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2007.11.15
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カテゴリ: 昆虫(蛾)




 もう朝はかなり気温が低いせいか、飛ぶことが出来ない。近くの木の葉に載せてみたが、止まることが出来ず、下に落ちてしまう。仕方がないので、地面の上に居るのを撮ることにした。


ウスミドリナミシャク1
ウスミドリナミシャク.横幅約25mm、色合いは微妙(2007/11/15)



 撮った写真を見てみると、口吻がだらしなく伸びている。寒さで凍えている?のかも知れない。

 暫くしてから見に行ったが、相変わらず口吻は伸びたまま。この場所は、殆ど一日中陽が当たらないので、もっと陽の当たるベランダのテーブルに移してやった。

ウスミドリナミシャク2
ウスミドリナミシャクの頭部.大きな下唇髭が前に突出している

(2007/11/15)



 さてこのシャクガ、何という名前か? 後翅が見えないので、一寸細い木の枝を使って上翅をはぐって見た。すると・・・、後翅は殆ど無紋で、上翅に較べ著しく小さい。面積にして1/3位しかない。これは、展翅標本を載せている図鑑で調べるには、かなり役に立つ特徴と言える。

ウスミドリナミシャク3
ウスミドリナミシャクの顔.口吻が伸びている(2007/11/15)



 何分にもシャクガは種類が多いので、少し時間がかかったが、ウスミドリナミシャクで間違いないであろうと判断した。食草はイヌマキで、秋に出現する種類とのこと。

 イヌマキは我が家にも御近所にもないが、珍しい木ではないから、何処かから飛んで来たのであろう。鱗粉もハッキリ見えるくらい新鮮な個体なので、そう遠くから来たのではないと思われる。

ウスミドリナミシャク4
ウスミドリナミシャクの横顔.触角の基部後に白横帯があるのが

この種の特徴らしい(2007/11/15)



 図鑑によると、暖地性の種で、分布の北限は著者の知る限りでは千葉県、と書かれている。しかし、Internetでは北海道も分布範囲に入れているサイトが多い。どちらが正しいのかは、私の知るところではない。

 鱗粉が綺麗だったので、翅の部分拡大写真を示した。

ウスミドリナミシャク5
ウスミドリナミシャクの鱗粉(2007/11/15)



 写真の調整が終わり、一服しにベランダに出たら、もうウスミドリナミシャクはテーブルの上には居なかった。シッカリ日光を浴びて元気になり、何処かへ飛んでいったのであろう。屹度、伸びていた口吻もキチンと収めて行ったに違いない。







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最終更新日  2007.11.15 11:59:46
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