変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2014/05/07
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カテゴリ: TV
このお話は原作の「鬼平犯科帳」にはなく、「にっぽん怪盗伝」のお話でんがな~あ。

町方から、広域盗賊の依頼があった、押し入った先から、千両箱が煙のように持ち去られたという、江戸だけでなく、川越、高崎、小田原と5年の間に同じような手口が3件、そして江戸でも起こった。
密偵の粂八は、これはまぼろし小僧に違いないという、盗賊仲間でも誰も正体は知らないというのだ。

癒やしの同心木村忠吾が登場しますがなあ、押し入られた店を調べに行って、袖をひっかけて、がんどう(強盗)返しを見つけるがな~あ。忠吾のてがらですがなーあ。

この店を普請した大工の伊之松が妻を捨てて、蒸発してしまったのだ・・・
そして、伊之松は、過去の3件の事件でも大工として普請に関わっていたのだ。
女房のおまさは悲嘆に暮れてしまう・・・ そして、忠吾はおまさの長屋に越してきて、伊之松が帰ってくるのをじっと待つのだ。

おまさの首には傷がある、結婚して1年経ってから、夫が仲間と岡場所に言ったのを聞いて、自害しようとしたという、そのときの傷だという.亭主に惚れ抜いているのだ。(ちょいと、わてにはしらっとするはなしですがなーあ)それ、亭主は役者みたいな男ですからねぇ.林与一ですものなーあ。西岡徳馬(吉右衛門版で同じ役)なら、そう思いませんけどな~あ。
そして、伊之松は過去にも同じように女房をもらっていた、その3人の末路は悲哀だという。



伊之松は名古屋にいた、仁吉がつなぎに来て、素面を受け取り来た、そのときに犯し損ねた女の話をして、首の傷と名前からおまさと知り、その場で仁吉をさして、江戸に向かったのだ。
そして、親分の利兵衛までも、手にかけるのだったーあ。

おまさは何も知らず、今の通小町の優雅な生活にふけっているのだ。
とかく、女というもの、今があるだけと・・・愚痴りがはいりまんがなーあ。

監督:小野田嘉幹
脚本:野上龍雄

長谷川平蔵:松本幸四郎
同心 酒井:竜崎 勝
同心 木村:古今亭志ん朝
小房の粂八:牟田悌三
伊之松  ;林与一

中屋利兵衛:田島義文
に吉   :松山照夫

まさに、林与一にうってつけの作品ですがな~あ、女の方が、もうちょっと色っぽい方が良かったかな~あ。

に吉を演じる役者さんな~あ、悪役で結構印象に残っているんで、調べてみたがなあ・・・
いろんな作品で出てますな~あ、印象に残る役者はんですがなーあ。デビュー作が今井正監督の「真昼の暗黒」だって、その年のキネ旬ベスト1の作品じゃがな~あ






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最終更新日  2014/05/10 02:08:49 PM
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