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2012.01.22
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カテゴリ: 韓国映画
韓国映画にはとっても多い 復讐譚

以前にも何度か書いたことがあるけれど
最後の最後になって良心に目覚めたり“正義”の邪魔立てがあったりして
最も恨みに思う相手を前に挫折する…なんてことは決してなく、
キチンと最後まで復讐を成し遂げるのが韓国映画の良いところ。

勿論、復讐の虚しさや暴力の連鎖等もちゃんと描いている。
第三者からの説得で簡単に折れるのではなく、
それこそ最後まで実行したからこそ達する境地として。

―ということで、
この映画の主人公@スヒョン(イ・ビョンホン)も
婚約者(しかも妊娠中)を無残に殺され、その復讐に取り掛かり
遂げた時には空虚感に打ちのめされ、ひたすら号泣するしかない。




チェ・ミンシク演じるギョンチョルが金槌を武器に使うところ。
『オールドボーイ』の名シーンを思い出すよね。

塾の送迎バスを運転しているところは
塾講師の設定だった『親切なクムジャさん』を思い出す。

彼の実家をスヒョンが訪ねるシーンでは外に掛けられたボクシングのグローブが映って
『クライング・フィスト』を思い出させる。

探せばもっとミンシク氏絡みの色々なアイテムが見つかるかもしれない。
こういう遊び心は面白いな>それとも私の考え過ぎ?

ともかくも、まずはこれは、ミンシク氏あってこその映画だと思う。
マンガチックでさえある凶悪殺人鬼にリアルな存在感をもたらしている。


もしも愛する人を殺されたら

ただ快楽のために文字通りなぶり殺しにされでもしたら
相手を憎み、同じ様に殺してやりたいと
願わずに済む人がいるだろうか…

ただ殺すだけでは足りない。
同じくらい、出来ればそれ以上の苦しみを味あわせてやりたいと


考えれば、相手が受ける苦しみは自業自得だけれど
被害者は理由もなく全く理不尽に命を奪われてしまったわけだから
アッサリ殺してしまったら安らぎを与えてしまう様なものだし
同じ殺し方をしても、まだ同等にはならない。

―ということで、
スヒョンは犯人@ギョンチョル(チェ・ミンシク)を
痛めつけてはワザと逃がし痛めつけてはワザと逃がし…という行為を繰り返す。
勿論、その痛めつけ方は次第にエスカレートしていく。



ギョンチョルは絵に描いた様な残虐な凶悪犯なのだけれど
タイトルの「悪魔」は復讐に取りつかれ激化していくスヒョンを表しているのだろう。

でも、スヒョンは容疑者を片っ端から当っていき
3人目でギョンチョルに辿り着くのだけれど
先の2人も前科があるだけでなく現在も罪を犯し続けていることが判明する。

スヒョンに追われるギョンチョルは途中で乗せてもらったタクシーの
運転手と客を殺してしまうけれど
トランクには死体が乗せられていて、彼らもまた犯罪者だと示される。

さらにギョンチョルが頼っていった友人もまた快楽殺人者で
何だか 何処へ行っても悪人だらけ(^^;)

スヒョンが結果的にボコボコにして病院送りにしたり
ギョンチョルを野放しにしてせいで被害者が増えてしまったことへの
言い訳にもなっているけど(笑)

タイトルの「悪魔」は
こんな世の中を差しているのかもしれないし
こんな世の中を陰で操作している本物の悪魔を差しているとも言えるかも?

また、スヒョンの様に寧ろ“正義”の側で生きてきた人の中にも
悪魔はいるのだと示唆しているのかもね。


それにしても
スヒョンったらギョンチョルの次の犯行を止めに入るの遅過ぎ。
まあ、ギリギリのところで助けたことにはなっているけど
もうちょい早くても…
って、映画的見せ場のためだから仕方ないですねそうですね(^^;)

でも、あの繰り返しに笑ってしまったよ。
ギョンチョルが行おうとしていたことは恐ろしいことだし
スヒョンが彼を痛めつける方法も過激なんだけど
だんだんギャグっぽく見えてくる。

逃げるギョンチョルがヒッチハイクした車に複数の軍人が乗っていたシーンは
ギャグだよね?
メインのエピも含めて笑いの要素を意図的に入れてるってことかなあ?

そのせいか、題材にも関わらずイマイチ緊迫感が足りなかった気がする。

『チェイサー』(ナ・ホンジン監督)と並べて「内容がない」と批判する人もいるけど
『チェイサー』は最後まで緊迫感が持続しているところが凄かったんだよ。
あれは名作だよ。


警察の無能ぶりは韓国映画“お約束”だけど
死体の一部(それも頭部)を落としちゃうのはアホ過ぎにも程がある。

ってのはまあ置いといて>ぇ

婚約者家族に害が及ぶのを阻止できなかったのは
警察もスヒョンもアホ過ぎにも程がある。

あ、どのみちアホ過ぎなんだ。


復讐しても被害者は戻ってこない。
復讐は被害者を守ってやれなかった自分を痛めつけること、と言う人もいて
成程なあ…と思ったけど
スヒョンの場合はますます自分を責める状況に追い込まれてしまった。

虚しいなんてレベルはとっくに超えているな。

とはいえ
最後はあんな殺し方で良かったのか?
と、 疑問&物足りなさ を感じる私でもある>ぉぃぉぃ



『悪魔を見た/I Saw The Devil』 2010年/韓国
監督:キム・ジウン
出演:イ・ビョンホン(キム・スヒョン)、チェ・ミンシク(チャン・ギョンチョル)



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Last updated  2012.01.23 15:44:15
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