2013.08.12
XML
カテゴリ: ドライブ





    羽黒山への入口にある大鳥居は(高さ20m幅15m)東北一の大きさを誇る朱塗りの両部鳥居。

  • DSCN3357.JPG
  • 参考:両部とは密教の金胎両部(金剛・胎蔵)をいい、神仏習合を示す名残であり、
    この両部鳥居を見ただけでもここは神仏習合の御山である事がわかるというのだが、、、


    羽黒山の門前町手向(とうげ)地区に数多くの宿坊があります。

    タイムスリップでもしたかのような昔から変わらない風景がありました。
  • DSCN3362.JPG

  • 軒につるしてある太い綱は、松例祭の神事に使った綱で、災いが近寄らないといわれています。
  • DSCN3363.JPG

  • 参考:宿坊とは「参拝者をお泊めして、参拝前に心身を清める(潔斎する)ための宿」です。
    山門の外に位置する手向(とうげ)地区には、総数300を超える妻帯修験の宿坊が存在しました。

    羽黒山の山伏には、近世では、清僧山伏と妻帯山伏と里山伏がいましたが、
    現在では妻帯山伏と里山伏のみです。
    全国からくる檀家の人達は、「講中(こうちゅう)」を組織して、出羽三山を参拝します。
    檀家の人達は参拝の際に、それぞれ担当する宿坊に泊まります。

    羽黒山の宿坊は神社系の宿坊がほとんどです。宿坊では、護摩祈祷や祈祷を行います。

    自分の宿坊に与えられた霞場や、檀那場という檀家に出向き、祈祷をして出羽三山信仰を広めます。

    宿坊は、江戸時代後期になると340件ほどありましたが、その後、明治40年代で150件ほどあった
    宿坊も戦前には60数件、そして現在では30数件と減少しています。


    そんな手向地区を過ぎると羽黒山の入り口が見えてきます。鳥居の向こうにあるのが隋身門です。
  • DSCN3365.JPG
  • 門には「御門から内にあらゆる穢れや邪悪の入るのを防がれ給う御神徳を備えられている
    神であるのでこの御門を通り御山御参拝の方々は身の清浄を御祈願されて2446段の石段を
    一歩一歩力強く踏みしめて山頂の本殿に額づかれるようお願い致します。」とありました。


    門を入ると、突然の静寂が身を包んでくれます、、、門の外とは全く違う世界に驚きます。
  • DSCN3371.JPG


  • DSCN3374.JPG


  • しばらく階段を下りると「国宝羽黒山五重塔」が見えてきます。
  • DSCN3385ss.jpg
  • 室町時代建立、昭和41年(1966年)に国宝に指定される。
  • DSCN3405.JPG


  • このあと、本殿まで延々と石段と杉並木が続きます。
  • DSCN3406.JPG

  • 前回来た時は若かったので石段を歩きましたが、今回は上に続く石段を眺めるだけにしました。

    杉並木に宿るパワーを浴びながらゆっくりと歩きたい気持ちもあったのですが、、、なにせ、、



  • gojunotou.jpg
  • 五重塔のご朱印です。














お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.08.12 18:26:44
コメント(2) | コメントを書く
[ドライブ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: