年中夢求!!『ダントツ夢創り』の道

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ダントツ2007

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あかまっちゃん2004@ Re:経営者150人が集った大運動会、感動の優勝!(09/16) 素晴らしい!! 優勝、おめでとうございま…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に反日メ…
ダントツ2007 @ Re[1]:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) 小野英紀さんへ コメントありがとうござい…
小野英紀@ Re:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) ご無沙汰しております。 長い間執筆お疲れ…
OB 和ちゃん@ Re:社員からのあたたかい言葉(06/16) お久しぶりです。 社員とのコミュニケーシ…

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2025年06月03日
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カテゴリ: 経営
情報を「正しく伝える」ということは、実はとても難しいことです。

なぜなら、伝える側と受け取る側とでは、それぞれに持っている前提知識や経験、立場、感情、さらにはそのときの体調や気分まで異なるからです。

たとえば、同じ内容の話をしても、相手がその背景を知らなければ伝わらないことがあります。

逆に、聞く側が思い込みや誤解を持っていれば、まったく別の意味に受け取られてしまうこともあります。

このように、伝えること=伝わることではないというのが、現実です。

だからこそ、企業や組織の中では、「情報共有の精度をいかに高めるか」が非常に重要になります。

そのための手段として、『社内用語や言い回しを統一する』、『日頃から活発にコミュニケーションを取る』、『朝礼やミーティングなどで情報をこまめに共有する』といった対策はとても有効です。

これらの積み重ねによって、少しずつ伝達の誤差が減っていくはずです。

しかし、こうした“仕組み”や“制度”を整えるだけでは、どうしても限界があります。



そのために何より大切なのが、心理的安全性の高い職場環境をつくることです。

心理的安全性とは、簡単にいえば「ここで何を言っても大丈夫」「自分の意見を素直に言える」「間違っても責められない」と安心して感じられる状態のことです。

この空気があるだけで、人は本音を話し、遠慮なく確認し合い、ミスを恐れず発言できるようになります。

たとえば、ある社員が「この説明、少し分かりづらいかもしれませんね」と率直に言えること。

あるいは「さっきの指示、もう一度確認させてもらってもいいですか?」と気軽に聞き返せること。

こうしたやり取りが、誤解や行き違いを防ぎ、情報の伝達精度を何倍にも高めてくれるのです。

逆に、「こんなことを聞いたら怒られるかも」「間違っていたら恥ずかしい」と感じるような職場では、言葉のキャッチボールがうまくいきません。

誰もが表面だけを取り繕うようになり、本当の課題や本音が見えなくなってしまいます。

つまり、情報の伝達力を高める最大のカギは、人間関係の質を高めることにあるのです。

だからこそ私たちは、制度やツールに頼るだけでなく、「安心して話せる」「信頼して任せられる」関係性づくりを何より大切にしたいと考えています。

情報の質は、組織の質に直結します。



これからも、社員一人ひとりが安心して自分の考えを言葉にできる、そんな組織を目指して、私たちは、“伝える力”ではなく、“伝わる環境づくり”を大切にしていきたいと思います。





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Last updated  2025年06月03日 19時57分34秒
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