変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2004/09/28
XML
カテゴリ: キネマ


少女マティ(キム・ダービー)が、金庫番している。父が、仕事に出かけた。ところが、撃たれてしまった。それも、面倒を見てやった雇い人トムにである。
マティは、父の遺体を引き取りに、殺された町に行き、実に鮮やかに後始末の交渉する。少女とは、思えない才覚だ・・・
犯人を逮捕すべく、飲んだくれのコクバーン(ジョン・ウェイン)と交渉して、雇う。

刻バーンは保安官だが、逮捕の時には犯人は遺体となっていることが多い、片眼で大柄で酒好きの男だ。
コクバーンの家族は、中国人のリー、それに怠け者の猫の将軍だ・・・りーとはカード遊びしているが。いつもやられているようだ。
若くて気障なラ・ボーフ(グレン・キャンベル)が、マティに売り込みに来るが、マティはどうも気に入らないようだ。
トムたちに、賞金がかかっているのを目当てに、ボーフとコクバーンが組んだ。そして、3人の追跡が始まるが、足手まといに思った2人は、家出娘だとマティを告げて、舟に乗せなかった。
 しかし、馬に川を渡らせて、追ってくるのである。これを見て、コクバーンは「俺の若い頃とそっくりだ」とつぶやく。


それで、慣れない手で発砲する。1発、2発、当たった。トムは「子供に撃たれた この俺が・・・」とつぶやき倒れる。
 しかし、そのとき、マティは蛇の穴に落ちた。骸骨が一杯の洞窟だ。迫りよる蛇、コクバーンが助けようとロープを下ろす。
だが、蛇にかまれてしまったマティ、ロープの先に馬をくくりつけ、それをボーフが馬を動かしてて引っ張る。マティは、穴から出たが、ボーフが力尽きて死んだ。
 医者に診せなければ、危ないと、1頭の馬に2人乗って、馬を走らせる。
ついに、馬がくたばってしまった。そして、馬車を強奪して、医者の元へ急ぐ・・・

 ラストシーン:回復したマティとコンバーンは、マティが買った土地に立って、
「ここが、パパ、隣がママ・・・そして、私の墓、その隣があなたの墓・・・。」といわれて、照れながら嬉しそうに去っていくコクバーンの姿でThe End

マティ、コクバーン、ボーフと3人の駆け引きが面白い作品だった。
故き良き時代ですねぇ・・・
酒くらって、ちゃんと勤めを果たす・・・いいですな~あ・・
今の時代では受け入れなくなったな~あ・・


日本映画のキネ旬1は「心中天の網島」、主演女優賞は岩下志麻、男優賞は渥美清で「男はつらいよ」が公開された年だ~あ・・
ATG花盛りで大島渚の「少年」「新宿泥棒日記」、また三船の「風林火山」とか、自主上映で「橋のない川」「ベトナム」などの作品が作られた年だな~あ・・
わての青春、真っ盛りの時でした・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005/03/05 11:26:34 AM コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

プロフィール

ゆきのじょーお

ゆきのじょーお

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: