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町内にあるS神社のお祭りが明日あるために、氏子であるうちのおじいちゃんが準備に行かなくてはならないのだが、最近面倒なことはすべて『Y子さん、頼む!』と言って自分は行かない。
さすがに今朝も電話で神社の準備を頼まれたが、きっぱりと 『やだ!』 と断ったら、おじいちゃんもそれ以上無理を言わなかった。
ところが、そこが私の弱いところで、電話を切った後、なんだか気持ちがユラユラしてきて、 あんな年取ったおじいちゃんに行かせるのか!loveyoshi!!! おまえはそんな薄情な女だったのか!!!......... みたいな声が聞こえてきた。ここはひとつ、おじいちゃんの代わりに私が働いてこよう!!と心を変えた。
『あ、おじいちゃん??私行ってあげるよ』と電話をした。おじいちゃんは 『ありがとう、ありがとう』 を繰り返した。
先ほどの神の声に追われるように返事したが、行くよ!と言った瞬間から、ふっふふ、嫁さんに借りがひとつできたわけだぁぁぁぁ.......などと悪の声のささやき。
私ってほんとは良い奴?悪い奴??という葛藤..........。
まあ、神社では掃除が主な仕事だった。それでもこま犬を磨いたり、落ち葉を掃いたり、なんだか1時間も真剣に掃除したら............ 疲れた 。
それでも氏子の面々ってみんな年寄りなんだよねぇぇぇぇ。私は40も半ばなのに、その中にいるとまるでガキんちょがいるみたいな感じ。あんたは誰と聞かれ『K男の嫁です』と答えると必ず『Kさんの代わりに来るなんて素直な嫁さんだねぇぇぇぇぇ』と褒められる。
いやいや、今朝ほどの『いやだ!!!』という第一声も、ふっふふ、嫁に借りをつくったなぁぁぁぁ、などという私の中の 悪 をみなは知らない。
でも、こういうところでお年寄りの方たちと集うといろいろなことを学ぶ。
まあ、私の中の悪を差引いても、行ってせっせと掃除をして良かったと思いました。