やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2024/05/04
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カテゴリ: 登山



天気:晴れ、撮影枚数:140枚


4:12 起床。シュラフカバーだけでも朝まで熟睡できた。ライチョウが鳴く。

だやい、飲み過ぎか。朝食はぶっこみ飯。外は十分に明るい。

お茶で水分をたっぷり摂っておく。


6:03 登攀具を付けて出発、気温5.0℃、風あり。


6:28 登攀開始、小窓雪渓2230mのルンゼを詰める。ダブルアックスが有効であった。


斜度はかなりのもので、動作ミスによる滑落は許されない。

T中さんの登攀がもたつく(本人も反省していた)。アイスバイルを買いましょうw


ルンゼの最大斜度は、このくらい。


7:17 登り切った。ここは小窓ノ王東尾根の末端。


三ノ窓尾根に至るには、雪斜面のトラバースかルンゼ(写真中央と左の二本のどちらか)を詰めるかしかない。

左のルンゼが緩そうだが、尾根の登りが大変そうだ。


後立山連峰の峰々。


小窓ノ王東尾根の南面には谷が入っているが、ここを登るのが一番楽そうだと期待して進んだところ、滝が現れた。

これはアカン、当初の予定通りルンゼに入ろう。


二本あるうちの上方にあるルンゼは、狭いが雪がスカイラインまでつながっている。ここだ!

やまやろうが先行してぐいぐい上がる。アイゼンワークは慣れたもので確実に雪面を捉えている。

水平構図適当に写真を撮る。


8:33 2350m 二本目のルンゼを登り切り、三ノ窓尾根に乗った。


詰め上がったところは三ノ窓尾根の支尾根で、写真の右手の主尾根に合流するところである。


チンネが大きい。


9:22 2476mのピーク。バックステップを使う。


滑落距離はそれなりにあるが、ロープを出すほどではないと思った。

10:04 チンネをクライミングしている人が見える。2009年に、ここを登ったことがある(​ 1 ​ ​ 2 ​ ​ 3 ​ ​ 4 ​ ​ 5 ​)。

八ツ峰にもパーティが見える。


10:31 2660m 三ノ窓に着く。テントが一張り。

予定ではここが幕営地であったが、時間が早いので先に進むことにした。


10:59 池ノ谷ガリーに向けて出発。気温5.3℃。

11:40 ガリーを登っている時、近くでヘリの音がしていた。下山後、馬場島の警備隊に訊いたところ、八ツ峰から三ノ窓雪渓に300m滑落した登山者がいたとのこと。


11:49 2860m 池ノ谷乗越、気温17.2℃。体力的にきつかった。

ガリーの雪が硬くて足の筋肉を使った。トレースを使うがアイゼンの爪が入らなかった。

長次郎谷にスキーヤー、源次郎尾根にクライマー、小窓ノ王の基部に登山者が見える。


八ツ峰のクライマー、際どい尾根歩き。


山頂に向けて。

12:50 懸垂下降地点。自分がトップ。ナイロン製の買い物袋にロープを入れ、少しずつ出しながら下降した(ロープが絡まない)。

13:35 三名の作業が終了する。


明日にお預け。


13:49 2890m 長次郎のコルで幕営する。

三ノ窓尾根は雪がグサグサで歩きにくかった。先頭を歩いていたので、プチラッセルしたよ。息を整えながら、少しずつ高みを勝ち取っていった。


テントを設営したら明るいうちから外で飲み始める。昨日に引き続き、ふなぐちをキューとあおる。

つまみは鮭とば、カルパス、サラミ、チーズ、魚肉ソーセージ。酒もつまみも旨い。


靴の中は蒸れて蒸れて、足指の皮がベロンと剥けてしまった。靴下は乾いたものに交換した。

15時過ぎに八ツ峰を登って来た三名が近くで幕営する。16時には小窓尾根を登って来た四名も幕営する。

持参した酒が切れたので、T中さんのジャックダニエルをもらう。水割りが染みわたる美味しさ。


富山湾の夕暮れ。

19:05 スマホが行方不明になったが、探すのが面倒臭い(酔っている)ので寝ます。






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Last updated  2024/05/06 07:06:50 PM


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