ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2010年07月01日
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カテゴリ: ポルトガルワイン

天婦羅とポルトガルワインの会 のワイン、続いては中継ぎに飲んだロゼです。
ファーメガ・ロゼ。生産者はカーヴェス・ダ・セルカというワイナリーですが、詳細は不明でした^^;ただ、ヴィニョ・ヴェルデの作り手のようで、本ワインも微発泡でした。
セパージュはティンタ・ロリス、トゥーリガ・フランサ(以上ドウロ産)、アザル・ティント、エスパデイロ、トゥーリガ・ナシオナル(以上ミーニョ産)の5種類です。価格は、写真のお店で780円とお手ごろです。

色は鮮やかなロゼ色。ピンクよりは赤が強いタイプです。
微発泡しており、クリーミーな口当たりですが、そこそこ刺激もあります。

香りは、シンプルにフルーティです。ラズベリー、ストロベリー、クランベリーといった赤ベリーをたっぷり感じます。また、巨峰ないしファンタグレープのようなニュアンスもありました。その他、少々の金時人参っぽさやミネラルも感じられましたし、赤い花、品種由来の土系の要素といったものも感じられました。

味わいは、香りの印象からすると意外なほどにドライで、フレッシュながら、黒葡萄らしいやや重さのある酸を中心にミネラル感や旨みといったものが続きます。果実味はそれらの後ろにイチゴ的なものがほんのり感じられました。温度上昇や時間経過で、そこそこ存在感が増してきますが、第一要素になるまではいたりませんでした。ボディは軽快なライトボディです。

会では、掻き揚げ2種類と万願寺とうがらしのタイミングで飲みました。印象としましては、とうもろこしと合わせますと素材の甘みとパワーにやや負け気味かなという感じです。しかし、枝豆と合わせますと、豆のクリーミーさ、旨みをよく引き立ててくれ、かつ、豆のやや青さを感じる香りとワインのベリーなニュアンスが妙に上手く混じり合ってなんだかスイーツっぽいような雰囲気が産まれました。

まあ、合わせる相手はあまり選ばないタイプだと思いますが、マルゲリータピザやトマトソースのパスタ、生ハム、それにから揚げやらシュウマイやらの点心などとは面白そうです。

以前、 カザル・ガルシアのロゼ を飲んで、ヴィーニョ・ヴェルデのロゼにはかなり興味を持っていたのですが、これもなかなか面白いワインでした。
カザル・ガルシアと比べますと、よりシャープ(泡やミネラルのせいでしょうか)で、ドライな印象です。複雑さ云々のワインではありませんがいいデイリーワインです。





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最終更新日  2010年07月01日 23時14分26秒
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