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昨日の続きのようなお話ですが、商店街で友人と歩いていると向こうから自転車で60代くらいのご婦人がやってきました。
彼女から見れば左にお花屋さん、どうも気になるらしい。
それでも止まるでもなくよれよれと進んできます。
私たちは左右によけ真ん中を通れるように道をあけました。
ところがますますよろけて私のほうへ自転車ごとぶつかってきて、顔面へが~ん、痛いと声を上げてしまい右顔面を押さえていると、恐縮して何度も大丈夫ですかと繰り返し言うので、こちらも恥ずかしくなり大丈夫ですと、それでも大丈夫ですかと、なるほどその自転車、電動でしたから衝撃が大きかっただろうと思って心配してくださったようです。
ジーンと痛かったのですがそれほどでもなかったのでその場は別れ、しばらく歩いていたら先ほどのご婦人が自転車で追っかけてきて、先ほどはすみません。スイートピー1本カスミソウつけて、さっきのお花屋さんで買ったらしく、これをどうぞと差し出され、びっくりするやら、どうしたらいいかわからない状態でご辞退したのですが、しつこくどうしてもと言うものでいただいてしまいました。
その方にとっては自転車事故申し訳ないという気持ちが伝わってきて、返ってその後ご自宅まで大丈夫かしらとこちらで心配してしまいました。
人にぶつかっても済みませんの一言も言えない人が多いこのごろ、久しぶりに本当にいい人に出会ったような気がしました。
みかんもおいしそうな近所です
