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というわけで始まってしまった2009年丑年。
「一日可能であればちょっとゲージュツ」というコミットメントレベルで実現可能なゲージュツとは、というお題から入ろうかと思います。
Charles Ives
アメリカで一番有名な、あるいはアメリカを代表するクラシック(厳密にはクラシックじゃないけど、日本語でいえばクラシック)の作曲家はチャールズ・アイヴズCharles Ivesと言う人。
コネチカット州に生まれ、名門イェール大学で音楽を専攻。
しかしこの人、本職は保険会社経営者です。が、暇な時間は全て音楽に没頭し、現代音楽史上に残る数々の名作を残しました。
当然プロとして音楽に携わってきたわけではないですので、生前に商業的な成功を収めることはありませんでした。
転機はニューヨークの写譜専門店Carl Fischerにありました。チャールズ・アイヴズがいつものように余暇を利用してしたためてきたシンフォニーの写譜をオーダーしようとしていた時、偶然そこに、レナード・バーンスタインが待っていました。
暇を持て余していたバーンスタインは、「ほう、シンフォニーを書かれてるんですか。ちょっと見てみていいですか...」とアイヴズのスコアに目を通します。そこで、「これは面白そうだ。今度ウチのオーケストラでやってみていいか?」という話になりました。
これが数年後、バーンスタインの指揮するニューヨーク交響楽団による、アイヴズ作品の初のコンサートとなりました。コンサートは大盛況。
アイヴズの他界する数年前の話。バーンスタインは引き続きアイヴズ作品の公演を続け、アイヴズの作曲家としての地位は不動のものとなりましたが、アイヴズは、ついにバーンスタインによる自分の作品の公演を生で見ることなく、帰らぬ人となりました。
以上、学生時代に音楽史の授業で先生が言ってた話なんで、うろ覚えです。
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