変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2004/12/20
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カテゴリ: キネマ
11/30のTV放映でした・・やっと見ましたなーあ
よく見たら、昭和19年の作品だ・・・ まだ、映画見る余裕あったのかな~あ
日本が降伏するまで、もう1年もありませんがな~あ  
敗戦の前ですがなーあ、だから、貴重なフィルムですな~あ・・

まあ、表現の自由も制限されてるでしょうな~あ
でも、今の時代のTVも同じじゃないかなーあ・・
放送禁止用語とかなんかで、歪曲されたものしか放送されてませんがな~あ
そう、変わりはないんじゃないかな~あ
だって、座頭市という傑作もTVでは見られませんがなーあ・・「どめくら」なんて台詞ばんばんでますからねぇ

まあ、やってることは同じで、歪曲して伝えるから、鬱陶しい限りですわなーあ
だがら、最近はTVドラマは見たことないんですがなーあ・・・

「情報局国民映画」・・そして、松竹のマークが入りました・すは

演出 ................  溝口健二
脚色 ................  川口松太郎
原作 ................  菊池寛

これが、スタッフの主なもの、すごいでしょう・・・

配役    
宮本武蔵   ................  河原崎長十郎
佐々木小次郎 ................  中村翫右衛門
野々宮源一郎 ................  生島喜五郎

と4人の登場人物の紹介だけですわ・・・

上映時間は1時間弱ですな~あ・・・・

別に国威高揚も感じられませんでしたな~あ・・

一乗寺の決闘から、巌流島までですな~あ・・・
「銃後の妻」という事をある程度もちこまねばならなかったのかなーあ。


かなり、ウエイト高かったですな~あ・・ 田中絹代なんですがなーあ

門が武蔵をとりかこんで、果たし状を渡すシーンからはじまりますなーあ・
そして、里では武蔵は観音様を掘っているんですがな~あ・・

その武蔵のところへ、野々宮姉弟が弟子入りを志願するんですわ・・
仇を追う身で、ぜひとも剣の指南をというわけですな~あ
一乗寺で果たし合うから出来んというわけですがな~あ
一条寺の決闘のシーンはシンプルでっせ、そして勝ったという武蔵・・

野々村姉弟がおめでとうというんですわ・・・
「そもそも、仇を討つために、剣を学ぶのまやかし、戦場のせわしときに平常の心が肝要」と諭すですがなーあ・・・ このあたりは戦時中の台詞って感じですねぇ

仇と狙われる方は、佐々木小次郎に助成を頼んだんですわ・・・

野々村姉弟が仇と巡り会うんですが、返り討ちになってしまうんです。「姉のほうは、女は助けてやれ」となーあ、小次郎が言って、武蔵を挑発する言葉を発する。「斬ったのは佐々木小次郎」だとなーあ・・・
武蔵の耳に入れば、一騎打ちということになるとの狙いでしたなーあ

それから、1年経ちまして、肥前小倉での果たし合いとなるわけですなーあ・・
武蔵にはずっと、信夫がついて世話してますわ・・内助の功というんでしょうな~あ

そして、決闘の前に、武蔵は仇の二人に襲われて、斬るるんですがなーあ・・・でも、殺したのではなくて、二度と刀を持てない体にしたんですわ・・
信夫に仇を討ちたければ討てというが、出来れば助けてやれといって、その通りにするんですがなーあ・・

やがて、巌流島の決闘ですが、波打ち際でなく、松林のところで、小次郎を討つんですがな~あ・・
小次郎に、「迷いがある」なんて声かけて、そして、「わしにも迷いがある」となーあ

まあ、台詞のところどこになーあ、その時代のものがなーあ・・
戦争に行く心がけというかな~あ・・そんな風に取れる台詞がな~あ・・・

でも、今の窮屈なTVよりは、のびのびとしてたように感じましたな~あ・・
まあ、貴重な映画ですなーあ・・・

わてにとって、今の放送は不自由ですわ、表面だけ繕って、まずいところは隠してしまうものなーあ・・





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最終更新日  2005/07/05 12:24:55 PM
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