やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2014/05/04
XML
カテゴリ: 山スキー
140504-18.jpg


140504-19.jpg
12:27 休憩。薄曇りで太陽の周囲に日暈が見える。風がないので暑い。汗が止まらない。

140504-20.jpg
13:47 アイゼンに履き替える。デブリが増えスキーが取り回しにくくなってきたからだ。稜線には巨大な雪庇が張り出しており、なかなかスリリングな光景だ。

140504-21.jpg
14:46 大窓。雪庇直下は垂直に近く、アイゼンの蹴り込みに失敗すれば即滑落なので、慎重に慎重を重ねた。

140504-22.jpg
15:17 中仙人谷側に少し下り、安定した場所でスキー板を履いて滑走開始。下が見えない急斜面だが楽しい。右又に滑り込んだ。

15:55 西仙人谷と合流するようになると、落石とデブリで斜面が埋まり、やまやろうの手(足?)に負えなくなってきた。斜滑降、キックターンで慎重に滑る中、会長はスイスイ滑っていくので唖然と見送るしかなかった。

16:04 滑ろうという気持ちが折れた。アイゼンに履き替える。時間はかかるが安全確実に下ることができる。その代わり会長を待たせることになるが。

16:20 やまやろうが追いついたら、会長が板を脱いでいる。スキーで転倒してしまったのだ。ここからは一緒に歩いて下る。

16:40 雷岩。

140504-23.jpg


140504-24.jpg
17:02 さあ本日のメインイベント、池ノ谷の徒渉だ。ウォーターシューズに履き替えて、先ずは左岸から右岸への徒渉。この先はシューズのまま歩く。わざわざ履き替える必要がないから楽だ。

140504-25.jpg
17:15 堰堤上の徒渉。先行者は靴を脱いでまた履いてを繰り返しているから時間がかかっている。

140504-26.jpg
17:26 堰堤下の徒渉。やまやろうはプラント3で買った安物であるが、徒渉のマストアイテムですな。

140504-27.jpg
ウォーターシューズ。平たいのでバックパックに詰め易いし、徒渉時にはゴム底のグリップが効く。靴の感覚で歩くと足を痛め易いので、わらじ歩きをイメージしよう。

140504-28.jpg
17:31 馬場島へ向けて歩き出す。スキーと桜はこの時期の馬場島の風物詩。

140504-29.jpg
18:12 馬場島。思わぬアクシデントがあったから、ここで山行を終えることにした。会長の家人に車で来てもらい、帰魚。

未消化に終わった理由は幾つかある。
(1)幕営装備一式を担いだ重たいバックパック
荷物が重いと絶対的に遅くなる。暖かくなったとは言え、この時期は厳冬期の雪山とほぼ同じ装備が必要なのだ。どうしても装備は増えてしまう。今回やまやろうはシュラフなしにしたが、何とか耐えた。もう少し工夫すればシュラフカバーだけでも安眠できるだろう。

(2)トレーニング不足(体力不足)
会長も同意見だった。山に登る時間が余り取れないので、ぶっつけ本番に近い格好でいつも山行に挑んでいる。雪山縦走ならともかく、全身の筋肉を長時間酷使するスキー山行では、体力が何よりも大事なのだ。それに対応しきれなかった。普段から体力作りをしておかないと、登山ができない年齢になってきたようだ。


山スキーは雪質と天候に左右されると思う。初日の悪天は行動できるようなものではなかった。これによって翌朝の剱沢の滑走が辛いものに変わってしまい、余計な体力の低下につながったと思う。

(4)少ない雪、多いデブリ
ほどよく緩んだ何もない斜面なら快適にテレマークターンができるが、デブリや落石があったら思うようなターンができない。障害物を避けるためにブレーキを多用することになった結果、足の疲労が高まった。

言い訳がましいが、要は天候が良くても体力がなければ駄目だし、体力があっても天候が悪ければ駄目ということ。両者がうまく合わさった時のみ、山行は成功するのである。なかなか難しいね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014/05/05 09:37:49 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

やまやろう

やまやろう

Free Space

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: