珍味あります!やまねこ軒

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2005年02月16日
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カテゴリ: セミナー
マインドコネクター島田さん
出版のユニバーサルデザインフォーラム について紹介していました。

私も参加する予定です。

私にとって、このフォーラムは、2004年2月7日に公共図書館で働く視覚障害職員の会(通称「なごや会」)が開催した
セミナー 「出版物のアクセシビリティを考えるセミナー2004-著作権・出版権・読書権(アクセス権)の調和を求めて-」(注:参考までにつけたリンクで昨年のセミナーの告知文です。) の
続編のように感じられ、感慨深いものがあります。

私は、昨年のセミナーについて、このテーマを、「図書館の問題」から「出版の問題」に拡大した初の試みであると
捉えています。

バリアフリー出版 の実践者ですが、
彼はバリアフリー出版をはじめたきっかけについて、昨年のセミナーで、

「自分が自分の本を読めないと悲しいからです」と語っています。

ひじょうに率直な、心に残る言葉でした。

その言葉には、視覚障害者も本を借りる文化だけでなく買う文化に参加できるようにしたいという思い、
そして、視覚障害者が本を読むだけでなく書く文化にも参加したいという思いがこもっていました。

昨年のセミナーに集まったのは、図書館の障害者サービスに携わってきた職員、点訳・音訳などの
情報保障に関わってきた人、バリアフリー資料の出版や製作を実践している著者・専門出版社、
作家、一般の出版社など、立場を異にする人たちでした。

著作権も権利ならば、読書権も権利。

両者の、時に相反する権利をめぐり、著者、出版社、図書館員、障害のある読者は、


そういった人たちが一堂に会したはじめの一歩が2004年2月7日だったのです。

あれから1年。

さらに著名な方が「出版のユニバーサルデザイン」というテーマに取り組んでくださることを
ひじょうに嬉しく思います。

佐野眞一さんの 『だれが「本」を殺すのか』


実は、ハリポタは本は読まず、映画だけ見たのですが(汗)、
『だれが「本」を殺すのか』の279ページ

~松岡佑子さんがハリポタの翻訳権を射止めたいきさつについてのエピソード~

には、しっかり折り目がついています。

そういったわけで、今回の参加は、研究者のたまごとしての参加ですが、
ミーハーな気持ちも、少し、(いや、かなり、かな!?)あります☆

今回のフォーラムの講演者・パネラーの中にはお知り合いが、3人ほどいるのですが、
フォーラムについて、私に一番最初に教えてくださったのは 内藤みかさん でした。

障害者関係のMLに流れるよりもみかさんの方が早かったんです!

自分のところに情報がくるのが遅いということは、
自分がまだまだまだまだ・・・・だということなんですが(滝汗)、
これをプラスに捉えると、今回のフォーラムが、
いわゆる「障害者系」だけのフォーラムではなくて、
出版関係の方がたくさん興味を持ってくださっていて、
そちらにどんどん情報が流れているということだと思います。

島田さんもケータイコンテンツトークライブで会った方から
このフォーラムの情報を得ていますしね☆

1年前のはじめの一歩が、着実に次の一歩につながっている。

28日は、それを確認しつつ、自分の貢献する道について
しっかりと考えてきたいと思います。

(2004年2月7日のセミナーは、今回のフォーラムの協賛者でもある 読書工房 より記録集 『本のアクセシビリティを考える』 が刊行されています。
昨年のセミナーに関する記述の一部は、 同記録集について、私自身が以前に書いたネット書評 の一部を
再校正し、引用して書いています。)




睡魔に負けそう/コースター (PM 09:32)
今日も一本れびうを書いて、日付が変わったらすぐにアップしようと思ったのだけど、まだ九時台なのにもう眠いのです。

すごく気に入っている作品なので頭が冴えているときに書きたいと思います。

***

内藤みかさんの「今夜もここで、彼を」のコースター、うるとらカフェでもゲットできるんですね。

ブレ直のときしか行ったことがないので、期間中お昼にふらっと行ってみるのもいいかもと思っています。
方向オンチねこ、一匹で行けるかどうか練習♪

***
(2月19日追記)

『出版のユニバーサルデザインフォーラム』の協賛者の 読書工房 の店長さんの
日記もブログになっていたんですね☆

メジロー日記

1つのイベントについていろいろな立場の人の日記がつながるのって、なんか素朴にうれしいです♪

***
(2月19日追記その2)

ハリポタ翻訳エピソード!

私、かなり気になっていたんですね。

自分で一度日記を削除する前の2004年6月26日の日記で
こんなことを書いていました。

せっかく思い出したので、貼り付けておきます。
その日のテレビかラジオかでその話が出て、
本のことを思い出して書いているんですね。

☆☆☆

さて、ハリポタ、実は、語れるほどお話の内容には詳しくはないのです。読むと現実に帰って来れなくなりそうなので、長編ファンタジーはとんとごぶさたなんですね。『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』を見た後に、『指輪物語』の文庫本を一気読みした以来、読んでいないかも。

そんな私ですから、ハリポタの原作について語れるのは、テレビと本(佐野眞一『だれが「本」を殺すのか』プレジデント社,2001年)でかじったたった1つのエピソードです。

それは、2人の女性がいなかったら、私たちは、日本語でハリポタを読めていなかっただろうということ。

1人目は、もちろん、原作者のJ.K.ローリング。彼女は、今でこそお城のような家に住んでいますが、ハリポタの執筆を始めたのは、小さな喫茶店。離婚したばかりでこの先どうしようかという状態だったとか。

2人目は、ハリポタを翻訳した静山社の松岡佑子さん。彼女は、ガンでご主人を亡くしていました。ご主人は、静山社は売れない本ばかりを作っていたから、出版の仕事はたたんで自由に生きろという遺言を佑子さんに残していたそうです。けれども、佑子さんは、出版というご主人の夢をついであげたいと思って、出版の仕事をやめませんでした。ハリポタの翻訳権は、大手出版三社が争っていたけれども、そこではなく、最も小さな静山社が獲得しました。その決め手について、佑子さんは、情熱だと思うと語っています。語学力のあった佑子さんがその情熱を訴える力を持っていたことも決めての1つですが、ゼロから出発した無名作家だったローリングが、一番小さいけれども、一番情熱のある出版社を選んだのは必然だったのかもしれません。

ハリポタの原作が生まれたのは、苦しい状態にあっても、ローリングがファンタジーを生み出せる「心」と「文章力」をもっていたから。
ハリポタ日本語版が生まれたのは、夫を失い1人になっても、松岡佑子が、翻訳と出版社を続ける「情熱」と「語学力」を持っていたから。

松岡佑子さんを取材した佐野眞一氏が、本の中で語っている言葉にすべてが集約されます。

「その本をどうしても出したいという情熱は当然として、
その情熱を仮託する武器がなければ、すぐれた編集者とはいえない。」(p.282)

今日も、今の出来事と昔読んだ本がリンクして、
同じ意味の言葉を運んできたようです。

☆☆☆





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最終更新日  2005年02月16日 00時22分02秒
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