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私は、言うまでもなくハワイアンフラである。
レッスンの時間が楽しくてしようがない。
学生のときは、中学、高校と6年間剣道部に属していて高校で初段をとり、結婚して子供を産んでから一時道場に通って、そこで2段をとった。
そのころは、剣の道に一生懸命だった。今でも竹刀を持ったら一通りの型はできる。
『あ~ん、わたし、女だから無理~~』 なんてことは絶対言わず、 やられたらやり返す 、 女のクセに...... と言われた女子だった。
そのころに負けず嫌いは培われたのか............。
フラを始めたのは、40になろうとしてたときか40になったときか、だいたい40の手習いと言われるようなときだった。
特別、なにかに執着してとかではなく、あるフラパーティーを見に行って(今、習っている教室の)、素敵に踊っているクラスを見たときに
あたしも、ああいうふうに踊ってみたい~~~~!!!
と、惹きつけられたのが最初であった。そのクラスに.......今、います。
憧れのクラスにあがったときにすごくうれしかった。そして、踊りは難しくなっていくけれど、いろいろなステップを身体で覚えていくことの楽しさ、それができたときの達成感とか、もう
♪かいか~~~ん♪
以外の何ものでもない。
確かにレッスンは夜の時間なので、子供たちが週一回は母の居ない夜を過ごす。
しかし、それも5年近くにもなると当たり前のような生活になって、かえって母の居ない時間を楽しむようにもなった。それよりも母が何かに一生懸命になっているのを喜んでもいるようだ。子供はいつからか親の干渉がうっとおしくなる時期がある。それがうまくバランスをとってくれているのがフラのような気がする。
主人もレッスンの日は、私が居ないものだ!と思ってくれているから私も水を得た魚のようにピョンピョン跳ねながらレッスンに行く。
毎日の生活は大切であるが、水を得るものがあってまた明日から頑張ろうと思い、私にとってレッスンをするスタジオに入った瞬間から活力をもらって、着替えて緊張をし、準備運動をして身体をほぐしつつ日ごろの生活から遠ざかって行き、ベーシックで最初のカホロを踏むときには母でも妻でも嫁でもないひとりの人間になる。