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○ 英国食品基準庁(FSA)のQ&A(一部仮訳) Q1: アクリルアミドとその健康へのリスクについてどのようなことが分かっていますか。 A1: 動物実験データやその生理学的な影響から、アクリルアミドは人におそらく発がん性を示すと評価されています。 職業上アクリルアミドに暴露された人に対して神経障害を引き起こすことや、雄の動物を用いた実験で、繁殖障害を示すことが 確認されています。 最近、アクリルアミドが食品中から検出されることがわかりましたが、人が経口摂取した際の影響については解明されていません。 FSAはアクリルアミドのようなDNAを損傷させる発がん性物質への暴露は合理的に達成しうる限り低くするべきと考えています。 Q2: アクリルアミドは新たなリスクですか。 A2: いいえ、アクリルアミドは、通常の調理方法によって食品中に生成されると考えられており、従来から摂取されていたと考えられます。 Q3: アクリルアミドは直ちに現れるリスクですか。 A3: いいえ。食品中のアクリルアミドについて可能性のあるリスクは長期間摂取されることによってもたらされると考えられます。 Q4: 食品中のアクリルアミドの摂取を少なくするために、調理時間を短くするべきですか。 A4: いいえ、すべての食品、特に肉は食中毒細菌を死滅させるため適切に調理すべきです。 Q5: 食品中のアクリルアミドの摂取はどのようにして避けることができますか。 A5: アクリルアミド摂取をゼロにすることは困難であり、十分な果実や野菜を含む健康的なバランスある食生活が、がんから健康を守るのに役立つでしょう。 Q6: ポテトチップスやフレンチフライを食べてもよいのでしょうか。 A6: FSAは、この試験でアクリルアミドが検出された食品を食べるのをやめることを指導しているわけではありません。 しかしながら、ポテトチップスやフライドポテトのような揚げ物や脂肪食ばかりを食べるのではなくバランスのとれた食事をすることを勧めているのです。 Q8: 煮た食品ではアクリルアミドは生成されますか。 A8: 限られた調査ではありますが、食品を煮てもアクリルアミドの生成は促進されないようです。 Q9: この発見により、食生活を変えるべきですか。 A9: いいえ、消費者に食生活を変えるようアドバイスをしているわけではありません。 アクリルアミドはありふれた多くの食品に存在し、リスクの全くないバランスある食生活を実現することは困難です。 しかし、毎日少なくとも5種類の果実や野菜を含む健康的でバランスのとれた食生活をおくることは相当効果があると考えられます。 |
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アクリルアミド?って・・・(前編) 2007.07.14
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