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深谷忠記さんの作品
息子と妻をシンナー中毒の通り魔に殺された新聞記者の小坂は、
ある大学准教授の家を見張っている女性に出会った。
准教授の妻は11年前、
我が子2人を殺しながら心神喪失と判断され、
無罪判決を受けていたー。
無罪判決が下された時、本当のドラマが始まる。
愛する息子と妻を通り魔に殺された男。
我が子を殺しながら、心神喪失で無罪となった女。
刑法第39条の壁で隔てられた、
被害者、加害者双方の苦悩と葛藤
心神喪失・心身耗弱
時々NEWSで耳にしますが
その理由は病気に限るんだと思っていました
ちょっとショック...
被害者の家族の心情は
犯罪被害者の会の方々の活動などもあって
多少は想像できましたが
自分が無罪になったことで
苦しむ元加害者というのは
想像圏外でした
多くの登場人物の視点で
入れ代わり立ち代わり描かれます
最初慣れるまで
多少戸惑いましたが
最初だけ
人間関係などがきっちり理解できてからは
問題なく読んでいけました
最近なぜか「更生」をテーマにした作品を続けて読んでいます
この作品も
ある意味「更生」を描いているのかな
と
少し思ったのでした
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