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8カ月にわたる調整の下落の印象が強い
すでに述べたとおり、米ドル/円は今年(2012年)の2月に上昇トレンドに転換した、と考えているが、今年の相場でわかり難かった(対応し難かった)点は、 調整期間が長かったことが原因 だ、と考えている。
1年、つまり12カ月のうち、3月から10月までの8カ月にわたり調整の下落が続いたのだから、「今年(2012年)の2月に、米ドル/円は上昇トレンドに転換した」と判断しても、 1年を振り返ると調整下落の時間の方が長い 。
米ドル/円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 週足 )
それでは、今年1年間が下落していた印象になっても仕方がない。
しかし、年末になって上昇傾向が鮮明になったことで 、来年(2013年)の相場は読みやすくなった 、と考える。
来年(2013年)は、米ドル/円の上昇傾向はますます明らかに なり、「今年(2012年)の2月に、米ドル/円は上昇トレンドに転換したこと」が確認される、と考えている。
この1カ月は、円安・株高になりやすい市場環境(需給環境)にありました。そして、そこへ円安・株高へ動かす材料、あるいは投資家が動きやすい材料が出てきたため、それらが重なり合って 円安・株高のトレンドができた 展開だったということです。
世界の通貨 VS 円 日足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足 )
こういうときが、 相場は一番予想しやすく、儲けやすい のです。
2013年の見通しについてよく聞かれますが、選挙もあったので分析不足もあり、自分の中でまだ整理ができていません。これは、年を越してからということにさせていただきたいと思います。
アベノミクス(※)に対しても、期待できること、懸念されることの両方がありますし、欧米、中国の景気状況についても不確定なことが多いので、そのあたりも含めて年明けに皆様といっしょに考えていきたいと思います。
年末年始は、米財政の崖問題がありますので、相場が荒れるかもしれません。十分気をつけてください。
それでは、よいお年を。
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