台北短期留学日記

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2006.06.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
使ってみてわかった蓋碗選びのポイントの一つをご紹介いたします。


下の2つの蓋碗、デザインの違いもありますが、今回は形の違いを取り上げます。
また、蓋碗は湯飲みとして使う場合と急須として使う場合がありますが、
今回は急須として使う場合のことを想定しています。

さて、急須として使う場合、ワタクシ的には右の方が優れていると感じています。
どこが違うのでしょう…?


蓋碗蓋碗


写真が小さくてやや見にくいかもしれませんが、答えは、蓋の真ん中のくぼみです。


蓋碗を急須として使う時、本体を人差し指以外の4本の指で支え、
蓋を少しずらして、蓋の真ん中に人差し指の第一関節をあてて蓋を支えて注ぎます。

左のように径が大きくて浅いと、第一関節がくぼみの奥に触れてしまい、
要するに熱くてかなわん、というわけです。^^;
右のように径が小さくて深いと、くぼみの奥に第一関節が触れることもなく、
従って熱さを我慢することもなく、快適に使えます。^^

そんなわけで、蓋碗を急須用として品定めする時は、蓋の真ん中のくぼみが、
径が小さくて深いものをオススメいたします。
蓋碗を実際に持ってみて、第一関節がくぼみの奥に触れるかどうか、
全体的に手に馴染むかどうか、といったところからも判断できることと思います。



蓋碗はなにより後片付けが簡単で、ワタクシのような怠惰な人間にも快適に使えます。

急須はその点、ひっくり返してもなかなか茶葉が出てこなかったり、
中の茶漉しに茶葉がひっかかったりします。

ただ、日本茶の場合は茶葉の特性上、急須を使わざるを得ず、つまりはすこぶる面倒で、
味よりも手間の面で敬遠しがちです。^^;
ティーバッグはラクチンながらも味的に不十分なことが多いところがまた悩ましいところです。




さて、そんなお気に入りの蓋碗を使い続けて約3年、今ではこんな色になってしまいました。
左が使用前、右が現在の姿です。

蓋碗蓋碗

色の変わり具合もまた、愛着の一つですね。^^

茶壺(急須)ではこのように使い込んで色の変化を楽しむこともまた一般的で、
「養壺」と呼ばれています。





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Last updated  2006.06.25 16:39:16
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Comments

クワズイモの葉 @ Re[1]:ANA機内誌に台湾の鐵路便當の紹介記事。(05/31) 有柿子さん 60元均一かと思っていたの…
みん1001 @ Re:ANA機内誌に台湾の鐵路便當の紹介記事。(05/31) こちらで教えてもらって、これほしいなぁ…
有柿子 @ Re:ANA機内誌に台湾の鐵路便當の紹介記事。(05/31) 途中で誤って送信してしまいました。 以…
有柿子 @ Re:ANA機内誌に台湾の鐵路便當の紹介記事。(05/31) 台鐵便當は50-80元程度と安い割においしい…
クワズイモの葉 @ Re[1]:「休息中」は「drink tea」!?(05/06) 有柿子さん、いつもありがとうございます…
有柿子 @ Re:「休息中」は「drink tea」!?(05/06) 台湾らしい冗談ですね。 今回台北と嘉義…

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