透明度は高め。香りは、ラズベリーやブルーベリー、ブラックベリーと言ったベリーフルーツや赤ベリーのジャム、加えて少々の下草っぽさや紫の花と言ったものを感じました。また、時間経過で結構変化があり、上記ベリーのニュアンスに加え、シナモンなどの茶色いスパイスがよく感じられるようになり、さらに微かな山椒っぽさも。その他、紅茶やチョコレート、赤い花、それに微かな小豆のニュアンスなども出てきました。味わいは、注いでいただいて直ぐは開けたてだったという事もあり閉じ気味。大人しい果実味を背景に、シュッとした酸とじわりと拡がる渋みが感じられるといった程度。それが、時間と共に果実味が開いてきました。と言いましても、ガツンと前に出る、といったようなものではなく酸や渋みよりは優しいものではあるものの膨らむ、と言った程度ではありますが。ボディはミディアム。ハリや密度を感じました。当日は、メインのソーセージに合わせました。ソーセージとも相性がよく、肉の質感や旨み・脂に対しワインの酸や渋みが噛み合いますし、オレガノなどのハーブ香とワインの開いてからのスパイシーさがこれまた馴染みます。また、ワインが開いてから少し感じられるようになった小豆っぽさと、ソーセージの下に敷かれていたレンズマメの煮込みの、豆の香りとの相性も間違いなし。どこか似た要素があったのかなと。レオーニさんでは以前、ファンキーシャトーさんのシャルドネを頂いたことがあり、その華やかさに驚かされましたが、こちらのワインも、スパイシーさや味わいのバランス感など、流石の完成度。サンジョヴェーゼ・グロッソ主体と言う珍しいセパージュですが、珍しさだけではない魅力あるワインでした。にほんブログ村
2018年09月25日
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今回から、9月のピノ・ノワール飲み比べ会のワインです。先ずは、スターターの白から。ムロス・アンティゴス・アルヴァリーニョ2016。生産者アンセルモ・メンデスは、元々ワインコンサルタントをしていたアンセルモ・メンデス氏が、故郷ミーニョに1997年に設立したワイナリーです。ヴィーニョ・ヴェルデの産地であるミーニョですが、アンセルモ・メンデスでは早摘みしたブドウに、時に補糖をして微発泡に仕上げる従来のヴィーニョ・ヴェルデと異なる、補糖や発泡のないスタイルのものを手がけ高評価を得ています。セパージュは、アルヴァリーニョ100%。ミーニョはスペインのリアス・バイシャスに近く、アルヴァリーニョの産地としても現在注目されています。価格は2000円程度。色は薄い黄色もツヤ感あり。香りはやはりフルーティさがよく出ており、リンゴ、みかん、グレープフルーツ、メロンなどなど感じられました。また、そこに若干の蜜っぽさも。ただ、甘いニュアンスだけでなく、石灰、各種ハーブ、若干の土っぽさといった要素も。あと、どこか金木犀的な黄色い花の気配もあったでしょうか。味わいは、香りに似合った果実味のアタックのあるものですが、そこに加わるトーンの低い酸、後口にかけてはっきり見えてくる軽い苦味がバランスよし。ボディはミディアムくらいありました。やはり、海辺のワインらしくまったりしたミネラルが感じられます。 会では最初に飲みましたので、チーズプレートと合わせることになりました。やはり、ブルーなど濃いものにはちょっと難しいですが、ハード系の旨みにはバッチリです。また、結構良かったのがドライフルーツで、今回キウイを添えて下さっていましたが、その甘味や香りに、ワインのフルーティさがよく馴染みました。また、ウォッシュチーズをそのキウイと一緒にいただきますと、味わいがマイルドになってワインと合いやすくなったのは面白い発見でした。微発泡もしておらず、結構しっかり目の白ワインと言う雰囲気です、ヴィーニョ・ヴェルデと言えばあの爽やかさ、と考えて飲みますと大分びっくりしますが、これはこれで完成度の高さを感じさせてくれました。また、やっぱり魚介系に合わせてみたいなと言う味わいでもあり、これからの季節カニや牡蠣なんて楽しそうです。アンセルモ・メンデス ムロス・アンティゴス・アルヴァリーニョ投稿時現在、楽天内では1848円が最安値のようです。これはなかなかのコスパワインだったなと。ポルトガルワインはこういうものが2000円切って見つかるのですから嬉しいところです。にほんブログ村
2019年09月12日
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新年も明けてもう1週間ですが、もうちょっと12月のコスパワイン会のワインです。今回はポルトガルの赤。キンタ・デ・ボンス・ヴェントス2016。生産者はカーサ・サントス・リマです。リスボンにあるワイナリーで、4代前からワイン造りを行っていましたが、1930年代より本格的に取り組みだしたそう。2013年には最新技術を取り入れたワイナリーを新設、そのコストパフォーマンスの高さで世界的に知られています。リスボン、ドウロ、ヴィーニョ・ヴェルデ、アレンテージョ、アルガルヴェに、実に350ha以上の畑を有しているというのもそのコスパの秘密かもしれません。セパージュは、カステラン、トゥーリガ・ナシオナル、カマラレ、ティンタ・ミウダとポルトガルらしく土着品種オンリー。価格は1200円程度。色は黒さがあり透明度も低いですがガーネット系の雰囲気はあります。香りは濃厚なフルーツが感じられ、赤や青のベリーのコンポート、完熟ヤマモモやそのジャム、プラム、更には葡萄ジャム、寧ろ葡萄の佃煮というべき要素まであったでしょうか。そこに、ナッツやバニラ、各種茶色いスパイスといったものや、少々の桜の花、若しくは桜餅といったようなニュアンスが加わります。味わいは、香りに似合った南の産地らしい果実味の華やかなものです。アタックからキッチリ主張しますね。ただ、しっとりながらも明るさのある酸と、キュッと締まる渋みがあり、ポルトガルワインらしい抑制も見られます。渋みは量も多く、そこまで強いものではありませんが後口まで印象を残します。ボディはなめらかなミディアムです。会ではパスタのところで飲みましたが、これはもうバッチリ。ミートソースのトマトのコク、甘み、それに肉の旨みといったものに、ワインの果実味や渋み、そしてしっかりしたフルーツ香がよく馴染みます。ググッと立体感、深みが出ますね。また、チーズプレートのゴーダチーズを少し残していたものを合わせてみましたが、こちらもバッチリ。キャラメル的なニュアンスのあるチーズの風味に、ワインの果実感がバッチリですし、チーズのまろやかさがワインの果実味や渋みを柔らかく感じさせてくれますね。ポルトガルワインはボチボチ飲んでいますが、リスボンを明確に産地としているワインは初めてだったかもしれません。果実感がありフルーティに楽しめるところは少しドウロっぽかったかも。ただ、それなりの落ち着きもあり、やはりこのワインが1500円しないというのは大変なコストパフォーマンスの高さではないかなと思います。キンタ・デ・ボンス・ベントスカーサ・サントス・リマ[長S] 赤ワイン楽天内でも取り扱いがあり、なんとこちらのお店では投稿時現在で1100円。まさにデイリーワインに最適ですね。にほんブログ村
2020年01月06日
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時々帰省ネタで書かせていただいています、徳島県上勝町のビール。そのビールを作っているブルワリーは、中にタップルームはもちろんバーベキュースペースなども備えた、RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Storeというお店をされています。東京の赤羽橋にもタップルームがあるというこのライズアンドウィン(=上勝)へ、一度行ってみたかったという事もあり、ラトリエあべさんへお邪魔した翌日にちょっと足を延ばしてみました。徳島県内におけるミカンの一大産地である勝浦町を越えて、勝浦川をさらに上流へ登ったところにあります。葉っぱビジネスの「いろどり」でも有名になった上勝ですが、山間にある小さな町です。そこに、こんなモダンな建物が突然現れました。タップルームでビールを飲めるのは勿論、ランチ営業もされています。今回はしっかりお食事をいただきました。また、車でなければアクセスの厳しい場所にあるという事で、ソフトドリンクもしっかり。店内には、醸造の指導を行っているのアメリカの方という事もあってか、色々グッズ的なものもありました。上勝はゼロウェイスト=ごみを出さないという事を町を上げてテーマにしていることもあってか、ビールと環境保全の先進地域であるアメリカ・オレゴン州のものも散見されましたね。元々は、色々なものを量り売りで販売していた上勝百貨店というプロジェクトの発展形ということもあってか、店内にはナッツ類などの量り売りお。ビールとおつまみで完璧ですね。勿論、ビールも販売されています。こちらのものはクラフトビールメーカーらしくラベルデザインもしゃれたものが多いです。アイテムも色々で、素直なラガースタイルのもの、IPA、それに地元の柑橘や鳴門金時、栗などを使ったものなど様々ですが、遂には乳酸発酵させた上に、塩を加えたものまで作ったそうで、ビールってなんだったっけなんて話をお店の方もされていました^^ゼロウェイストの町ということで、1リットルのグラウラーボトルという量り売り用ボトルの販売もされていました。ここでこのボトルを買い、ビールを詰めてもらい、飲んだらまたこのボトルを持ってきて詰めてもらうというシステムですね。全ての銘柄に対応しているわけではなく、タップルームで生で飲めるものに限られるようですが、それでもよく飲むならいいシステムですね。ショップのすぐ隣には醸造設備も。お願いすれば外からですが見せていただくことも出来ました。やはり、ワイナリーもそうですが、醗酵というプロセスを経る以上温度管理というのが一番大変なようです。醗酵中はかなり温度が上がるようですし、外気温の問題もあります。ランチ前に外をウロウロ。こちらでバーベキューなどできるようです。眺めはこんな感じ。少し標高のある場所なので、上勝を眺めながらバーベキューを楽しめます。写真が多くなったので続きます。にほんブログ村
2020年02月03日
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前回からの続きです。裏庭を満喫した後は屋内へ。オーダーしていたランチが出来上がるころ合いです。オーダーしたのはプルドポークのサンドイッチです。アメリカのバーベキュー料理の定番メニューであるプルドポークをたっぷり挟んだものになります。クミンなどのスパイシーな風味がありつつ、甘めの味付けになっていて肉の繊維や旨みを楽しめるプルドポークと、パリッとしつつも中はふわっと、噛みしめて旨みのあるパンの相性は良好で、野菜類のみずみずしさともよかったです。こちらは野菜スープ。たっぷりの野菜の甘みや旨みがありつつも、コンソメ的な味わいで全体がまとまっています。食べごたえもあり、温まる1品。勿論ビールもオーダー。色々な種類があるRISE & WIN Brewingですが、お店で飲めるのは生でいただけるものだけの様で、今回はこの4種がありました。ラガーとペールエールは飲んだことがありましたので、IPAのモーニングサマーと、栗を使ったチェストナッツアンバーをオーダー。左がモーニングサマー、右がチェストナッツアンバーです。モーニングサマーはそのネーミングに似合った爽やかなもの。IPAらしく苦みの存在感はありますが、フルーティな香りと味わいのおかげでそこまで苦い!というものではありません。チェストナッツアンバーは香ばしさ全開。カラメル的な雰囲気もありますが、焼き栗の気配も確かに感じられます。味わいはわりにバランス型で、甘み苦み微かな酸味と拮抗しており、芳醇な香りが活きるものでした。他に自家製ベーコンもいただきました。香ばしく焼かれた中から出てくる旨みは見事。また、地元の椎茸のグリルも。個人的に、徳島県の椎茸は中々のものだと思っていますが、こちらも香りや旨みの豊かなものでした。添えてあるスダチを絞って頂くとまたいいです。食事とビールの相性もバッチリ。味わいのしっかりしたプルドポークやベーコンにはチェストナッツアンバーのコクのある風味や味わいがいいですし、シイタケや野菜スープ、それにプレートの野菜類には、モーニングサマーの爽やかさが馴染みます。上勝と言う、徳島の山間の町に、これまた面白いお店がありました。頂けるお料理やビールの満足感も高いですし、ここへ至るまでの道中、建物の雰囲気、その雰囲気と周囲の景色との楽しいミスマッチ感と、トータルで楽しめる場所だったなあと。店内には流石ゼロウェイストの町と言うべきか、空き瓶を使ったシャンデリアのようなものも。にほんブログ村
2020年02月05日
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ゲミシュター・サッツのワインの会のワイン、3本目の今回は珍しいドイツのゲミシュター・サッツです。ブントザントシュタイン・テラッセン・QBAトロッケン2006。生産者でフュルストは、フランケンの地で1638年から続く老舗ワイナリーです。1975年に現当主が若干21歳で跡を継いで以来、非常に高い評価を得るに至りました。フランケンにはゲミシュター・サッツの畑が少し残っており、歴史あるこのワイナリーもそれを活かしたワインを手がけており、それが今回のワインです。セパージュは、リースリングとシルヴァーナーというドイツとフランケンを代表する2品種のみのシンプルなもの。価格は、写真のお店で5850円。色は薄いレモンイエロー。レモネード系の色合いです。香りは、ドライパパイヤやマンゴーのような南国系のドライフルーツっぽいニュアンスや黄色い花のような雰囲気が。そこに、白コショウや微かな茶色系スパイス、ハーブといった要素が加わります。その他、レモンやライムといった柑橘、ミツ入りリンゴ、石灰、岩っぽさ、ブドウ、それにメロンほど甘くはありませんがウリ科っぽさといったようなものを感じました。味わいは、ミネラル感やエキス分もありますが、やはりドイツらしいスレンダーさがあり、柔らかで優しい口当りも相まってしなやかな印象。ボディもミディアムライト程度。フルーティかつ繊細な果実味に明るくシャープな酸や軽い塩気のようなものが加わり、辛口ドイツワインらしい世界観です。会では、レモンのリゾットのタイミングで飲みましたが相性は間違いないですね。レモンの酸や香りとワインのそれが見事に一体となります。ちょっとレモネード的な香りの雰囲気が出ましたね。また、果実味やミネラル感はリゾットの旨みや塩気、それに米の食感と関連性を感じさせてくれます。食事との相性は幅広そうです。白い肉と野菜や柑橘類をあわせたものなんかは完璧でしょうし、魚料理に関しても、火の入ったものだけでなく生でも良さそうです。しっかりしたワインではありますが、優しさやきれいさがあり、和食とも是非試したいタイプでした。使用品種は2種類ということで、リースリングやシルヴァーナーの面影を感じさせるところはあったように思いますが、それでもやはりどちらとも違う複雑さがありますね。加えて、ボディの重さなど、やはり他の産地と違うドイツらしさが如実に感じられるワインでもありました。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2012年12月21日
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今回は久々にブルゴーニュのピノです。ベーシックレンジのものにはなります。ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2017l。生産者はジョゼフ・ドルーアンです。言わずと知れたコート・ド・ボーヌの名門ワイナリーですね。130年以上の歴史を持つ家族経営の造り手ですが、1988年からは有機栽培を実践、1997年からはビオディナミを開始、2007年には全ての自社畑で行っているという自然派だったりもします。ACブルゴーニュものという事で、ブドウは勿論ボーヌ全土からになります。価格は2000円程度。色はルビーカラーですが、若さもあってか若干の紫を感じます。香りは、開けて直ぐは思いのほか閉じていて、黒っぽい果実やスパイスが香る程度。それが、時間と共に開いてきますと(今回は翌日で丁度いいくらいでした)、赤や青のベリーのコンポート、チェリー、チェリーリキュール、プルーンやプラム、それに洋酒漬けの赤いフルーツといったものが感じられるように。また、スパイスもよりはっきりと茶色いそれや軽いコショウっぽさが出ます。その他、スミレや赤い花、ローズマリーないし軽い茎系の雰囲気、梅、なめし革といったものも。味わいもやはり開けたてはあまり印象に残らない感じ。それが、開いてきますと明るい酸がビシッと感じられ、その背景に柔らかい酸がしっとりした渋みを伴いつつ広がる、といったバランス感になりました。また、その果実味は案外後口にかけても存在感があります。ボディはなめらかなミディアムライト。宅配のマルゲリータピザをつまんでみたのですが、これが中々いい相性。トマトソースの香りや酸味甘味に対し、ワインの赤いフルーツのニュアンスや果実味酸味が合うのは勿論、黒っぽいフルーツやスパイスの香りと、生地の香ばしさや甘味が結構馴染んでくれました。価格も手頃なACブルゴーニュレンジ、定番の生産者という事で軽く見られてしまうようなところもあるかもしれませんが、中々どうして、2017年は良い年だったという事もあるでしょうが、いいものを見せてくれました。親しみやすさとブルピノらしさの両方を、手軽に楽しめる1本だったように思います。2017 メゾン ジョゼフ ドルーアン ブルゴーニュ ピノ ノワール 750ml楽天内にも扱いは沢山あります。こちらは投稿時現在で1925円。クリスマスにチキンと気軽に楽しむのもいいでしょうね。にほんブログ村
2019年12月07日
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さて、12月に行いましたコスパワイン会のワインもこれで最後。トリはブルゴーニュで。コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2016。生産者ショーヴネ・ショパンは1975年に自社ドメーヌを立ち上げたユベール・ショーヴネがショパン・グロフィエの娘エヴリーヌと結婚し、その畑を継承したことで出来ました。クロ・ド・ヴージョなど14のアペラシオンに畑を有し、本拠であるニュイ・サン・ジョルジュには実に4つの1級畑を持ちます。価格は3500円程度でした。色はルビーカラーで透明度もありますが、やや暗さのあるものでもあります。香りは赤ベリーを中心としたベリーフルーツがよく出ていますが、青や黒も少し見えたでしょうか。また、チェリーやチェリーリキュール、オレンジピールといったものも。そこに、紫の花や赤い花、砂糖菓子、それに若干の黒砂糖やカラメルといった雰囲気が加わります。また、軽くトリュフ的なニュアンスもあったでしょうか。味わいはバランス型ではあり、果実味がふわっと広がりつつもその奥からしっとり系ながら骨太な酸が見えるといった所。渋みは意外と存在感を見せ、タンニンの軽い質感と共に後口まで感じられました。ボディはミディアムライトで滑らかな質感ですが、全体的にやや硬い雰囲気はありました。会では最後に飲みましたが、パスタとの相性はまずまず。ポルトガルの果実感との華やかなマリアージュほどではありませんでしたが、それでもトマト系の酸味や肉、チーズのもたらすコクやまろやかさといったものに、ワインのやや硬質ながらもフルーティさのある味わいが嵌ってくれました。このワインに合わせるなら、やはり鶏系でしょうね。それもローストチキンなど素直なものの、その鉄っぽい旨みがよく噛み合いそうです。最近はすっかり高くなったブルゴーニュですが、この生産者のワインは以前からあまり変わらず、今でもしっくりいくコストパフォーマンスなのではないかなと。1000円2000円のワインではありませんが、そういった部分で今回選んでみました。個人的にも好きな生産者で、前からボチボチ飲んでいますが、最近は結構若いうちは堅い感じなようです。以前の華やかな感じも良かったですが、今のスタイルも面白いですね。寝かせて変化を見てみたいものです。赤:[2017] コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ルージュ(ショーヴネ・ショパン)Cote de Nuits Villages Rouge (Chauvenet Chopin)楽天内でも比較的取り扱いの多い生産者です。投稿時時点で3201円のところもありました。これは中々コスパ高い価格かなと。ただ、ヴィンテージはもう2017に切り替わっているようです。にほんブログ村
2020年01月08日
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